夏のヨーロッパ家族旅行③（ハイデルベルク，ローテンブルク）

2011/08/04 - 2011/08/17

旅行６日目は、ロンドンからフランクフルトに移動しました。
そして、７日目からいよいよ、ハイデルベルク，ローテンブルクへ旅立ちます。

多くの荷物を持ってドイツ国内を移動するのは大変なので、今回は旅行会社さんのツアーに参加することにしました。
もう久しくツアーに参加したことがないので、ご迷惑をかけないように少し緊張しました。

エリア ロマンチック街道周辺(ドイツ)

ロンドン11時45分発のLH905便で、フランクフルトに14時15分に到着しました。
今回のホテルは、ツアーの集合場所になっていたインターコンチネンタル・フランクフルトです。ロンドンでのスケジュールが少しハードだったことと、明日からのツアーで他の参加者さんにご迷惑をおかけしないようにする為に、ホテル内で夕食をとり、早めに休みました。

久しぶりに日本人ガイドのいるツアーバスに乗ると、リラックスしてしまい、あっという間にハイデルベルクに着きました。

丘の上にあるハイデルベルク城へ観光に行きます。ハイデルベルク城は13世紀前半に建設が始まり、1689年にルイ14世のフランス軍によって破壊され、1693年に一部が修復されたそうです。

丘の上にはケーブルカーで登ります。

ケーブルカーは近代的な車両でした。

ケーブルカーの駅から少し歩くと、堀の向こうに城門塔が見えます。

城門塔の上に時計があります。

さあ、城門塔をくぐって、中に入りましょう。

ノックに使うリングですが、伝説では「悪魔の噛み跡」があるそうです。

門の上には、侵入者を防ぐ為の昇降する仕掛けがあります。
落ちてきそうでなんとなく怖いので、足早にくぐり抜けました。

エリ－ザベト門です。フリードリヒ５世が妻エリザベス・スチュアートのために作ったものです。

広い中庭の向こう正面にフリードリヒ館、右側にオットハインリヒ館が見えます。

フリードリヒ館の横を降りて行くと、ワイン貯蔵用の大樽があります。これは４代目の樽で22万リットルの容量があるとのことです。

フリードリヒ館の外側にあるアルタン（テラス）にでます。
ハイデルベルクの旧市内が綺麗に見えます。

少し拡大してみました。塔のある黒屋根と茶色い壁の建物がプロテスタント教会です。その右隣が市庁舎です。

ハイデルベルク大学の学生牢です。

お食事をしたレストランです。この後、ローテンブルクへ向かいます。

ハイデルベルクでの昼食の後、バスでゆっくりすると、あっという間に、ローテンブルクに到着しました。町の中心マルクト広場の西側にある市庁舎です。

こちらは、マルクト広場の北側にある市議宴会館です。切妻の壁面には仕掛け時計があります。この仕掛け時計は、三十年戦争の時侵攻して来たティリー将軍とヌッシュ市長がワインの飲み比べをしたエピソードにちなんでいます。

ちょうど、正時になったので、時計両端の窓が開きます。
ティリー将軍とヌッシュ市長が現れます。

ジョッキを手にした市長がワインを飲みはじめます。

見事市長は3.25リットルのワインを飲み干し、将軍は約束通り処刑をやめ、ローデンブルクの町は助かったそうです。

仕掛け時計のある建物の裏側奥には、聖ヤコブ教会があります。
中へ入ってみましょう。

12使徒の祭壇です。高いステンドガラスが綺麗ですね。

13世紀に建立された聖血の祭壇です。中央部は最後の晩餐の場面になっています。

ローテンブルクの市内を散歩しました。かわいいお店が並んでいます。

マルクト広場広場に戻ってきました。

今夜は、ここアイゼンフートに泊まります。
おやすみなさい。