2018/05/02 - 2018/05/12
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cokemomoさん
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イタリア、マルケ州、マチェラータ県、チンゴリ。
あまり有名ではないと思うが、丘の上にあるこの町はイタリアの美しい町に選ばれているし、「マルケ州のバルコニー」と呼ばれることもある。
おばちゃんがこの町を知ったのは、イタリアとイタリア美術の先達の方々がロレンツォ・ロットの「ロザリオの聖母」という絵画について話をされていたからである。チンゴリにあるというこの美しい絵をどうしても見たくなった。
調べるとなかなかイケてるロマネスク教会もあるようだ。
アンコーナから電車とバスで出かけてきました。
チンゴリは日本語では情報があまり得られなくて、思い返すと「それはどこ?」「どこにあるの?」と尋ねながら過ごした1日でした。
5月2日(水)出発~ローマ着、
5月3日(木)スポレート、フェレンティッロ
5月4日(金)スポレート 、アンコーナ
5月5日(土)オージモ、アンコーナ
5月6日(日)リミニ
5月7日(月)チンゴリ
5月8日(火)イエージ、ジェンガ
5月9日(水)ミラノ
5月10日(木)パリ経由で帰国へ・・が飛行機が欠航でパリ泊
5月11日(金)仕切り直しで帰国へ
5月12日(土)羽田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずアンコーナ駅8:40発のローマ行きの電車でイエージまで乗車です。
ホームはOUEST2番。ちゃんと表示があるので場所はすぐ分かりました。
イエージ着9:04の予定、30分弱の乗車で3.2ユーロ。
しかしというかやはりというか、出発も到着も20分遅れ9:30頃にイエージ到着。 -
イエージの街が見えます。
ここは世界の驚異と呼ばれるフェデリーコ2世が生まれた街で、彼が生まれた広場にはその名が冠せられているそうだ。(翌日行きました) -
<イエージ駅>
到着は予定より遅れ9:30頃になったが、乗るつもりのチンゴリ行きのバスは10:00発、もともと1時間近く余裕があったし、バスターミナルは駅に近いので心配も焦りもありませんでした~。
電車もバスも本数が少ないので効率的な移動ができないの・・・ -
<イエージ駅>
に隣接しているバールとタクシー乗り場(タクシーはいなかった)。 -
チンゴリ行きのバスは通学用(学生以外も乗車できる)なので、日曜日はない!
そして夏や冬の学校休みの期間は本数が激減する。
時刻表はこちらです。
https://www.esitur.com/agenzia-di-viaggi-esitur-crognaletti/111-orari-trasporto-pubblico-locale/2173-orari-autobus-cingoli-jesi
バスの本数が多そうに見えるが注釈をチェックしていくと実際に乗れる数は少ない。
おばちゃんが出かけた月曜日は10時の次は12時になる。
徒歩5~6分でポルタ・ヴァッレ門が見えてくるので、右手の方に進むと公園に面してバスターミナルがある。 -
バスターミナルにあるバールで切符を買おうと思うと「売ってない」。
あぁ・・よくあることですよね・・
どこで買えるか尋ねると「サン・ジュセッペのエディーコラ」と言う。エディーコラは雑誌や新聞や切符などを売るキオスクのようなものだが、サン・ジュセッペって誰よ!?
