2018年GW　アラ還夫婦の個人旅行ナポリ編 移動 国立考古学博物館 サンタルチア

2018/04/28 - 2018/05/05

2018年のGWは念願のポンペイ遺跡と17年ぶりのリベンジ カプリ島の青の洞窟を目指してナポリに行きました。他にカポディモンテ美術館、国立考古学博物館を見学、スカッパナポリでは古い教会を見て回りました。帰路には今まで行けなかったピサの斜塔にいきました。不覚にもカポディモンテ美術館から市内へ戻る満員バスのなかでスリにあい財布をスラれてしまいましたが、被害は少額でした。それ以外は危ないことはなく楽しい旅行でした。

■2018.04.28　
SQ633 羽田 17:05 - ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ　23:05
■2018.04.29
SQ366 ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ　01:30 - ﾛｰﾏ 08:05
ﾚｵﾅﾙﾄﾞｴｸｽﾌﾟﾚｽ　ﾛｰﾏ空港 - ﾛｰﾏ中央駅
ｲﾀﾛ　ﾛｰﾏ中央駅 10:35 - ﾅﾎﾟﾘ中央駅 11:45
国立考古学博物館
サンタルチア
□2018.04.30
ﾎﾟﾝﾍﾟｲ遺跡　
□2018.05.01
ｶﾎﾟﾃﾞｨﾓﾝﾃ美術館
ｽｶｯﾊﾟﾅﾎﾟﾘ
ﾎﾟｼﾞﾘﾎﾟの丘
□2018.05.02
ｶﾌﾟﾘ島　青の洞窟
ｳﾞｫﾒﾛの丘
□2018.05.03
ﾌｨﾚｯﾁｬﾛｯｻ　ﾅﾎﾟﾘ中央駅 09:00 - ﾌｨﾚﾝﾁｪSMN駅 10:30
ﾌﾚﾝﾁｪSMN駅 11:00 - ﾋﾟｻ中央駅 11:48
ﾋﾟｻの斜塔
ﾋﾟｻ中央駅 15:55 - ﾌｨﾚﾝﾁｪSMN駅 17:07
ﾌﾚﾝﾁｪSMN駅17:55 - ﾛｰﾏ中央駅 18:55
□2018.05.04
ﾚｵﾅﾙﾄﾞｴｸｽﾌﾟﾚｽ ﾛｰﾏ中央駅 09:00 - ﾛｰﾏ空港 09:30
SQ365 ﾛｰﾏ 12:00 - ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ 06:00(5/5)
□2018.05.05
SQ ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ 09:25 - 成田 17:05

HOTEL:
ﾅﾎﾟﾘ La Ciliegina Lifestyle Hotel
ﾛｰﾏ　UNA Hotel Roma

ナポリは直行便がなく、どこかでトランジットが必要です。長距離なのでフルフラットで寝ていけるビジネスクラスで行こうと決めてフライトを探すと時間はかかるが比較的安いシンガポール航空を見つけこれに決定。ローマ行きの便なので、ローマからナポリまでは電車でいきました。昼にはナポリに入れましたので、ホテルにチェックイン後ポンペイ遺跡から出土した遺物を見に国立考古学博物館へ行きました。夕方サンタルチアの海岸を歩いてみましたが、観光客で一杯でした。夕食はホテルフロントにピザの店を聞いて行きました。最初は有名店のブレンディにいきましたが夜の開店は20:30からとのことだったので、つぎの候補の店にはいりました。入口にある石窯でピザを焼いている店でおいしいマルガリータでした。

エリア ナポリ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

イタリアに行くには珍しいと思われるシンガポール航空を利用。

CAの制服サロンケバヤもいいですね。シンガポールからローマは深夜の移動なので寝ていけます。

新鋭機のエアバスA350-900。もっと新しいA350-1000がすでの関西空港に乗り入れていますが・・。

SQおきまりのサテーから。

ビジネスクラスにした理由のもう一つの理由は、和食選択でだされる「花恋歴」。

京都・菊乃井　村田吉弘シェフによる特別創作料理です。

デザートは八朔のゼリー。

まずはシンガポールでトランジット。

シンガポールからローマの移動が夜行便でしたが、せっかくなので「ブック・ザ・クック」メニューの中から事前に「ロブスター」を選択していただきました。

シンガポール経由のロングフライトを終え、もうすぐローマ／フェウミチーノ空港です。

フェウミチーノ空港からローマ／テルミニ駅までは運賃は少し高いですが、時間と利便性をとりレオナルドエクスプレスで移動(30分 14ﾕｰﾛ)。チケットは自販機で簡単に買えます。

