2018/05/02 - 2018/05/12
22位(同エリア24件中)
cokemomoさん
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スポレートの旧市街は駅から離れた高台にある。中世の趣を残した街並みも魅力的で、歩くのが楽しい街でした。迷ったりしながら坂道階段を上がったり下ったり、スマホに入っているアプリが1泊2日で階段63階分上がりましたと教えてくれた。おばちゃんもまだまだやれるね!
5月2日(水)出発~ローマ着、
5月3日(木)スポレート、フェレンティッロ
5月4日(金)スポレート 、アンコーナ
5月5日(土)オージモ、アンコーナ
5月6日(日)リミニ
5月7日(月)チンゴリ
5月8日(火)イエージ、ジェンガ
5月9日(水)ミラノ
5月10日(木)パリ経由で帰国へ・・が飛行機が欠航でパリ泊
5月11日(金)仕切り直しで帰国へ
5月12日(土)羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
複雑な気持ちでサン・ピエトロ・イン・ヴァッレを後にして
(https://4travel.jp/travelogue/11358984)
スポレートに戻って来ました。駅までの約束でしたがタクシーの運転手アンドレアは旧市街の入り口にあるホテルまで送ってくれました。
ホテルの部屋から旧市街を見たところ。門をくぐると旧市街、丘の斜面に沿って街が広がってます。 -
<ホテルClarici>
キャンセル不可条件、ダブルをシングルユースで1泊61.44ユーロ。
駅からの道は平坦で15分ほどだろうか(スポレートを出発するときは歩いて駅まで行った)。旧市街の入り口にあり観光にも駅に行くにも便利だった。
冷蔵庫有り、湯沸かしポットなし。朝食はビュッフェスタイルで、ジュースのコップがビニールコップだった、そういう感じ。 -
<ホテルClarici>
フロントの奥さんやご主人がとても感じがよく親切だった。教えてくれたトラットリアは美味しかったし♪おばちゃんの2歳児イタリア語に根気よく付き合ってくれて東京マラソンの話などした。
チェックアウト後に預けた荷物を引き取りに戻ったときには、奥さんから(←ここポイント)「どこまで行くの?アンコーナ?トイレ使ってから行きなさいよ」と言ってくれたりして、ちょっと嬉しい気持ちになった。 -
<Vecchio Camino>
ホテルにチェックインして部屋に荷物をおいたのが12:00過ぎ。
教会などは長いお昼休みに入ってしまうので、昼食を食べることに。この地方の美味しいものをがっつり食べる気まんまん。ホテルの奥さんオススメのこちらに。 -
前菜はパスしてプリモからスタート。
野生のアスパラガスとサルシッチャ(イタリアの生ソーセージ)のストランゴッツィ。ストランゴッツィはこのスポレート地方の手打ち麺で、このお店も自家製だそう。
具が少なくて「ちぇっ」と思ったが、ソースの香りがよく麺もしっかりむっちりでとても美味しかった。 -
セコンド(メイン)には「乳飲み豚のロースト」。
まだミルクしか飲んでない子豚、日本ではなかなか食べられないので注文してみた。量が多くて怯む。残した時の言い訳など考えたがそれは全くの杞憂であった。
柔らかい豚肉だが皮付きのパリッとしたところ脂身多めでしっとりしたところと変化があって食べ飽きなかった。ソースも美味しくてパンにつけて食べちゃった。おばちゃんのダメなところである。 -
付け合わせに野菜のグリル(ズッキーニ、茄子、パプリカ)
「うわ、こんなに食べられない!」
ということはなくこちらも全部食べました。パプリカはグリルしてからマリネにしてあって特に美味しく、もう少し食べたかったかも。
デザートはパスしてカッフェで〆て27ユーロ(お水とコペルトも合わせて)。
ホテルに戻ってちょっと休憩です。 -
<スポレートの旧市街の地図>
少し休憩の後、観光へ出発。
スポレートは坂道と階段だらけの街、旧市街へは車の乗り入れも制限されている。
