西地中海クルーズ（４）・・イタリア最大の港湾都市、ジェノヴァを訪ねます。

2018/05/27 - 2018/05/27

　ジェノヴァは、中世最大の海洋国家（ジェノヴァ共和国）として繁栄し、現在もイタリア最大の貿易港です。MSCファンタジア号から眺めるジェノヴァ港の風景は格別で、石油などの貯蔵施設、造船所、コンテナターミナル、フェリーやクルーズ船用の旅客ターミナル、多数のマリーナなどの施設を備え、港の向こうに旧市街地が広がっていました。

　旧市街地を歩くと、中世にタイムスリップしたような感覚が味わえます。ガルバルディ通りには、16世紀に建てられた貴族の邸宅群、ドーリア・トゥルシ宮殿、赤の宮殿、白の宮殿などが並んでいます。フェラーリ広場はかっての官庁街で、ドゥカーレ宮殿、ボルサ宮、カルロ・フェリーチェ劇場などが囲む、町の中心広場です。

「ロッリの邸宅群」は、ユネスコの世界遺産に登録されています。

エリア ジェノバ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

「ジェノヴァ港」に入港して来ました。
中世最大の海洋国家として繁栄、現在もイタリア最大の貿易港です。

フェリー埠頭です。
国内はサルデーニャ・シチリアなど、海外はコルシカ・バルセロナ・ヴァレッタ・モロッコ・チュニジアなどを結んでいます。

コンテナ埠頭と右端がジェノヴァ灯台です。

クルーズ埠頭から旧市街地方向を見ています。
港には消防艇や大型ヨットが並んでいます。

ジェノヴァの観光地図です。
グーグルアースを使い作成しました。

今日の半日観光は、まずバスで坂道を上り、ジェノヴァ展望台に向かいます。

ニセアカシアの並木です。

ジェノヴァ市街を一望できる展望台、「スピアナータ・カステッレット」です。

上の道路からも出入り出来る家が結構あります。

屋上が庭園になっています。

ジェノヴァ港のクルーズ埠頭、フェリー埠頭、ジェノヴァ灯台が見えます。

停泊中のMSCファンタジア号です。

ジェノヴァ灯台「ランテルナ」です。
現在使われている灯台としては世界で最古（1128年建造）のもので、レンガで造られた灯台の中では世界で一番高く（高さ76m）、ジェノヴァのランドマークです。

手前が貴族の邸宅群（画面下に白と赤の宮殿）で、中央左側にかっての官庁街フェラーリ広場があります。

教会の尖塔が並んで見えます、中央奥の縞模様の尖塔が「サンロレンツォ教会（ドゥオーモ）」です。

ガリバルディ通りの貴族の邸宅群です。

この家の屋根の上には、通路と出入口があります。

「ガリバルディ通り」を観光です。
16世紀に建てられた貴族のパラッツィ（邸宅）が立ち並び、かっては「黄金の路」と呼ばれていました。

フレスコ画が描かれた貴族の邸宅です。

邸宅の内部にもフレスコ画が描かれています。

浮彫りが施された貴族の邸宅です。

邸宅の内部にも浮彫りが施されています。

「ドーリア・トゥルシ宮殿」です。
現在はジェノヴァ市の市庁舎です。

ジェノヴァ出身のバイオリニスト、ニコロ・パガニーニ愛用のバイオリンが保管されています。

市庁舎の中庭と回廊です。

ちょうど結婚式が行われていました。

赤の宮殿（左側の建物）とトゥルシ宮殿・白の宮殿（右側の建物）が、世界遺産「ロッリの邸宅群」のハイライトです。

「赤の宮殿（ブリニョーレ・サーレ宮殿）」です。
現在は市立美術館です。

フランドル派の絵画やフレスコ画を見ることができます。
屋上からはジェノヴァの街が360度見渡せます。

「白の宮殿（グルマルディ宮殿）」です。
現在は市立美術館です。

ジェノヴァ派の絵画や２階の中庭が見どころで、２階の中庭からドーリア・トゥルシ宮殿に繋がっています。

赤の宮殿、白の宮殿、トゥルシ宮殿の３館共通チケットは９ユーロで購入できます。

正面の白い家は総大理石とか。

街路中が「パラソルのディスプレイ」で装飾されていました。
赤、オレンジ、ピンク、黄、緑、青、白・・綺麗です。

「フェラーリ広場」に到着です。

「ガリバルディ騎馬像」です。
ジュゼッペ・ガルバルディはイタリア統一運動の指導者です。

「カルロ・フェリーチェ劇場」です。
ジェノヴァを代表するオペラ劇場です。

左の建物が「ボルサ宮」です。
ジェノヴァ証券取引所でした。

「リグリーア州庁舎」です。
旧イタリア航空宮殿です。

フェラーリ広場の大噴水と「ドゥカーレ宮殿（ジェノヴァ共和国総督公邸）」です。
今日はマラソン大会がありました。

立派なアーケードを通ってコロンブスの家へ向かいます。
途中若い美人の２人組スリに遭遇、腰のショルダーに手を入れたところを、手をつかみ注意、事なきをえました。

「コロンブスの家」です。
クリストファー・コロンブスが少年時代を過ごした家を、18世紀に復元したものです。

「サンタンドレア修道院の中庭の回廊跡」です。

「ソプラーナ門」です。
14世紀に建造された旧市街地の入口の門でした。

雑誌を売る売店です。

カフェテラスです。

ウインドーには美味しそうなケーキが並んでいます。