2016/07/17 - 2016/07/21
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Pomfiさん
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2016年7月に「大阪~下関~上五島~軍艦島周遊~横浜」と巡った4泊5日のJTB・チャータークルーズ「碧彩季航(あおいろきこう)」の3日目~5日目の記録です。いつものとおり、観光の写真より食べ物の写真がずっと多数ですが。なお、初日と2日目の記録は「その1」でレポートしてあります。
●にっぽん丸 下関・上五島・軍艦島クルーズ2016 - その1
https://4travel.jp/travelogue/11355259
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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7月19日の朝はちょっと寝坊して朝8時に起床。この日の朝食は6階の「春日」の洋食にしました。
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各テーブルには小さな生花が。にっぽん丸は本当に花が多い船です。
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優しい味のスープ。
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「にっぽん丸」という文字の焼印がついたホットケーキ。
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妻も私も大好きな船内特製パンの数々。
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卵料理に妻はオムレツをセレクト。
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私はスクランブルエッグにしました。
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サラダバーから取ってきた野菜。
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寝坊でモーニグコーヒーは逃したけれど、朝食ではゆっくり1杯。
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デザートは今朝もいろいろ取りました。
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「春日」の入り口あたりの生花。お洒落な感じが好きです。
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朝食を食べているうちに、にっぽん丸は上五島の湾内に入っていました。
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天気はいいし、波は穏やかだし。
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海の表面でキラキラした反射光がきれいでした。
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だいぶ島に近づいてきました。
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タグボートに押されてにっぽん丸は着岸へ。
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上五島でもゆるキャラのお出迎えがありました。ここでバスに乗り、島の教会めぐりのオプショナルツアーにお出掛けです。
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青砂ケ浦教会。
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穏やかな表情のマリア様。カトリックの国といえは昔も今も荒っぽい国が多い(オーストリアを除く)という印象があるけれど、日本のカトリック教会はその逆で、正直かつ良心的なイメージがあります。どこで道が別れたのでしょう?
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頭ケ島教会。この緑豊かな教会の立地には、どこか神社を思わせる趣を感じました。
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入り口の垣根の緑もきれいです。
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近くで見た教会。
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後ろから見るとこんな感じ。
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ここでも十字架に磔のキリスト様ではなく、マリア様の像が。服装は南仏・ルルドのマリア像と同じですね。
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教会の敷地の内側から出入り口を見たところ。
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頭ケ島教会を出てすぐのところには、とても南国情緒の豊かな海が開けていました。盆地生まれの妻にも、北方生まれの私にも、かなり新鮮な風景です。
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余談ですが、この写真を撮った直後、私はデジカメの操作ミスで画像のすべてを消去してしまいました。が!フリーソフトで復元を試したら、98%くらいの画像は復活。これには本当に助かりました。
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にっぽん丸に戻る途中のバスの中から見た海。
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午後1時ちょっと前、にっぽん丸の待つ港に帰着。船の前では上五島のうどんの無料サービスがありました。
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試食したうどんがおいしかったので、あごだしのつゆの素とセットでおみやげに買いました。
そういえば、今日のバスのガイドさんは専業じゃなくて、ふだんはうどん作りをしているとのことでした。 -
うどんのテントでは鯵の押し寿司も売っていました。そこで試しに1パック買ってみたところ、これは大当たりでした。魚が新鮮なのを生かした押し寿司です。個人的には京都の鯖寿司よりこっちのほうが好みです。
ついでに余談ですが、この鯵の押し寿司と似た系統の品としては、八戸の「虎鯖の棒寿司」があります。これもオススメです。 -
にっぽん丸のドルフィンホールでは上五島の民俗芸能の披露もありました。
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獅子のお神楽も拝見しました。
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上五島の食と文化に接したあとは、「瑞穂」でビッユッフェ形式のランチタイム。少し食べすぎとは思いつつも、結局いろいろ食べました。
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ロースカツ
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烏賊大根、チキンピザ
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スパゲッティ・ミートソース
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パイナップルライス、野菜と豆腐のグラタン
このほかにクラムチャウダー、鮭の南蛮漬け、蛸と胡瓜のワサビ和えもありましたが、さすがにお腹はいっぱいで、全部に手を出すのは無理でした。 -
それでも、サラダはまだどうにかお腹に入りました。
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カットフルーツは別腹です。
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デザートもどうにか別腹に成功!
