2017/09/01 - 2017/09/17
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minivelo2956さん
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いよいよ定年を迎えるにあたり、会社の定年前休暇制度(2週間+お小遣い)を利用して何か有意義な事をしてみたい、単なる旅行ではなく、何か目的のあることをしてみたい。折しも、仕事上の必要性から始めた英会話の勉強。そんな時、素敵な英会話教室に出会いすっかり虜になってしまった。優しく気さくなスタッフ、そして何よりもフレンドリーでモディベーションの高い先生方と勉強仲間、全員がファミリーみたいな素晴らしい英会話教室に出会った。その存在が、長年やってみたかった海外語学留学に向けて、私の背中を押してくれた。そして、一番後押してくれたのは、かみさんと2人の娘たち、その歳で短期留学なんてちょっと素敵じゃん。長年、会社に貢献してきたご褒美なのだから、自分のしたい事をした方が良いよ。なんて、心に沁みた。
そんなこんなで、私はこの歳にも関わらず、2017年9月1日~17日、マルタ共和国の英語学校に約2週間の短期語学留学をすることになった。
普段文章といえば、プレゼン資料や業績報告書とかビジネスライクなものばかりで、到底文学的なセンスなど持ち合わせていないが、爺さんが身をもって体験した希少なポンコツ珍留学をメイドの土産、じゃない、じゃない、冥途の土産に、徒然なるままに書き綴ってみたいと思う。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- その他
-
マルタ国際空港はとても小じんまりした空港で、飛行機のタラップを降りて自分で空港を歩いてターミナルに入る。入国検査は何も聞かれずあっさり通過。想定問答集用意してたのに。でも、税関でスーツケース開をあけさせられた。特にお咎めなし。ロビーに出てまずATMでキャッシング。以前なら、1万円程度両替し、メインはクレジットカード決済で、クレジットカードが使えない支払いだけ現金でという方法を取っていたが、キャシングして帰国後直ぐに繰り上げ返済する方がお得と聞いたので今回はキャシング&現金決済メインにしようと思う。そのあとATM横にツーリストインフォメーションがあったので立ち寄ってマルタの紹介パンフと地図を頂いた。
マルタ国際空港 (MLA) 空港
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ついでにターリンヤカード(tallinja card:Suicaのようなマルタ版のプリペイドカード)をどこで買えるか聞いて、出口近くのマルタバス(MPT:Malta Public Transport )の案内所を教えていただいた。
12回分のターリンヤカードを15ユーロで購入し、バス乗り場を確認し、準備万端、空港の外へ。外は雲ひとつない青空、日差しが気持ちいいほど痛い。でも、湿度はそんなに高くないようだ。バス停の屋根の下は涼やかな風が通って、冷んやり気持ちいい。
英語学校の世話役マユミさんからは、2つのルートを教えて頂いていた。一つは、ルート:X1のバスでペンブローク(Penbroke )で降りて徒歩10分。もう一つは、X4のバスで終点のバレッタ(Valletta )まで行き、バスを乗り換えてルート:16番のバスでアサン(QASAN)で降りるとその目の前が宿舎というルート。湿気は無いと言ってもこの日差しの中、重いスーツケースを転がして10分も歩くのは辛そうだ。乗り換えは多少不安だがX4→16番で行こう。X4のバス停で暫く待っているとX4のバスがきた。念のため乗り込む前に運ちゃんにこのバスはバレッタ行くよねって確認してみた。そしたら、予想もしなかった答えが、「バレッタ?行かないよバレッタならX3だよ。」え~!どんだけ~!と思わず叫んでしまいそうになった。慌てて降りて、X3のバス停へ。これが後で悲劇に繋がろうとは、その時は、夢にも思いませんでした。
