信州・長野一人旅 (2) 戸隠神社中社参拝＆夜の門前さんぽ

2018/03/29 - 2018/03/29

３月末、前年度分の有休が失効目前となって急遽決めた平日国内一人旅。

GWの海外旅も控えているので、予算・日程・体力的に負担なく、且つ静かに過ごせそうな場所・・・
と考え、行先は大好きな長野に決定！

気づけば９年ぶりの再訪。
行ってみて、やっぱり好きだな～と再確認できたし、予定どおりにいかない部分もありましたが、清涼な空気と山々が見える景色の中ですっきりリフレッシュ出来ました♪

エリア 長野市(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

雪道に翻弄され、戸隠神社奥社参拝を断念した後、無事に中社へと戻って来ました。

戸隠神社中社 寺・神社・教会

ここは水もより一層清らかで澄んでる感じ。

戸隠着いてからもう4時間近く経ってるんだけど未だどのお社もお参り出来てなかったので（笑）、ようやく中社で参拝。

お昼に着いた時に比べたらだいぶ人も減ってたかな。

戸隠神社中社 寺・神社・教会

にしても寒い！
ただでさえ空気が冷たい上に、足がびしょ濡れで・・・

どこか屋内に入りたいな～と、宝物館というのがあったので近づいてみるも、タッチの差で閉館してたｗ

そうそう、中社でおみくじ引きました！

戸隠神社のおみくじはちょっと変わってて、社務所前にある表で自分の数え年を調べてその年を伝えると、神主さんが祝詞を唱えながらくじを引いてくださり、それが神様のお言葉として与えられるという形式。

実際いただいたのも、こんな神様からのお手紙チックなおみくじでした。
中も文体が難しかったけど何となくありがたく、持って帰ろうという気分に。
ちなみに「末吉」でした。

奥社参道ほどの雪ではないけど、やっぱり中社界隈も近くで見たらそこそこ雪が残ってました。
鳥居を越えた先、お社へと続く上り階段にはロープが張られて立入禁止に。
参拝客は横の坂道を登っていく形をとることになっていました。

こちらが上側から階段を見下ろした図。
階段そのものより、確かにこの土っぽいところは雪と泥とが混じって固まって、うっかり足滑らせたら大変そう。

最近、ただでさえ何もないところでこけるようになった中年の身としては、無理せず焦らず回り道必須ですな。

雪の中のお姿も凛々しくてかっこいいな。

奥社参道の圧倒的スケールの杉並木とはまた様相が違うけど、ここ中社の周りにたっている立派な木も安心感があります。

三本杉を遠目から。

で、真下から見上げるとこれ。

人間なんかよりずっと長生きしてるんだもんね～。
何事にも動じないその堂々たる姿を見ていると、自分もしっかりしないとな、と思ってしまう。

帰りのバスの時間までまだあと30分ある。。。
特に行くところもなく話し相手もないので、ずっと中社周りをうろちょろしてました。

戸隠訪問から早4週間。
苔むした藁ぶき屋根に積もる雪も、もう今頃は溶けている頃でしょうか。

何のあてもなく、お昼を食べたうずら家さんの前の道をちょっと奥まで行ってみたり。

ここはカフェ？
あいにくお休み中。

この日は平日中日だったせいか、まだ冬季休業中なのか、どこもかしこも閉まってて（中社前のお土産屋さんも、奥社参道前の茶屋もやってなかった）、寒い中休める場所がなくてそれだけがきつかった。
この先、もうちょっと行くと温泉があったらしいんだけど。
次回はそれ狙いで行動してもいいかも。

三本杉のうちの一本とのこと。こちらは樹齢推定800年。
幹に刻まれた深いしわが、歳月を物語っているような。

写真一枚に収まりきらないので2枚に分けて撮影。

上からの景色はどんなかな？

鳥居近くにこんな石碑もありました。
昔来た時はなかったから、最近出来たのかしら？

何きっかけで最初に戸隠に来たんだったか、もう15年位前の話で忘れちゃったけど、その時知った戸隠の伝説・・・神話に絡んだお話がまるで本当に思えるような場所で、そういう点でも印象的な神社だったのですよね。

