2018初夏・札幌ポイント消費の旅（パート２：ライラックとお蕎麦に癒されながらの月初め…）

2018/06/01 - 2018/06/01

2018年も6月となりました。今回の訪問、本当は一つの目的があって、札幌市民の憩いの山、観光客の方にも札幌の景勝地としてそれなりの知名度がある藻岩山が、山の高さ（５３１ｍ）に因んで、毎年5月31日深夜～6月1日未明にかけて、山開きと称したナイトハイクを実施しています。札幌在住時は、何度もナイトハイクで登って、御来光を眺めていたものですが、それを久しぶりに体験したくなったのです。

しかし、前日は雨模様、この日の未明は雨は止む模様でしたが、どうも雲に遮られて御来光が無理っぽかった上、前旅行記で紹介させて頂いた通り、もんじゃ焼やお好み焼を食べ過ぎて、お腹の調子もすぐれないので、今年は諦めてしまうことにしました。

結局いつもの安宿には9時過ぎまで滞在し、お腹を休ませたので、大分体調は良くなりましたが、まだ食欲が沸かないので、この日の午後に予約してある２軒目のお店のお食事に向けて、お腹を空かせるために、大通公園を散歩することにしました。

6月1日の昼下がり、前日までの雨はすっかりと上がって、6月らしい爽やかな青空に恵まれて、テンションも上がります。そしてこの時期の大通公園には、沢山の花が咲き乱れて、とても美しい季節なので、個人的には一年で一番好きな大通公園が満喫できる時期でもあります。

5月下旬にはライラックまつりが開催される通り、中でもこの時期の一押しはライラック（リラ）ですね。最近はこの祭りの時期に、またしょーもないラーメンの祭りみたいなのを始めてしまったのが残念ですが、やはり爽やかな青空の下、まさに”後の祭り”状況の中で、最近では一年を通してあまり落ち着ける時期のない大通公園のオアシス的な時間を堪能していると、一気にお腹も空いてきました。

という訳で、前日と同じく予約時刻よりも1時間近く早めに来店して、美味しいお蕎麦を頂いたまで、が本旅行記の内容となります。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェックアウトの朝、外人さんと目が合います。
こりゃ、何か筋金入りの旅人っぽいな…。

向こうもこちらに”旅人臭”を感じ取ったらしく、少し話をしてみると、ドイツから来ていたようで、日本に来るまでは南米を旅していたそうな…。カプセルホテルが初体験ということで、凄く喜んでいました。

遅い到着だったようで、風呂には入っていなかった様子、上に日本式の大浴場があるってことを教えてあげると、ものすごくテンションが上がっていましたが、入り方がよくわからない、というので、一応、大浴場まで付いて行って、きちんと洗い場で体を洗ってから浴槽には入ってね、浴槽の栓は抜いちゃだめだよ、的な説明だけして、バイバイ。今夜飲みに行かんか、と誘われましたが、野球を観なければならないので、丁重にお断りしつつ…。ま、メアドだけ連絡しておいたので、そのうち何か言ってくるかもね。

カプセル・イン札幌 宿・ホテル

で、チェックアウト。

元ファイターズのO氏のサイン付きレプユニが誇らしげに飾られていますが、正直、この宿にはあまり似つかわしくない気が…(^^;)。

本当はいつも朝に、コーヒーを頂いていくのですが、お腹がまだ完全回復していないので、ちょっと本日は遠慮しておきましょう…。

てことで、最近のこの安宿の名物でもある朝食券ですが、す○家でご飯ものを食べる気にも、○スタードーナツでドーナツ＋コーヒー、という気にもならないので、コスパ的には一番悪いけど、メニューの制約なく金券（200円分）として使えるマクドをチョイス。

私の札幌在住時には、”スキマ”（すすきのマクドナルドの略）と呼ばれて、待ち合わせ場所の定番スポットの一つでしたが、今はこの言葉は死語なんでしょうか？

もっと思い出話をすると、かつて（90年代頃）は、この店で男一人で夜間に利用していると、お水系のお姉さんが色々と誘ってくる、みたいなこともありましたね。流石に今は、規制が厳しいので、そういうことをする人は見かけなくなりましたが、あれはあれで昭和の名残の風情だったと言えるかもね…。

という訳で、食欲がないので、200円金券に20円追加してMサイズの普通のメロンファンタとかを飲んで、しばらくPCをいじって過ごします。

数年前までは、電源使用に面倒臭さを感じる店舗でしたが、今はすっかりと改善されましたね。

結局、”スキマ”では2時間以上過ごした後、午後になってから大通公園へ。

大通公園名物のとうきびワゴンも、随分とデザインが変わりましたねぇ～。

とうきびワゴン グルメ・レストラン

青空にライラック。

うーん、この時期の北海道らしい風景ですね！

大通公園 公園・植物園

一言にライラックといっても、大通公園内では色々な色やボリュームの木々を楽しめるのが良いですね。

まだ小さい子（？）には、負けずに頑張れよ、ってエールを送りたくなります。

ただ、正確に言うと、年にも依るかとは思いますが、6月上旬はちょっと見頃が過ぎた時期、とも言えるわけで、微妙に茶色く枯れた部位が混じっていたりするのも、これはこれで味わいがあります。

