6月のノルウェーおばさん一人旅7　ベルゲン③ソグネフィヨルド観光へ

2018/06/04 - 2018/06/13

ベルゲンから日帰りでソグネフィヨルド観光に向かいました。鉄道でベルゲンからミュールダールへ向かいますが途中から雲が垂れ込めてミュールダール駅は雲の中。その後フロム鉄道に乗り換えてフロムへ向かいましたが、途中から雨は上がり少し日も差してきました。フロムからはフェリーに乗ってクドヴァンゲンへ向かい、クドヴァンゲンからはバスでヴォスまでいきベルゲン行きの鉄道に再び乗って帰りました。天気が悪かったので鉄道の車窓を楽しむことはできず、フィヨルドクルーズはツァー客が多く最もポピュラーだと思いますが、ヨーロッパでもっとも長く深いソグネフィヨルドの良さを感じるにはこんな短い時間では難しいと感じました。もし、もう一度行くことができるのならもっと時間をかけて滞在してゆっくり楽しみたいと思います。
これで今回のノルウェーの旅は終了。ベルゲン空港からストックホルム経由ヘルシンキ経由のフライトで帰国の途に就きました。
北欧は物価が高くゆっくり滞在することは贅沢に感じますが、歴史も文化も自然も楽しめる国で経済的にも豊かで勢いがあると感じまた来たい国と思いました。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝駅に向かうと小雨でした。

列車は8:43発ですが8時前に来てみると既に行列がありました。

8時過ぎにはかなり長い列になってます。

ベルゲン駅 駅

8：43発の列車でまずはヴォス駅に停まります。ここでかなりの乗客が降りていきました。あとで時刻表をチェックしたらここから私の回ったのと反対周りをするとベルゲン到着が早いし、そのままオスロに向かうこともできるようでした。

ヴォス駅 駅

ヴォスを過ぎていくと車窓風景に滝のようになって流れる川が見られました。

だんだんと高度が上がってくると山は雲の中に。雨は上がってましたが。

雪渓が見られる高度になってくると雲が垂れ込めてます。

ミュールダールの駅に到着すると周りは霧というか雲の中でした。

ミュルダール駅 駅

フロム鉄道に乗り換えますが、ツァー客のための指定車両が多く、個人客は後ろの方の車両を指示されました。

車両の中はこんな具合です。各車両にはモニターがついています。ツアー客の車両はほぼぎっしり座ってましたが、私の乗った車両はガラガラで、4人掛けのボックスを一人で座る状態で乗る前にどちら側に座ったら景色が良いかと考えたのが無駄になるぐらいでした。

外は霧で全く見えないけど天気が良いとこんな景色とモニターに出ています。

車窓風景はこんな具合。

途中滝を見るために停車します。

滝も上の方が見えません。

ショース滝 滝・河川・湖

後ろの方はトンネルの中。

トンネルの中からプラットフォームがある感じです。記念撮影が終わったら発車です。

その後も雨は降らないまでも雲が多い状態は変わらない景色でした。

正直言うとそれほどの絶景でもない。日本の山が続く車窓風景を見慣れていると普通の風景でした。

ところどころ滝が見える中を道路と並走して走っていきます。

だいぶ下がって町が見えるようになりました。

フロムの街にやってきました。

駅に到着。港に近くすぐに船が見えました。

ビジターセンターに行ってこの先のフェリーの発着場所を確認しました。中には土産物屋が多いです。

フロム港 その他の交通機関

鉄道駅の横にあった博物館に行ってみます。

フロム鉄道博物館 博物館・美術館・ギャラリー

一番手前はミュージアムショップ。その先が鉄道博物館になってます。

建設の苦労をジオラマと古い写真を使って展示してました。

険しいこの地の鉄道建設が大変だったとわかります。

使われていた車両などの展示もあります。

鉄道駅近くのジオラマ。

港には大小さまざまな船がとまっていてこの人たちは小さなボートで行くアクティビティに参加している人たち。

お昼を食べたりしているうちに出港の時間が来て一番上のデッキの席に座りました。
もう少し時間があればこのフロムを歩くコースもあったのですが、この駆け足観光ではそんなことできません。数日滞在して歩くのが良いように思いました。
デッキの上はたくさんのお客であふれてます。

カモメが餌をまくとそれをキャッチするので船の周りを飛びます。
ニュージーランドのフィヨルドではアシカなどを見かけましたが、ここでは他の動物は見かけませんでした。

だんだんと奥に進みます。

カヌーに乗っている人がいました。
水面近くからの景色はきっと違うでしょう。

別の船とすれ違い。

少し天気も良くなってきました。この間行ったウルネスへもこのフィヨルドは続いています。今回のフェリーはソグネフィヨルドのほんのすこしの部分しか移動していません。

急峻な壁のようになっているところ。水の中はどうなっているのか。

クドヴァンゲンの港が近づいたので下に降りて出口近くで待ちます。

船を降りてこれからバスです。

沢山のツァーバスが待ってました。

行き先が書いてあるのが私が乗るバス。事前にチケットを持っている人が乗ることができるのですが、空きがあればここで運賃を払って乗ることもできるようで3人ほどがチケット購入し乗ってきましたした。ただカード払いできないバスだったので別のバスに行ってチケットを購入したようです。ノルウェーは現金払いしかできないことが少ないので現金を持っていない人もいるようです。

グドヴァンゲン港 その他の交通機関

バスは最初は太い道を走っていました。

途中からトンネルを抜けた後狭い道を上ってスタルハイム渓谷を見下ろす道を上っていきます。バスはすれ違えないほどの道です。

バスの運転手さんは慣れているのでところどころ景色の良いところで停まってくれますが、バスの外に出ることはできません。

滝が見えました。

先程見えた滝にこれだけ近くまで寄ってきました。

渓谷の景色も良いです。この辺りにはホテルもあるのでここで下車して一日景色を楽しむのも良いのですが予約をとるのは大変そうです。

ヴォスの駅にもどってきました。バスターミナルから駅は少し歩きます。途中工事中でしたので完成したら行きやすくなるのかも。

駅まで工事中の横を歩いていきます。

ヴォス駅 駅

時間があったので駅の前の道路を渡って前の建物の上に上ることができました。前に見える白い建物が駅。建物の屋上からは景色が良かったです。ヴォスはベルゲンから鉄道で来れるので博物館など行ってみたかったけど今回は時間もなく、この日は博物館の休館日だったので諦めました。

ベルゲンの駅に戻ってきました。今日は一日乗り物に乗って過ごしました。天気が良くはなかったけど途中から回復してきて降られずに済んだので良しとします。

ベルゲン駅 駅

翌日朝からバスターミナルに行ってバスで空港へ。空港への道はトンネルが多い。25分ぐらいで到着。空港の中から見る壁にはベルゲン？とあります。来た時には気が付きませんでしたが。

ベルゲン フレースランド国際空港 (BGO) 空港

ベルゲン空港は小さな空港でチェックインカウンターも少ないので少し待ってカウンターがオープンしてからチェックイン。中に入るとラウンジもなかったですが、免税店の入り口にスーパーのようなところがありわずかに残った現金を使うことができました。

空港のトイレマーク。わかりやすい。北欧デザインの力を感じます。
今回の旅は6月の北欧をのんびり回るという目的が達成でき来る前には心配でしたがまた来たいと思う旅になりました。
帰りはストックホルム経由でヘルシンキまで行きヘルシンキから関空まで。
次回はスェーデンにも降り立ってみたいと思ってます。