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彦根で1泊し、その帰り道に『長浜』に立ち寄りました。<br />長浜はかつて豊臣秀吉が築いた城下町。長浜の観光ガイドに次のような<br />一節がありました。<br /><br />  秀吉が築き、進取の気性で市民が培ってきたまち。<br />  古より人々が脈々と受け継いできた伝統文化が息づくまち。<br />  伊吹山系から流れる水が川から琵琶湖へと注がれ豊かな息吹が感じられるまち。<br />  ゆっくりと流れる時間に身を任せながら、琵琶湖の北部 長浜を<br />  巡ってみてください。<br />  きっと心に刻まれる素敵な出会いが待っています。<br /><br />数時間の滞在でしたが、彦根とは違った魅力があって、ぶらぶら街歩きを楽しみながら伝統文化も垣間見ることができました。

"行ってみたい日本の絶景"の一つ彦根城の桜を見に・・・<後編> 長浜へ

91いいね!

2018/03/31 - 2018/04/01

33位(同エリア834件中)

8

77

akiko

akikoさん

彦根で1泊し、その帰り道に『長浜』に立ち寄りました。
長浜はかつて豊臣秀吉が築いた城下町。長浜の観光ガイドに次のような
一節がありました。

  秀吉が築き、進取の気性で市民が培ってきたまち。
  古より人々が脈々と受け継いできた伝統文化が息づくまち。
  伊吹山系から流れる水が川から琵琶湖へと注がれ豊かな息吹が感じられるまち。
  ゆっくりと流れる時間に身を任せながら、琵琶湖の北部 長浜を
  巡ってみてください。
  きっと心に刻まれる素敵な出会いが待っています。

数時間の滞在でしたが、彦根とは違った魅力があって、ぶらぶら街歩きを楽しみながら伝統文化も垣間見ることができました。

旅行の満足度
4.5

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  • 彦根から長浜までは車で約40分で到着しました。<br />長浜駅西駐車場に車を停め、歩いてすぐのところにある長浜城がある『豊公園」』に向かうことに・・・。<br /><br />桜が600本植えられた公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれているそうです。

    彦根から長浜までは車で約40分で到着しました。
    長浜駅西駐車場に車を停め、歩いてすぐのところにある長浜城がある『豊公園」』に向かうことに・・・。

    桜が600本植えられた公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれているそうです。

  • 公園に近づくと長浜城が見えてきました。<br /><br />1573年、小谷城の浅井長政を滅ぼした織田信長は、功績が大きかった羽柴秀吉(豊臣秀吉)に浅井家の旧領を与えました。<br /><br />秀吉は、当時「今浜」と呼ばれていた場所が交通の要所と考え、信長の名を一字を拝借し「長浜」と改名。1573年に築城を開始、1576年頃に長浜城は完成したということです。<br /><br />でも長浜城と思っていたお城は、秀吉が築城したものではありませんでした。

    公園に近づくと長浜城が見えてきました。

    1573年、小谷城の浅井長政を滅ぼした織田信長は、功績が大きかった羽柴秀吉(豊臣秀吉)に浅井家の旧領を与えました。

    秀吉は、当時「今浜」と呼ばれていた場所が交通の要所と考え、信長の名を一字を拝借し「長浜」と改名。1573年に築城を開始、1576年頃に長浜城は完成したということです。

    でも長浜城と思っていたお城は、秀吉が築城したものではありませんでした。

  • 豊臣秀吉が築いた長浜城は、江戸時代前期に&quot;廃城&quot;になり、その跡には石垣と井戸だけが残されたのだそうです。<br />昭和58年に市民の協力により3層5階建てのこの天守が復元され、城郭様式の博物館として公開されるようになったのだそうです。

    豊臣秀吉が築いた長浜城は、江戸時代前期に"廃城"になり、その跡には石垣と井戸だけが残されたのだそうです。
    昭和58年に市民の協力により3層5階建てのこの天守が復元され、城郭様式の博物館として公開されるようになったのだそうです。

  • 中に入ると、1Fが受付とミュージアムショップとなっていました。<br />受付で、写真の『長浜浪漫パスポート』を購入。このパスポートは主要観光観光スポット14施設から5施設を選んで入館することができます。早速ここで使用します。<br />◆金額:1,000円<br />◆期間:2018年3月12日(月)~ 2018年12月25日(火)<br />◆長浜浪漫パスポート入館対象施設<br />長浜歴史博物館・長浜鉄道スクエア・慶雲館・安藤家・今重屋敷能舞館・海洋堂フィギアミュージ アム黒壁・曳山博物館・大通寺・ヤンマーミュージアムなど

    中に入ると、1Fが受付とミュージアムショップとなっていました。
    受付で、写真の『長浜浪漫パスポート』を購入。このパスポートは主要観光観光スポット14施設から5施設を選んで入館することができます。早速ここで使用します。
    ◆金額:1,000円
    ◆期間:2018年3月12日(月)~ 2018年12月25日(火)
    ◆長浜浪漫パスポート入館対象施設
    長浜歴史博物館・長浜鉄道スクエア・慶雲館・安藤家・今重屋敷能舞館・海洋堂フィギアミュージ アム黒壁・曳山博物館・大通寺・ヤンマーミュージアムなど

  • <長浜城歴史博物館><br />2Fは「湖北・長浜のあゆみ」常設展示<br />3Fは「秀吉と長浜」常設展示<br />4Fは 茶室となっていて、2Fと3Fをぐるりと回って・・・<br /><br />最上階の展望室「望楼」にやってきました。

    <長浜城歴史博物館>
    2Fは「湖北・長浜のあゆみ」常設展示
    3Fは「秀吉と長浜」常設展示
    4Fは 茶室となっていて、2Fと3Fをぐるりと回って・・・

    最上階の展望室「望楼」にやってきました。

  • 展望室の回縁に出てみると、<br />長浜市街や琵琶湖が桜景色とともに広がっていました。<br /><br />こちら側には、「日本さくら名所100選」にも選ばれている「豊公園」が見え・・・<br />