それにしても、同じ木によくもまあ、こんなにモコモコと花咲かせるもんだよなぁ～。隣の房を見て、お互いに切磋琢磨、なんてしてるのかな(^^;)？

ライラックまつりの撤去作業も、大分大詰めを迎えているようですね。

お寝んね状態のテントなどを見ながら、”札幌のオベリスク”をバックに眺めるライラック。

聖恩碑 名所・史跡

トイレの消臭（？）にもライラック。

でも正直、ここのライラックさんはちょっと可哀そうに感じる…。

動物と違って動けないのが大変ですよねぇ～。

”ラーメン祭り”会場の撤去も進んでいました。

まだまだ沢山のライラックを眺めながら…。

お天気の中の快適なお散歩を続ける中で…。

大分、お腹の調子も良くなってきました。
やっぱり、人間の体は動くと良くなるようになっているんでしょうね。

私を癒してくれたライラックさん達、今日は本当に有難う！！！

という訳で、最後にトルコかどっかの世界遺産っぽいのに似た（大分違うか…）光景を眺めながら、一旦大通公園を離れ…。

本日夜の野球チケットを購入しました。

この日は”バリュー”設定日なので、内野自由席が1600円で観られる、というのが良かった！

すっかりと食欲も出てきましたので、予約時刻より1時間近く早めに、本日のポイント消費店へと向かいます。

お店は地下にあるようですが…。

なんだか、寂しげな階段だな…、大丈夫かな…(・_・;)。

こんな掲示もあるぞ！

うーん、怪しい…。

で、無事お店に到着です。

蕎麦切り くろ グルメ・レストラン

店内の様子。
2018年1月にオープンしたばかりのお店のようです。

感じの良いスタッフの方の対応に、まずは心地よい気分になりました。

お腹は空いてきましたが、まだ完全ではない”病み上がり”なので、ご飯ものは止めておきましょう。

単品のお蕎麦でプラス200円で大盛になる、とのことでしたので、消化の良さそうな830円のとろろそばを大盛にして、差額30円の支払い、ということで決めました。

こんな月替わりのおすすめ蕎麦メニューも設定されているようですね。

尚、本日はクーポン特典で、こちらも無料で付けて頂きました。

通常で支払うと150円するそうなので、クーポン分と合わせて、1150円分がタダになった計算となりますね(;^ω^)！

因みに、本日頂くお蕎麦の産地はこちら。

おおっ、あのかつては札沼線が通じていた、留萌本線沿線、小型SLのクラウス15号や、夜高あんどん祭りでもお馴染みの沼田町産のようです。

お店の方に尋ねると、産地は定期的に変わっているとのことでしたので、もしお店に行かれることがあれば、その時々の産地を確認されてみるのも一興でしょうね。

因みにこちらは、”居酒屋”感覚でも立ち寄れるお店のようで、店奥の一角には日本酒の一升瓶も各種並んでいました。

おつまみメニューのラインナップに関してはこんな感じです。

最初にやってきた、サービスのかしわ天はこんな感じ。
アツアツで塩を付けて頂きましたが、とても美味しかったです。

そして、メインのとろろそばはこちら。

お味は？

勿論、”うんみゃい！”

お蕎麦ですので、あっという間に完食。最後に蕎麦湯をすすって約30分での退店、ということになりました。

最初1030円、と言われましたが、ポイントを1000円分使ってますと告げると、すぐに対応して下さり、結局10円玉３つ渡しただけでお店を出ます( ´∀｀ )。

因みにこのお店は、単品メニューでもランチ時間帯とディナー時間帯では価格が異なるようですので、来店時間には注意が必要かもしれませんね…。

最近は北海道でも店舗を見かけるようになった某チェーンステーキ屋さんの前にもライラック。

肉臭に耐えるライラックさんも大変そう…(~_~;)。

そういや、テレビ塔側のライラックを見ていなかったな、と、もう一度大通公園へ。

でもこの界隈には、テレビ塔とコラボで撮れそうなアングルに、なかなかボリュームのあるライラックが見当たらない…。

なので、このめんこいライラックさんでどうかご容赦を…。

それにしても、抜けるような青空ですねぇ～。

さっぽろテレビ塔 名所・史跡

最後に、大通公園でどれだけ”被曝”しているかも確認しておきましょうね。

大通公園でも0.1uSv/hを越えたことがあったんですね。

まあ、北海道ではまだまだそれ程”改竄”は進んでいないでしょうから、それなりに信じても良いのかなと思います。

という訳で、前日の腹痛からライラックとお蕎麦に癒された昼下がりの様子に関する本旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。もしお時間がございましたら、また続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。