名残惜しみつつ、最後に中社の鳥居をバス停からもう一回パチリ。

御神木にも、またここに来られますようにと祈って戸隠を後にしました。

バスが来て、ようやく風のないあったかい空間で1時間過ごせる～と思ったら安心して、駅に着くまではずっとウトウト。。。

17：30近くに長野駅到着。

ロッカーに入れてた荷物取り出すより先に行ったところは駅ビル！
足がとにかく濡れて寒くて、一刻でも早く乾いた靴下に履き替えたくて！
（まさかここまで濡れる羽目にあうと思ってなくて、あと予備は翌日分の１足しか持ってきてなかった）

案内板チェックしてたら「靴下屋」があったので行ってみました。
そして3足1000円の靴下をGET～
３足も今要らないけどね？＾＾；

別にどれでもいいのに頭働かなくなってて、こんなところで15分くらいうだうだ柄とか形選んじゃってたｗ

買ったその足でトイレへGO！
お着換えボード完備の個室があった！助かります～（涙）

そして乾いた真新しい靴下に履き替えた時の安心感と言ったら！
足元が乾いてるだけでこんなにもあったかくて気持ちいいものなんだ、と感動しました(｡´Д⊂)

トイレットペーパーで靴の中も拭いて気持ち水分吸いとって（笑）、駅からホテルまでまた15分くらいかけて歩いて向かいました。

チェックインしてちょっと休んだ後、夕飯食べに外へと繰り出します。

この時点で19時前なんだけど、人通りが少ない。。

そして昔入って気に入った、オムレツ定食が食べられるレトロ洋食屋さんに行こうとGoogleで場所確かめてたら・・・
まさかの閉業！
うわ～ん、素敵なとこだったのにショック(;д;)

ということで更に歩いて善光寺近くまでやって来ました。

こちらも以前行ったことあるお店だけど。
せいろ蒸し料理が食べられる「門前茶寮彌生座」。

2階は宴会？が催されてるようで賑やかだったけど、1階は他に1人客が2組いたのみで空いててすぐ席につけました。

門前茶寮彌生座 グルメ・レストラン

メニューは迷ったけど、食後のデザートを食べたかったので軽めチョイス。
「門前せいろ蒸し」　1800円也。
（写真以外にお味噌汁や漬物がついてました）

少ないかと思ったけど、これでも十分なボリューム！
野沢菜入りおこわや大好きな茶碗蒸し、色んな蒸し野菜、そしてなんとっても信州産の牛肉が美味でした～♪

すっかり疲れ果ててたので・・・
こういう奴！そう、まさに血や肉になるものを身体が欲してたんだ！
と、残さず全てペロリとたいらげました。
なんだろう、飲み物みたいにするする入っていったよねｗ

門前茶寮彌生座 グルメ・レストラン

食後のデザートは、ハーブティーと蕎麦の実入りパウンドケーキセットを。

パウンドケーキは素朴な優しい甘さで美味しかった♪
けど、スポンジもの食べたらもうお腹パンパン＾＾；
（それでも勿論ケーキも完食したけど）

ハーブティーは見た感じから、大好物レモングラス♪
と飛びついて飲んだら、まさかの甜茶ブレンドで激アマだったｗ
普通のレモングラスをさっぱり爽やかに飲みたかったかな・・・

でも、ここでのひと時はこの日起きた珍事を振り返りつつも一人でゆったりのんびり出来て、ようやく自分の思い描いてた信州旅が出来てるかな～と思えたいい時間でした。

お店は江戸時代の畳問屋を再生した建物だそうで、そういう観点からもレトロでいい雰囲気でしたよ。

門前茶寮彌生座 グルメ・レストラン

はち切れそうなお腹抱えてお店を後にして、ホテルまで腹ごなしに歩く。

途中、相当気になる建物がありました。
大正ロマンな西洋風の建物、素敵～♪
旅館？レストラン？

週末の昼間は様々な国の観光客でごった返しているであろう門前の大通りも、平日の夜はがらんとしています。
それでも怖い・淋しいという雰囲気では全くないのが不思議。

長野駅から善光寺まで続くこの通り、歩くとそこそこ距離があるけど、何故か昔から大好き！
なので、こうしてゆったりのんびり一人占め出来たのも嬉しかった♪

信号の奥には善光寺の山門が見え隠れ。
ちょっとおどろおどろしいけど。

明日行かせていただきまーす！

あ、おどろおどろしいと言えば、この写真の方が勝ってるか？（笑）

ここが行きたかったレトロ洋食屋さんのあった「五明館」跡地。
今では本館は郵便局として利用されているようでした。

あのレストランの内装、もう一回見たかったな。

通りの途中、こんな演舞場も見かけました。
「北野文芸座」というところみたい。

クラシカルな街並みに溶け込んでいい味出してたな。
もし時間に余裕があったら、こういうところで観劇したりしてもいい旅の思い出になりそうですね。

こうして街ブラしつつ、途中コンビニに寄って翌朝の飲み物やご飯（素泊まりだったので）、入浴剤（寒い中歩いたのでしっかりほぐさないと）、胃薬（お腹はち切れそうなまま眠れなさそうでｗ）を買ってホテルへ戻りました。

