
2018/03/27 - 2018/03/27
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minaMicazeさん
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「八芳園」「庭園美術館」で桜を見た後、さらに隣の「国立科学博物館付属自然教育園」へ行きました。水生植物園の北縁にサクラが並んで咲いています。都心の公園ですが、野生のタヌキに出会いました。
旅行記作成に際しては、自然教育園のパンフレット、現地で入手した自然教育園見頃情報、現地の説明板などを参考にしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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「庭園美術館」を出て、目黒通りを東へ歩いて、隣の「自然教育園」へ向かいます。この二つは隣同士なので、ハシゴするには便利です。でも「庭園美術館」は第2、4水曜日がお休み、「自然教育園」は月曜日がお休み、なので注意が必要です。年末年始は、どちらもお休みです。
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「自然教育園」は、園内の自然保護の爲、入園者の数を制限しています。同時に300人を超えないようにしているそうです。
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管理棟で手続きして入園すると、綺麗に咲いたヤマブキの前に「見頃情報」が置かれています。この日(3月27日)は「3月22日号」だったので、週毎に作成しているようです。
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まずは御挨拶代わりに、ヤマブキの花です。「ウメが咲いてからヤマブキが散るまでが春」だと、テレビの気象予報士さんが言っていました。
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「バイモ」はユリの仲間で、園内全域で見られます。
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花の内側に網目状の模様があるので「アミガサユリ」とも呼ばれます。
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芽生え始めた「ヤブレガサ」です。芽生えた姿が「破れた和傘」に似ているので付けられた名前です。
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管理棟から園の中ほどまでは「路傍植物園」と名付けられています。「カタクリ」は少しだけ咲いています。
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「路傍植物園」(遊歩道)を、奥へ歩きます。
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「ニリンソウ」です。きんぽうげ科です。
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「ヒトリシズカ」です。せんりょう科です。
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など、「路傍植物園」の草花を見ながら歩いていると、次は「土塁」です。
400~500年前に築かれた、と書かれています。図を見ると「自然教育園」の北から東側は土塁に囲まれています。 -
白金長者と呼ばれる豪族が築きました。
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土塁の上には「シイ」の木を植えたとのことですので、この「シイの巨木」は、そのころのものでしょうか。樹齢400~500年には見えませんね。
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サクラを見に来たのですが、新緑が始まっています。
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この白い花は「コブシ」ですか。
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分かれ道です。園のほぼ中央です。ここまで「路傍植物園」を歩いてきましたが、サクラはありません。
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分かれ道を左へ、「水鳥の沼」の方へ歩きます。
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サクラは見当たりません。
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大きな樹はたくさんあります。
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港区白金といえば都心の筈ですが、自然が残されていることに感動します。
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ここには、400~500年前、室町時代には豪族の館がありました。
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江戸時代には、高松藩主松平頼重の下屋敷がありました。
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明治時代は、軍の火薬庫でした。
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大正時代は、白金御料地でした。
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という訳で、数百年の間、一般の人々が立ち入れない場所だったため、豊かな自然が残されました。一般に公開されるようになったのは、戦後のことだそうです。
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「館跡」がある丘を越えて、「水鳥の沼」に着きました。花もトリも無く、静かな沼でした。
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沼の辺の道端に咲いていた白い花です。
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花の名前は分かりません。
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近くに咲いていた薄紫の花です。
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「水鳥の沼」から北へ歩きます。上に咲いている花はサクラでしょうか。
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サクラに見えます。
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遊歩道の右側は「いもりの池」です。
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イモリは見ませんでしたが、カモがいました。
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さらに北へ歩きます。
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右の林の向こうに、サクラが見えます。
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「大蛇(おろち)の松」がありました。江戸時代の松平讃岐守の下屋敷の面影を残す松の一つです。
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「水生植物園」に着きました。右の階段を下りて園内に入ります。
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イチオシ
左を見るとサクラが満開です。
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ここが「自然教育園」のお花見スポットです。
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やっとサクラに出会えました。
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「水生植物園」を巡ります。
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端の方にあった木と草です。
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看板がありますが、これが「うるし」でしょうか。
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「水生植物園」の中から見た北縁のサクラです。
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晴れていれば、もっと綺麗だったのに、生憎の曇り空です。
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池の周りを歩きます。
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東側には「ひょうたん池」があります。池の奥に何かがいるようで、カメラで狙っています。
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覗いてみましたが、分かりませんでした。
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サクラの下を歩きます。
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北側から見た「水生植物園」です。
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サクラが咲いているところには、人が集まります。
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集まるのは人だけではないようで、白い鳥が飛んできました
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「水生植物園」から、さらに北の方へ行ってみます。
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水生植物園に連なる湿地に沿って、「森の小道」と名付けられた遊歩道があります。写真は、振り返って撮ったので、左側が湿地です。
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「森の小道」の途中に、湿地側へ一段低くなった場所があって、「ビューポイント 小川と湿地」という看板があります。せっかくなので、ここから小川と湿地を眺めていると、草むらの方から何やらガサゴソと音がします。
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草むらから茶色い動物が出てきました。
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2匹が走りまわっています。
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どうやらタヌキのようです。
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目線いただきました。
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別のタヌキが、小川の中を歩いてきました。ビューポイントのすぐ近くです。
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小川から草むらに上がって、こちらを向きました。
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その後を追って、もう1匹やってきました。
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イチオシ
これも草むらに上がってから、カメラ目線です。近くに人がいるので警戒しているのでしょうか。それとも「また来てる!」と思っているのでしょうか。
ここでは4匹のタヌキを見ました。 -
「森の小道」の北端まで歩いてきました。写真の左の道が「森の小道」です。右の道を歩いて南へ向かいます。
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現在地は、図の一番上です。
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園内マップによると「武蔵野植物園」と呼ばれるエリアです。サクラが咲いているのですが、曇っていると分かり難いですね。
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ここにも「バイモ」がたくさん咲いています。
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「カタクリ」も咲いていますが、見頃は過ぎています。
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ここには休憩できる広場があります。水生植物園のすぐ近くです。
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水生植物園のサクラの下まで戻ってきました。
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相変わらずの曇り空です。
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何人かの方が、カメラを足元に向けています。
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足元には、ヘビが花見に来ていました。田舎に住んでいても滅多に見られません。
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池の南側を廻って帰ります。
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サクラの見頃は終わりそうです。
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「ひょうたん池」の前を通って正門に向かいます。
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戻る途中に「物語の松」があります。この松も、江戸時代の松平讃岐守の下屋敷の面影を残しているものです。「ひょうたん池」とともに回遊式庭園だったと思われています。
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正門に向かい途中、人が集まって草むらの中を見ていました。覗いたらタヌキがいました。
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イチオシ
湿地で見たタヌキとは、別のようです。野生だと思うのですが、人がいても近くまで(人を)見に来ます。
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あとは、道端の草花を見ながら帰ります。
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名札が無いと名前が分かりません。
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「バイモ」です。乾燥させた鱗茎は「貝母(バイモ)」と呼ばれ、咳止めや止血などに効果があるとされています。
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葉は「フキ」みたいですが、フキの花ですか?
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「ヤマルリソウ」です。むらさき科です。
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「ムサシアブミ」です。これ、花ですか?
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「イチリンソウ」です。きんぽうげ科です。
ということで、青空を見られないまま「自然教育園」はこれで「おしまい」です。
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