なんだよ、マユミさん。ガセじゃねーかよ!罰当たりにもマユミさんにこんな罵声を、その時には浴びせてしまった。X3が来て、待っていた乗客の殆どが大きなスーツケースを抱えて乗り込んで行く。その様子を見て、安心して私も皆んなに続いて乗り込んだ。行き先も確認しないで。どうもX番のバスは空港と主要都市を結ぶ急行バスのようでバスの中央にはスーツケース置き場が備え付けてある。あいにくそこはスーツケースでいっぱいだったので出口の手すりに寄せて私の体とその手すりでスーツケースを挟むていでスーツケースを固定した。席は折り畳みの優先席以外は全部埋まっていてさ座れませんでした。発車するや、物凄い勢いで加速、カーブでもあまり減速せず、信号やロータリーでは、急停止、急発進、ラリードライバーのような運転です。まあ、せいぜい20分くらいだからとたかを括っていましたが、途中、写真で見覚えのあるバレッタ街並みらしきものが見えたものの素通りし、気がつけば周りは随分と田舎の風景に、かれこれ40分近くなる。勇気を出して信号待ちの時、運ちゃんに聞いてみた。私バレッタに行きたいのだけど。何?バレッタ?行かないよ。これはブッギバ(Bugibba)行きだよ。困ったね~。運ちゃんは何やら考えてくれて。あそこのバス停で43番か42番に乗りなさい。と斜め前方にある反対側のバス停を指差して降ろしてくれた。
やっぱ間違いだったのね。やっぱ、マユミさんの言う通りだったのだ。バレッタ行きはX4だった。きっと私の発音が悪くて、X4の運ちゃんにはバレッタがブッギバに聞こえたのだろう。そう思うことにした。まあ、時間はあるし、いい経験だね。反対側のバス停に行くと時刻表が沢山掲示されている。運ちゃんが言っていた42、43番だけでなく200番代とか8つくらいのルートのバスがあるみたいだ。小さなバス停だと思ったけど実は交通の要衝だったりして、でも周りは畑と住宅、小さなレストランに小さな商店。田舎だ。10分ほどで道の向こうにバスが見えた、42番、やった!これでバレッタにいける。と、思ったら通過。えー、なんでなんでなんで?バス停のベンチに座っていたから死角になって見えなかった?バス停は背後と側面の3方が壁になっていて確かにベンチに座っていると運ちゃんからは直前にならないと見えないかも。で今度はバス停の外に出て見落としが無いように立って待つことに。それにしても日向は暑い、カラッとした暑さだが流石に日差しは痛いほど強い。木陰はあるが、バス停の後ろに日陰ができている。どのくらい待てば、と思っているとバスが見えた。200番台バ レッタ行きだ。今度は止まってよー。えー、えー、止まってくれな~い。一瞬にしてさまざまな理由が頭を駆け巡った。満員でこれ以上乗せらない。怪しい東洋人だから止まってくれない。何か大きなスーツケースを持っているので、空港行きのバスしか乗せてくれない。時刻表はあるが、このバス停には止まらないルートのバスもある。で、最後に何かバス停に乗りたいボタンみたいなものがあって、それを押さないと止まってくれないシステムとか、ロクでもない考えしか浮かばないポンコツ頭に絶望していると、それを見透かしたように1台のポンコツ車が前に止まった。日本では絶対に車検通りそうにないポンコツ。で、人の良さそうなオヤジが降りてきて、マルタ訛り?(イタリア訛り?アラビア語訛り?)兎に角、インド人訛りの次に酷い英語で、お前どこ行くん。空港か。乗せて行ってやるよ。バス待ってるのシンドイし、ホテルまで連れってやるよ。マルタの人は皆んな親切、治安も良い、ということを事前のリサーチで色々なメディアから得て、刷り込まれていたので、すっかりそう思い込んでいたら、オヤジが言った、安くしておくよ。って、白タクか~。まあ、悪い人ではなさそうだけど、初めての国。今は、自分が何処にいるのかもわからない状況なので、やっぱ、バスの方が良さそうだ。親切にありがとう。でも、バスに慣れるためにもバスで行くよ。そうかい。じゃ、気をつけてな。