今回泊まったホテルは「ホテル国際21長野」

急遽決めた旅だったので、コスト的に抑えられるところは抑えつつ、でも一人で快適に過ごしたい・・・ということで、Yahooトラベルで検索＆Tポイント足して予約取りました。
お陰で素泊まり3000円ちょいでいけました！

元は結婚式場としてスタートした宿らしく、だからか建物は広め、いくつかの棟に分かれてました。
どのサイトで見ても安かったからどんな所か心配してたんだけど、思ってたよりはロビーなんかも綺麗めでした。

この写真は泊まった南館のエレベーター界隈。

各階エレベーター前のロビーはシンプルな装い。

各部屋前の通路。
私が泊まったのはシングルルームだったんだけど、この階全部シングルだったかどうかは不明。
この日は誰とも会わなかったし、夜中も朝も特に人の声は聴きませんでした。

シングルルーム内部。
こちらは玄関側からの見え方。
入ってすぐ右にハンガーが、通路の右途中にバスルームがあります。

ホテル国際21長野 宿・ホテル

間取りは小さいけど、去年ヘルシンキで泊まったあの極せま空間に比べたらこれでも広い方（笑）

空気清浄機や加湿器も置いてありました。

ホテル国際21長野 宿・ホテル

ベッドも多分これセミダブルくらいあったかな？
寝た感じも疲れることなく、快適なベッドでした。
頭上には目覚ましや姿見も備え付けてありました。

ホテル国際21長野 宿・ホテル

入口すぐの洋服掛けるとこ（クローゼットみたいな扉はなく開放された空間）に、パジャマやドライヤー、スリッパなどが置かれてました。
リセッシュまで置かれてたのはナイス！
雪でぬれたスニーカーにもシュッシュさせていただきましたｗ

テレビ台下には電気ポットやお茶セットもありました。

スリッパも、いわゆる白いぺらぺらした奴じゃなくてわりとしっかりした作りだったし、この茶色の感じが落ち着きもあってよかったかも。

ホテル国際21長野 宿・ホテル

バスルーム。
アメニティが結構充実してました！

女性目線で言うと、こういうランクのホテルだと洗顔フォームはあってもメイク落としがない場合が多く、持参してくことがほとんど。
でもここは温泉施設並みに全部揃ってて、何も持ってこなくても良かったなって思ったくらい。

シャンプーしかないパターンがある中、ちゃんとコンディショナーもあり、石けんも液体のボディソープ完備。
それとは別で泡で出るハンド＆フェイスソープもありました。
なかったのは綿棒くらいかな？
ヘアゴムもあったし、お値段のわりには頑張ってた方かなと。

お風呂も、シャワーの出は問題なし。
バスタブにお湯ためて、買った「きき湯」入れてしっかり温まりました。

ホテル国際21長野 宿・ホテル

トイレは温水洗浄機付き、暖房便座。
もう今どき、ビジネスホテルクラスなら当たり前になって来たのかしら？

ホント、トイレばかりはねー、国内旅最高！って思う瞬間よね。
海外だとどんな素敵な国に行っても、トイレ近い人間にとってはハードル高いことが多いから・・・（立地、清潔さ、利便性などなど）

それでも、台湾式トイレとかも行っちゃえば慣れるもんだけど（笑）

便器の写真で終えるのもナンなので（笑）、旅行記②の〆はこの旅に持って行った香りものの写真を。

JO MALONEのコロンとボディローション、ボディウォッシュ。
香水買った時にもらうサンプルは、気軽に持ち運べるので旅先にも持っていくことがあります。
普段使ってない香りなら特別感もあるし、こんな時じゃないともったいない精神でずっと使わないままになるので＾＾；

いい香りに包まれて、一日の疲れを癒してぐっすり眠りにつけました☆