そこで住民へのサービスとして街の外の駐車場から3本のエスカレーターが設置されてます(上り降りOK)。無料だし観光客にもとても便利なのでぜひ使いたい。
この地図では中央の黄色線、右側の短い青線、上方の緑線で表されています。それぞれ何箇所か出入り口が設けられているので途中からの利用もできます。
この地図ではわかりにくいので、実際に利用を考えておられる方はこちらがわかりやすくて便利です。
http://www.comunespoleto.gov.it/turismoecultura/wp-content/uploads/2014/06/Spoleto-Città-da-vivere-a-piedi.pdf
駅は地図左の角をずっと左に行ったところ。おばちゃんのホテルはこの角のあたりです。 -
旧市街入り口から近いポステルナ(Posterna)から黄色い線を利用する場合。
手前、エスカレーターが見えている入り口は黄線ではなく、ここから上にある時計の塔(Torre dell'Olio)まで上がれるだけなのでご注意を。おばちゃんは間違えてしまった。
黄線でドゥオーモやロッカまで行きたいときは奥に見えているトンネルに進みます。 -
黄線のエスカレーター(Scale Mobili)はこのような空間が延々と続いている。
通り雨に降られた時とても助かりました。
この上は中世の趣たっぷりの街並みだと思うと、異世界に迷い込んだような気持ち。自分がどこにいるか分からなくなるし、本当にこのトンネルは終わって外に出られるのか不安になる~~。 -
乗り降りできる場所(停留所のような感じ)にはこのような行き先表示や地図があります。
-
ここは黄線のメルカート広場の乗り降り場。
黄線のエスカレーターは地下に設置されているので街歩きをしているときにはお目にかかれない。街とエスカレーターの間はエレベーター(写真奥)で地上と地下を行き来します。 -
黄線の始発終点Piazza Campelloの出入り口はこんな感じ。
ここから少し上ればロッカ。 -
前の写真の出入り口のある通りを少し進むと緑線の始発終点Rocca。
こちらの方が古いようだ。用事はないけど乗ってみた。 -
おや、黄線とは随分様子が違う。
-
エスカレーターから外が見えるのが気持ちよくて楽しい。
この緑線は短いし旧市街の端に沿っているので地下にしなくてもよかったのだろう。
ここまできたら青線にも乗りたいところだが、用事はないし時間は惜しい。
次に訪れる時の宿題。 -
通りの先に階段が見える。
一つ階段を上がり、一つ角を曲がり、そのたびに微妙に異なる街並みが現れる。
歩くのが楽しい街だと思う。
が、腰とか膝とか心配にもなる、情けない。 -
スポレートのドゥオーモは通りを少しそれた広場にあった。
踏み面が広く緩やかな階段を下っていくアプローチが印象的。 -
<ドゥオーモ>
優雅な佇まいのファサード。ファサードの大理石は、空の色や日差しによって、うっすらピンク色がかって見えたり灰色がかって見えたり。一泊二日の短い滞在の間に何度も見に寄ってしまった。
小さめのバラ窓がお行儀よく並んでいるのがかわいい。 -
<ドゥオーモ>
ファサードのモザイク。1207年の制作だそうだ。
右端の妙に癖のある目つきの人は誰だろう?? -
<ドゥオーモ>
中に入りました。写真奥後陣のフレスコ画を見たかった。
フィリッポ・リッピ最後の作品「聖母マリアの生涯」という一連の絵です。
手前に赤いロープが張ってあるので近寄れないのかと焦ったが、側廊を通って後陣に近づけるようになってました。
しかし・・写真が斜めだよ。こそこそ盗み撮りしたわけでもないのに何故に真っ直ぐ撮影できないんだろう←才能がない。 -
<ドゥオーモ>
フィリッポ・リッピ「聖母マリアの生涯」
天井部分が「聖母マリアの戴冠」
その下が「聖母マリアの死」
左手に「受胎告知」右に「降誕」が描かれている。
フィリッポ・リッピらしい繊細で優美で儚げな世界が堪能できます!
なんてきれいなんだろう!!