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「瑞穂」の内部の花は今日もまたアレンジが変わっていました。
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午後2時、にっぽん丸は上五島を出港。紙テープが舞います。
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ゆるキャラもお見送りに駆けつけていました。
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にっぽん丸は上五島を出発。
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島が遠ざかってゆきます。
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沖に出ると、ラウンジ「海」で午後のお茶の時間に。昼食の余韻がまだ残っているので、2種類のケーキ(サイズはかなりミニ)は妻と半分づつにしておきました。
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7階の美容サロンの窓から見た海。洋上で髪をカット(メンズはシャンプー込みで4,860円で女性よりだいぶお安くなっています。)してもらうのは、なんだか爽快でクセになります。
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午後5時半から、船内レストラン「瑞穂」でディナー。今回の夕食の写真は、私がデジカメの設定を間違えたため、脱力の小サイズになりました。
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まずは飲み物。妻はビール、私はジンジャーエールにしました。
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オードブル: 冷製 蟹身とフルーツのカッペリーニ ピクルスソース - 見た目がとてもきれいでにっぽん丸らしい感じです。
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セコンド: サザエの磯壷焼き - 鮑の肝餡、筍、椎茸、四万十海苔も入ってて、とても美味。メインじゃないのに、今回のディナーで最も印象に残った一皿です。
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何度食べても安定のおいしさのにっぽん丸特製パン。
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魚料理: 大平目の香草焼き ブールノアゼット - 平目の下の白いのはライスサラダです。
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肉料理: 仔牛のロースの軽い赤ワイン煮込み ポテトソース
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サラダ: ベイクドトマトサラダ - ドレッシングはバジル風味のフレンチドレッシング
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次はデザートという頃、にっぽん丸の窓の外には軍艦島の姿が見えてきました。
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デザート: リンゴのケーキとフルーツ
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食後の飲み物はコーヒー、エスプレッソ、紅茶(この日はケニルワース)からセレクトでした。
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このあと午後6時半から約1時間に渡ってにっぽん丸は軍艦島の周囲を航行しました。上の写真は午後6時37分のようすです。
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午後6時42分。
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午後6時47分。
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午後6時50分、ズームで。
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午後6時55分。
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午後7時30分。周遊しているうちに、日が暮れてきました。
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午後7時33分。夕焼けの軍艦島をあとにして、にっぽん丸は横浜に向かい、44時間の航路に就きました。
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デッキから船内に戻ると、3階にある記念撮影スポットの花がまたきれいに整えてありました。
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日没後のひととき、図書室でちょっと読書を。
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このあと、午後9時15分からドルフィンホールで「ザ・ウェスト・ハーレム」という若いみなさんのグループによる歌のステージがありました。
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午後10時半、2階の「瑞穂」で夜食タイム。
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お茶漬けでもちゃんと彩りが考えてあるところはエライと思いました。
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4日目の朝は8時半に起床。いちだんと寝坊です。
この日も朝食は「瑞穂」の和食でスタートしました。 -
赤魚の火取り
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冷やし温度玉子の野菜餡かけ
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しらす鰯天の含め煮
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ウドのきんぴら、おからの五目炒め煮
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和食セットを食べ終わったら、例のごとくビュッフェへ。しかし今回はこれ以上の肉・魚料理には手を出さず、控え目にまずはアボカドと豆腐のサラダを取りました。
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妻はシリアルも必ず食べます。
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このパンも妻が大半を食べました。
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フルーツは4種類でした。
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食後のコーヒーは7階のホライズンデッキでいただくことにしました。ここならカプチーノがあるので。
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コーヒーのあとは、7階後方のスポーツデッキで「太鼓笑人めでたい」のメンバーによる太鼓のワークショップがありました。
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好天の海の上で思いっきり太鼓を叩くのは、気分爽快なこと間違いなしです。
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この太鼓体験は人気が高く、参加者はかなり多数。三交替だったか四交替ぐらいで太鼓を叩きました。
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太鼓の最中に大きな橋をくぐるにっぽん丸。
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太鼓を終えて橋も越え、次はランチです。お腹はそんなに減ってないけど。
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空腹じゃなくても食べられるのがにっぽん丸の食事。お昼は6階の「春日」に行き、デッキの席で潮風に当たりながら食べることにしました。
この日のスープはサンラータンでした。夏にこれは確かにいいです! -
味噌カツサンドは絶品でした。このクルーズのあと何年しても思い出しているくらい心に残る味でしたから。
