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兵庫県たつの市新宮町新宮は、揖保川とその支流の栗栖川の合流地点に位置する水陸交通の要衝だった所で、新宮浜と呼ばれた揖保川と栗栖川水運の物流拠点として、また、南北に流れる揖保川に沿って伸びる宍栗街道と、栗栖川に沿って鳥取から島根へ至る因幡街道(出雲街道)が交差する追分として発展しました。<br /><br />揖保川上流の宍粟方面や栗栖川上流の三日月方面から集積され、高瀬舟で揖保川を下って龍野や網干方面に送られる荷物の中でも、龍野の淡口醤油の原料の一翼を担って大量に流通した大豆は、一旦新宮に集積された後、相場の高騰を待って取引されたと言われています。<br /><br />慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いののち姫路藩領となった新宮は、藩祖池田重利が慶長19年(1614年)の大阪冬の陣で功績をあげたことから1万石の大名に列せられ新たに新宮藩が成立し、陣屋町が形成されます。<br /><br />かつての街道が国道や県道に変わり、新たにJR姫新線が走る現在の新宮は、ほとんどの町家が建て替えられ往時の面影が影をひそめてしまいましたが、ごくわずかながらも伝統的な町家が点在する町並みからは、歴史ある町としての郷愁を感じることができました。

2018 播磨新宮散歩

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2018/04/09 - 2018/04/09

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兵庫県たつの市新宮町新宮は、揖保川とその支流の栗栖川の合流地点に位置する水陸交通の要衝だった所で、新宮浜と呼ばれた揖保川と栗栖川水運の物流拠点として、また、南北に流れる揖保川に沿って伸びる宍栗街道と、栗栖川に沿って鳥取から島根へ至る因幡街道(出雲街道)が交差する追分として発展しました。

揖保川上流の宍粟方面や栗栖川上流の三日月方面から集積され、高瀬舟で揖保川を下って龍野や網干方面に送られる荷物の中でも、龍野の淡口醤油の原料の一翼を担って大量に流通した大豆は、一旦新宮に集積された後、相場の高騰を待って取引されたと言われています。

慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いののち姫路藩領となった新宮は、藩祖池田重利が慶長19年(1614年)の大阪冬の陣で功績をあげたことから1万石の大名に列せられ新たに新宮藩が成立し、陣屋町が形成されます。

かつての街道が国道や県道に変わり、新たにJR姫新線が走る現在の新宮は、ほとんどの町家が建て替えられ往時の面影が影をひそめてしまいましたが、ごくわずかながらも伝統的な町家が点在する町並みからは、歴史ある町としての郷愁を感じることができました。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • JAの駐車場に車を停めさせてもらって、JR姫新線播磨新宮駅から町歩きを始めます。

    JAの駐車場に車を停めさせてもらって、JR姫新線播磨新宮駅から町歩きを始めます。

  • 駅舎から見た駅前広場の光景です。

    駅舎から見た駅前広場の光景です。

  • 播磨新宮駅の北側で、弥生時代中期(約2100年前)を中心とする、縄文時代後期から平安時代にかけての「新宮宮内遺跡」が発掘されており、駅前広場の一角には、遺跡を象徴するように古代人の生活様式を線彫りした石のモニュメントが設置されています。

    播磨新宮駅の北側で、弥生時代中期(約2100年前)を中心とする、縄文時代後期から平安時代にかけての「新宮宮内遺跡」が発掘されており、駅前広場の一角には、遺跡を象徴するように古代人の生活様式を線彫りした石のモニュメントが設置されています。

