Maxとき

2018/03/14 - 2018/03/14

　上越新幹線の2階建てMaxときの指定席は1階窓際の席で、その車両の2階はグレーン席である。地方を走る特急電車には前半分がグリーン車で後ろ半分は普通車指定席であることがあったが、考えてみれば、2階建て車両では展望がない1階が普通の指定席で展望がある2階はグリーン席というのはありだ。
　Maxときは2階建て車両が8両編成で構成されているが、この時間のMaxときは2編成を連結した16両編成であった。
　しかし、帰りのMaxときは8両編成である。いずれの車両編成でも平日ということもあってだろうか、乗客は窓側だけで、並んで座っている乗客は連ればかりのようだ。
　なお、同じ駅間を日帰りで往復したのだが、運賃は同じとはいかなかった。下車駅のローカル線の駅では、帰りはタクシーで駆け着けると、駅が学生で混んでおり、駅員に「キップを買いたいのですが。」というと、「新潟方面の電車は入線しております。お急ぎください。」と返ってきた、乗車証明にと、目の前にあるスイカにタッチして跨線橋を駆け上がり、駆け下りて電車に乗車した。しかし、新潟駅ではカードの乗車履歴からは乗車券が発行できずに、新潟までの運賃を精算しないと横浜への乗車券は発行できないのだという。それでいて、チャージ額が少なくて運賃に不足が出たので、その分を精算してから、新潟－横浜（区）の乗車券と新潟－東京間の新幹線特急券を発行してくれた。しかし、電子データなのだから、乗車券も新潟駅からではなく、乗車駅からにできるのが当たり前であろう。結果、運賃は横浜（区）－下車駅間が6480円、新潟－横浜（区）間が6260円、新潟－乗車駅間が410円で合計6670円となり、支払額が190円ではあるが、違い（高くなった）が出た。
　自動発券機を始め、先頭を走ってきたJR東でこの程度の電子データの活用がままならないとは正直、驚いたがそれ以上にがっかりした。どこのシステムにおいても不備だらけ、おそらくはバグと呼べるのであろうが、というのが日本国内での実態のようだ。

　ついでに付け加えておくと、JR新潟駅の在来線ホームの番号はまるで東武伊勢崎線太田駅ホーム（https://4travel.jp/travelogue/10880095）のように番号が並んではいない。1、2番ホームの村上寄りには8、9番ホームといった具合だ。これまでに何度もJR新潟駅を利用してきたが、改めて気が付いた。県庁所在地、政令指定都市の表玄関である駅のホームの番号がこれでは都会から来た人はまごついてしまう。現在、在来線ホームの高架化工事が進められているようだが、この工事が完成したら、在来線のホームの番号が1番ホームから2番ホームというふうに番号順に並ぶのであろうか？
（表紙写真はMaxとき）

エリア 新潟市(新潟)

Maxときにはグリーン車のマーク。1階は指定席とある（東京駅で）。

Maxとき。3羽の朱鷺。

連結。

連結部分。