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ミックスサラダも残さずいただきました。
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コーヒーは昼もホットで。
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朝とはまだ別はフルーツも。
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瀬戸内の島々はいい眺めです。
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朝食直後(朝8時50頃)の海。
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朝食直後(朝8時50頃)の海、その2。
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午前11時頃の海。夏なのにさほど暑くなくて、デッキの風が心地いい感じでした。
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午後2時45分、スポーツデッキのバーでアールグレイのアイスクリームを。
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瀬戸大橋にやってきました。
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瀬戸大橋の写真を撮ったあとは、ラウンジ「海」でアフタヌーンティーに。お菓子は2個だけ取って、妻と半分づつにしました。たぶん今晩の夕食は量が多めはなずなので、ちょっとセーブです。
ちなみに、この日の午後5時の時点の体重は3日前の出発の朝に比べて0.6kgの増加に留まっていました。食べる回数と種類は多いけれど、一度に食べる量にはそれなりに気を遣っていたので。とりあえずここまでは作戦成功。 -
午後のお茶のあとは1時間ほど昼寝をして、それからひと風呂浴びました。
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そして午後5時半から「瑞穂」での夕食がスタート。今回の夕食は「碧彩 JTBスペシャルデイナー」銘打ってて、初っ端の「碧彩箱盛り」と題する前菜、お造り、炊き合わせの3点セット(写真の黒い箱に入ってました)から、早くもヤル気満々の料理が出てきました。
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食前酒: 奈良豊澤酒造 貴仙寿 碧
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前菜: 数の子のわさび漬け、鮟肝(あんきも)の西京漬け、サーモン芋寿司、烏賊の塩辛、紫芋かん、黒豆、蚕豆の蜜煮
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お造り: 上五島の真鯛、イサキ、ヤリ烏賊
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炊き合わせ: 打木赤皮甘栗かぼちゃ、加賀太きゅうり、赤ずいき、ヘタ紫なす(以上は加賀野菜)、薩摩芋、里芋、ミニオクラの出汁ジュレかけ
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焼き物: 鮎の塩焼き - 今回のクルーズでは横浜から参加のみなさん向けに祇園祭りコースが付いていたので、京都の香りということで鮎が出たもようです。
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天ぷら: 天草産車海老と五島産アスパラガスの天ぷら、五島産の塩「しまそると」にて - 火を使えない船の厨房でおいしい天ぷらができるとはすごいです。
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しゃぶしゃぶ: 黒毛和牛ロースと糸島産豚ロースのしゃぶしゃぶ
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しゃぶしゃぶの肉はお替りもOKです。私はお替わりをしました。固形燃料はそんなに長時間燃えていないので、お替りするときはお早目に。
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酢の物: 能登産もずくと大和芋とろろ - 九州航路で加賀や能登の野菜が何度も出た理由は分かりませんが、私は石川県の野菜が京野菜よりもおいしいと感じているので、これは歓迎です。
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ごはん: うな丼 - これは妻の大好物。穴子も好きですが。
汁物: 鱧と三つ葉の清汁 -
デザート: 紺碧羊羹、スイカ
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見応え、食べ応えともに満点の夕食のあと、にっぽん丸は明石海峡大橋を通過。本当に細かいところまでよく考えてスケジュールを組んだクルーズです。
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午後7時からはドルフィンホールでカクテルパーティーがありました。
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カクテルの名前は、青いほうが「青もみじ」、赤いほうは「夏祭り」で、このほか「絵日記」というノンアルコールのカクテルもありました。
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そのあとデッキに出て月を鑑賞。そして午後9時からはまたドルフィンホールに行き、北村英治さんのスーパーカルテットによるジャズコンサート(約1時間)を聴きました。船でジャズって、ちょっとお洒落な気分です。
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夜食タイムには今回も出席。豚汁は1人1杯にしましたが、おにぎりは妻と2人で1個にしました。
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粽とフルーツも妻と半分づつです。
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5日目(7月21日)の朝は一度早い時間に目が覚めて朝日の写真が撮れましたけど、起床は7時40分でまた遅めでした。
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朝食はこの日も2階の「瑞穂」で朝8時から。で、まずは和食セットをいただきました。
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例のごとく、ごはんは軽めのお粥に。
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味噌汁の具は冬瓜と茸でした。
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鮭の火取り。なんで焼き魚のことを火取りと呼ぶんでしょうね。
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豆腐の土佐煮
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烏賊と白葱のぬた和え
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さつま揚げと昆布の炒め煮 - 揚げ物でも炒め物でも煮物でもない料理名にはツッコミを感じますが、味は大丈夫でした。
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三つ葉入り焼き玉子。玉子焼きじゃなく焼き玉子というのも、考えてみれば変わっています。
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妻がパン好きなので、これはいくらお腹がいっぱいでも取るし、絶対に残しません。
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フルーツは妻も私も大好きだし、別腹です。
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朝食直後(8時40分すぎ)の海。少し曇ってきました。
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朝の船尾の海はこんな感じ。
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9時40分、なんだか晴れてきました。
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10時ちょっとすぎ。伊豆沖あたりでしょうか?