しつこく食い下がるでもなく、あっさりと諦めて、行ってしまった。うーん。失敗したかも。そんなにぼるような人には見えなかったし、直接学校の宿舎まで連れて行ってくれるなら、白タクに乗るのもありだったかな。
兎に角、今度はバスに止まってもらわないとらちがあかない。色々考えながら時刻表を見ていて、ハタと基本的な事に気がついた。この沢山の時刻表の数。当たり前だが、それぞれのルート毎にその数だけ時刻表がある。このバス停にはざっと8つの異なるルートのバスが通る。ということは、自分の行きたい所に行くバスだけでなく、自分の行き先とは違うルートのバスも沢山通るということ。なら、自分の乗りたいバスが来たらこちらから意思表示が必要なのでは。今更だけど、次にバレッタ行きのバスが来たらちょっと恥ずいけど手を挙げて意思表示してみよう。この時は、見知らぬ地で迷子(迷ジジイ)になってしまい、結構いっぱいいっぱいだったので、自分がなんていうバス停にいたのかさえ記憶になかったが、後でグーグルアースで確認して、そこがトニー カミラリー通りのRAMEZというバス停だと知った。メディナとブッギバの間というか、だいぶX3の終点ブッギバ寄りで、あと15分でブッギバという地点だったようだ。10分ほど待っているとバスが見えた。43番バレッタ行きだ。間違っていたら恥ずかしいので、歩道の端まで行って控えめに手を挙げてみた。するとすぐにウインカーをチカチカさせて寄って来た。やった、やっと乗れる。これで一つバスの乗り方、学習した。バスの乗り方は日本とほぼ同じ、前扉から乗り込んで運転席横の料金ボックスに2ユーロ入れてレシートをもらう。又は、先述したがSuicaのようなプリペイドカードTallinjaを料金ボックス上部の読み取り部分にタッチしてピっとなればok。どちらの場合も2時間以内の乗り継ぎは無料、ハワイと似た素晴らしいシステムだ。
バスに乗り込むとほぼ満員、ただし、折り畳みの優先席が2つ空いていたちょっと気が引けたが、若い人も座っていたので、荷物を出口側の仕切りと私の席の間のスペースに挟んで通路を塞いでしまわないようにした。前方に掲示板があって、バスのルート番号、バス自体の番号、行き先、次のバス停が順番に繰り返し表示され、自動音声でのアナウンスも流れる。
その横に時間と停車を知らせる赤い電光文字が表示される。降りる時は日本同様ボタンを押すのだが、このボタンが日本人からするとかなり少ない。でも、彼らにしてみれば、日本がtoo many なんでしょうね。時間は13時。?ん?13時?私の時計は14時だよ。そうか、今朝、時間を合わせたのは、イスタンブールの空港だった。トルコとマルタの間に時差があったんだ。1時間。なんか、得した気分。
しばらく走ると、車窓は乾燥した畑や丘が連なる風景から、ガイドブックやネットで良く見かけるマルタ風の建物が増えてきた。美しい。中世ヨーロッパの街並みにどことなアラブの風合い、そして特徴的な木製のバルコニー。美しい彫刻と装飾で彩られた教会。マルタストーンの淡く優しい蜂蜜色。まだ、バレッタに入る前なのに、十分に美しい。
13:30 バレッタのバスターミナルに着いた。バスターミナル脇城壁手前までのエリアが現在工事中のようで工事現場の鉄板で仕切られていて、バスターミナルから城壁も城壁の入り口も見れない。後に、この工事、バレッタバスターミナルのシンボル、トリトンフォンテーンとその周りのロータリーのリニューアル工事だと知った。身軽なら、せっかくバレッタにいるのだから、城壁の中を見てみたいが大きなスーツケースを転がしては無理だ。まあ、予定通り、明日来れば良いさ。それより今日は色々あったし初日なので早めにチェックインして、落ち着こう。
