夜行バスと新幹線で神戸レッサーパンダ遠征とグルメの再訪（２）王子動物園（前編）３大アイドル編＜レッサーパンダ＞親子４頭同居と飼育員さんの抱っこ＆＜ジャイアントパンダ＞笹ごはんの時は背を向けちゃったタンタンちゃん＆＜コアラ＞埼玉ズーの赤ちゃんより先に神戸の赤ちゃんに会えた！

2018/02/11 - 2018/02/11

どの動物が好きかによって、あるいは稀少度などから、王子動物園の３大アイドルは人によって違うでしょうが、私はレッサーパンダ、ジャイアントパンダ、コアラを挙げたいと思います！

レッサーパンダは去年2017年生まれの双子のジャズくん・メロディちゃんが天真爛漫で、やんちゃ盛りの可愛さ盛り！
しかも、父親は育児に全く関与しない、ふつうは単独展示のレッサーパンダの親子４頭同居も、最近は少し増えたとはいえ、まだまだとってもレアなのです！
実は、ガイヤくんは必ずしも毎日同居しているわけではなかったことは、後で知りました。半ば当然のように期待していたところがあったので、ラッキーでした！

現在、インスタグラムで私が知る範囲では、王子動物園のジャズ・メロ双子は大人気！
双子の子パンダがはじける姿だけでなく、ママやパパとの絡み、それから、リンゴのおやつのときに飼育員さんに抱っこされる双子のとびっきり可愛いこと！
私は双子には、去年2017年11月に、命名前で、まだまだチビっ子のときにも会うことができましたが、とりわけその飼育員さん抱っこをこの目で見たいと思いました！
そして、その願いは叶いました。

レッサーパンダのリンゴタイムの公式発表はないのですが、目撃できたレッサーパンダ・ファンの方に時間を教えてもらっていたので、ジャイアントパンダやコアラを見に、時々レッサーパンダ展示場前から席外したけど、リンゴタイムは逃さないように狙えました！
このシーンで、ジャズ・メロディの可愛さはもちろん、ガイヤ・パパもミンファ・ママも抜群に可愛いのですが、ベテラン男性飼育員さんが、ほんとに愛しくてたまらないという様子で、抱きついた双子のりんごをあげるところも、見どころ（？）だと思いました。
双子がそろって飼育員さんに抱っこされているちょうど良いアングルでは見られなかったのですが、飼育員さんが小声で双子に話しかけながら、とても愛おしそうにしているところも、かなり良かったです。
生で見なければ分からない良さでしょう@

それに、子パンダたちがいつはじけるか分からなかったのですが、私が見ている間にそれが訪れてくれたのもラッキーでした。
双子が取っ組み合いしていた大半は、草に隠れて見えませんでしたが、見学者が見える位置ではじけていたこともあったし、見えない時は草がわさわさと揺れる様子と、かすかに鳴き声から、想像（？）できました！

王子動物園にいるジャイアントパンダはタンタンちゃん１頭です。
ただいま22才のタンタンちゃんは、人間でいうと66才。
まだまだ元気だと思うのですが、チャンスがあればできるだけたくさん会っておきたいです。
私は今年2018年１月にインフルエンザにかかってしまい、有休が減ったので、今月２月に予定していたアドベンチャーワールド行きをあきらめました。なので、なおさらジャイアントパンダにも会っておきたくなったのです。
それに、タンタンちゃんの食事姿はとっても可愛らしいので、レッサーパンダ展示場からは大変離れがたかったものの、午前中２回のタンタンちゃんの屋外での食事タイムは外さないようにしました！
ちなみに前回訪問時は、タンタンちゃんの食事は定時より早めに始まりました。
今回、時間ぎりぎりにかけつけると見損ねてしまうかと心配しましたが、今回は定時か、ちょっと遅めに始まったので逃さずにすみました。思ったより見学者は多かったけれど、ちょうど良いポジションも確保できて、しっかり見ることができました。
なにしろ、タンタンちゃんは、笹を食べている時間は長いですが、その前のニンジンとペレットはあっという間に食べ終わってしまうのです。
また、以前は、タンタンちゃんは見学者側を向いて食べてくれたと思うのですが、居並ぶ見学者の中にいた地元の人の話を小耳に挟んだ限りでは、最近は後ろ向いてしまうことが多いようです。
あるいは、前を向いてくれるか、後ろ向いてくれるかは、その時のごはんの置き場所と、タンタンちゃんがごはんに近づくコースやアングルといったビミョウな位置関係によって決まるのかもしれません（笑）。
今回、タンタンちゃんは、笹を食べているときは、ほとんど背を向いてしまいましたが、それでも、とびっきり可愛い、赤ちゃんを抱っこしているような姿勢でニンジンやペレットを食べている姿は、ばっちり見られました！

