2018/02/16 - 2019/07/16
325位(同エリア1405件中)
belleduneさん
- belleduneさんTOP
- 旅行記839冊
- クチコミ134件
- Q&A回答177件
- 1,378,708アクセス
- フォロワー62人
先日、雪の大内宿に行き、初めて宿場町を見て歩きました。冬の白川郷、五箇山を見たいと思い、行ってきました。昼間に萩町合掌造り集落を歩いて周り、夜のライトアップに民家園の茅葺き屋根を見に行きました。萩町集落は、白川村の一部で、南北方向にやく1500m、東西には広いところで350mあります。状態の良い合掌造り住宅は59棟、明善寺庫裏も合掌造りに分類されるので、60棟が残っています。白川郷の萩町集落、五箇山の相倉集落、菅沼集落の中で一番規模が大きいものとなっています。次第に問題となっているのが、合掌造り家屋の後継者です。屋根の葺き替えが大変な負担となるため、非合掌造りの家屋が増えています。葺き替え工事の際には、住民だけの力ではできないため、専門業者やホランティアに頼ることになり、金銭面での負担になっています。観光客が増える際のゴミ問題、交通規制など種々の問題があります。外国人も増えているので、景観を損なわないように何らかの手段を早めに考えて頂きたいものです。ここ萩町では、「集落の自然環境を守る会」で、合掌造り家屋の「売らない、貸さない、壊さない」という三原則を掲げて、保存活動を行なっているそうです。
PR
-
白川郷と五箇山は飛越地方庄川流域の歴史的地名だそうです。上流にあるのが白川郷岐阜県)、中流域にあるのが五箇山(富山県)です。白川郷は、荘白川ともいう。白山信仰の修験者や平家の落人伝説とも結びつきが深いそうです。江戸中期の17世紀末に合掌造りの原型ができたらしい。
-
江戸時代の白川郷は、高山藩領と浄土真宗照蓮寺領となり、高山藩は後に天領とな理ました。
-
-
合掌造りの屋根の傾斜は、五箇山の方が雪質の水分が多いため、この白川郷より急になっています。
-
白川郷の合掌造り屋根は、妻を南北に向けています。屋根に日が当たるようにして、冬の融雪と茅葺き屋根の乾燥を促せるためだそうです。
-
集落は、南北に細長い谷に位置し、強い風が吹くので、風を受ける面積を少なくするように、夏は屋根裏部屋の窓を開放して、風を吹き抜けさせるようにして、蚕の通風を考えてあるという。谷間の狭い耕作地の相続を考えて、結婚できるのは、長男のみだったそうです。一つの住居に、家長とその嫡流の他、傍系に当たる親族、使用人達も一緒に暮らし、屋根裏は狭いため、養蚕などに使われました。
-
民宿が数件あります。
-
-
-
何を考えているのか、寒そうです。
-
-
-
こちらも民宿です。
-
-
明善寺
-
明善寺の茅葺き屋根の山門
-
本堂は膜が張ってあり、屋根だけしか見えませんでした。
-
-
庫裏入り口
-
明善寺
-
-
-
ふる郷長瀬家
-
-
-
神田家
-
-
-
横に周って、神田家を見上げています。
-
-
-
ここから夜のライトアップされた民家園へ行きます。
-
-
紀貫之の歌 人はいざ 心も知らず...が扉に書いてあります。
-
その上には蕪村の歌も
-
民家園では、岐阜県の重要文化財指定の建物9棟を含む25棟の建造物が保存されています。住居、板倉、神社、寺の本堂などがあります。雪が深いので、一部しか見て回れませんでした。
入り口となる荒井良造家住宅です。 -
-
-
-
-
水車小屋
-
-
中野義盛家住宅
-
向こうの建物、中野長次郎家がお休み処となっていて、お汁粉や甘酒を頂けます。人が少なかったので、のんびりと見て周れました。雪がない時期は、もっと上まで行けるのですが、こういう雪景色は格別です。
-
-
-
-
信祥寺本堂
-
-
-
-
坂になっているので、下に集落の明かりが見えます。
-
-
-
山茂文四郎家の唐臼小屋
-
-
-
-
-
-
-
山下陽朗毛住宅は現存する最も古い住宅です。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
belleduneさんの関連旅行記
白川郷(岐阜) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
85