それはどこかと尋ねるとバスターミナルの近くでは決してなかった。
もしかして出かけたい方がいるかもしれないので地図を貼っておきます。
赤いポイントがエディーコラ。
水色の駅マーク、近くの大きな道路は車の交通量が多く歩きにくい。Porta Valleとその近くのバスターミナルがわかりやすいので駅からまっすぐ伸びる並木道を行くのがおすすめ。
結構離れているのがお分かりいただけるだろうか。 -
バスの運転手さんが切符を売ってくれなかったら(イタリアではこの可能性は常に高い)2時間後のバスに乗ることになる。
余裕だったはずが一転、泡を喰い焦りまくることになった。
この時は上のように地図を調べる余裕などなく、バールの主人が指差す方向に向かう。人に会えば「ジュゼッペのエディーコラはどこ?」と聞き方向を修正しながら小走り早歩き小走り・・・
ところで道を尋ねた人は皆そのエディーコラを知っていた。 -
これがISI Center、別名「サン・ジュセッペのエディーコラ」です。
道を尋ねながらの小走り早歩きで10分はかかったように思う。
(サン・ジュセッペというのは通りの名前のようです) -
店内の様子。
バスの切符、雑誌やサッカーくじ、文房具類など多種多様な品揃え。
切符を売るお兄さんは大いにやる気の乏しいご仁でありました。
往復用に2枚購入で5.2ユーロ。
ターミナルまで戻らずともこの近くからバスに乗れるのではないかと思いつき、お兄さんに尋ねると「ターミナルまで戻れ」と言われ、またパタパタとターミナルへ。
9:55に到着、チンゴリ行きのバスはもうスタンバイしていた。間に合ってよかった~~。 -
車窓から見るイエージの街
ところで、チンゴリ行きのバスはエディーコラのある角を曲がり少し行ったところで停車したんである。ここから乗れたんじゃないかっ、ちくしょーっ!
やる気もなければ親切心もない兄ちゃんに小さな不幸あれ。
まぁ・・おばちゃんの幼児レベル以下のイタリア語がちゃんと伝わってない可能性も大いにあるので、プチ呪いは取り下げてもいい。 -
美しい車窓風景に機嫌が良くなる。
-
農地や牧草地にのびる白い道が眩しい。
こんな景色を見てるうちに、バスターミナルで切符を売ってない不便やエディーコラ兄さんのことは忘れてしまうーーーいや、忘れてないなーー気にならなくなる。
いつもそう。イタリアはずるい。 -
チンゴリには定刻10:45頃に到着です。標高631mにあるんですね。
バスを降りるときにイエージ行きのバス乗り場を確認。
「ここで乗るの?」
「何時のバスに乗るの?」と尋ね返され嫌な予感がする。昨秋同じマルケ州のロレートという町で、交互に変わるバス停に振り回され3時間近くバスを待った切ない記憶が蘇る~~~。
(https://4travel.jp/travelogue/11315110の終盤に顛末があります)
ドライバー氏曰く「12時のバスはそこだけど13時半のバスはあっちだよ」
どちらにしても「ここ」じゃないのね。
帰りのバスに乗る時間は未定、あとでバス停の位置確認を十分にしようと決意した。 -
チンゴリの街は小さく(が迷う時は迷う)こんな感じ。
地図の左側から右側に向かって登り坂になります。数字付きの●が待ち針のように見えるが、左端から2番目と3番目の間あたりにある小さな空間あたりでバスを降りた。我ながらわかりにくい説明。
この地図はバスを降りて街への門をくぐってすぐの観光インフォメーションでいただけます。 -
バスを降りたところにこのような標識がありました。
まずは町の左端あたりにあるロマネスク教会「サン・エスペランツィオ教会」に向かいます。標識の上から二番目がそれ。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
新緑の並木道を歩きながら10分かからず到着。町の中心から外れている分、広々として静かな教会。シンプルなファサード、側面の連続アーチ、古めかしい鐘楼。
おばちゃん好みであります。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
朴訥とした鐘楼。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
清楚なファサード。扉が開いてる、うれしい♪ -
<サン・エスペランツィオ教会>
この彫刻装飾は12世紀頃のものだそうだ。
このルネッタの彫刻が見事に脱力させてくれるかわいい物件なのだ。
よく眺めている(読んではない)中世美術を紹介するイタリアのブログで発見、ぜひ見たいとなった。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
どうだっ!このマヌケっぷり。かわいいっ! -
<サン・エスペランツィオ教会>
天使を左右に、中央が聖人エスペランツィオだそうだ。
なんだか素朴な仏像にも見えるお姿である。左側の天使は切り落とされたように顔が失われていて気の毒だ。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
その下、梁の部分の彫刻がまた笑ってしまう。中央にキリストの勝利を表す旗を持つ羊、左右に4福音書の筆者が描かれている。
