2018/03/30 - 2018/03/30
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belleduneさん
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彦部家は、7世紀後半、天武天皇の皇子高市親王を祖とする旧家だそうです。鎌倉時代には、陸奥国柴羽郡彦部郷の領主で、その土地の名前から「彦部」を名乗っだという。室町時代、足利将軍の直参として仕えています。その後、広沢郷に留まって、永禄4年(1561)に太田金山城主由良成繁から千反の地を賜り、ここに屋敷を構えたということです。古くから染織を営み、文化・文政期に「黒染技法」を習得し、黒繻子を織ってきました。明治時代後半から本格的に織物業に乗り出し、桐生織物同業組合長・彦部駒男を輩出して、発展に勤めていたそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
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桐生市街地の東南の渡良瀬川右岸に位置しており、屋敷は西側に連なる手臼山麓に広がる東西約130m、南北約160mの構えです。土塁や濠を周囲に廻らした郭内中央に、主屋、南面中央に長屋門、その東側に冬住みの隠居室、主屋北側に文庫倉と穀倉があります。敷地約20600平方mの北隅の土塁を一段高くした櫓台跡やその脇の屈折いた石垣の搦手口、山麓西側には、土塁に囲まれた石積の八幡社、屋敷神が祀られています。このほか、織物業が盛んだった頃の女工寄宿舎や医務所なども保存されています。
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キンポウゲ科オキナグサ
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長屋門は間口1間半の扉口に潜門を備えたものとなっています。両端には大壁造りの物置があります。寄棟造。茅葺屋根で昭和51年に群馬県指定史跡として保存修理が行われているということで、主屋と同じく3年前に葺き替えが行われ、現在は綺麗になっています。
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当時の織物の注文書です。
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長屋門を入って右手の隠居室がある建物。
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現在、お雛祭りの飾り付けが設えてありました。
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茅葺の屋根
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この敷地にある建物に使われている木材は、古材が使われているので、この写真のように梁や柱が曲がっていたり、継がれていることが分かります・
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二間鳥の隠居室で、東側の下屋に土間と台所があります。
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半解体修理が行われた後なので、綺麗になっていますね。
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主屋には、土間から板間の広間に囲炉裏があり、表座敷、奥座敷、裏座敷、納戸があります。
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この主屋の茅葺き屋根にイオウゴケというものがあると聞き、楽しみにしていましたが、ご覧の通り、綺麗に葺き替えられた後だったので、見れませんでした。
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3年前に葺き替えられたので、綺麗です。
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手前が表座敷です。奥が後で行きますが、床の間のある奥座敷となっています。
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囲炉裏の煙で黒く燻んでいる屋根裏
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日常は囲炉裏の周りで過ごしていたのでしょう。
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土間に置いてある機織り機
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全ての梁、柱がちょっと曲がっていたり、継いであったりよく見ると面白いです。
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石の上に置いてある台座
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柱もこのようになっています。
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この竃は人間用ではなく、この土間右手にある厩の馬のためのものだったそうです。その馬は位の高い人の馬だったのでしょう。
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こういう柱の曲がり具合が良い!
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土間の厩です。
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彦部家の家紋
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何度見ても面白い屋根裏と梁、柱。
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主屋とその手前は染め工場だったところ。
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工場と手前の水場
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搦手口の右手の櫓台脇にある3種合大木(ムクノキ、シラカシ、エノキ)を見に行きます。
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この3本は根元を見ると合体しています。これから下に下りて見ます。左からムクノキ、シラカシ、エノキです。
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裏から見ると、こういう風になっていますので、しっかり合体していることが分かります。
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広い敷地ですが、この奥に土塁があります。
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屈折した濠の石積もよく保存されています。
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手前が文庫倉、奥が穀物倉です。
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文庫倉は平入り2階建で、中央が仕切られた2室だそうです。中世から近世の古文書が保存されています。2層の浮き屋根となっていて、湿気を逃す構造だそうです。
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こういう倉庫の浮き屋根は見たことがありませんでした。
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横から見るとなるほど屋根が浮いています。
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こちらが穀物倉で、妻入り平屋。
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稲荷神社
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節が二重になっている真竹。この竹林は慶長5年(1600)、関ヶ原の合戦出陣に際し、380本を綺麗だして、家康軍に旗竿として献上したそうです。
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竹ヶ岡八幡宮
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ムクノキの板根が張っています。
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どこまでも伸びています。
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ちょっと分かり難いのですが、中央の低いくなっているところが堀の跡です。
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広い敷地には、369種の草木があります。
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モミ
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神橋
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女工の寄宿舎だったところです。
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主屋の奥座敷側に来ました。
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床の間が見えます。框を高くして蹴込板とする押し板となっています。
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奥座敷の縁
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主屋の傍の高く伸びたトウジュロ
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方々に咲いていたオキナグサ
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ミズキ科アオキ
雄花の花が咲いています。生葉を炙るとやけどの薬になるそうです。 -
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