    展望室の回縁に出てみると、
    長浜市街や琵琶湖が桜景色とともに広がっていました。

    こちら側には、「日本さくら名所100選」にも選ばれている「豊公園」が見え・・・

  • こちら側には、琵琶湖がすぐ近くに見えていました。<br /><br />手前は、彦根城でも見た、桜の雲海のような美しい光景でした☆彡

    こちら側には、琵琶湖がすぐ近くに見えていました。

    手前は、彦根城でも見た、桜の雲海のような美しい光景でした☆彡

  • 展望室からの景色を楽しんだあと、<br />外に出て桜とお城が一緒に見える美しい場所を探してみました。

    展望室からの景色を楽しんだあと、
    外に出て桜とお城が一緒に見える美しい場所を探してみました。

  • このアングルが一番かなと思い、パチリ!<br />やっぱりお城と桜はベストな取り合わせ☆☆

    このアングルが一番かなと思い、パチリ!
    やっぱりお城と桜はベストな取り合わせ☆☆

  • すぐ近くに「長浜城本丸跡」を示す石碑がありました。<br />このあたりに秀吉公の建てたお城の天守があったのですね!<br />長浜城は、琵琶湖にせり出した水城で、城内から水門を通じて琵琶湖に舟の出入りができるようになっていたそうです。

    すぐ近くに「長浜城本丸跡」を示す石碑がありました。
    このあたりに秀吉公の建てたお城の天守があったのですね!
    長浜城は、琵琶湖にせり出した水城で、城内から水門を通じて琵琶湖に舟の出入りができるようになっていたそうです。

  • これは、のちほど訪れた米川のほとりにあった<br />案内板の長浜城の<構造推定復元図>です。<br /><br />この図を見ると、今では桜が美しい「豊公園」はかつては内堀で、天守は琵琶湖にせり出した水城だったのがわかります。今では黒壁スクエアなどがある長浜の中心部は、当時の城下町がそのまま残っているのですね。

    これは、のちほど訪れた米川のほとりにあった
    案内板の長浜城の<構造推定復元図>です。

    この図を見ると、今では桜が美しい「豊公園」はかつては内堀で、天守は琵琶湖にせり出した水城だったのがわかります。今では黒壁スクエアなどがある長浜の中心部は、当時の城下町がそのまま残っているのですね。

  • 続いてやってきたのは、『長浜鉄道スクエア』。<br />この建物は旧長浜駅舎で、1882(明治15)年に完成しました。<br />日本で初めて新橋~横浜間を鉄道が走ってから、たった10年後に<br />建てられた洋風建築の駅舎。<br />現存する駅舎としては日本最古のものだそうです。<br />現在の長浜駅も同じデザインで建てられたのだとか。

    続いてやってきたのは、『長浜鉄道スクエア』。
    この建物は旧長浜駅舎で、1882(明治15)年に完成しました。
    日本で初めて新橋~横浜間を鉄道が走ってから、たった10年後に
    建てられた洋風建築の駅舎。
    現存する駅舎としては日本最古のものだそうです。
    現在の長浜駅も同じデザインで建てられたのだとか。

  • 長浜鉄道スクエアの前にあるのは、『慶雲館』です。<br /><br />明治時代、天皇の行幸を受けて長浜の豪商・浅見又蔵氏が私財を投じて建設した長浜にある迎賓館で、『慶雲館』と命名したのは、時の内閣総理大臣伊藤博文なのだそうです。

    長浜鉄道スクエアの前にあるのは、『慶雲館』です。

    明治時代、天皇の行幸を受けて長浜の豪商・浅見又蔵氏が私財を投じて建設した長浜にある迎賓館で、『慶雲館』と命名したのは、時の内閣総理大臣伊藤博文なのだそうです。

  • 表門から砂利敷のアプローチが緩やかな曲線を描いて中門へと続きます。<br />

    表門から砂利敷のアプローチが緩やかな曲線を描いて中門へと続きます。

  • 中門をくぐると「玄関前庭」があり、正面には慶雲館の玄関が見えてきます。

    中門をくぐると「玄関前庭」があり、正面には慶雲館の玄関が見えてきます。

  • ここでも「浪漫パスポート」が使え、玄関を入ると・・・<br />盆梅展の会場となる純和風の座敷がありました。<br /><br />『長浜盆梅展』は、日本一の規模で、1月上旬から2ヶ月間長浜の新春の風物詩として開催され、よくTVなどでも紹介されます。

    ここでも「浪漫パスポート」が使え、玄関を入ると・・・
    盆梅展の会場となる純和風の座敷がありました。

    『長浜盆梅展』は、日本一の規模で、1月上旬から2ヶ月間長浜の新春の風物詩として開催され、よくTVなどでも紹介されます。

  • 座敷に盆梅展の様子がわかる額が掛けられていました。<br />まるで絵画のようですが、実は西陣織の織物で描いた絵画なんです!!<br /><br />『盆梅展』では、このように大変美しい盆梅鉢がこの座敷に並びます。<br /><br />

    座敷に盆梅展の様子がわかる額が掛けられていました。
    まるで絵画のようですが、実は西陣織の織物で描いた絵画なんです!!

    『盆梅展』では、このように大変美しい盆梅鉢がこの座敷に並びます。

  • 梅の時期が終わり、盆梅は見ることができないはずですが、<br />お庭に面した縁側あたりに、盆栽のようなものが見えました。

    梅の時期が終わり、盆梅は見ることができないはずですが、
    お庭に面した縁側あたりに、盆栽のようなものが見えました。

  • なんと、桜盆栽が展示されていたんです(≧▽≦)<br />梅の盆栽も可愛いですが、桜の方が私は好みです。

    なんと、桜盆栽が展示されていたんです(≧▽≦)
    梅の盆栽も可愛いですが、桜の方が私は好みです。

  • 白っぽいこの桜は、清楚だけども華やかで素敵でした♪

    白っぽいこの桜は、清楚だけども華やかで素敵でした♪

  • 縁側前にずらりと並んだ桜盆栽☆彡<br />このように可愛い桜盆栽が見られるとは思ってもいませんでした。

    縁側前にずらりと並んだ桜盆栽☆彡
    このように可愛い桜盆栽が見られるとは思ってもいませんでした。

  • お庭は、小川治兵衛によって作庭された池泉回遊式庭園。 <br />昔は、この庭の向こうに琵琶湖が臨め、長浜港が近くにあったのだとか・・・。

    お庭は、小川治兵衛によって作庭された池泉回遊式庭園。
    昔は、この庭の向こうに琵琶湖が臨め、長浜港が近くにあったのだとか・・・。

  • 木造二階建、総檜造りの寄棟造、書院風建築の本館。

    木造二階建、総檜造りの寄棟造、書院風建築の本館。

  • 2階には広間とともに明治天皇をお迎えする為に「玉座の間」が設けられました。<br />建設当時は東側には伊吹山、南西側には広大な琵琶湖が一望でき、2階からの眺望はすばらしいものだったそうです。<br /><br />広間の襖絵は沢山の鶴を描いた「群鶴図襖」で、天井には梅の花を描いたハイカラな「梅型電灯」がありました。ここでかつては多くの国内外のゲストが滞在を楽しんだのでしょうね。