  • では、因幡街道(出雲街道)の西側から東に向かって歩きます。

    では、因幡街道(出雲街道)の西側から東に向かって歩きます。

  • 因幡街道(出雲街道)沿いの町並みです。

    因幡街道(出雲街道)沿いの町並みです。

  • 2階に袖壁をしつらえた町家です。

    2階に袖壁をしつらえた町家です。

  • 個性的な外観を見せる建物は、工場か倉庫として使われているようです。

    個性的な外観を見せる建物は、工場か倉庫として使われているようです。

  • 建物全幅に枝を伸ばした見越しの松。

    建物全幅に枝を伸ばした見越しの松。

  • こちらの町家は、2階の窓が掃き出し窓になっているので、腰壁の代わりに内側に手すりを付けておられます。

    こちらの町家は、2階の窓が掃き出し窓になっているので、腰壁の代わりに内側に手すりを付けておられます。

  • 合併前の、旧新宮町の町章を中央にあしらった側溝蓋。

    合併前の、旧新宮町の町章を中央にあしらった側溝蓋。

  • 老舗の和菓子屋さん。

    老舗の和菓子屋さん。

  • 旧新宮町の町章を中央にあしらった汚水桝の蓋。

    旧新宮町の町章を中央にあしらった汚水桝の蓋。

  • こちらの町家は、当初から付けられていた木製の玄関戸を残しておられます。

    こちらの町家は、当初から付けられていた木製の玄関戸を残しておられます。

  • JR姫新線の踏切の先に続く町並みです。

    JR姫新線の踏切の先に続く町並みです。

  • 立派な土塀を巡らせた町家。

    立派な土塀を巡らせた町家。

  • 「牙天神」と彫られた石碑。<br /><br />「牙天神」とは何なのかよく知らないんですが、なぜか興味を覚えます。

    「牙天神」と彫られた石碑。

    「牙天神」とは何なのかよく知らないんですが、なぜか興味を覚えます。

  • こちらは新宮藩の陣屋跡です。

    こちらは新宮藩の陣屋跡です。

  • 当時の遺構は残っていませんが、跡地を見るだけで歴史のある町だったことを窺い知ることができます。

    当時の遺構は残っていませんが、跡地を見るだけで歴史のある町だったことを窺い知ることができます。

  • 陣屋跡の先に延びる町並みには・・・

    陣屋跡の先に延びる町並みには・・・

  • 自然石積みの上に竹の生垣を巡らせた町家があります。

    自然石積みの上に竹の生垣を巡らせた町家があります。

  • 背の低い厨子2階建ての町家です。

    背の低い厨子2階建ての町家です。

  • 蔦に覆われた土蔵。

    蔦に覆われた土蔵。

  • 陣屋跡の先にあるJR姫新線の踏切に目をやると・・・

    陣屋跡の先にあるJR姫新線の踏切に目をやると・・・

  • 普通電車が姫路駅目指して走り去って行きます。

    普通電車が姫路駅目指して走り去って行きます。

  • 町家の庭に置かれている自然石を巧みに使った石灯籠。

    町家の庭に置かれている自然石を巧みに使った石灯籠。

  • 白漆喰塗りの土塀を巡らせた町家。

    白漆喰塗りの土塀を巡らせた町家。

  • こちらは踏切を渡った先にある町家です。

    こちらは踏切を渡った先にある町家です。

  • 照葉樹の若葉が、目に優しい新緑の季節を迎えています。

    照葉樹の若葉が、目に優しい新緑の季節を迎えています。

  • 因幡街道(出雲街道)に戻ってきました。

    因幡街道(出雲街道)に戻ってきました。

  • 意図したものか、はたまた偶然なのか、コンクリートに奇抜な痕跡が描かれています。

    意図したものか、はたまた偶然なのか、コンクリートに奇抜な痕跡が描かれています。

  • こちらは、宍栗街道を渡った東側の町並みです。

    こちらは、宍栗街道を渡った東側の町並みです。

  • こちらは2軒長屋と思われる町家です。

    こちらは2軒長屋と思われる町家です。

  • ブロック塀にしっかりと根を張る蔦。

    ブロック塀にしっかりと根を張る蔦。

  • 背景の小山との対比が面白いと思って、このアングルにしてみました。

    背景の小山との対比が面白いと思って、このアングルにしてみました。

  • 御大師堂の扁額が掲げられたお堂と葉桜の光景。<br /><br />満開の頃に見たかったですね~。

    御大師堂の扁額が掲げられたお堂と葉桜の光景。

    満開の頃に見たかったですね~。

  • 宍栗街道を渡って、またまた西側の町並みへ戻って来ました。

    宍栗街道を渡って、またまた西側の町並みへ戻って来ました。

  • 虫籠窓や千本格子をしつらえた、正統派の伝統的な町家が見られました。

    虫籠窓や千本格子をしつらえた、正統派の伝統的な町家が見られました。

  • 煙出しの越屋根も本瓦葺きで造られています。

    煙出しの越屋根も本瓦葺きで造られています。

  • 水路沿いの町並みを少し南に下がると・・・

    水路沿いの町並みを少し南に下がると・・・

  • 表情豊かな屋根の架かった町家があります。

    表情豊かな屋根の架かった町家があります。

  • 山門の上が鐘楼になっている蓮乗寺さんです。

    山門の上が鐘楼になっている蓮乗寺さんです。

  • その塀の上では阿形の獅子と・・・

    その塀の上では阿形の獅子と・・・

  • 吽形の獅子が躍っています。

    吽形の獅子が躍っています。

  • またまた因幡街道(出雲街道)に戻ってきました。<br /><br />では、車を停めさせてもらっているJAの駐車場へ戻ります。

    またまた因幡街道(出雲街道)に戻ってきました。

    では、車を停めさせてもらっているJAの駐車場へ戻ります。

  • JAの駐車場へ戻る途中の因幡街道(出雲街道)沿いで見かけた町家です。<br /><br />新しく建てられたものですが、すっきりとした良い町家に仕上がっています。

    JAの駐車場へ戻る途中の因幡街道(出雲街道)沿いで見かけた町家です。

    新しく建てられたものですが、すっきりとした良い町家に仕上がっています。

  • こちらの町家は、窓に板が打ち付けられているので空き家のようです。

    こちらの町家は、窓に板が打ち付けられているので空き家のようです。

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