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昼食前の時間、ドルフィンホールで恒例の南京玉簾が始まりました。今回はボケ役が2人にパワーアップです。
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オトボケ芸のあとはビンゴ大会がスタート。
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今回のビンゴ大会のラストを飾る「逆ビンゴ大賞」(最後までひとつも数字が開かなかった 1人が当選)の賞品は、来年のJTBのチャータークルーズ「碧彩紀航」にペアでご招待という超豪華景品でした。いつもなら3万円の優待券といったところなので、これはかなりすごいです。
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この日の舞台のフィナーレは、クルーズの運営に携わったみなさんによるよさこい踊りと、この船旅を映像で振り返るスライドショーでした。
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ラストを飾るステージのあとは、「瑞穂」でセットランチを。まず、ごはんはネギトロ丼でした。
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お次はなめこ蕎麦。
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厚揚げの南蛮着け。
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太刀魚の利休焼き。
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デザートは私の好きな杏仁豆腐でした。
以上、さほどお腹は減っていなかったのに、またも完食しました。胃もたれも全然ありません。 -
横浜港に着く1時間半前、ラウンジ「海」でアフタヌーンティーの時間に。
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午後2時54分、霧の向こうに横浜の街が見えてきました。
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港にはかなり大型の外国客船が停泊中でした。
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氷川丸も見えてきました。もうすぐ着岸です。
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午後3時半、にっぽん丸は横浜港に着岸。今回も楽しい船旅でした。やっぱりにっぽん丸はいい船です。それと、JTBのチャーター企画もすばらしいと思いました。拍手です。
なお、今回のクルーズの間に増えた体重は0.8kg(過去最少)で、それを元の体重まで戻すのに掛かった日数は4日(過去最短)でした。今回は前回や前々回より長めの船旅だったので気をつけていたのですが、その甲斐はありました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 夏子の探検さん 2018/06/20 18:43:44
- 初めまして!クルーズがお好きなようで・・・拝見しました。
- 私の旅行記を覗きに来て下さって、ありがとうございます。
クルーズって寝ている間に観光地に移動してくれて、船内でも色々楽しくて、
時間と、多少の資金に余裕が有れば、素敵ですよね!
ところで、私も旅行記にクルーズは何度か乗せていますが、ある日招待状が来ました。
クルーズ専門で、日本でもクルーズの楽しさを広げようと言う会社みたいで、
外国のクルーズ好きな人達の乗船記録も、見れます。
全く、広告も来ないので、自分でクルーズを考えた時の参考にも成るサイトでした。
あくまで、招待制のようで、https://cruisemans.com/invite/GALQ2にて、
無料入会出来るようです。(それで、私も登録しました)
良かったら、登録して見て下さい。(危ないサイトでは無かったので、大丈夫です)
また、pomfiさんの旅行記にも、お邪魔しますね!
ありがとうございました☆
夏子
- Pomfiさん からの返信 2018/06/21 21:39:08
- Re: クルーズは本当にいいですね。
- 夏子さん、はじめまして。
こちらこそ、航海記をご覧いただき、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、クルーズ船はいろんな意味で本当にゆったりできるところがいいですね。
また、知らない人と気軽に会話できる雰囲気も好きです。
クルーズに有益そうなサイトのご紹介もありがとうございました。
IACEトラベルという会社は存じ上げていましたが、クルーズにも力を入れていたとは初めて知りました。
外国船には以前から興味をもっており、他の方の乗船記をいろいろと拝見していました。
特に食事の写真はしっかり拝見しています。
乗るなら絶対にごはんのマズくない船にしたいので。
次は夏子さんのイタリアでの旅行記を拝見しようと思っています。
イタリアは若い頃から驚くほどいろいろと縁がある国なので。
Pomfi
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