左からマタイ、ヨハネ(鷲)なのだが、鳥の着ぐるみを着た人が羽付きの手を広げてるみたい。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
キリストの勝利を象徴する旗持ちの羊もいい味が出ている。輪をつなげた尻尾がまた愉快。ちなみにルカ(牛)マルコ(獅子)はどちらがどちらか、よくわからなかった。大きいほうが牛なのかしらん。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
ロマネスク物件によく見られる、顔(口)から植物のつるを生えさせる人。
顔はあっさり彫られているが、つる模様はかなり細かく綺麗に彫り込まれている、特に上の方は細工が細かいです。 -
中に入ります。シンプルなファサードとは印象が異なる。
壁から天井に伸びるアーケードが奥に向かって連なり、内陣障壁という祭壇と身廊を分けるものがある。古いフレスコ画も所々残っているようだ。
いいっ! -
<サン・エスペランツィオ教会>
内陣障壁とそこへ至る馬蹄形の階段。中央にはクリプタに降りる階段もあった。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
クリプタには入れなかった。緑色の大理石で覆われた壁が豪華な感じ。
内部は中世以降に改修されたのだと思う。
訪れた時はひっそりとしていたが、かつては力のあった教会なのかもしれない。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
内陣の天井。ヴォールト(交差しているもの)の下にある褪せたフレスコ画がいいなぁ。
小さな教会見学では日常茶飯事、おばちゃん以外誰もいない。鳥の囀りだけが聞こえた。穏やかな気持ちになるねぇ。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
おや、何かを支える人がいる。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
壁に残るフレスコ画。赤紫色やピンクといった赤系の色が優美でよろしいですな。
周囲の壁は白く塗り直されているようだが絵にはあまり手が入ってないような気がする。
右側・・上が受胎告知、下の中央が聖母子
左側上がキリストの復活、下の右側は洗礼者ヨハネ
このくらいしかおばちゃんには分からなかった。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
受胎告知はわかりやすいので大好きなテーマである。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
生真面目で意志が強そうなマリアさま、驚きはしないが喜んでもいない感じ? -
<サン・エスペランツィオ教会>
三人とも美しい。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
この絵は他のものと比べると、新しいような気がする。
・・・意地の悪い爺さん二人に嫌味を言われまくってため息をついている聖母の図というタイトルがおばちゃんの頭に浮かんだ。
「本当は別の男性とすでに・・・」なんて言ってそうだ。
いや絶対そういう絵ではないのだが。 -
<サン・エスペランツィオ教会>
傷みの激しいフレスコ画もある。「磔刑」 -
<サン・エスペランツィオ教会>
好きなものを見ることができた満足感。この教会の存在を知ることができてよかった。
灯明代を少し置いて教会を後にしました。 -
時刻はお昼近くになっていた。
おばちゃんの事前調査ではロレンツォ・ロットの「ロザリオの聖母」はサン・ドメニコ教会にあり、そこは12:30にお昼休みに入るとあった。急がねば!
イタリア美術に詳しい方によると、「ロザリオの聖母」は教会の修復中は町の美術館に置かれていたが近年元の教会に戻ったという。キリスト教がテーマの絵画はやはり教会で見たいものだ。
少々迷子になってしまったので、通りすがりのおじいさんを捕まえて行き方を尋ねると・・・ -
「教会は閉まってるよ」
「えっ!?でもオラリオ(時間表)だと12:30まで開いてる。この絵を見たいの」とスマホにいれた写真を見せながら食い下がるおばちゃん(なんて迷惑なんだろう!)。
「でも閉まってるんだよ」
「どうして?じゃぁこの絵は見ることができないの?」
・・・ここでおじいちゃんが「インフォメーションに行きなさい。ワシは英語はわからないから」
・・・おじいちゃん、これでもおばちゃんはイタリア語を話しているつもりだったんだよ。英語じゃないよ・・
結局おじいちゃんは教会への道がわかる所まで連れて行ってくれ「インフォメーションに行くんだよ」と念を押して去って行った。
おじいちゃんにお礼を述べて別れたのがここ「バルコニー」と呼ばれる見晴台。空気が澄んでいればアドリア海も見えるそうだ。 -
<サン・ドメニコ教会>
あぁ・・やっぱり閉まってる・・・
それもお昼休みに入ったとか、たまたま本日閉館中という感じではなくて、しばらく開けてない荒涼とした雰囲気だ。
昨年のトリップアドバイザーの口コミにはこの教会でロットの絵を見たとあったのに、どうしてだろう?はるばるここまでやって来たのに(><;)
おじいちゃんは正しかった。理由は分からないけれど閉まっている。
目上の人の言うことは聞くもんだな。