フィレンツェやプラートで活躍したリッピは晩年工房をスポレートに移し、このフレスコ画は1467年から制作が始まった。2年後にリッピは亡くなりその3ヶ月後に工房の画家達が完成させた。息子で画家のフィリピーノ・リッピもその中にいただろう。
このドゥオーモにフィリッポ・リッピのお墓があるそうだが、見るのを忘れてしまった。 -
<ドゥオーモ>
濃く深い青色と金色の取り合わせがいい。
聖母の慎ましやかな表情と美しい衣装の取り合わせがいい。
虹色の円がまた印象的で、大勢いる天使達が華やかさを添えている。
これだけ人(天使だけど)がぎっしりいてもちっとも煩くないのがまたすごい。
美しい夢のようです。 -
<ドゥオーモ>
戴冠する聖母の周りの天使達。衣装の色がいいですねぇ。
美少年ばかりでないところもいい。
戴冠をちゃんと見ず仲間内でおしゃべりしたりよそ見をしてる、教室の子供たちみたいで面白い。 -
<ドゥオーモ>
「受胎告知」
天上世界の色鮮やかさと、下の三作の紗がかかったような色の対比もいいなぁ。 -
<ドゥオーモ>
「聖母の死」
最近までおばちゃんはこういうきれいな絵はあまり好きではなかったんだがーー
歳とともに好みは変わるもんだ。
リッピやクリヴェッリの描く美(少)女たちがすごくいいと思う。
この二人はともに女性に関してスキャンダル持ち、その熱意が女性を美しく描かせるのかしらん。
そのうちフィレンツェやプラートにもリッピの絵を見に出かけたい。 -
<ドゥオーモ>
「降誕」
主役のイエスが写ってない。おばちゃんの注目ポイントは牛とロバだから。
ところで、おばちゃんは写真を撮るのが下手だからこの旅行記では絵の美しさが伝わらないと思う。ぜひググってちゃんと美しい画像を確認していただけたらと思う。
また文章も下手なら語彙も貧弱、知識もないので、この絵から受ける感動や魅力を伝えられない、ぜひ美術に詳しい方のブログなど探し当てていただきたいと思う。
じゃぁ、おばちゃんは一体何をやってるんだろう。自分を真っ向から全否定である。 -
<ドゥオーモ>
立ち入り禁止の部分の床にはコズマーティ(様式)のモザイク。 -
<ドゥオーモ>
唐突に床に埋め込まれた人物のレリーフが妙でびっくり。 -
<ドゥオーモ>
後になってしまったが、出入り口のすぐそばにあるサン・レオナルド礼拝堂の聖母子と洗礼者ヨハネのフレスコ画も美しかった。ピントゥリッキオという画家の作品。 -
ドゥオーモ前の広場から見る景色
-
<ドゥルススのアーチ>
街歩きをしていたら出くわした。
今ガイドブックを見ると(なぜ今なんだ!)紀元23年に建てられたもので、このアーチが接しているサンタンサノ教会のクリプタ(地下礼拝所)には12世紀のロマネスクの影響の濃いフレスコ画があるそうだ。
・・見たかった。 -
<ドゥルススのアーチ>
建物に食い込んでいるのが面白いとだけ思ったようだ。 -
<サンテウフェーミア教会と司教区美術館>
ドゥオーモからほど近いところにある。正面が美術館です。
教会と美術館は繋がっていて美術館からしか入れないーーので入場料が必要になる。
9ユーロ、高いぞ~~。
この美術館と教会とドゥオーモの美術館(あったかな?不明)の共通券でオーディオガイドも含まれているそうだ。料金に入っているとはいえ、聞いてもわからないのでオーディオガイドはきっぱりとご辞退申し上げた。 -
<サンテウフェーミア教会>
簡素で無骨な感じすらするシンプルな外観。でも内部は白い二層建てのアーチが印象的な美しい空間でした。 -
<司教区美術館>
イコンと呼んでもいいのだろうか。
ビザンチンの気配が色濃く残る板絵ーーだと思う。 -
<司教区美術館>
あれ、この絵の子供って?もしかしてリッピの絵? -
<司教区美術館>
リッピの絵だった。この美術館にもリッピの絵があるとは知らなかったので、ちょっと得した嬉しい気分♪
ちなみにおばちゃんが「もしかしてリッピ?」と思ったのはーーこのイエスの顔。
おばちゃんの勝手な印象だが、リッピの描く聖母子のイエスはむちむちでちょっとブサイクでこのような顔してるんですね。 -
<司教区美術館>
16世紀の絵で、ノルチャの教会にあった多翼祭壇画の一部をアップで。
(この写真では顔が切れちゃってる)聖母を囲む天使たちの顔がとても可愛らしくて、レトロモダンなイラストっぽい。 -
美術館からこの扉を抜けるとサンテウフェーミア教会です。
-
