下鴨アンティーク巡ってきました その2

2018/04/28 - 2018/04/29

小説『下鴨アンティーク』の舞台を巡ってきました
(岡崎神社)/金戒光明寺/法然院/南禅寺/(金地院)/蹴上インクライン/出町ふたば/緑寿庵清水/旧三井家下鴨別邸/同志社大学今出川キャンパス/下鴨神社/(大田神社)/上賀茂神社/東福寺/光明院

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

8:30 鴨川デルタ

石の感覚結構空いているところもあります。

「鴨川デルタと岸とをつなぐ飛び石に、ぴょんと飛び乗る。ひとつ、ふたつ、飛び石を渡ったところで、鹿乃はふり返った。笑顔で手をふってくる。水面を輝かせる陽とともに、それはとてもまぶしく思えて、慧は目を細めた。」(白川紺子『下鴨アンティークアリスと紫式部』p.95)

鹿乃ちゃんが何度か落ちてる飛び石です。
水の勢いが結構強くて怖かったですがぴょんと渡ってみました！
落ちなくてよかった～！

写真左の橋を渡るとすぐ出町柳商店街と出町ふたばさんがあります。

「古ぼけたアーケードの下に垂れる色褪せた万国旗だとか、店からはみ出た商品棚だとか、そうした馴染みのあるにぎやかさに、なんだかほっとした。」(白川紺子『下鴨アンティーク神無月のマイ・フェア・レディ 稲妻と金平糖』p.88)

9:00 出町ふたば
めっちゃ並んでる！
20分くらい行列に並んでお馴染みの豆餅とついでにおこわを購入。

ここからはレンタサイクルでいきます。

9:30 同志社大学
白川先生の母校であり、慧の勤め先で鹿乃ちゃんの通う女子校のモデルです。
ここは女子大の方の施設でしょうか？教会？
不審者扱いされると困るので門の外からこそっと撮影。

目の前は京都御苑です。

9:45 旧三井家下鴨別邸
”兎のおつかい”で少し出てきます。
野々宮邸はこの近所にある設定のよう。

素敵なお屋敷ですね。
望楼がお洒落です。

10:00 下鴨神社
さすがに観光客の姿が増えてきました。
糺の森を歩きます。

「しめ縄の巻かれた巨木があちこちにある森のなかは、子供心にも厳かで、静謐で、地面に落ちる木漏れ日が宝石のようにきらきらしていた。」(白川紺子『下鴨アンティーク回転木馬とレモンパイ 杜若少年の逃亡』p.90)

シャガの花がひっそりと。
春野と幸ちゃんの出会いのきっかけのお花でしたよね、たしか。

朱塗りの楼門

みたらし団子はこの池をモチーフに誕生したんだそうです。

御朱印もいただきました。

十二単おみくじ
女性用のおみくじには殿方の、男性用のおみくじには姫君の、それぞれ『源氏物語』の一首が書いてあります。
鹿乃ちゃんもひょっとしたら慧との恋愛成就を願ってひいたことがあるかも？です。

結果は…！
うわあ～末摘花ぁ～！！(末摘花はかなりのおブスで重度の引っ込み思案なお姫様なのです)
波乱の兆しありですって、気を付けます。

賀茂川沿いのベンチで出町ふたばさんの豆餅とおこわをいただきます。

豆餅もっちもち～！
おこわはお豆がはいっていました。
関西のおこわにはお豆入っているんでしょうか？

燕がたくさん飛び回っています。
地元の方がランニングしていたり子供たちが虫取や水遊びをしていて、時間がゆったり流れているようです。

一休みして賀茂川を北上していきます。

川沿いの道を一本それるとこんな感じの畑がいっぱい。

11:00 大田神社
上賀茂神社の摂社です。
かきつばたの群生池があることで有名です。

見頃はもう少し先かな？

御朱印にもかきつばたのスタンプが。
かわいいですね。
本殿は工事中でした。

社家の町並みを横目に上賀茂神社へ向かいます。