マユミさんに教えてもらった16番のバスを探す。バレッタのバスターミナルは全て屋外施設だがとても整然としていてわかりやすかった。行き先別にバスストップが一列に連なっていて、バスはそこに斜めに入ってくる形だ。16番は一番向こう側だった。程なくしてルート16 シウィーイ(Swieqi) 行きのバスが滑り込んで来た。今度は、行き先を運ちゃんに確認。クアサムっていうバス停に行きます?クアサン?そんなバス停聞いたことないよ。え~。あッそうか。マルタ語の地名だからきっと発音が違うんだね。で、スペル(Qasam)を書いて運ちゃんに見せると。ああ。アサムね。アサムなら行くよ。あ~よかった。これでなんとかたどり着ける。そっか~。(Qasam)アサムって発音するのね。マルタ語ってQは発音しないのね。乗り込んだ時は数人だった乗客も、あとからあとから若い子が乗り込んで来て、出発のときには満員になっていた。出発。この運ちゃんも過激な運転する。でも、なんかそれが気持ちいい。バレッタの外も街並みが素敵だ。やがてバスは海岸線へ左側の街並みと右側の遊歩道、お洒落な街灯、その先に広がる地中海の青く澄んだグラデーション、コバルトブルーの空、まさにザ・リソートだ。左側の街並みに今風の建物が多くなって来た。ホテル、コンド、お店。どれもお洒落。建設途中の建物も目立つ。
そうこうするうちにバスは若者の街サンジュリアンズ(St. Julians)を過ぎ、メインストリートを左に折れて住宅街に入った。きっと、もうすぐ目的地だ、目と耳総動員で運転席上の行き先表示版と自動音声案内に集中する。くねくね住宅街をしばらく走り、ついに、
「NEXT STOP : QASAM」と表示され、アナウンスも「ネクスト ストップ アサム」とアナウンスを2回繰り返した。降車ボタンを押そうとした瞬間、誰かが押してくれた。同じ英語学校の学生さん?ここで3人降りた。みんな同じ建物に入って行く。ガーデンビューホリデーコンプレックス(Garden View Holiday Complex)。ここだ。やっとこさ着いた~。ちょっと(実は、かなり)焦ったけど楽しい経験だった。ネタになる。
入り口は下り階段になっていて数段降りたところに小さなロビーがあってL字にソファーが置いてある。受付はその側で、受付には人の良さそうなおばさんいやお姉さんが。すみません。チェックインしたいんですけど。日本から来ました。ふーん。今日から9/17までですね。はい。
こちらがお部屋の鍵で2階の2234です。そこの突き当たりにエレベーターがあるのでそれで上がってください。いくつか、連絡事項があります。環境税として5ユーロ、あと、お部屋のディポジットとして50ユーロ頂きます。これは、あらかじめ聞いていたので用意して来ている。環境税は政府に納めるのでお返しできませんが、ディポジットはチェックアウトの時に部屋に問題がなければお返しします。あと、これが、学校からの連絡書類が入ったセットです。と言って、B5サイズくらいの封筒を手渡してくれた。通常授業は9:00からですが、月曜日はプレイスメントテストがあるので、8:30までに学校のホールに行ってください。学校はこの建物と繋がっていて、そこの廊下の突き当たりが通路です。
と言って、私から見て右手の方を指した。その方向を見てみると長い廊下の突き当たりに隣の建物への通路らしきものが見えた。わかりました。お伝えしたいのはそれだけです。 -
ほかに質問は。