<サンテウフェーミア教会>
上の扉から教会の二階部分に出ました。 -
<サンテウフェーミア教会>
この高さから教会の内部を眺める機会は少ない。
白い大理石の二階建アーチからなる空間に後陣のフレスコ画の濃い青が映えて、美しい。おばちゃん一人しかおらず足音がやけに響いた。 -
<サンテウフェーミア教会>
狭い階段を降りて一階へ。柱に描かれた褪せたフレスコ画が静かな教会によく合っていた。一階から外に出られるかと思ったがどこも閉まっていて、来た道を戻ってチケット売り場に戻って外に出るようになっていた。 -
<サンテウフェーミア教会>
祭壇の装飾。
縁取りのモザイクの模様が凝っていて可愛い。
繋がった円の中央にイエスを象った羊、周りの4つの円には福音書筆者のマタイ(人)マルコ(獅子)ルカ(牛)ヨハネ(鷲)。
ガイドブックによるとロンバルディア様式の影響が見られるとある。
そうかな、そうかも。 -
<塔の橋>
深い渓谷にかかるカッコイイ橋。生い茂った樹木に遮られてはるか下を流れている川は見えなかった。
古代ローマ時代からこの場所に橋が架けられていたそうだが、いまのこの橋は14世紀のもの。高さ80m、長さがは200m以上だそう。対岸にあるロッカ(城塞)まで橋を渡っていけると先達の方に聞いていたので行ってみよう。 -
<塔の橋>
残念なことに立ち入り禁止になっていた。
後でホテルの人に尋ねると、近くのノルチャで大きな被害があった昨年の地震の後、安全確認が終わってないからとのこと。
同じ理由で城外にあるロマネスク教会サン・サルヴァトーレ教会も立ち入り禁止になっていると教えてくれた。行ってみたいところだったので残念。 -
物価の覚書
バールにて搾りたてのオレンジジュース3ユーロ。 -
物価の覚書
ごく普通のジェラテリア、小さなカップで1.8ユーロ。パンナ(生クリーム)は無料サービス。 -
物価の覚書
パン屋さんで買ってきた切り売りのピザ。お昼を食べすぎたので夜はこれらをホテルで。手前はハムとズッキーニ、奥はポテトのピザです。
二つ合わせて2.14ユーロ。
このズッキーニの食べ方いい!帰宅したら真似してみよう。 -
ホテルから夜の旧市街を見る。
率直に言ってこの宿からの眺めはいまいち。
朝ローマを発って、フィレンティッロに行って、スポレートを観光してと、おばちゃんとしては非常に頑張った一日でした。 -
スポレートは山間部にある街だからだろうか、それともおばちゃんの日頃の行いの賜物だろうか。1泊2日の間ずっと天気が不安定だった。基本は曇りなのだが、さっと晴れ間が広がったかと思うと一気に暗くなって強い通り雨が何度もあった。
雨の合間を縫って野菜の朝市をのぞいてみた。 -
果物屋さんではりんごやオレンジが多くて、苺は出始め。
桃などはまだ出ていなくて、やっと春が来たという品揃えに感じた。 -
野生のアスパラガス
前日の昼食に食べたパスタに入っていたもの。森のアスパラガスとも呼ぶようで、何軒かのレストランではこれを使ったメニューを店の外に大きく書き出していた。
日本でいうと季節を告げる山菜のようなものかも。
揚げ物にしたりオムレツに入れてもおいしいらしいです。 -
おばちゃんがいつにも増して熱心に売り物を見ているのには理由がある。
この日の午後アンコーナへ移動したら、アパートタイプの宿に5連泊の予定なのである。もちろんキッチン完備。
食べるのはもちろん料理もけっこう好きなので、いろいろな材料を買って料理するのを楽しみにしていたのだ。 -
午前中は街歩きと観光の続きです。
小道の上に張り出した渡り廊下、ちょっといい感じ。 -
見るからに古い石造りの家もいいなぁ。
-
古い建物が残る地域ではよく見られる無理やり感満載の電気の引き込み線。
見ていると何だか楽しくなるのはおばちゃんだけか。 -
<ローマ人の家>
古代ローマ人の家を博物館にしているようだ。
モザイク好きなおばちゃんは「古代ローマ=モザイクあるかも!」と反応してしまう。入ってみます。 -
<ローマ人の家>
開館時間を貼っておきます。
この時間がいつまで守られているかは、もちろん定かではない。 -
<ローマ人の家>
3ユーロ。このように床モザイクが施された部屋が4つくらいあっただろうか。
壁の色がよく残っている部屋もあった。
モザイクは幾何学模様の連続タイプ。部屋ごとに意匠を変えてあった。 -
<ローマ人の家>
縁取り部分の模様が凝っている部屋もありました。