    2階には広間とともに明治天皇をお迎えする為に「玉座の間」が設けられました。
    建設当時は東側には伊吹山、南西側には広大な琵琶湖が一望でき、2階からの眺望はすばらしいものだったそうです。

    広間の襖絵は沢山の鶴を描いた「群鶴図襖」で、天井には梅の花を描いたハイカラな「梅型電灯」がありました。ここでかつては多くの国内外のゲストが滞在を楽しんだのでしょうね。

  • 長浜鉄道スクエアと慶雲館の前を通る『明治ステーション通り』を進んでいくと、<br />米川に架かる「朝日橋」がありました。<br /><br />橋の向こう側に、TVなどでよく紹介される『長濱浪漫ビール』が見えました。

    長浜鉄道スクエアと慶雲館の前を通る『明治ステーション通り』を進んでいくと、
    米川に架かる「朝日橋」がありました。

    橋の向こう側に、TVなどでよく紹介される『長濱浪漫ビール』が見えました。

  • 長濱浪漫ビールのウェブサイトには次のような紹介が載っていました。<br /><br />江戸時代から脈々と息づく城下町・長浜の昔ながらの街並の中に佇む長濱浪漫ビールブルワリーパブは、 米川(長浜城外濠)のほとりに建つ江戸時代に建てられた米蔵を改装した蔵造りの建物にあります。<br /><br />店内は、1階がメインダイニングルームのテーブル席、カウンター席、売店となっていて、 吹き抜けからは2階にある醸造所を眺めることができます。 長濱浪漫ビールブルワリーパブでは、 近江牛をはじめとする地元の食材をふんだんに使用した創作料理と出来たてのビールを味わうことができます。<br /><br />残念なことに、11:30からオープンでこの時はまだ開店していませんでした。<br />長濱浪漫ビール: https://www.romanbeer.com

    長濱浪漫ビールのウェブサイトには次のような紹介が載っていました。

    江戸時代から脈々と息づく城下町・長浜の昔ながらの街並の中に佇む長濱浪漫ビールブルワリーパブは、 米川(長浜城外濠)のほとりに建つ江戸時代に建てられた米蔵を改装した蔵造りの建物にあります。

    店内は、1階がメインダイニングルームのテーブル席、カウンター席、売店となっていて、 吹き抜けからは2階にある醸造所を眺めることができます。 長濱浪漫ビールブルワリーパブでは、 近江牛をはじめとする地元の食材をふんだんに使用した創作料理と出来たてのビールを味わうことができます。

    残念なことに、11:30からオープンでこの時はまだ開店していませんでした。
    長濱浪漫ビール: https://www.romanbeer.com

  • 長濱浪漫ビールの前に、「長浜城外堀跡」の標柱と長浜の歴史についての案内板が設置されていました。

    長濱浪漫ビールの前に、「長浜城外堀跡」の標柱と長浜の歴史についての案内板が設置されていました。

  • 案内板を拡大したものです。<br />右上の地図は、長浜城のところで紹介した長浜城の<構造推定復元図>です。<br /><br />この前を流れる米川は、長浜城の外濠の一部で、この辺りまでがお城の敷地だったようです。

    案内板を拡大したものです。
    右上の地図は、長浜城のところで紹介した長浜城の<構造推定復元図>です。

    この前を流れる米川は、長浜城の外濠の一部で、この辺りまでがお城の敷地だったようです。

  • 道理で、前を流れる米川の土手がお堀の石垣のようになっていました。

    道理で、前を流れる米川の土手がお堀の石垣のようになっていました。

  • さらに通りを進むと、<舟板塀の町並み>が見えてきました。舟板塀は土蔵の腰板に舟の廃材が張られた土塀なんだそうです。<br /><br />調べてみると、左手に見える白壁の建物は、『旅籠 白忠』というお蔵の宿でした。このお宿は、江戸時代に白木屋忠左衛門が創業した油問屋“白忠”の町屋を再生させたお宿なんだそうです。

    さらに通りを進むと、<舟板塀の町並み>が見えてきました。舟板塀は土蔵の腰板に舟の廃材が張られた土塀なんだそうです。

    調べてみると、左手に見える白壁の建物は、『旅籠 白忠』というお蔵の宿でした。このお宿は、江戸時代に白木屋忠左衛門が創業した油問屋“白忠”の町屋を再生させたお宿なんだそうです。

  • 足元を見ると、ひょうたんのマンホールがありました。<br />さすが、秀吉公ゆかりの町ですね!

    足元を見ると、ひょうたんのマンホールがありました。
    さすが、秀吉公ゆかりの町ですね!

  • 『旅籠 白忠』の角を左折し、北国街道に入りました。<br />通りを進んで行くと、右手に『開知学校』が見えてきました。<br /><br />開知学校とは、明治4年に開校された滋賀県初の小学校だそうです。<br />

    『旅籠 白忠』の角を左折し、北国街道に入りました。
    通りを進んで行くと、右手に『開知学校』が見えてきました。

    開知学校とは、明治4年に開校された滋賀県初の小学校だそうです。

  • 八角塔屋を載せた洋風建築です。明治4年というと、西洋に倣って洋風建築を建て始めた頃ですね。当時にすれば、超モダンな建物だったことでしょう。<br /><br />八角塔屋には螺旋階段で登ることができるそうで、塔屋からは市内を見渡すことができるそうです。時間があれば、中に入ってみたかったな・・・。

    八角塔屋を載せた洋風建築です。明治4年というと、西洋に倣って洋風建築を建て始めた頃ですね。当時にすれば、超モダンな建物だったことでしょう。

    八角塔屋には螺旋階段で登ることができるそうで、塔屋からは市内を見渡すことができるそうです。時間があれば、中に入ってみたかったな・・・。

  • 北国街道沿いに『安藤家』の建物がありました。<br />安藤家の建物は、明治から大正にかけて建てられ、虫篭窓、紅殻格子などが施された近代和風建築です。安藤家は、元は豊臣秀吉から自治を任された十人衆の一人で、明治以降は商人となり呉服問屋として商いをしていたそうです。<br /><br />ここは北大路魯山人が住んだことがあるそうで、内部の座敷などを見学する他に、日本庭園「古翆園」は巨石をあしらった池泉回遊式庭園で四季折々の風情を楽しむことができるのだとか。

    北国街道沿いに『安藤家』の建物がありました。
    安藤家の建物は、明治から大正にかけて建てられ、虫篭窓、紅殻格子などが施された近代和風建築です。安藤家は、元は豊臣秀吉から自治を任された十人衆の一人で、明治以降は商人となり呉服問屋として商いをしていたそうです。