ローマテルミニ Roma Termini駅。

ローマテルミニ駅からナポリ中央駅までは2012年から運行開始の高速列車「イタロ Italo」。フェラーリのモンテゼーモロ会長が出資するだけあってかっこいいでしょ。
予約はイタロのwebからしました（70分 28.9ﾕｰﾛ)。メールに添付されたpdfファイルのコピーを持っていくだけです。

クラスは4種類(Smart, Comfort, Prima, Club Exective)あります。荷物も多いのでPrimaにしました。

Primaは軽食と飲み物がでます。コップにはItaloの文字が。

ナポリ中央駅の切符売り場前のキオスク（新聞売り場）でアルテカード（カンパニア地方３日間 32ﾕｰﾛ)を購入。なぜか切符売り場では売っておらず、インフィメーションできいたら新聞売り場に行け、とのこと。
ホテルのあるプレシピート広場へ地下鉄で移動。チェックイン後、国立考古学博物館 museo archeologico nazionale di napoli(アルテカードで入場 一般12ﾕｰﾛ)へ向かいます。写真は国立考古学博物館正面です。入口に日本語のパンフレットがありますが、あまり詳しく記載されていません。４時間くらいかけて見学しました。

アリテミーデ Artemide Efesia　古代ギリシャの一大聖地エフソク聖堂にあった多産と養育の女神像の再現。胸の突起は最近はおっぱいではないといわれているらしい。じゃあ、なんなんだろう。

ファルネーゼのヘラクレス Ercole Farnese　ローマ／カラカラ浴場からの出土。
紀元前４世紀リシッポ作。

後ろ姿も凛々しい。

臀部美のアフロディテ。まっことおしりが美しい。

ファルネーゼの雄牛 TorreFarnese
母の恨みを晴らそうと二人の兄弟が雄牛を使って拷問している場面とのこと。
そのようには見えませんでしたが・・。

暴君誅殺者　Tirannicidi
暴君ヒッパルコスを殺害した若者像。

森の神パンとヤギ（秘密の小部屋）

カプアのヴィーナス Afrodite di Capua
オリジナルは紀元前４世紀のブロンズ製。

槍兵　Doriforo

ここからはポンペイ遺跡出土のモザイク。
これは教科書でおなじみ アレクサンドロ大王の戦い　Battaglia di Alessandro Magno

アレキサンダー大王の唯一残された顔。

メメント・モリ　Memento mori
生と死は誰にも平等に訪れる。

このころは肖像画もモザイク。

玄関の床にあった「犬に注意」のモザイク。

サッファーの肖像 Medaglione con busto ritratto
どことなく高貴な雰囲気が漂う女性。

ネオと妻の肖像 Teremtius Neo e la Moglie
夫は司法職の証書を持ち、妻は天秤と黒板を持つ。

貴族の屋敷の壁を飾ったフレスコ画

フローラ
古代ギリシャの模写で、スタヴィアのアリアンテ邸から出土。

踊るファウヌス　Fauno
ポンペイ貴族ファウヌスの庭にあったもののオリジナル。

走者の彫像。スポーツが盛んだった？。

エジプトコレクション
エジプト文化の展示もイタリアで屈指です。

カノープス壺

青いガラス壺 Vaso in Vetro Blu

ヌｵーヴォー城です。開館時間が終了していて外観だけ見学です。

プレシピート広場にあるパオラ聖堂（無料）

パオラ聖堂天井。ローマのパンテオンに似ている。

王宮。時間外のため、入場できず。

サンタルチアの先端にある卵城。

この日の夜はホテル近くのTratteria Medinaでマルガリータ(6ﾕｰﾛ）、マリナーラ（5ﾕｰﾛ）を食べて終了。

この旅行記へのコメント （3）

• Traveljyubeiさん 2018/05/31 09:18:12

  昨年のイタリアへの旅

  昨年（2017）イタリアへ行った時、初めてプレエコノミーで行きました。
  妻がこんな食事や席になるならビジネス席が良いと言っていました。その後の海外への夫婦旅行は、ビジネスにしています。
  貴レポートを読み、イタリアの歴史とまだ訪問していない土地について思いを膨らせています。

  まっちゃん東京さん からの返信 2018/05/31 21:01:10

  Re:昨年のイタリアへの旅

  Traveljubriさん　こんにちは。
  一度ビジネスクラスの楽さを知ったらエコノミーに戻りにくいですよね。個人的には5時間位が境目かなぁと思っています。すなわちバンコク、シンガポールあたりですかね。

  まっちゃん東京さん からの返信 2018/05/31 21:01:16

  Re:昨年のイタリアへの旅

  Traveljubriさん　こんにちは。
  一度ビジネスクラスの楽さを知ったらエコノミーに戻りにくいですよね。個人的には5時間位が境目かなぁと思っています。すなわちバンコク、シンガポールあたりですかね。