我を忘れて舞い上がり写真を撮りまくるほどのモザイクではなかったなぁ。 -
スポレートの旧市街は通りによって建物の感じが異なる。
だからついつい歩き回ってしまった。このメルカート広場につながる小道は灰色の石造りの建物がレモンイエローの花を引き立てていた。 -
トリュフ製品を扱うお店
ノルチャをはじめとしてこの辺りは黒トリュフが名産のようだ。
昨日お願いしたタクシーのアンドレアもトリュフのパスタを勧めてくれたっけ。
しかし「本当に美味しいのは冬のフレッシュトリュフなんだけどね、また冬においでよ」と正直者なのでした。 -
メルカート広場には遠足の子供たち。
ぼんやりと見ていると、引率の先生が「ドン・マッテオ知ってるでしょ。」と言っているのが耳に入った。続きは何を言ってるやらサッパリ分からなかったんだけど。
「ドン・マッテオ」というのはイタリアで人気のテレビドラマでシーズン11まであるほどの長寿番組。日本ではミステリーチャンネルで「マッテオ神父の事件簿」としてシーズン7と8が放送された。
おばちゃんはこの番組が大好き。ベタなんだけどね・・ -
同じくウンブリア州のグッビオという町が舞台だったのだが、シーズン10から舞台をスポレートに変えたらしい。
ということで、お土産屋さんには何種類かの絵葉書が売られていたし、主要キャストと一緒に撮った写真を誇らしそうに飾っているお店もいくつか見かけた。
ドラマの続きを見たい! -
<古代ローマ劇場>
に隣接している教会や考古学博物館も入ってみたかったが、そろそろ時間が怪しくなってきた。
残念だけどスポレートはいつかまた来るような気がする。 -
<聖グレゴリオ・マッジョーレ教会>
旧市街の入り口近くのロマネスク教会。スポレートの観光はここでおしまい。 -
<聖グレゴリオ・マッジョーレ教会>
ひっそりとした空間で見学客は誰もいなかった。
パイプオルガンがあり、ファサードにはステンドグラスが嵌め込まれ、なかなか立派な教会で感じもよかった。古いフレスコ画もよく残っている。 -
<聖グレゴリオ・マッジョーレ教会>
イエスが聖母の純潔をあらわす白ユリを自慢げに持っている。おばちゃんとしては馬の顔が好き。
クリプタは入れたものの真っ暗で湿気が強くて、さすがのおばちゃんも長居をしたい気持ちになれなかったのでそそくさと退散。 -
1泊2日実質1日足らずの時間では、城外にいくつかあるロマネスク教会まで足を伸ばせなかったし、実はロッカも見学していない。
たくさんの宿題を残してしまったが、フェレンティッロに行ったしリッピの絵をゆっくり見たので今回はこれで良し。
電車の時間にはだいぶ早かったが、通り雨がやんだタイミングで駅に向かった。
14:58の電車でアンコーナに向かいます。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- PuellaApuliaeさん 2018/06/26 23:38:29
- 聖ヨハネですにゃ
- こっちにもお邪魔しま~す。
スポレート大聖堂ファサードの右の人はバプテスマのヨハネさんです。いつもの毛皮をまとっていないですが、SCS IOHSって書いてるのでそうでしょう。
フィリッポ・リッピの美人画はいいですね~。私はとても好きです。
しかしウンブリアは山中の州だからなのか、5月でも天候不安定なのですね。私が行ったのは8月ですが、何度も雷雨に遭いました。いい季節っていつなのでしょうね。
- cokemomoさん からの返信 2018/06/27 16:35:21
- Re: 聖ヨハネですにゃ
- fiorenzaさん、コメントをありがとうございます!
洗礼者ヨハネですかっ。さすがよくご存知でいらっしゃいますね(感嘆!)。グーグル翻訳でラテン語を調べるとヨハネがIOHANNISとありました。IOHS・・おかげでスッキリしました。しかも一つ賢くなったような錯覚まで(^^;)
スポレートは8月でも天候不安定なのですね。
秋から冬ならいいのかしらん。歩き勝負の町で通り雨や雷雨は本当に困りモノです。
旅行記にも書きましたが、こんなにリッピの美人画を好きになるとは我ながら意外なんです。来年はフィレンツェとプラートを考えてます♪
- PuellaApuliaeさん からの返信 2018/06/27 21:37:02
- 聖ヨハネはヨハネでも・・
- cokemomoさま、すみませーん!