これから、この辺散歩したいんだけどお勧めは?あと、日用品とか、食料とか調達したいんだけど。おばさんは地図を開いて説明してくれる。お散歩なら手前の道を左に道なりに下っていけばセントジョージズベイのビーチに出るわ、でも、泳ぐなら、セントジョージズビーチは勧めないわね。学生でいつも混んでるから。お散歩ならそこから海岸沿いに遊歩道が続いるからそこをお散歩するのがお勧めよ。この辺、スリーマのショッピングセンターくらいまで行けるわよ。えー。でも、地図で見ると結構遠そうなんですけど。どの位で行けるの?そんなにかからないわよ40から60分位よ。(ずいぶん幅あるね。ま、いいや行ってみよう。)それから買い物だけど手前の道を今度は右に行った直ぐ角のところに小さいけどスーパーがあるわ。コーナーズ(Corners)ていう店よ。あと、大きなス-パーはコーナーズの前の道をずっと行った先。(地図上を指して)ここがそうよ。グリーンズ(Greens )。分かった。散歩から帰ったら行って見るよ。いろいろ親切にありがとう。
どういたしまして、ステキな滞在を。 -
エレベーターで2階へ、エレベーターに乗り込んで軽いカルチャーショック。階のボタンが0、1、2 ってなってる。そーか、マルタはイギリス連邦(British Commonwealth )だから、1階はグランドフロア 0階で、2階は実は3階なんだ。
そーいえば、違和感なくバスに乗れたのも、マルタも日本と同じ左側通行だし、バスも右ハンドルだったというのも一つの要因だったのかも。イギリス連邦いいね。エレベーターでのプチカルチャーショック2、開くボタンはあるのに閉じるボタンがない。いつもの癖で危うく開くボタンのとなりのボタンを押しそうになったが、マークがみなれた閉じるマークではなく緊急時の連絡ボタンみたいなマークが付いている。閉じるボタンを探したが見つからない。そう、このエレベーターには閉じるボタンが存在しないのだ。探しているうちに当然だが何もしなくても数秒で扉は閉まった。そっか~、ここマルタでは閉じるボタンなど必要ないのだね、きっと。日本では閉じるボタンはエレベーターの必須アイテムだが、考えてみれば、そもそもほって置いても数秒で閉まるものを、我々日本人は更に短縮するために、専用ボタンを用意して、押すことが習慣化していることに気付く。この状況に遭遇して初めて客観視出来たが、なんと愚かで無駄な機能なのだろう。このエレベーターは動きはぎこちなく見た目も悪く、機能も階ボタン、開くボタン、エマージェンシーボタン必要最小限の機能しかないが、本来、これが必要十分条件のような気がする。なんて合理的なんだろう。 -
軽いカルチャーショックを受けながら3階の我が家へ、2234。鍵は木製扉に後付けされたICカードキー。カードを読み取り部分にかざすとカチャッと開いた。入った途端にびっくり、えー、めっちゃ広い、予想と全然違う。部屋は細長いレイアウトで入り口を入って右手に洗面所、透明のガラス扉に囲まれたシャワールーム、その向かいにトイレ。決して豪華ではないが、とても清潔で綺麗な印象。入り口の左手には8畳ほどのダイニングキッチン。キッチンはフルキッチンだ。キッチン奥には中型のシャープ製の冷蔵庫、一人暮らしには十分な大きさだ。キッチンの向かいの壁にはフィリップス製の液晶テレビがあり、その下の壁際には4人掛けのかなり大きめの大理石のテーブルが。ここも綺麗にまとまっている。そして、その奥の、入り口からは一番左奥の部屋がベッドルーム。なんと、3つもベッドがある。3ベッドルーム?を私一人で使わしてくれる?クローゼットも3つ、机も3人並んでお勉強が出来る広さ。それに、清潔。シンプルで、決してゴージャスじゃないけどね。でも、シンプルな方がいい。