そうだ、おじいちゃんの「インフォメーションに行け」の言葉に今度はちゃんと従おう。 -
インフォメーションはバスを降りた付近、ピアーナ門のそばにあった。
お昼をまわっているので閉まっているだろうか。
このまま何も分からないまま帰るのはイヤだ!急げ急げ~~。
雰囲気のいい古い町並みを、おばちゃんは息を切らせドタドタと小走りしてインフォメーションに飛び込んだ。楽しそうに長電話中の女性係員が居残っていた。
電話が終わるのを待って絵の所在を尋ね地図をもらった。
一応インフォメーションは9:00-12:45 15:50-17:45に開いていることになってます。 -
ツーリストインフォによると、昨年の地震以来危険なのでずっと開けてないそうです。そしてこの「ロザリオの聖母」を含む教会にある絵は現在パラッツォ・コムナーレ(市庁舎)の一室で見ることができました。
インフォの女性に見てもらいながら書き取ったのは
午前中の見学は・・・
月曜から土曜の8:30ー12:30
午後の見学は
月曜、火曜、木曜の15:30ー18:30
パラッツォ・コムナーレ近くのビブリオテーカ(0733-60-2877)に連絡して職員にパラッツォに連れて行ってもらい展示室を開けてもらいます。
(無料、写真はOK)
おばちゃんはイタリアで電話で用が足せた試しがないのでビブリオテーカに行きお願いすることに。
このやり方がいつまで続くか分かりませんが、教会は修復してる気配もなかったので教会に絵が戻るのは先のような気がしました。 -
<チンゴリのバス停・・・旧市街の入り口ピアナ門の外側あたり>
ビブリオテーカも15:30まで昼休みなので2時間以上待たなくてはならない。
この待ち時間に調べておきたい事がある。
バスを降りた時に、時間によってバス乗り場が変わるらしいと知ったので、そのあたりのことをチェックしておかないと帰れなくなりそうでおっかない。
イエージに戻るバスは17:45が最終なので念のためにその前の16:10のバスに乗りたいが・・絵の前に辿り着くのが何時になるかを考えると心配だ。
近所の人やインフォの人やほかのバスの運転手さんに尋ねまくり自分の目でも確かめたりして分かった範囲ですが・・
14:30(15:15のバスは不明)16:10はこちらのバス停から乗車です。
17:45のバスもここからと言われました。 -
<チンゴリのバス乗り場・・もう一つ>
学校がある日の13:30のバスは終点から離れたこの場所から乗ります。
イエージからバスで来た道を少し戻って右側にある広い通りがここです。
チンゴリには高校があってマチェラータやイエージからたくさんの学生が通学しているようです。下校時間と重なる13:30はバスもたくさん集まり(2台連結バスのようなものもあったくらい)大勢の学生でごった返すので狭い町中から離れて乗車させるようでした。
・・・おばちゃんは13:30、14:30のバスが停まる所を偵察していたのだ。いかに暇を持て余したことか・・この後写真のバス停は学生ですごいことになりました。 -
本当は何か美味しいランチをいただきながら時間を過ごしたいところだった。
しかし目星をつけておいた歩いていける範囲のレストランは軒並み月曜日のお昼は休業だった。バールもたくさんは見かけなかったなぁ。
バス停近くのバールで朝食のような昼食を済ませる。(4ユーロ) -
町をぶらぶら歩く。
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まだまだぶらぶらする。
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新緑が美しい。
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<サン・スペランディア教会>
こじんまりとした明るい教会があったが昼休み中。 -
<サン・スペランディア教会>
門の前の石畳が可愛い、これもモザイクだもんね。 -
さらにぶらぶら歩く
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ただただぶらぶら歩く。
-
通りにあった小さな教会。隣の建物は足場を組んで修繕中。
地震の被害が大きかったのだろうか。 -
補強のために鉄骨の柱をあてがった建物。
「壊れたので閉店中」のビラを貼ったお店もあった。 -
<パラッツォ・コムナーレ>
時計台のある建物がそう。時計は壊れていたよ。
接する建物の一階には食べ物屋もあったと思うが、月曜日は休みだったりお昼休みだったり・・
この近くにあるバールでまたまた休憩、時間を待つ。 -
<ビブリオテーカ>
15:30から午後の部が始まるのだが、気になるしぶらぶら歩きにも疲れて15分前にはやって来た。
ちょうど男性が二人建物から出て来た。時間にはなってないけれど万が一この二人しか職員がいなくて二人で何処かに行ってしまったら万事休すである。おばちゃんは本来の遠慮深さ(嘘じゃないっすよ)をかなぐり捨てて彼らに突進することにした。
「この絵が見たいのです」「インフォメーションが教えてくれました」「日本から来ました」「どうぞぜひ見たいのです」
一人の男性が「ちょっと待ってね、連れて行くよ」と言ってくれ(もう一人は車で去った)一旦建物に引っ込んだ後すぐに戻ってパラッツォ・コムナーレに案内してくれた。時間前なのに!