同じ聖ヨハネでも、洗礼者ではなくて福音書記のヨハネ様でした。ああ、何たる間違い・・。バッティスタではなくてエヴァンジェリスタでしたあー。
持ってる小道具(アトリビュート)が違うなと思っていたのに、不覚です。毛皮じゃなくて本を持つのは福音書記の証。ワイルド派じゃなくて知性派のヨハネ様でした。ああ。でもこっちには粗探しの文句付けが出てこないから安心です♪
プラートの大聖堂と美術館のリッピ美人画はいいですよ~。
- cokemomoさん からの返信 2018/06/28 15:59:36
- RE: 聖ヨハネはヨハネでも・・
- こんにちは!
わざわざお知らせくださってありがとうございます。
福音書記者の方のヨハネですね、了解です。
あのような毛色の異なる福音書を洞窟にこもって書いていたから、顔色が悪く目つきが怪しいヨハネになってしまったんですねってファンに怒られそう、、
あちらはすっかりつまらなくなりましたねぇ。
収穫も楽しさもないと、わかっているのに一応毎日覗いているんですけどね。
多分来年の秋にフィレンツェを考えているんですが、ウフィツィは春から秋かな、限定で8ユーロほど値上げしてるんですね。入場者を制限したいという思惑だと聞きましたけど、効果はなさそうな。
3回行くなら1ヶ月定期を買った方が安いんですって。
以前はフィレンツェではアパート滞在をと思ってましたが、アンコーナの教訓を胸にホテルを探そう、資金を貯めておこうと思うこの頃です。
では、また!
-
- mistralさん 2018/06/06 21:12:21
- 空気感が伝わって。
- comemomoさん
こんばんは。
ゴールデンウィークはイタリアだったんですね。
スポレート、私にとって超ツボでした。
坂の多い街にエスカレーターが設置されているのも人に優しくて嬉しいですね。
最初の頃に登場した、乳飲み豚のロースト、見るからに美味しそうで
完食されたのも納得でした。
ドゥオーモ、色鮮やかな天上世界に対して、下界は紗がかかっているような色彩
との表現が、こと細かな説明以上に伝わるものがあります。
大勢の天使たちのお顔、身近な知り合いの人にも似ている天使もいて
楽しみました。
さらにさらに、区教区美術館のリッピの聖母子、他翼祭壇画の天使、
盛りだくさんご紹介くださって
cokemomoさんは、いつか又来るような気がする、とのお言葉でしたが
私も、いつか行ってみたいな~と思いました。
最後のお写真、スポレートの空気感が漂っていてよかった!
mistral
- cokemomoさん からの返信 2018/06/07 23:30:39
- 接待部長に会いたいです。
- mistralさん、こんにちは!
いつもご覧にくださって、コメントまで寄せてくださって本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
そうなんですよ、またイタリアに行きました。もうどんどんずぶずぶイタリアに嵌っていく一方です。
次に海外に行くときもきっとイタリアーー他の国にも行きたいのに。
スポレートはとてもよかったです。私は方向音痴なので迷ったり同じところに何度も出たりしましたが、街並みがとても素敵なので慰められました(^^)
ぜひ訪れる街リストに加えてくださいね。
自分の旅行記にかまけていて遅れましたが、、
ご主人さまは薩摩隼人なんですね。
石原荘の詳しいレポートが丁寧で写真もすてきでとても楽しみました。
憧れてしまうお宿ですね!お宿の全てに美意識が張り詰めている感じがしました。
もう20年も前に妙見温泉の「雅叙園・忘れの里」に泊まったことがあります。
石原荘から見えるほど近かったんですね。ここもとてもいい宿でした。
そうそう、お醤油がすごく甘く感じられてビックリしたのをまだ覚えています。九州のお醤油に馴染みがなかったのです。
朝食用の釜で炊いたご飯のおこげのおにぎりとゆで卵(敷地を走り回ってた地鶏の卵)をお土産に持たせてくれたのが嬉しかった。・・食べ物のことはやたら覚えているのだ・・
妙見温泉は空港から近いのがいいですよね。
私たちは飛行機の時間ぎりぎりまで宿でのんびりしてしまいました。
次があるなら石原荘に行って、猫の接待部長に接待されたい〜♪
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