    ここは北大路魯山人が住んだことがあるそうで、内部の座敷などを見学する他に、日本庭園「古翆園」は巨石をあしらった池泉回遊式庭園で四季折々の風情を楽しむことができるのだとか。

  • 安藤家の先に、『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁』がありました。<br />

    安藤家の先に、『海洋堂フィギュアミュージアム黒壁』がありました。

  • 海洋堂は、フィギュア(立体造形)で世界的に有名です。<br />私はそれほど興味がなかったのですが、夫が「浪漫パスポート」で入れるし、ちょっと興味があるということで、中に入ることに・・・。<br /><br />以前にブームとなったお菓子のおまけ「フィギュア」と呼ばれるミニチュア玩具が注目されたことがありましたが、この館内には様々な種類のフィギュアが展示されていました。(写真は撮影可)

    海洋堂は、フィギュア(立体造形)で世界的に有名です。
    私はそれほど興味がなかったのですが、夫が「浪漫パスポート」で入れるし、ちょっと興味があるということで、中に入ることに・・・。

    以前にブームとなったお菓子のおまけ「フィギュア」と呼ばれるミニチュア玩具が注目されたことがありましたが、この館内には様々な種類のフィギュアが展示されていました。(写真は撮影可)

  • みなさん、目を輝かせて見入っていましたが、私はそれほどでもなく・・・<br /><br />2枚だけ写真撮ったのがこれです。阿修羅像と不動明王や風神・雷神などの仏像フィギュアでした。このようなフィギュアもあるのですね~

    みなさん、目を輝かせて見入っていましたが、私はそれほどでもなく・・・

    2枚だけ写真撮ったのがこれです。阿修羅像と不動明王や風神・雷神などの仏像フィギュアでした。このようなフィギュアもあるのですね~

  • 北国街道をさらに進むと、右側に千鳥破風の屋根を載せた望楼が見えてきました。<br />『浄琳寺』というお寺のものでした。

    北国街道をさらに進むと、右側に千鳥破風の屋根を載せた望楼が見えてきました。
    『浄琳寺』というお寺のものでした。

  • 左手に『陶芸工房ほっこくがま』という工房がありました。<br />琵琶湖をイメージした淡水色の焼き物で知られる、<水茎焼>の作陶体験(手廻しロクロは1,080円~)ができるのだそうです。おもしろそうです!

    左手に『陶芸工房ほっこくがま』という工房がありました。
    琵琶湖をイメージした淡水色の焼き物で知られる、<水茎焼>の作陶体験(手廻しロクロは1,080円~)ができるのだそうです。おもしろそうです!

  • その先に『翼果楼』という看板が見えてきました。<br />なんて読むでしょう?「よくかろう」はブッブーです!<br />実は「よかろう」と読み、“湖北地方”には昔から伝わる「鯖そうめん」という郷土料理のお店でした。

    その先に『翼果楼』という看板が見えてきました。
    なんて読むでしょう?「よくかろう」はブッブーです!
    実は「よかろう」と読み、“湖北地方”には昔から伝わる「鯖そうめん」という郷土料理のお店でした。

  • 「鯖そうめん」とは、焼いた鯖を甘辛いしょうゆ味のだし汁で煮込み、その煮汁で味付けしたそうめんと共に食べる料理です。<br /><br />その昔、若狭湾から京都へは、鯖を始めとした魚介を運ぶためのルートがあり、そのルートは「鯖街道」と呼ばれていました。長浜がある滋賀県の湖西地域は、その「鯖街道」の途中にあり、当時から鯖を使った料理が名物になっていたのだとか・・・。

    「鯖そうめん」とは、焼いた鯖を甘辛いしょうゆ味のだし汁で煮込み、その煮汁で味付けしたそうめんと共に食べる料理です。

    その昔、若狭湾から京都へは、鯖を始めとした魚介を運ぶためのルートがあり、そのルートは「鯖街道」と呼ばれていました。長浜がある滋賀県の湖西地域は、その「鯖街道」の途中にあり、当時から鯖を使った料理が名物になっていたのだとか・・・。

  • お昼ご飯どきで、どこで食べるか悩みましたが・・・<br />せっかく長浜に来たのだから長浜名物を食べようということになり、このお店をチョイスしました。正直言うと、夫は乗り気じゃなく、私が無理やり誘ったのでした。

    お昼ご飯どきで、どこで食べるか悩みましたが・・・
    せっかく長浜に来たのだから長浜名物を食べようということになり、このお店をチョイスしました。正直言うと、夫は乗り気じゃなく、私が無理やり誘ったのでした。

  • 昔ながらの町家を使った風情ある店内の様子です。<br />1990年にオープンした「翼果楼」は築150年の呉服問屋を改装したのだそう。

    昔ながらの町家を使った風情ある店内の様子です。
    1990年にオープンした「翼果楼」は築150年の呉服問屋を改装したのだそう。

  • 写真上は、メニューです。<br />セットメニューもありましたが、単品で、焼鯖そうめんと焼鯖寿司を頼みました。<br /><br />焼鯖そうめんは、想像していたより味付けは濃くなく、甘辛く煮込まれた鯖は骨まで食べられ、まずまずのお味でした。夫は「鯖缶の食感やな~」との感想。実は、焼鯖寿司の方が気に入ったようで「うまい!これの方が美味しいわ。」と言ってました。何度もリピートするほどではないものの、一度は食べてみる価値ありだと思いました。

    写真上は、メニューです。
    セットメニューもありましたが、単品で、焼鯖そうめんと焼鯖寿司を頼みました。

    焼鯖そうめんは、想像していたより味付けは濃くなく、甘辛く煮込まれた鯖は骨まで食べられ、まずまずのお味でした。夫は「鯖缶の食感やな~」との感想。実は、焼鯖寿司の方が気に入ったようで「うまい!これの方が美味しいわ。」と言ってました。何度もリピートするほどではないものの、一度は食べてみる価値ありだと思いました。

  • お昼ご飯を『翼果楼』で食べ、そのあとは黒壁スクエアあたりを散策する予定でした。<br /><br />ランドマーク的存在の『黒壁ガラス館』に向かう途中に、金色草履が置いてあるのが見えました。駒札には次のような説明が書かれていました。<br /><br />かつて木下藤吉郎が信長の草履をふところで温めた話は有名ですが、その細やかな心遣いが戦国時代の人々の心をつかみ、天下人へと出世していきました。<br />秀吉の出世城と言われる長浜城の大手通と北国街道が交わるここ「札の辻」にて、この金の草履を一度履けば、あなたももっと出世街道の旅人になれることでしょう。<br /><br />写真を撮っただけで、実際履くのを忘れていました(>_<) <br />でも、これから出世を望む年齢でもないですね~(笑)