本日は三日連休とはいえ、オフシーズンなのでもっと空いているかと思ったのですか、どうやらサポーター対象の特別ツアーがあった関係か、なかなかの人出でした。
なので、11時のコアラの食事タイムは混雑していて長蛇の列かもれしないと思いましたが、そこまででなかったのは幸いでした。
あわよくば、名前が決まったばかりの赤ちゃんのぼたんちゃんの顔を拝みたかったので、食事タイムより早めに行ってみたら、なんとコアラたちの体重測定と獣医さんによる診察が、展示場で行われていました！
ただし、公開でやっているとはいえ、それは見学者に見せるためではないので、ごく一部のラッキーなポジションにいた人（あるいはよく知っている常連さん？）以外は、見やすくはないです。特に、ぜひ見たかったウメちゃんママと赤ちゃんの体重測定と診察のとき、私の位置からは、獣医さんの背中に隠れてしまい、全く見えませんでした。
でも、飼育員さんや獣医さんの隙間からちょっとは様子が見えて、体重測定と診察のために、コアラたちが寝ていた枝が引きはがされるときの無言の（ガラス越しで聞こえなかっただけかもしれませんが）抵抗ぶりは、笑える可愛いらしさでした！
そして測定と診察用の枝につかまって、されるがままのコアラたちのきょとんとした顔は、絶品でした＠
それにウメちゃん単体の体重測定もするために飼育員さんが赤ちゃんをウメちゃんから預かって抱っこしたときや、その後のユーカリ交換のために古いユーカリが撤去されてウメちゃんたちが隠れるところがなくなったときは、赤ちゃんの姿をしっかり見ることができました！

実は我が地元の埼玉こども動物自然公園でも、去年2017年７月に赤ちゃんが生まれていて、12月には時々顔を出すようになっていたようなのです。
でも、12月23日の訪問時はそのことを知らず、年明けの１月半ばにインフルエンザにかかってしまったせいで、１月に予定していた埼玉ZOO訪問はあきらめました。
埼玉県人の私が、手の届く地元のコアラの赤ちゃんよりも先に、遥か神戸のコアラの赤ちゃんに会えてしまうなんて！
ぽたんちゃんの方が、埼玉のジンベランちゃんの赤ちゃんよりも２ヶ月早く生まれていたので、今まさにふわっふわで、可愛い盛り！
毛が生えそろう前の赤ちゃんも十分可愛いですが、毛が短いワンちゃんみたいなのです（笑）。

＜追記＞
ジンベランちゃんの赤ちゃんには、この翌週に会うことが出来ました！
ところが、残念ながら、その５日後の２月23日に、赤ちゃんは名無しのまま、永遠の別れとなってしまいました。

＜レッサーパンダの双子の子供たちの家族同居と飼育員さん抱っこが見たくて再訪した通算５回目の神戸・王子動物園の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）アクセス＆グルメ編：今度こそ神戸牛！～前泊は夜行バス＆先着100名のバレンタインデー記念プレゼントがもらえた５ヶ月ぶりの王子動物園
■（２）王子動物園（前編）３大アイドル編＜レッサーパンダ＞親子４頭同居と飼育員さんの抱っこ＆＜ジャイアントパンダ＞笹ごはんの時は背を向けちゃったタンタンちゃん＆＜コアラ＞埼玉ズーの赤ちゃんより先に神戸の赤ちゃんに会えた！
□（３）王子動物園（後編）コツメカワウソ・アシカ・ホッキョクグマの食事タイムを見学できた＆円形猛獣舎の猛獣たちに会えた代わりに、今回カバやカピバラの方へは行けず

