2018早春の京都・伏見 椿と京フレンチを堪能する大人の旅

2018/03/18 - 2018/03/19

大人女子二人旅ともなれば、定番の京都観光ではなく伏見まで足を延ばして・・・
梅と椿で有名な城南宮では幻想的な光景が広がっていました。

また、伏見は昔から日本酒作りがさかんで、おなじみの月桂冠など酒蔵がたくさんあります。
ちょっと休憩がてらカフェで利き酒、なんてのもできますよ。

そして夜は京フレンチが楽しめる、京都御所近くのリョウリヤ ステファンパンテル。

盛りだくさんの一泊二日でした。

エリア 伏見(京都)

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

名古屋から新幹線で30分の京都。友人としゃべりながらだとあっという間に着いてしまいますね。
城南宮を目指し、京阪に乗り換えて、竹田へ。そこからはタクシーで5分ほどで着きます。

しだれ梅は先週の雨でだいぶ散ってしまったようです。
やはり見どころは3月上旬までなのかなぁー。

城南宮 寺・神社・教会

お庭も広く、丁寧に手入れがされています。
お天気がよかったので散策にぴったり。

城南宮 寺・神社・教会

緑の苔に 赤い椿はがよく映えて・・・
とても美しい光景が広がっていました。

椿にもいろんな種類があり、今が見ごろのものもありました。

城南宮 寺・神社・教会

城南宮での散歩を楽しんだ後は、またまたタクシーにのって 酒蔵見学へ向かいます。
伏見は江戸時代から日本酒造りが盛んのようで、月桂冠や黄桜など有名な酒蔵が点在しています。

時代を感じるこの建物は 東高瀬川畔にある松本酒造。
タクシーの運転手さんがわざわざ停めて教えてくれました。
映画の撮影にもよく使われるそう。

こちらは坂本竜馬ゆかりの寺田屋。（明治時代に再建されたものらしいです） 負傷した竜馬は命からがら 豪川方面へ逃げた、とされています。

寺田屋 名所・史跡

そしてその、濠川越しに見る月桂冠大倉記念館は、人気の写真スポット！明治期の酒蔵の姿を現代に伝えます。

月桂冠 大倉記念館 グルメ・レストラン

月桂冠の旧酒蔵を改造した、月の蔵人でランチをいただきます。
手作りのお豆腐がとてもおいしかった！ やはり水が美味しいからですかね？

伏見は、質の高い伏流水が豊富な地、とのこと。日本を代表する酒どころとなったのも、この天然の良水に恵まれていたことが大きな要因だそうです。

月の蔵人 グルメ・レストラン

こちらの伏見夢百衆は、大正時代の月桂冠の旧本社を改装したもので、つい最近まで現役で使われていたそうです！
現在はカフェとして使われており、各酒蔵の日本酒が利き酒としていただけます。
酒好きの私たちが見逃すはずがなく、利き酒セットを注文。
（気に入ったお酒は購入することもできます。）

伏見夢百衆 グルメ・レストラン

さて、京都市内に戻り 本日のお宿にチェックインします。
京都駅近くの 町家旅館 高瀬川別邸。

22時以降はフロントに誰もいなくなります。建物への出入りはパスワードを入力するオートロックタイプ。
なるほど、こんなところにも人件費削減の波が・・

でも、深夜にフロントに用事なんてないし 不便さは全くありませんでした。

京都 高瀬川別邸 宿・ホテル

お部屋もきれい。和室にツインベット。
アメニティはロクシタン。

お風呂は総檜作りで、よい香りが漂います。

ネスプレッソのコーヒーマシンもありました。これはうれしいサービス。
朝食は仕出し弁当をお部屋でいただきます。
あまり期待していなかったのですが、とても美味しかったですよ！

そうそう、お部屋に電子レンジもありました。
私たちは使いませんでしたが、お惣菜買って お部屋で頂くのもいいかもしれませんね。

子供たちのお土産を買いに、河原町三条近くのMARIEBELLE へ。
こちらはNYに本店を置く、ショコラティエ。

町家を改装した店内は、アンティーク家具が置かれ、とても素敵な空間。

マリベル 京都本店 専門店

チョコレートのディスプレイもかわいらしい。

京都の町家は「ウナギの寝床」と称されるように、細長い作りをしており、入り口から店内まで細長いアプローチがあるのが特色です。
そこに 店舗独自のセンスが表れていて、マリベルのそれは お店に入るワクワク感を高めてくれて、とても楽しめました。

マリベルからさらに10分ほど歩き、京都御所近くの
リョウリヤ ステファン パンテルに到着！ 本日のディナーはこちらで。

フランス人のオーナーシェフが繰り広げる、京野菜や和の食材とフレンチの融合。その発想は自由奔放のようでいて、しっかり計算尽くされており、すっかり魅了されてしまいました。

リョウリヤ ステファン パンテル グルメ・レストラン

スターターは虹鱒の燻製に山椒を使ったソース。
フォアグラと奈良漬けの組み合わせ、というが驚きの前菜から、
アーモンドがアクセントになったきのこのスープ。
単体で食べてももちろん完成しているのに、ソースと混ぜ合わせる事で更に違った発見があったり・・

ワインはお料理に合わせて出していただける ペアリングコースを。
これがまた面白かった！フォアグラと奈良漬けにはなんと日本酒ですよ！
ううーーむ、と思わずうなってしまう完ぺきなマリアージュでした。
（日本酒はこのお料理の時だけですし、苦手な方はワインが選べるのでご安心ください）

本当に素敵なお店でした。 季節ごとに再訪したくなるほど！

思いのほか美味しかった旅館の朝ごはん。仕出し弁当をお部屋でのんびりいただけます。ボリュームもあったので、お昼はスキップして 京都駅の都路里でパフェをいただきました。
辛党のわたし、食べきれるかな、、と若干の不安があったものの、
すっきりとした抹茶の甘さに、思わずぺろりと平らげました。(笑)

京都駅で買えるお土産。半兵衛の生麩。 モチモチで美味しかった！ ぜひ、白味噌も一緒に購入して お家で味噌田楽を味わってください。

大藤の千枚漬け。こちらも マイルドで あっという間に食べきってしまいました。

京都はみどころが たくさん。美味しいものもね！
大満足の2日間でした。