    お昼ご飯を『翼果楼』で食べ、そのあとは黒壁スクエアあたりを散策する予定でした。

    ランドマーク的存在の『黒壁ガラス館』に向かう途中に、金色草履が置いてあるのが見えました。駒札には次のような説明が書かれていました。

    かつて木下藤吉郎が信長の草履をふところで温めた話は有名ですが、その細やかな心遣いが戦国時代の人々の心をつかみ、天下人へと出世していきました。
    秀吉の出世城と言われる長浜城の大手通と北国街道が交わるここ「札の辻」にて、この金の草履を一度履けば、あなたももっと出世街道の旅人になれることでしょう。

    写真を撮っただけで、実際履くのを忘れていました(>_<) 
    でも、これから出世を望む年齢でもないですね~(笑)

  • 「札の辻」とは、北国街道と大手門通りが直角に交わる交差点の所で、高札(農民や商人を取り締まる基本的なきまりを書いたたもの)の掲示場だったそうです。ここが中心地であったようです。<br />

    「札の辻」とは、北国街道と大手門通りが直角に交わる交差点の所で、高札(農民や商人を取り締まる基本的なきまりを書いたたもの)の掲示場だったそうです。ここが中心地であったようです。

  • 黒壁スクエアのウェブサイトから「散策マップ」を拝借しました。<br />矢印の先が「札の札」の交差点です。<br /><br />お昼ご飯を食べた『翼果楼』からこのように進んできました。<br />交差点の角にあるのが『黒壁ガラス館』です。

    黒壁スクエアのウェブサイトから「散策マップ」を拝借しました。
    矢印の先が「札の札」の交差点です。

    お昼ご飯を食べた『翼果楼』からこのように進んできました。
    交差点の角にあるのが『黒壁ガラス館』です。

  • 『黒壁ガラス館』<br />黒壁ガラス館は、元々は明治33年に開店した第百三十銀行長浜支店の建物。この木造洋館は黒漆喰の外観から「黒壁銀行」と呼ばれ親しまれていたそうです。<br /><br />昭和になると、この黒壁銀行が取り壊しの危機にあい、地元有志による新たな街づくりに取り組むことに。銀行は黒漆喰を塗り直し当時の黒壁銀行のように復元。平成元年に「黒壁ガラス館」として改装されオープンしたそうです。<br /><br />この黒壁ガラス館を中心にガラスショップや工房、カフェなどが集まったたエリアは<黒壁スクエア>と呼ばれ、江戸時代から明治時代の和風建築が軒を連ねる魅力的なエリアとなっています。

    『黒壁ガラス館』
    黒壁ガラス館は、元々は明治33年に開店した第百三十銀行長浜支店の建物。この木造洋館は黒漆喰の外観から「黒壁銀行」と呼ばれ親しまれていたそうです。

    昭和になると、この黒壁銀行が取り壊しの危機にあい、地元有志による新たな街づくりに取り組むことに。銀行は黒漆喰を塗り直し当時の黒壁銀行のように復元。平成元年に「黒壁ガラス館」として改装されオープンしたそうです。

    この黒壁ガラス館を中心にガラスショップや工房、カフェなどが集まったたエリアは<黒壁スクエア>と呼ばれ、江戸時代から明治時代の和風建築が軒を連ねる魅力的なエリアとなっています。

  • 交差点の反対側には「黒壁五號館」と書かれた黒漆喰の和風建築の『黒壁AMISU』があります。<br />AMISUとは「見立て」という意味だそうで、滋賀県内から厳選された特産品の数々が取り揃えられていました。

    交差点の反対側には「黒壁五號館」と書かれた黒漆喰の和風建築の『黒壁AMISU』があります。
    AMISUとは「見立て」という意味だそうで、滋賀県内から厳選された特産品の数々が取り揃えられていました。

  • 黒壁ガラス館の向かいには、オープンデッキが目印の『96CAFE』(クロカフェ)があります。<br /><br />黒にちなんで「黒壁ソフトクリーム」や「黒壁ロール」「まっクロバーガー」が名物なんだとか。黒色は竹炭とココアパウダーが入っていて、味はチョコレート味なんだそうです(笑)

    黒壁ガラス館の向かいには、オープンデッキが目印の『96CAFE』(クロカフェ)があります。

    黒にちなんで「黒壁ソフトクリーム」や「黒壁ロール」「まっクロバーガー」が名物なんだとか。黒色は竹炭とココアパウダーが入っていて、味はチョコレート味なんだそうです(笑)

  • このお店は、『びわこレストランROKU』。<br />江戸末期の醤油問屋を改装した建物だそうで、<br />近江牛ランチコースが3,500円で食べられるとのことです。

    このお店は、『びわこレストランROKU』。
    江戸末期の醤油問屋を改装した建物だそうで、
    近江牛ランチコースが3,500円で食べられるとのことです。

  • 旧街道を照らす常夜灯門の風景

    旧街道を照らす常夜灯門の風景

  • この蔦の絡まる木造建築は『黒壁オルゴール館』。<br />様々なオルゴールがコレクションされていて、購入することもできます。<br /><br />ガラス製品のオルゴールがとても可愛くて・・・

    この蔦の絡まる木造建築は『黒壁オルゴール館』。
    様々なオルゴールがコレクションされていて、購入することもできます。

    ガラス製品のオルゴールがとても可愛くて・・・

  • ホームページから写真を拝借しました。<br />パーツを組み合わせ、カスタマイズしたオルゴールを作ることもできるようです。

    ホームページから写真を拝借しました。
    パーツを組み合わせ、カスタマイズしたオルゴールを作ることもできるようです。

  • 隣接した『黒壁ガラススタジオ』です。<br />ここは入りませんでしたが、吹きガラス工房があり実際にガラス職人による制作風景を見学することができるそうです。<br /><br />手前にあるのは、ガラスでできたピラミッドのような噴水でした。

    隣接した『黒壁ガラススタジオ』です。
    ここは入りませんでしたが、吹きガラス工房があり実際にガラス職人による制作風景を見学することができるそうです。

    手前にあるのは、ガラスでできたピラミッドのような噴水でした。

  • 長浜大手門通りのアーケード入口。<br />上方に曳山まつりの子供歌舞伎の舞台が飾られています。

    長浜大手門通りのアーケード入口。
    上方に曳山まつりの子供歌舞伎の舞台が飾られています。

  • アーケードの手前には『近江牛まん本舗』があり、人が並んでいました。<br />長浜限定である近江牛まんは、本場の最高級ランクの近江牛と野菜をすき焼き風に煮込んで作った肉まんだそうで、、、高級食材のため一つ480円するそうです。

