下鴨アンティーク巡ってきました その3

2018/04/28 - 2018/04/29

小説『下鴨アンティーク』の舞台を巡ってきました
(岡崎神社)/金戒光明寺/法然院/南禅寺/(金地院)/蹴上インクライン/出町ふたば/緑寿庵清水/旧三井家下鴨別邸/同志社大学今出川キャンパス/下鴨神社/(大田神社)/上賀茂神社/東福寺/光明院

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

11:30 上賀茂神社
『下鴨アンティーク 稲妻と金平糖』にでてきた神社です。
京都最古のお社で、雷を支配する神様がまつられています。

鳥居が青空に映えます。

神馬ちゃん

かわいい神馬ちゃんのおみくじをいただきました

立砂
良鷹や慶介が説明してましたね。

朱塗りの楼門

本殿

御朱印もいただいて。

神社のなかを流れる小川で地元の子供たちが遊んでいました。
おだやかで気持ちがいいです。

名物の焼餅。
さっき豆餅を食べちゃったので今回はパスして…。

賀茂川を下ります。

川沿いにこんな看板が。
”兎のおつかい”で汐子さんが路面電車に乗っているシーンがありましたね。

百万遍にある緑寿庵清水さんへ。
”稲妻と金平糖”ででてきた金平糖のお店です。

可愛い器に入った苺の金平糖を購入。
おそらく作中慧ちゃんが鹿乃ちゃんに買ってきてくれたものです。

レンタサイクルを返して電車で鳥羽街道駅へ。

小説に倣って鳥羽街道駅で下車します。
小さな駅です。
降りたのは数組、そのうち一組外人カップルさんは伏見稲荷駅と間違えて降りてしまったようでした。

13:00 東福寺
紅葉の名所で、作中では春野・慧(鹿乃は光明院から)が訪れたお寺です。

ものすごく大きく立派な三門、本堂。

紅葉ばかり植えてあります。

通天橋

見下ろす限りの青紅葉。
全て紅く染まったらそれこそ火の海のようになりますね。
かなり高さがあるのに手すりが低くってちょっと怖いです。
下は川が流れています。

陽に透ける新緑が涙が出そうなほど美しく瑞々しいです。

枯山水のお庭、チェックとストライプみたいで和モダンですね～

14:00 光明院
東福寺の塔頭のひとつ。
ちょっとはずれたところにあります。

渋いですね。

「赤朽葉色をした土間には楓の葉が彫られていて、三角形の敷石がリボンの形に埋め込まれていた。なんともモダンでかわいらしい。」(白川紺子『下鴨アンティーク神無月のマイ・フェア・レディ 星の花をあなたに』p.41)

波心庭
「庭は、眺めていると、砂に描かれた波紋が胸のなかにも届いて、さざなみが奥へ奥へと伝播していくようだった。自身の内面の、奥深いところに響き、波立つ。不快な波ではない。穏やかで、静かな波だった。」(白川紺子『下鴨アンティーク神無月のマイ・フェア・レディ 星の花をあなたに』p.42)

今は青紅葉とつつじ、枯山水の白と青空のコントラストが綺麗ですね。

桔梗はまだまだ青い若葉姿です。
(おそらくこちらが桔梗だと思われます)

15:00 京都駅

ぷらぷらしながらお土産を購入。
何度か作中にでてきたお茶やさんのものと思われるお茶を購入。
(真帆の父母のどちらかが贔屓しているお茶やさんがこちらだと思います)


もう疲れすぎて新幹線を早い時間に変更しました。
帰りたくないけど、今からどこかに行く元気がもうないので、名残惜しいけどさよなら京都。

雲ひとつない抜けるような快晴と爽やかな陽ざしと、青い新緑がとても美しかったです。
あ～楽しかった～！！
”ここがあのシーンの舞台なんだ！”と思うとすごく感慨深くて作品がさらに身近に感じられました。
最終巻、楽しみです！

ここまで読んでくださってありがとうございます。