王子動物園の公式サイト
http://www.kobe-ojizoo.jp/

＜タイムメモ＞
【2018年２月10日（土）】
20:00頃　家を出る
21:37　JR立川駅に到着
22:15発の南海バスに乗車

【2018年２月11日（日）】
07:15　三ノ宮バスターミナルに到着
（定刻は7:50で35分早く到着）
07:47　JR三ノ宮駅発の各停に乗車
07:50　JR灘駅に到着
07:50-08:50　改札前のDELI CAFEで朝食
09:05　王子動物園に入園（開園09:00）
09:10-09:15　コアラ
09:15-09:40　レッサーパンダ
09:40　ジャイアントパンダ（タンタン睡眠中）
09:45-09:50　レッサーパンダ
09:55-10:40　ジャイアントパンダ
（10:05～食事タイム）
10:45-11:30　コアラ
（11:00の食事タイムの前に体重測定・獣医さんの診察）
11:30-11:40　レッサーパンダ
（飼育員さんが笹交換に来たらしい）
11:45-11:55　ジャイアントパンダ
（11:45～食事タイム／笹の時に後ろ向いてしまう）
12:00-12:50　レッサーパンダ
（途中からジャズ・メロディはじける）
12:50-13:10　休憩
13:10-13:35　レッサーパンダ
（13:30～リンゴのおやつ＆飼育員さん抱っこ）
13:35-13:55　コツメカワウソ
（13:40～ドジョウ給餌タイム）
13:55-14:05　レッサーパンダ
14:05-14:20　休憩
14:20-14:25　コツメカワウソ
14:25-14:30　レッサーパンダ
（ジャズ・メロディお昼寝らしく姿が見えず）
14:35　ツアーが展示場で立ち入り見学中
（ホッキョクグマのみゆきさんは屋内展示場）
14:40-14:55　カリフォルニアアシカ
（14:50～サポーター特別ツアーによるエサやり）
15:00-15:05　エゾヒグマ
15:05-15:10　ボブキャット
15:10-15:20　ホッキョクグマ（おやつ探しタイム）
15:25-15:35　ジャイアントパンダ
（15:00～屋内で食事タイム／後ろ向きで食事中）
15:35-15:40　アジアゾウ
15:45-16:05　円形猛獣舎
（アムールトラ／ライオン／ジャガー／ユキヒョウ／アムールヒョウ）
16:05-16:10　正門脇の売店（特に買い物はせず）
16:15-16:25　コアラ（オウカ活動中）
（レッサーパンダはすでに収容）
16:25-16:30　フラミンゴ
16:30　王子動物園を出る
17:10-17:50　焼肉小屋「いなかもん」で神戸牛グルメ
18:05　王子動物園前の停留所から路線バスに乗車（一律210円）
18:10頃　布引の停留所に到着
18:20頃　新神戸駅に到着
18:20-18:35　新幹線改札前のおみやげ屋で買い物
19:06　新神戸駅発のぞみ52号に乗車
21:46　品川駅に到着
23:50頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

※そのうち、これまでの王子動物園とアクセス・前泊編の旅行記のURL集は、アクセス・グルメ編の旅行記「夜行バスと新幹線で神戸レッサーパンダ遠征とグルメの再訪（１）アクセス＆グルメ編：今度こそ神戸牛！～前泊は夜行バス＆先着100名のバレンタインデー記念プレゼントがもらえた５ヶ月ぶりの王子動物園」の末尾にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11330344

エリア 神戸(兵庫)

• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄

朝一番、コアラ館を突っ切って、レッサーパンダ展示場へ

コアラたちの中には起きていた子もいたので撮影してきました。
なのでレッサーパンダが朝一番ではなかったのですが、前回2017年11月訪問時は、まだ双子が命名前で小さくて、午後からの限定展示でしたので、レッサーパンダ展示場に朝一番にやってくる必要はなかったのですが、今回はむしろ、レッサーパンダたちが元気が良い午前中から14時頃のりんごタイムが勝負です！

ミンファちゃん育児のため単身赴任していたガイヤくんが戻ってきたので、レッサーパンダの顔出しも集結＠

王子動物園のレッサーパンダ一家の紹介

去年2017年生まれのジャズくん・メロディちゃんはやんちゃ盛り。
写真だと、アングルによっては、どっちだたったかわからなくなることがよくありました。

朝のお散歩中の麗しのミンファ・ママ

そんな奥さんが通り過ぎるのを、ガイヤ・パパは気にしていたのか、あるいは単に道が空くのを待っていただけが＠

朝ごはんに夢中な双子

左上がジャズくん、右下がメロディちゃん。

メロディちゃんはこれでもたっぷり笑顔＠

メロディちゃんはむすっとした顔が多かったですが、無表情なわけではないです。

はみ笹のジャズくん

ジャズくんは表情豊かで、メロディちゃんよりやんちゃでした。
いや、この訪問時は、やんちゃぶりはどっこいどっこいかな。

もこもこ、ふわふわ、さわりたい～

おさわり禁止です。

レッサーパンダは高いところが好きなので、この通路もよく登った＠

とはいえ、ガイヤ・パパが上るのは見ませんでした。
奥さんと子供たちでしょっちゅう渋滞していたからか、あるいはガイヤくんの好みの散策路でないのか、あんまり木登りが上手でないのか、真実はわかりませんでした。

引き寄せた笹が口に入らず、鼻に当たる＠

さきほどの丸太の通路の上で食べていたジャズくんの方……だよね？

ガイヤくんは用心深そうな顔して地上を散策

モートに降りていたミンファちゃん、すたすた坂を登る

モートを登り切ったら、その場でおしりすりすり、においつけ

満足して再び歩き始めるミンファ女王さま

もふもふが尾行中

いたずらっぽい笑みを浮かべたジャズくん

小枝の突起を吟味していたときだったかな。

奥でひっそり食事を始めたガイヤくん

ひっそりとは言っても、たぶんガイヤくんのお気に入りの場所。

それより手前でごはんにありつくメロディちゃん（手前）とミンファ・ママ

メロディちゃんは、むすっとした顔がトレードマークのようになってしまっていて、笑顔はなかなか見せてくれないツンデレさんです。
デレる相手は、飼育員さん。
でも、表情に出なくても、美味しそうに食べていました。

レッサーパンダたちの朝ごはんが見られたことにひとまず満足して、ここでジャイアントパンダのタンタンちゃんの朝ごはんを見に、ジャイアントパンダ展示場に向かいました。

ジャイアントパンダのタンタンちゃんの10時からの食事タイムを見学しに、ジャイアントパンダ運動場へ

前回の2017年11月の行楽日は５分前だと最前列が取れない人出でしたが、冬の２月は連休中日の行楽日和でもそこまで混雑していなくて、まだまだ最前列を確保できました。
しかしこの日はサポーターの特別ツアーがあったようで、この季節にしては人出が多かったようです。
そして前回は、タンタンちゃんの食事タイムは、毎度早めに始まってしまっていましたが、今回はむしろちょっと遅れ気味でした。
その間に、食事タイムは終わったのかと思って去っていった人たちもいました。

岩に寄りかかり、笹を食べていたタンタンちゃん

まだ５分前なのに、もしかしてもう食事タイムは終わってしまったのだろうか、とあせりましたが、どうやら朝の展示開始前からあった笹を、小腹が空いたので食べていたらしかったです。