    アーケードの手前には『近江牛まん本舗』があり、人が並んでいました。
    長浜限定である近江牛まんは、本場の最高級ランクの近江牛と野菜をすき焼き風に煮込んで作った肉まんだそうで、、、高級食材のため一つ480円するそうです。

  • 商店街を進んでいくと、海洋堂のショップがありました。<br />懐かしのヒーローから最新キャラまで揃っているそうです。

    商店街を進んでいくと、海洋堂のショップがありました。
    懐かしのヒーローから最新キャラまで揃っているそうです。

  • 夫がお腹が空いていたら食べてみたかったという『長浜ラーメン』店もありました。<br />昼食を食べたばかりだったので、持ち帰り2食をお土産にお買い上げ~

    夫がお腹が空いていたら食べてみたかったという『長浜ラーメン』店もありました。
    昼食を食べたばかりだったので、持ち帰り2食をお土産にお買い上げ~

  • 大手門通りと博物館通りが交わるところまで来ると、<br />左に櫓のような建物が見えてきました。

    大手門通りと博物館通りが交わるところまで来ると、
    左に櫓のような建物が見えてきました。

  • 『曳山博物館』のものでした。<br /><br />「曳山」とは、祭りに用いられる山車のことで、安土桃山時代、長浜城主であった豊臣秀吉に男子が生まれました。喜んだ秀吉は、城下の人びとに砂金を振る舞い、町民がこれをもとに曳山をつくり長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれています。ー曳山博物館のH.P.より<br /><br />ここには、400年以上続く長浜曳山まつりに纏わる各種の資料と実際の曳山が展示されていました。

    『曳山博物館』のものでした。

    「曳山」とは、祭りに用いられる山車のことで、安土桃山時代、長浜城主であった豊臣秀吉に男子が生まれました。喜んだ秀吉は、城下の人びとに砂金を振る舞い、町民がこれをもとに曳山をつくり長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれています。ー曳山博物館のH.P.より

    ここには、400年以上続く長浜曳山まつりに纏わる各種の資料と実際の曳山が展示されていました。

  • 江戸時代曳山を所蔵する各山組は競って曳山(山車)を改造し、<br />豪華な装飾品を用いるなど贅を尽くしたそうです。<br /><br />特徴的なのは、曳山に「舞台」があることで、子ども歌舞伎(狂言)が演じられるのだそうです。この曳山は「高砂山」という山車で・・・

    江戸時代曳山を所蔵する各山組は競って曳山(山車)を改造し、
    豪華な装飾品を用いるなど贅を尽くしたそうです。

    特徴的なのは、曳山に「舞台」があることで、子ども歌舞伎(狂言)が演じられるのだそうです。この曳山は「高砂山」という山車で・・・

  • 金箔がふんだんに使われ、江戸時代の伝統工芸が活かされた飾り金具や彫金、刺繍の胴幕などで彩られ「動く美術館」とも呼ばれているそうです。<br /><br />

    金箔がふんだんに使われ、江戸時代の伝統工芸が活かされた飾り金具や彫金、刺繍の胴幕などで彩られ「動く美術館」とも呼ばれているそうです。

  • 特に、天井部のマス目に美しい植物がなどの絵が描かれているのが目を引きました。<br />

    特に、天井部のマス目に美しい植物がなどの絵が描かれているのが目を引きました。

  • これは、子ども歌舞伎が演じられる「舞台」の展示です。<br /><br />「長浜曳山まつり」は毎年4月9日~16日に、長濱八幡宮の春の例祭に合わせ開催。13日~16日は、絢爛豪華な山車「曳山」が登場し、その舞台の上で「子ども歌舞伎」が演じられるのだそうです。<br />5歳から12歳くらいの男の子によって演じられる子ども歌舞伎は、一番の見どころで見物客の拍手喝采を浴びるとのことです。

    これは、子ども歌舞伎が演じられる「舞台」の展示です。

    「長浜曳山まつり」は毎年4月9日~16日に、長濱八幡宮の春の例祭に合わせ開催。13日~16日は、絢爛豪華な山車「曳山」が登場し、その舞台の上で「子ども歌舞伎」が演じられるのだそうです。
    5歳から12歳くらいの男の子によって演じられる子ども歌舞伎は、一番の見どころで見物客の拍手喝采を浴びるとのことです。

  • 曳山博物館を出て、博物館通りを北上すると『カフェ叶 匠壽庵』がありました。<br />ここは素通りできません(笑)<br />夫もアイスコーヒーを飲むというので、ひと休みすることにしました。<br />

    曳山博物館を出て、博物館通りを北上すると『カフェ叶 匠壽庵』がありました。
    ここは素通りできません(笑)
    夫もアイスコーヒーを飲むというので、ひと休みすることにしました。

  • 築100年の古民家を改装した店内。落ちついた雰囲気で、お茶をするにはぴったりの場所でした。

    築100年の古民家を改装した店内。落ちついた雰囲気で、お茶をするにはぴったりの場所でした。

  • 「近江のまつりばやし」「花山郷」「森の華やぎ」とネーミングされたケーキにも惹かれましたが、抹茶パフェをお願いしました。<br /><br />抹茶アイスや小豆、栗、あもが入った和風パフェで、とって~も美味しかったです♪

    「近江のまつりばやし」「花山郷」「森の華やぎ」とネーミングされたケーキにも惹かれましたが、抹茶パフェをお願いしました。

    抹茶アイスや小豆、栗、あもが入った和風パフェで、とって~も美味しかったです♪

  • 「ゆう壱番街」を歩いていると、「やまぼうし」というハンドメイドのお店がありました。

    「ゆう壱番街」を歩いていると、「やまぼうし」というハンドメイドのお店がありました。

  • 押し花の作品や可愛いミニチュアの置物などが店先に並べられていて、友人と一緒なら、入ってみたいお店でしたが・・・<br />この時はチラッと見るだけで、通り過ぎました。

    押し花の作品や可愛いミニチュアの置物などが店先に並べられていて、友人と一緒なら、入ってみたいお店でしたが・・・
    この時はチラッと見るだけで、通り過ぎました。

  • このお店はピザ屋さんのようでしたが、店先にチーズケーキやシフォンケーキが安価で売られていました。なんとシフォンケーキが2つで500円!安~~い。

    このお店はピザ屋さんのようでしたが、店先にチーズケーキやシフォンケーキが安価で売られていました。なんとシフォンケーキが2つで500円!安~~い。

  • 町家にとけこんだチョコレート専門店 『LE BONBON ET CHOCOLAT』。<br />ここも女性同士の友人と一緒なら、ぜひとも入りたかったお店でした。