(でもバスの時間を考えるととても有難かったです) -
<ロレンツォ・ロット、「ロザリオの聖母」>
パラッツォに入って階段を上がると、施錠された一間を開け点灯してくれた。
天井に届かんばかりの大きな絵だった。
やっと見る事ができた・・・! -
<ロレンツォ・ロット、「ロザリオの聖母」>
初めてこの絵を知った時、とびきり美しいクリスマスツリーのようだと思った。
背景の大きな木に美しいオーナメントが飾られているように見えた。
こんな構図の絵は見たことがない気がする。
おばちゃんの好きなロットの赤ではないが、青い衣を纏った聖母が美しい。足元の天使たちが何かを振りまいているのも気になった。 -
<ロレンツォ・ロット、「ロザリオの聖母」>
まじめに書くと、聖母がロザリオを聖ドメニコに与えている場面。彼はドメニコ派の創設者で、祈りの回数を記憶するため大小の珠をつけた数珠をつかうロザリオの祈りを始めた人だと言われる。
背後の15の円の中には受胎告知、ご訪問、降誕・・・磔刑、復活・・聖母被昇天、聖母戴冠までの15玄義と言われる場面が描かれている。 -
<ロレンツォ・ロット、「ロザリオの聖母」>
無料で案内していただき、写真も撮らせてもらった。
この一室には聖ドメニコ教会にある他の絵も展示されていたのだが、それらをまとめた小冊子まで頂いてしまった。
ただひたすら感謝でした。
おばちゃん一人のために彼はずっと付き添ってくれている(見張ってる?)ので、おばちゃんの生来の遠慮深さで(嘘じゃないってば)申し訳ない気がしてきた。
一人でゆっくりと見ることができたし、バスの時間も気になるので失礼することに。 -
何かペタンクのような競技をしているおじいちゃんグループ。
-
たくさんの人が見物している。
なんだか優しい気持ちになるようないい光景だった。 -
16:10のバスに乗ることができました。イエージまで40分と少し。
このバスも時間前には大量の学生が乗り込んで、オタオタしている間に席は全て埋まってしまい立ちんぼでした。若者よ、敬老精神ってないのかっ!?