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さあ、まず喉が乾ききっている、大好きな炭酸が欲しい。カッコいい今風の無味炭酸ではなく。コーラ。マルタのコーラ。キニー(Kinnie )も試してみたい。まずは教えてもらった近くのスーパーへ。本当に直ぐそばにあった。なんか街の駄菓子屋のような雰囲気。入り口も狭く外からは何屋かわからない感じ。日本の遠くからでも何屋かわかるようなでかい看板や道端ディスプレイもない。でも、なかに入ってびっくり。結構、奥行きも幅もあり必要なものは全てここで揃いそう。但し、さっき教えてもらったGreensにも行ってみたいのでここでは必要最低限の物を買った。キニーの500、あってくれてありがとう大好きなコカコーラ0。思わず1.5リットルを買ってしまった。マルタビール鮮やかな黄色の缶のCISKも買った。キニーとSISKはどのサイトでも紹介されているので是非ともためしたかった。部屋に戻って、早速キニーを試してみる。喉が乾いて炭酸を欲してる。一口飲んでみた、うーん不思議な味だすごく甘いのに凄く苦い後味で苦味が口喉にずっと残る感じ。ネットの情報だと好き嫌いが別れる味とのことだったがわたしには合わなかったようだ。残ったキニーは冷蔵庫にしまって、お馴染みのコカコーラZERO、うまいー!思わず3杯一気に飲んだ。あーやっと落ち着いた。あとは早くシャワーを浴びてマルタ探検に出かけないと。いつもは長々と入っているお風呂もシャワーなので早めに切り上げ、速攻で短パンとサンダルに履き替えて早速、海沿いの道を散歩しよう。なんせ、ここはマルタだぜ。海海海。スーツケースから必要最低限の物を出して、ろくに休みもせずに部屋を出た。お昼前には着いて、午後は目一杯、マルタを堪能するつもりでいたが、もう3時過ぎだ、急がねば。
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では、探検開始。言われた通りすぐ前の通りを右手に進む。宿舎のすぐ向かいはこの一画だけ畑になってる。暫く歩くと道の両側は住宅街。こっちの住宅は不思議なことにみんな繋がっている。狭い土地を有効利用しているのか。この辺はスウィイという地区でマルタの高級住宅地のようだが、そこでも、道で囲まれている区画の家はそのほとんどが繋がっていて、所謂、巨大なタウンハウスのようになっている。それぞれの家は勿論、独立しているのだろうが、隣の家とは壁で繋がっている。色はこちらも殆どがハニーカラーのマルタストーン、統一感があってとても綺麗だ。国道1号線のガードをくぐると一気に商業エリアにヨーロッパでも有数の歓楽街パーチビル(Paceville)だ。レストラン、バー、クラブ、ファッション、スポーツショップ、シネマコンプレックス、ボーリング場、ショッピングセンターとかとか。様々なお店がひしめいている。
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繁華街の喧騒の先にあるのがセントジョージズビーチ(St.george’s beach)。受付のおばちゃんは学生で混み合っていて余りお勧め出来ない的なことを言っていたが、確かに空いてはいないけどさほど混んでもいない。日本人から見ると丁度良い感じ、海もそれなりに澄んでいて綺麗に見える。これより綺麗な海水浴場って楽しみだ。ビーチと繁華街は5mくらいの道路で隔てられていてその道路と海岸の間が遊歩道になっている。所々に可愛いベンチとオシャレな街灯があって海岸線沿いにずっと続いている。じゃあ、教えてもらったスリーマ(Sliema )までお散歩してみようか。それにしても暑い。日差しが痛い。でも湿度が低いのでじっとりするような暑さじゃないのが救いだ。私は暑さというより、湿気が一番苦手だ。遊歩道は直ぐに左に折れて登りになる。左手にセントジョージズ湾、登りはきついが、景色が素晴らしい。登りきったところで道は右に折れて海とはしばしお別れとなる。先程から特に右手の方は建設中の建物が続いている。日本なら当たり前の工事現場の目張り、鉄板の囲いみたいな目隠しはなく建設途中の現場が剥き出しになっていて、まるで廃墟のようにも見える。ヨーロッパ有数のリゾート。