2018/04/11 - 2018/04/14
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belleduneさん
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冬の北海道でのスノーシューを毎年楽しんでいますが、初めて塘路湖でカヌーをしようと計画しました。しかし、春は天候が不順、強風のため、2日間とも中止となりました。釧路に着いた日は雨、翌日から晴れていたのですが、港町は風が強く、しかしそれにもめげずに町を歩き回り、美術館、博物館、春採湖など釧路観光を満喫しました。まずは1日目からご覧下さい。
- 旅行の満足度
- 4.0
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カトリック釧路教会 黒金町12-10
現在地に移転したのは、昭和57年ですが、昭和13年の日中戦争中、武官雷吾郎氏が主任司教として教会を守り、戦後は復興に努められました。昭和24年に釧路地区はフランシスコ会ヴェネチア管区が担当することとなり、昭和27年、ダミアン・ブレッサン師が着任されました。 -
昭和32年に聖堂が建設され、1階は付属幼稚園、2階が聖堂となっていましたが、敷地が狭いため、現在のこの地に移転しました。前教会より2倍の敷地面積(2167平方m)隣、この姿になりました。
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1階は幼稚園、2階が聖堂という形式は変わっていません。この正面玄関前の紫水晶のようなステンドグラスは綺麗ですね。
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こども遊学館 幸町10-2
地下1階、地上5階建てで、設計はアトリエブンク。敷地面積約6260平方m、建築面積約2250平方m。駅前の繁華街は以前の繁栄の後はなく、寂れた雰囲気が感じられます。地方都市でよく見られることですが。
釧路は平成5年(1993)にM7.5の釧路沖地震、平成15年(2003)にM8の十勝沖地震があり、大きな被害を受けました。釧路港に近いこの辺りは、平成7年に幸町地区都市拠点整備計画(釧路シビックコア地区整備計画)が承認されて、開発計画が進みました。以前釧路市内には4つのデパートがありましたが、現在は全てなくなり、郊外に大きなショッピングセンターがあります。 -
晴れていればもっと綺麗に撮れるのですが...
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1階には、さんさんひろば(砂場)、あそびらんど(高さ2mのロッククライミング壁が設置)、サウンドタワー、キッズランド(大小のテント内で遊べる)、ネットジャングル、炭坑トンネル、不思議な球体(未来のゆりかごのようなもので内部で遊べる)などがあり、2階はスタッフルーム、機械室。3階はふしぎランド、プラネタリウム、4階はものしりランド、実験工房、創作工房、物知り研究室、5階は空調機械室、各種機械室となっています。また1階から4階までの吹き抜け空間部分を利用したトライボールが設置してあります。
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ないイブのプラネタリウム下には、砂場の「さんさんひろば」があります。
子供にとっては、至れり尽くせりの遊学館だと思います。高学年になると上の階で色んなことが学べます。勿論大人も利用できます。プラネタリウムは人気がありそうです。 -
釧路の日銀
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北海道立釧路芸術館 幸町4-1-5
平成10年(1998)に開館し、設計は象集団です。 -
釧路川に面した敷地面積約5000平方m、建築面積約2510平方m、延床面積約3430平方Mです。RC造一部S造で、壁面は煉瓦使用。
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道路側から入る玄関。この日は企画展前日で閉館していましたが、ちょうど係りの方がいらしたので、内部をチラッと拝見しました。3日後に再び内部をじっくり見せて頂きました。ここへいらっしゃる方は、企画展以外は閉館していますので、ご注意を。
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玄関を入ったエントランス空間。内部も壁面に煉瓦仕様でした。
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外部の壁面で道路側は塩害に被害はあまり見られませんでしたが、川に面した側はかなり被害が進行していました。
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こちらが釧路側に面した側です。本来は、こちらが正面玄関だと思うのですが...
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で、このように塩が着いています。海が近いので、仕方ないのですが。煉瓦は塩害に強いのかな?
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2階への外階段
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前庭
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アーケードの軒周り
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木枠の大きな窓周り
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全景を見るとかなり塩害が目立つのは、レンガの色が目立つためなのでしょうか?