バスの切符や絵を探してドタドタと走り回りうろうろと彷徨った一日だったけれど、たくさんの親切のおかげで「ロザリオの聖母」とロマネスク教会と二つもいいものを見ることができて、本当に幸せな一日でした。
アンコーナに戻った時には疲れきって、自炊生活と縁を切ったんだけどね。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- PuellaApuliaeさん 2018/07/19 23:44:36
- vjeni a Jesi!(現地の宣伝文句)
- こんばんは~、またまた出てきました。向こうの掲示板がどうでも良くなっちゃって、こちらの出没回数の方が多くなっています。(きっと気づいてる人もいるに違いない。)
ロレンツォ・ロットのロザリオの聖母、素晴らしいですねー。間近に見たら感動するでしょうね。しかしこれ、もっと有名な美術館に展示してくれないものでしょうか。その価値は十分あると思います。拝読していると、行くのが本当に面倒そうなので・・というか、時間をやたら無駄にしてしまいますよね。タクシーに乗って午前中にさっと行ってさっと帰るのが良いかもと思いました。
ロマネスク教会のゆるキャラたちもあいかわらず楽しそうです。鷲がなんかこういうステージ衣装のミュージシャン、見たことあるぞ・・思い出そうとしているのですが思い出せません。
ではではお邪魔しました。
- cokemomoさん からの返信 2018/07/20 15:23:06
- Re: vjeni a Jesi!(現地の宣伝文句)
- こんにちは。暑いですねぇ。あちらの掲示板は寒い風がびゅうびゅう吹いてますけれど、涼みに行く気にもなれずです。
「ロザリオの聖母」有名な美術館に展示する価値は十二分にあると私も思います、それに便利!何度でも見に行けます。
でもあの小さな町にあるのも偏屈者だったロットには合っているのかもしれません?
イエージかマチェラータからタクシーだったら本当に半日だと思います。なんせイエージからのバス、10時の前は7:40発。10時のバスに乗るとすぐ昼休み時間になってしまうんですよ。
Fiorenzaさんだったらお友達と車で、そうしたらチンゴリ湖など見たり郊外の美味しそうなレストランに行ったりできますよ。あのマルケの風景を堪能できる~~。
手を広げた鷲・・
>こういうステージ衣装のミュージシャン、見たことあるぞ
私の頭に浮かんだのはごく初期のクィーンのフレディ、ABBA、西城秀樹・・・あぁ年齢を感じる。
来月家族旅行で淡路島や大塚国際美術館に行くのですが、後者にはシチリア・カザーレ荘の大狩猟のモザイクがあるのですね。現地でとった写真と比べながら見るのが楽しみです。
小姑根性全開っ!
ではでは・・・♪
-
- mistralさん 2018/07/19 23:11:13
- 聖母との対面。
- cokemomoさん
こんばんは。
チンゴリの旅行記、楽しませていただきました。
私には行ける日が来るかどうか、わからないのですが、
行ってみたい!と思った方にとっては、バスの情報など
cokemomoさんが足で集めた貴重な情報満載の旅行記と
なっていますね。
サン・エスペランツィオ教会のルネッタ、中央の聖人さま
私には三蔵法師のようにも見えてしまいました。
可愛らしいお姿ですね。
一転して、内部に残るフレスコ画は優美で素敵!
更に更に、ロザリオの聖母に会うためには大変な努力が!
数時間待機したのちに
ビブリオテーカへ行き、さらに市庁舎まで連れていってもらう。
誰にも会えなければ、全ての努力は無駄になったところでしたが
cokemomoさんには旅の神さまが味方して下さったように
思いましたよ。
素晴らしい、ロザリオの聖母、とのご対面でしたね。
あ~良かった、聖母に会えて!と私まで嬉しくなったのでした。
mistral
- cokemomoさん からの返信 2018/07/20 15:06:00
- Re: 聖母との対面。
- mistralさん、こんにちは。
毎日ものすごい暑さですね、脂肪分が多い私はこの暑さでいつもより一層だるだるです。
暑さ負けしてませんか?
チンゴリの旅行記楽しんでいただけて嬉しいです。
バタバタと走り回って本当に開けてもらえるかドキドキしながら待って、「ロザリオの聖母」を目にしたときは危うく涙ぐみそうでした(^^;)>
効率はものすごーく悪いですけれど、そうやって訪れた町の思い出はまた格別です。
>中央の聖人さま 私には三蔵法師のようにも見えて
あ、それぴったりです。
やっぱり東洋風な印象を受けますよね。
チンゴリに実際に行く方は少ないと思うのですけど、バスの情報などもしかしたら誰かの役に立つかもと思って・・というか思い出してると楽しくなってついつい書いてしまいます。
昨日、金沢百枝先生の講座でマリアンヌさんにお目にかかってご挨拶したんです。私と私の友人と彼女でロマネスク情報の交換会のようになって、さらに一層古寺巡礼熱が上がってしまいました。
それでは、またー♪
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