これからどんどん高層アパートや商業施設が建設されて行くのだろうな。ちょっと複雑な気分です。左手にはピンクのゴージャスなホテルが。5つ星のウエスティンドラゴナーラリソート(The Westin Dragonara Resort Malta)。ここも開業したばかりなのだろうか。ホテルやアプローチはゴージャスななのだがホテルの塀と遊歩道の間の空き地が工事中のの現場のような大きな岩が無造作に放置されているように見える。ハワイのウエスティンマウイはホテル前も様々な花々や緑で覆われている印象が強かったので、かなりイメージが違う感じがした。ホテルの先には別のピンクの建物が見える。ウエスティンのカジノだ。ギャンブル好きにはたまらないロケーション。でも、あいにく私にはお金もギャンブル趣味もない。しばらく行くと道は緩やかな登りになり、左手に教会、入り口にはイベントのポスターがあった。日曜日にイベントがあるようだ。ロータリーを左に折れてしばらく行くと左手にサンジュリアンズのランドマークのタワー、ヴィヤル・ポルトマッソ(Vjal.Portomaso)。正面はヒルトンホテルのアプローチを兼ねたロータリーとエントランス右はマリーナを見渡せる見晴らしのようになっおり石造りのお洒落なベンチが。マリーナを囲むようにいかにもゴージャス感満載のコンドがマリーナの斜面に沿って斜めに配されている。
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セレブだ。こんな、さもしい格好でカメラとiPadと今では誰も使わないビデオカメラをいっぱい抱えて、しつこく写真やビデオを取っ替え引っ替え撮りまくっている爺さんには全く似つかわしくない景色だ。美しい。インスタ映え?
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そこからロータリー方面に下って行くと、コンドが門のように口を開け、階段がマリーナまで続いている景色に出くわした。見たことある~。ガイドブックやネットで見たやつじゃーん。コンド、白い階段、両脇にレストランのパラソル、その先にセレブなヨットが沢山係留されているマリーナ。青く澄んだ海、空。
セレブだ~。絵に描いたようなソフィスティケートされた空間。階段を一歩づつ降りるに連れ写真で見ていた景色の中に入って行くような、自分がその空間にいることが信じられないような、夢を見ているような不思議な感覚。別にガイドブックで見ていた時は綺麗だとは思ってはいたが、別に憧れがあった訳では無い。例えは悪いが、別に好きでも嫌いでもない女優さんに偶然に実際に会ったら、途端に現実の存在として親近感が湧いてファンになってしまうようなそんな感じかな~。例えが下手でごめんなさい。 -
階段の下まで降りてきた。ここは正面の海以外周りをすり鉢状にホテルとコンドに囲まれている。まるでアテネで見た円形劇場のような感じ。右手はヒルトン後ろはレストランとその上がコンド右手もコンドそして正面はゴージャスなヨットが停泊しているマリーナ。そして、静寂。このステージには今は私だけしか立っていない。全くの妄想だとは分かっていても、周りの建物のセレブたちの視線がこの瞬間総て私に集まっているような感覚に駆られる。こんな見窄らしいジジイなど誰も見てやしない。でも、恥ずかしい。あれ、でもちっと、そんなステージに立っている自分に酔っているかも。そんな陶酔感にひたりつつマリーナをしばし散策してみる。まるでテラスのような遊歩道がマリーナ沿いに続いている。マリーナは堤防の内側なので鏡のように静かだ。大小様々なヨットやクルーザーが繋留されている。大砲のオブジェが海に向かって置かれている。マリーナの端まで歩いたが、まだまだ道は続いている。
日も大分傾いてきた。そろそろ引き返して、おっきいスーパーに買い出しを兼ねて探検に行かないと。 -