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指で触ると塩がごそっと取れます。
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1階から上野見上げたところです。
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3日後に入館して内部を見ています。現在、正面奥から入るようになっています。教会のようですね。
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木枠の階段もレンガの色と合っていて、良い色合いです。少し褪めた草色とでも言うのでしょうか。
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2階の踊り場を見上げたところです。
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2階奥は喫茶となっています。仕切られていないので、甲高い声が響いて、ちょっと煩かったです。
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階段上からステップを見たところです。踏み外さないように色分けされています。
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2階の踊りはから左手は外のテラスに出る扉があり、その手前奥はオープンライブラリーとなっています。
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釧路側に面している空間
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テラスに出てみました。
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屋上は機械室、ポンプ室でしょうか。
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やはり塩害が目に付きます。足元のコンクリート部分も補修時期のようです。早く施さないと、下地が痛んで塩害が進んでいきます。
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中央が左右に分かれていて、通り抜けできます。奥は釧路駅方向。閉館時は一応チェーンが道路側に掛けられています。
中央のランプが面白いですが、強風に対しても大丈夫なのかな? -
通路の上部
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道路側から釧路川方向を見ています。
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2階のテラス端から見るとテラス床面が大分剥離していますね。
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エントランス上部です。
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テラスから釧路川の港方向を見ています。
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弊舞橋方向
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前庭を見下ろしています。
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内部1階
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フィッシャーマンズMOO横に繋がっている「EGG」は平成元年にオープンしました。
EGGとは Ever Green Garden の頭文字を取って付けれました。隣のMOOもMarine Our Oasis の頭文字を取っています。 -
川沿いからも道路側からも自由に出入りできます。楕円形になっていて、植物が植えられていて、温室になっています。寒い冬もこの中は暖かく市民の憩いの場となっているようです。それほど広くはありませんが、ちょっと休憩したり、本を読んだりできます。時々、コンサートなどのイベントが開催されるそうです。午前6時(冬季は7時)から午後10時まで開いています。
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記念樹が植栽されています。
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幣舞橋(ぬさまい)から港方向を見ています。ヌサマイはアイヌ語でヌサ・オ・マイ=幣場のあるところと言う意味だそうです。
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現在の幣舞橋は、5代目となる昭和51年(1976)に新しく架け替えられたものです。全長124m、幅員33,8mで、3径間連続鋼床版箱桁橋形式で、総重量は1323tです。日本で初めて市民参加型で、4人の彫刻家による「四季の像」が設置されています。道東の四季の像として四季其々の裸婦像が見られますが、冬は寒そうです。札幌の豊平橋、旭川の旭橋と共に北海道の三大名橋に数えられています。
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左は明治22年(1889)に完成した愛北橋です。北海道で最も長い木橋で、全長207m、幅員3,6m。名古屋に本社のある商事会社「愛北物産」が自費で架橋し、有料で運営していましたが、明治31年(1898)に倒壊してしました。
右は、明治33年(1900)に架けられた初代幣舞橋です。官設の木橋で、全長203m、幅員4,2mで、地名の幣舞からこう名付けられました。増水や冬季の結氷、流氷によって明治42年(1909)に倒壊しました。 -
倒壊してすぐに架けられtら2代目幣舞橋ですが、この木橋も6年後に同じ原因で倒壊してしまいました。
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左は、大正4年(1915)に架けられた3代目幣舞橋。この木橋は全長201m、幅員7,2m。
右は、昭和3年(1928)に完成した初めての鉄筋コンクリート造の永久橋、4代目幣舞橋です。全長113m、幅員18,3m。アーチを描くヨーロッパ風デザインと4基の大理石オベリスクが特徴の当時としてはモダンな新しい橋でした。 -
左は、明治18年に建設された釧路郡役所で、釧路、白糠、阿寒、川上、足寄の5郡の戸籍事務などを扱う役所でした。2階建ての洋館の庁舎が明治18年に新築されました。
右は、明治30年に建てられた釧路国土庁と警察です。北海道は明治30年にそれまでの郡区役所を廃止し、19ヶ所の支庁を設けましたが、初めは庁舎は旧郡役所を引き継いていました。 -
明治44年に建設された釧路公会堂。大正天皇が皇太子時代に宿泊されるために建てられ、投票所、記念式典、物産展などの使用されていました。
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左は大正11年、釧路が市に昇格したため、翌年に建てられた釧路市役所です。
右は、昭和32年に建てられた釧路公民館。現在、「生涯学習センターまなぼっと幣舞」の前進です。 -
移転して使われていない旧日本銀行釧路支店。私が泊まっている釧路プリンスホテル傍に先ほど見た新しい建物があります。
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出世坂
明治末期まで、この坂の上に釧路支庁や測候所があった他は、人家もなく、支庁裏の坂と呼ばれた細い踏み分け道でした。後にこの坂の寂しい雰囲気と急勾配から「地獄坂」と呼ばれていました。大正2年に釧路中学校が開校されることになり、向学心に燃える若者達の通学路となり、その青雲の志を称えて、「出世坂」と言うようになったそうです。 -
幣舞公園に植えられた「丹頂の樹」
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幣舞公園から見下ろした釧路川。橋の袂に建っているビルは、道東経済センタービル、釧路商工会議所です。
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幣舞橋を通る北大通りが駅方向に伸びています。
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昭和33年の釧路中心部です。
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幣舞公園に立つ松浦武四郎の蝦夷地探検像
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刀袮無句(1898~1968)の歌
出船いま 大夕焼けの 只中に
この後、生涯学習センターへ行き、館内にある釧路市立美術館で釧路に所縁のある画家の絵を見てきました。なかなかの名画があり、誰もいないギャラリーで静かに鑑賞することができました。昭和期には釧路市内にギャラリーのあるデパート、絵画展のある喫茶店もありましたが、現在はすっかり姿を消してしまいました。現在でも釧路画廊、ミヤタ画廊が残っています。雨が強くなってきたので、学習センターの写真がありません。 -
ホテルに帰る途中に見かけたビルの1階。4日間いつも前を通っていましたが、閉まっていました。以前、米穀店だったのでしょう。
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雨が次第に強くなって来た上に、港からの風が冷たくて、そろそろホテルへ帰ろうと思っていたところ、北大通りの信号手前に案内板裏におそらく手書きと思われる風景画が描いてありました。良いですね!
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ホテル前には市役所があり、その向かいに建つ釧路市役所防災庁舎
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