    町家にとけこんだチョコレート専門店 『LE BONBON ET CHOCOLAT』。
    ここも女性同士の友人と一緒なら、ぜひとも入りたかったお店でした。

  • ぶらぶら散策していたら、関西ローカルのTVで以前紹介されていた巨大万華鏡のある『感響フリーマーケット』を発見。<br /><br />なんだか不思議な一画を奥に入っていくと・・・

    ぶらぶら散策していたら、関西ローカルのTVで以前紹介されていた巨大万華鏡のある『感響フリーマーケット』を発見。

    なんだか不思議な一画を奥に入っていくと・・・

  • 9メートルあるという巨大万華鏡がありました。<br />「ゆっくり回してね」と書いてあったので、回してみると、天井部分に万華鏡がくるくると・・・。<br />確か、これは年配の男性が趣味で作られたと言っていたような。<br /><br />とにかく、食べ物の屋台の他に、あちらこちらに無造作に(失礼ながら)ガラクタにしか見えないようなものが置かれていて・・・これがフリーマーケット?と妙に納得して出てきました。

    9メートルあるという巨大万華鏡がありました。
    「ゆっくり回してね」と書いてあったので、回してみると、天井部分に万華鏡がくるくると・・・。
    確か、これは年配の男性が趣味で作られたと言っていたような。

    とにかく、食べ物の屋台の他に、あちらこちらに無造作に(失礼ながら)ガラクタにしか見えないようなものが置かれていて・・・これがフリーマーケット?と妙に納得して出てきました。

  • 祝町通り(ゆう一番街)を更に進むと、『武者隠れ道』という通りがありました。<br /><br />街道沿いの家並みがギザギザに不規則に出たり入ったりしていて、戦の時に身を隠したと言い伝えられているそうです。(見えにくいと思いますが、赤で囲ったのが武者のパネルです!)

    祝町通り(ゆう一番街)を更に進むと、『武者隠れ道』という通りがありました。

    街道沿いの家並みがギザギザに不規則に出たり入ったりしていて、戦の時に身を隠したと言い伝えられているそうです。(見えにくいと思いますが、赤で囲ったのが武者のパネルです!)

  • まだ長浜の見どころもあったようですが・・・<br />この日は「これくらいにしようか」と、長浜の散策はこれで終わりにしました。<br /><br />

    まだ長浜の見どころもあったようですが・・・
    この日は「これくらいにしようか」と、長浜の散策はこれで終わりにしました。

  • 長浜駅前に戻ってくると、秀吉と石田三成の銅像が立っていました。<br />これは、秀吉と三成の出会いのエピソードとして有名な「三献の茶」の一場面を表現しているのだとか。<br /><br />長浜市石田町生まれの三成が、観音寺で修行をしていたある日のこと。<br />当時長浜城主だった秀吉が鷹狩りの途中に立寄ったところ、最初は大きい茶碗にぬるいお茶をなみなみと、次は前より少し熱くして半分ほどのお茶を、最後には小さな茶碗に熱くした少しのお茶を差しだしました。<br />この三成の心配りに感心した秀吉は、やがて三成を召抱えることとなったそうです。長浜は石田三成の出生の地でもあったのですね。<br /><br />秀吉が築いた長浜城の城下町は面白スポットがたくさんあって、半日では回りきれず、もう一度ゆっくり訪ねてみたいと思いました。

    長浜駅前に戻ってくると、秀吉と石田三成の銅像が立っていました。
    これは、秀吉と三成の出会いのエピソードとして有名な「三献の茶」の一場面を表現しているのだとか。

    長浜市石田町生まれの三成が、観音寺で修行をしていたある日のこと。
    当時長浜城主だった秀吉が鷹狩りの途中に立寄ったところ、最初は大きい茶碗にぬるいお茶をなみなみと、次は前より少し熱くして半分ほどのお茶を、最後には小さな茶碗に熱くした少しのお茶を差しだしました。
    この三成の心配りに感心した秀吉は、やがて三成を召抱えることとなったそうです。長浜は石田三成の出生の地でもあったのですね。

    秀吉が築いた長浜城の城下町は面白スポットがたくさんあって、半日では回りきれず、もう一度ゆっくり訪ねてみたいと思いました。

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この旅行記へのコメント (8)

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  • りぽちゃんさん 2018/04/24 11:55:06
    長浜散策♪
    akikoさま、こんにちは( ´ ▽ ` )ノ

    長浜散策の旅行記、興味深く拝見しました♪

    今回気になったのは3つ!

    まずは慶雲館の梅型電灯。
    レトロな形がとっても可愛い~(〃ω〃)
    襖絵も豪華絢爛で見応えがありますし、
    あの空間にいるとちょっとタイムスリップしたような感覚になれそう…♪

    2つ目は開知学校の外観。
    緑の窓枠の意匠が素敵で、内部も気になるところです。
    大阪のレトロ建築巡りをされたakikoさまの
    感性が垣間見えた着眼点だと感じました!

    そして3つ目は高砂山の曳山☆
    山車に子ども歌舞伎の舞台があって、
    なおかつ動く美術館と言われているなんて、
    実際にこの目で見てみたいな、と思いました。

    最後の秀吉と三成のエピソードも勉強になりました!
    お気に入りの俳優さんの舞台で戦国時代をテーマにしたものがあり、
    ちょうど三成や浅井長政が登場するのでとっても興味深く拝見しました(*゚▽゚*)

    いつもステキなお写真で目の保養もさせていただきました♪

    りぽちゃん

    akiko

    akikoさん からの返信 2018/04/25 23:28:32
    RE: 長浜散策♪
    りぽちゃん、こんばんは♪

    長浜の旅行記見ていただいたのですね^ ^

    > まずは慶雲館の梅型電灯。
    > レトロな形がとっても可愛い〜(〃ω〃)

    梅型電灯に目を留めてくれたのですね!派手なものではない
    のですが、梅の形に梅の模様が入っている可愛い電灯でした♪
    盆梅展も開かれる場所でもあって、梅に縁があるみたいです。

    > 襖絵も豪華絢爛で見応えがありますし、
    > あの空間にいるとちょっとタイムスリップしたような感覚になれそう…♪

    明治天皇が長浜に立寄られるにあたり、長浜の実業家が私財を
    投げうって急造した建物だったんですって。まるでお城の一間の
    ような豪華な造りになっていました。

    > 2つ目は開知学校の外観。
    > 緑の窓枠の意匠が素敵で、内部も気になるところです。
    > 大阪のレトロ建築巡りをされたakikoさまの
    > 感性が垣間見えた着眼点だと感じました!

