2017・18年子連れニュージーランドの旅（9）～エピローグ

2018/01/08 - 2018/01/09

長い冬休みもついに終わる。帰国の途へ。

エリア オークランド(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ジェットスター航空 ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニュージーランドの旅もいよいよ終わり。まずは朝一の便でクイーンズタウンからオークランドへ。ニュージーランド航空とジェットスターの便があったが、値段に倍ほどの違いがあった。というわけで、迷わずジェットスターで。

翌朝の日本行きの便が早いので、ホテルは空港近くの「ジェットパーク」。オークランド市内へは少々時間がかかるが、空港－ホテル間の無料送迎があったりして便利だった。

ジェット パーク ホテル オークランド エアポート ホテル

空港利用者のための案内表示がフロントに。「Go to security now」になってからホテルを出発しても搭乗に間に合うと思われる。

旅行初日に訪れて以来で、もはや記憶に遠いオークランドだが、まずは前回行けなかったフィッシュマーケットへ。

オークランド フィッシュマーケット 市場

すでにお昼を回っているためか、活気は今ひとつ。

名物のフィッシュアンドチップスを昼食に。市場ならではの新鮮な素材を生かす、と言いたいところではあるが、揚げてしまってはあまり鮮度は関係ないのでは？

オーシャンジー シーフード

食後はベイエリアをブラブラと散歩。南のクイーンズランドよりかなり暑い。向こうからやってきているグラサン・半裸のマッチョ3人組が暑苦しさに拍車をかける。

港にはたくさんのヨットが並ぶ。帆の街と呼ばれるだけのことはある。

クリスマスでほぼ無人だった前回と違い、人出が戻ったクイーンストリート。平日なので、会社帰りのサラリーマンの姿もちらほら。史上最大の冬休みが終われば、また会社勤めの日々がはじまってしまう…。
会社的には、リフレッシュしたことでまた業務に励んでもらいたい、ということだと思うが、これだけ休むと逆効果な気もする。ヨーロッパ人のバカンス明けの業務効率って、どんなものなのだろうか。

最後の買い物などをしながら、夕食は日本の居酒屋スタイルのラーメン店「麺達」へ。ラーメンは詳しくないのだが、いかにもな丼の模様に郷愁をかきたてられる。

麺達 和食

翌朝は速やかに空港へ。帰りも行き同様のニュージーランド航空だったが、飛行機が揺れる揺れる。ベルト着用サインも常時点灯でトイレにも行けやしない。午後の赤道上は揺れるとの評判どおりの激しさに辟易した。窓から外の進行方向を眺めると、積乱雲が屏風のごとく広がっていた。普通は雨雲はできるかぎり避けるらしいが、前方すべてに広がっているので避けようがない。

オークランド国際空港 (AKL) 空港

激しい揺れがようやく収まってきたと思ったら、突然機内放送で「エマージェンシー」のコール。と同時に、血相変えて通路を走り回る客室乗務員たち。どうした？　まさか揺れで機体に何らかの損傷でも？？
さすがに心配になったが、どうやら急患が出た模様。乗客の医療関係者による処置が行われたようだが、一時は本当に墜ちるかと思った。逆にいえば、客室乗務員がニコニコしているうちは、いくら揺れても安全だといえる。

長い長い冬休みを過ごしたニュージーランド。地熱の北島、大自然の南島と、それぞれのよさを十分に楽しめた。あまりに旅行期間が長すぎて最後のほうは少々ダレた部分もあったが（クイーンズタウンあたりでは、出かける気力が当社比30％くらいに低減した。特に子どもたちは、ポケモン見たいだの、ベイブレードやりたいだの、旅情もへったくれもないことを言い出した）、また写真のような絶景を見るため、いつか戻ってきたい。