カイマクル地下都市

2018/01/23 - 2018/02/02

初めてのトルコ旅行10日間で
トルコの代表的な観光地を巡る
世界遺産カッパドキアの南西に
あるカイマルク地下都市を
見物しました。

エリア カッパドキア(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

カイマルク地下都市はこの建物が入り口になっていた。
ツアーに組み込まれた観光なので入場チケットをガイドから貰って入場
入場料：１５トルコリラ

1963年、トルコのネヴシェヒルに住むある男性が
自宅の壁を壊したところ、その後ろに謎めいた部屋を発見した。
男性が掘り続けると、さらに洞窟のような部屋がいくつも連なる
込み入ったトンネルが現われた。

こうして発見されたのが、中央アナトリアのカッパドキア地域の
一部にある地下都市だ。
精巧に作られたこの地下ネットワークには、いくつもの入り口、
通気孔、井戸、縦横無尽につながる通路があり何千年も前に
カッパドキアの岩からできたたくさんの地下都市のひとつとなっている。

何世紀もの間、埋もれたままだったこの地下都市が地下深くに広がっている。

標高1000メートルの高原にあるアナトリアのカッパドキア地域は
火山活動のさかんな地帯だ。ここは大昔、火山灰に埋まっていたが、
長年の堆積岩の浸食によって、今日見られるようような溶岩ドームや
ぎざぎざしたピラミッド状の岩が形成された。

何千年も昔にカッパドキアに住んでいたヒッタイト人が火山灰の沈殿物が
柔らかな石でできていることを発見して、岩を掘って部屋を作り始めた。

地下空間は温度が一定に保たれているので、地上の厳しい気候から
食料などを守ることができるため、これらの地下の部屋は始めは
倉庫や食品庫として使われていた。

カイマルク地下都市の土産品はカッパドキアの土産ばかりでした。

いつ頃、誰が地下トンネルを作ったのかははっきりとはわからないが
いくつかの説がある。
1つ目は、紀元前15世紀から12世紀の間に、ヒッタイト人がフリギア人の
急襲から身を隠すためにトンネルを作ったというもの。

この説を支持する人たちは、フリギア人がヒッタイト王国の首都
ハットゥシャを破壊した史実を指摘する。トンネルからは
ヒッタイトに関連する遺物が少数だが発見されているという。

何世紀にも渡って多くの民族がこの地下都市を占領してきた。
紀元330～1461年のビザンティン時代に拡張したと考えられている。
初期のキリスト教徒がイスラム教徒のウマイヤ朝や
アッパース朝の迫害から逃れるためにトンネルを利用していた。

トルコは物価が安い、カフェ、レストランでチャイ（紅茶）を飲みんでも
２～５リラ（１００～２００円程度）グラスワインは１０～２０リラ
（３５０～７００円程度）でした。

発見されている地下都市の中ではもっとも深い
85メートルまで広がっていて、8階構造になっている。

トンネルはたくさんの洞窟につながっているが、
そこは数万人を収容できるほど広い。
内部には教会、食料品店、家畜小屋、ワインセラー、学校まであった。

延々と続くトンネルは真っ暗で、明かりがないとなにも見えない。
通路は戦略的にあえて狭くなっていて、侵入者は縦一列になって
這いつくばって進まなければならなかった。

カイマルク地下都市の駐車場にあるカフェ、土産物店

臨時の墓地もあり、皮肉にも逆転しているが、地上の墓地に
戻せるほど平和になるまで、遺体をそこで安置していた。

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店
いらない、欲しいけど高い、欲しいけどいらないと買い渋ると
自然とプライスダウン⇒これが購入のテクニックかな？

この丸型の石は扉だそうです。

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店
カッパドキアは熱気球遊覧飛行が大変盛んで観光名物でもあります。

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

階段通路の昇降移動は薄暗い中を中腰姿勢で生活は大変だったに違いない
我々観光で探検気分で見物するとは大違い。

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店

カイマルク地下都市入口付近に連なる土産物店