きた道を引き返し、セントジョージズビーチで道路を渡って右に折れて繁華街のに入る。右手にイタリアンぽいテイクアウトのお店が、歩道にパラソル、テーブル、椅子がいくつか出ていてここで数人の陽気な若者が買ったものを食べている。無性にお腹がすいてきた。ショーケースの中にはうまそうな数種類のラザニアと色々なパイが。思わずラザニアとカレーとひき肉パイを頼んだ、to go で、と言うと大きなビニール袋に入れてくれた。
この香りたまらん。急いで、宿舎に帰り、余計な荷物を置いて、いざ、おっきいスーパー探検に。多少の空腹はこの際我慢だ。おばちゃんにもらった地図を頼りに、と言っても道なりに歩いていく。多少上り坂なので少し遠いように感じたが、それでも5分くらいで着いた。Greens、入り口はコーナズ同様小さく感じたが、中に入ってビックリコイタ。まるで4次元空間のように広い。後で気がついたが、地下にも同じ広さの売り場があった。カゴはやはりこれもコーナーズ同様日本の役4倍の大きさ。その上のカートがコスコサイズだ。しかもどの品物もコーナーズより格段に安い。但し、マルタの物価は日本の1/3とか1/2とか聞いていたが、それほどは安くない。総じて日本より若干安いくらいか。物によるが、マルタ産のものはかなり安い。ワイン、チーズ、イタリアンのお惣菜とか。でも、総じて他のヨーロッパ諸国に比べたら相当安いのでは。1階は生鮮食品、ベーカリー、冷凍食品、惣菜中心。地下は飲料、アルコール、お菓子、乾物、調味料、日用品、文房具。コスコ的にまとめ買いが安い!大好きなコカコーラZEROが1.5LX6本で7ユーロ買いたいけど持って帰るのが至難の技。他にも朝の野菜ジュースとか食器洗い洗剤、明日の朝のパン、カフェオレ用の牛乳とインスタントコーヒー、後、どうしても外せなかった、ベーカリーコーナーのチョコチップスティック(日本ならチョコデニッシュ、チップと言いながら、一粒がデカイ。)さらに、気になった、惣菜売り場のクスクス。クスクスってモロッコとか北アフリカのイメージだが、ここマルタでも、日常的な食べ物のようだ、惣菜売り場にはたくさんの種類のクスクスが量り売りされている。やはり地中海の真ん中にいるお陰で、イタリアのみならずアラブ、特に北アフリカの影響も色濃くあるようだ。私にはイタリア語のように聞こえてしまうマルタ語も専門家に言わせるとアラブビア語の影響の方が大きいとのことだ。とかとか、後せっかくなのでマルタワインとかチーズとかも、いかんいかん。ついつい普段のクリエイトのお買い物のようにあれもこれもと物欲が、今日は、いつも日本でしているようにカゴ付きのチャリで来ている訳ではないのだ。荷物をぶら下げ徒歩で帰るのだった。断腸の思いで物欲、食欲を極限まで排除して、それでも結構重くなった。結局、Greens 探検は初見ということもあり、くまなく見て回り、2時間かかってしまった。なかなか沈まないマルタの夏の夕日もとっくに沈んで、Greens を出た頃にはあたりはすっかり暗くなっていた。
マルタでの最初の夕食、ラザニア、カレーパイ、ベジタブルクスクス、そして、シスク。リーズナブルなのに美味しくて、ボリューム満点、ラザニアはパスタが完璧なアルデンテ、トマトソースにチーズが絡んで超美味い、クスクスは野菜たっぷり薄味でオリーブが効いていてこれも止まらない。カレーパイは美味しいが、癖が強い。CISKは日本のビールに近くて乾いた喉に染み渡る。
夕飯食べながら、地元のテレビを見ようと思いテレビを付けようとしたがテレビつかず。リモコンの赤外線は光るので電池切れではなさそうだ。色々やったけど結局、つけられなかった。明日、出がけにフロントに寄って、外出中に見てもらおう。
さて、明日は早起きしてバレッタ散策に出かけよう。
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