    明治初期の近代建築って窓枠などの造りが凝っていて 素敵ですよね!
    レトロ建築についてまだ勉強中ですが、興味があってそのような
    建築物があると見入ってしまいます。大阪のレトロ建築めぐりのこと
    を覚えてくれていて、とてもうれしいです(#^.^#)

    > そして3つ目は高砂山の曳山☆
    > 山車に子ども歌舞伎の舞台があって、
    > なおかつ動く美術館と言われているなんて、
    > 実際にこの目で見てみたいな、と思いました。

    曳山の山車は本当に素晴らしい芸術作品だと思いました。
    曳山博物館で見るだけでも感動しますが、4月に行われる"長浜曳山まつり"
    で、私も実際この目で山車と子どもの歌舞伎を見てみたいと思いました。

    > 最後の秀吉と三成のエピソードも勉強になりました!
    > お気に入りの俳優さんの舞台で戦国時代をテーマにしたものがあり、
    > ちょうど三成や浅井長政が登場するのでとっても興味深く拝見しました(*゚▽゚*)

    そうでしたか^ ^ 受け売りのエピソードですが、そう言ってもらえて
    よかったです♪それにしても、いつの時代も気遣いのできる人が重宝
    されるのですね!

    > いつもステキなお写真で目の保養もさせていただきました♪

    うれしいメッセージもありがとうございました☆☆

    akiko
  • PHOPHOCHANGさん 2018/04/23 08:50:11
    素敵な街紹介
    楽しませていただきました!
    自分は長浜へは3回行ってるのに、何故か毎回夜(夕方から)なんです。
    なので、慶雲閣から北国街道まで全く同じルートを通りながら、在ったモノは同じども見られたモノが全く違います(+_;)
    今度改めて行きたくなりました。

    akiko

    akikoさん からの返信 2018/04/23 23:30:09
    RE: 素敵な街紹介
    PHOPHOCHANGさん

    > 楽しませていただきました!

    ありがとうございます^ ^

    PHOPHOCHANGさんは3回も長浜に行かれているのですね〜
    同じルートを歩かれたとのこと、慶雲館から北国街道を通るルートは
    歴史が感じられ、歩くのが楽しいですよね!

    長浜は素敵な街でとても気に入りました♪
    私も今度はじっくり時間をかけて訪ねてみたいと思っています。

    メッセージをどうもありがとうございました。

    akiko
  • ぎっちゃんさん 2018/04/22 15:07:12
    桜盆栽 かわいいですね
    akikoさん こんにちは~

    彦根城の桜のあとは 長浜に行かれたんですね。
    彦根城の桜の見事なこと !
    昼も夜も 堪能されたんですね。

    そして 翌日は 長浜
    盆梅は 有名ですが 桜の盆栽展もしているとは 初めて知りました。
    お城で 堂々と枝を広げて 咲き誇る桜も 見事でしたが
    桜盆栽も とっても魅力的ですね。

    彦根 長浜のお花見コース 彦根城の近くで 1泊して 夜桜も楽しめるなんて
    最高のお花見でしたね。
    私も このコース 気に入りました。
    また 真似させていただきますね。

    akiko

    akikoさん からの返信 2018/04/22 22:29:53
    RE: 桜盆栽 かわいいですね
    ぎっちゃん、こんばんは〜

    > 彦根城の桜のあとは 長浜に行かれたんですね。

    そうなんです。前から行きたいと思いながら、後回しになっていて・・・。

    > 彦根城の桜の見事なこと !
    > 昼も夜も 堪能されたんですね。

    彦根城の桜は本当に美しかったです。夜のライトアップイベントが毎年
    行われているようで、夜の素晴らしい桜景色の写真を見て、ぜひ一度
    見てみたいと思ったんです^ ^

    > そして 翌日は 長浜
    > 盆梅は 有名ですが 桜の盆栽展もしているとは 初めて知りました。

    そうですよね。私も知らずに訪れて、桜盆栽が並べられているのを見て、
    ラッキーだと思いました。

    > お城で 堂々と枝を広げて 咲き誇る桜も 見事でしたが
    > 桜盆栽も とっても魅力的ですね。

    桜盆栽って可愛いですよね!しかも盆梅展と比べると、あまり観光客も
    いないので、ゆっくり可愛い盆栽を楽しむことができました。

    > 彦根 長浜のお花見コース 彦根城の近くで 1泊して 夜桜も楽しめるなんて
    > 最高のお花見でしたね。
    > 私も このコース 気に入りました。
    > また 真似させていただきますね。

    きっと桜の時期が一番素敵だと思います。ぜひ、桜の時期に訪ねてみて
    くださいね!

    akiko
  • Rolleiguyさん 2018/04/22 11:29:40
    魅力的な長浜
    akikoさん
    長浜も彦根もまだ行ったことがありませんが、いずれも魅力的な街ですね。
    私のような素人には、昔からの街なのか、あるいは昔を模して作ったものなのか、
    知識も鑑識眼もありませんが、どちらにしても無個性的な現代の街とは違い、akikoさんの丁寧な説明を読むと、じっくり見物したいものだと思いました。
    ひとつひとつの説明が断定的でないのもとてもいいなと思います。akikoさんの
    控えめなお人柄が現れているのでしょう。そのうちに是非行って見たいものです。
    Rolleiguy

    akiko

    akikoさん からの返信 2018/04/22 22:15:06
    RE: 魅力的な長浜
    Rolleiguyさん、こんばんは〜

    メッセージありがとうございます。
    長浜も彦根もこじんまりした城下町なので、関西でもどちらかというと
    マイナーな観光地です。でもぶらぶら散策するには、大き過ぎず、
    ちょうど良い大きさなのかもしれません。

    2つの町はどちらもお城と古い町並みが残っているのが魅力なのですが、
    「江戸の町並みが・・・」とコメントを書いても、実際、すべてでない
    にしても、昔を模して部分的に作り直されたものかもしれないですね。
    それでも、城下町には、昔ながらの専門店があったり、その町の名物の
    食べ物屋さんがあったりして、楽しめますよね。

    長浜では「焼鯖そうめん」を食べてみました。美味しいものがたくさん
    ある現在では、とても美味しいとは言えませんが、昔はご馳走だったの
    でしょうね。最近は、昔のものや町に郷愁を感じ、魅力を感じるように
    なりました。(年齢のせい??)

    それから、私のことを「控えめなお人柄」ともったいない言葉をかけて
    くださいましたが、赤面してしまいます。きっと夫は『どこが〜??』と
    言うに決まってます(笑)でもちょっとうれしかったです。ありがとう
    ございました!!

    akiko

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