笹を食べたら、お水が飲みたくなる

この日は、晴れたり曇ったりでした。

口元が笑って見えるタンタンちゃんの横顔

鼻もしゅっとしています。
そして、なんといっても足が短い＠
そのため、アドベンチャーワールドの大人ジャイアントパンダたちより小柄で、幼く見えます。

タンタンちゃんがバックヤードの扉の前でスタンバイ！

なんて可愛いおちり＠
タンタンちゃんがスタンバイしたおかげで、食事タイムはこれからなんだと安心して待てました。

まだだと分かると、いったん戻ってくるタンタンちゃん

そのときも撮影チャンスです。

岩のテーブルの上のおやつに向かうタンタンちゃん

ジャイアントパンダは猛獣扱いなので、タンタンちゃんはいったんお部屋で食事の準備を待ちます。
入れ違いに飼育員さんたちがやってきて、タンタンちゃんのおやつと笹を準備しました。
タンタンちゃんのうんちも片付けるのですが、ここの飼育員さんは、タンタンちゃんのうんちを手づかみで片付けることがよくあります。

まずはニンジンから

動物は好きなものから食べます。
ニンジンは細長くカットしてあるので、タンタンちゃんは手で持って食べることができます。
猫背が可愛いです。

ニンジンはあっという間に食べ終わり、お次はペレット

ペレットは小さいけど、口で直接くわえました。

次のペレットにねらいを定めるタンタンちゃんの可愛いこと！

あーん！

いつも口元が笑って見えるタンタンちゃんだけど、このときはきっとほんとに嬉しそうだったと思う＠

ほっぺたが、きゅっとなっていますよ。

ニンジンとペレットはあっという間に終わってしまい、今度は笹に中に移動したタンタンちゃん

この日は、タンタンちゃんの食事の中に、竹の棒はありませんでした。
たまたまちょうどよい竹の棒が調達できなかったのか、それともタンタンちゃんにとって、竹の棒をばりばり食べにくくなったのか、ちょっと気になりました。

笹は時間をかけて食べるタンタンちゃん

なので、タンタンちゃんの向き次第では、ずっとシャッターチャンスが続くし、全然お顔が見られないこともあります。
今回はぎりぎり＠
正面からではなく、端からなら、タンタンちゃんのお顔がなんとか見られました。

笹のにおいをかいで吟味してから、目をつぶって味わう

むしゃむしゃと豪快に食べても可愛いタンタンちゃん

よっこらしょと次の笹に手を伸ばす

ぬいぐるみのようなおててで笹をつかむ＠

美味しいですか、タンタンちゃん！

本日のミッション、あわよくばコアラの赤ちゃんに会いたい

この日はすでに、名前はぼたんちゃんと決まっていました。
梅と牡丹ですね！

王子動物園のコアラの個体紹介

ぼたんちゃんのアーティくんは亡くなったばかりです。
なので、お母さんコアラのウメちゃんがトップに立ち、ウメちゃんの弟のミナトくん、娘のウミちゃんとオウカ（桜花）ちゃんの紹介がありました。

私はウメちゃんとミナトくんが赤ちゃんにときに会ったことがあります。

関連の旅行記（2015年２月10日）
「今度こそレッサーパンダのミンファちゃんに会いに神戸の王子動物園へ（２）ミッションNo.１：レッサーパンダのミンファちゃんとガイヤくん＆ミッションNo.２：コアラの母子２ペアも！」
http://4travel.jp/travelogue/10982998

約２ヶ月前の前回ももっと小さかったオウカちゃんに会っています。

関連の旅行記（2017年11月２日）
「レッサーパンダの赤ちゃん求めて鯖江と神戸の動物園遠征とグルメの旅（５）王子動物園（午前編）キュートで短足なジャイアントパンダのタンタンちゃん＆コアラの子供の桜花ちゃん＆カピバラの四つ子の赤ちゃん＆カバの赤ちゃんの出目丸くん、会いたかった！」
https://4travel.jp/travelogue/11302399

目覚めてきょろきょろし始めていたオウカちゃん

11時の食事タイムにユーカリ交換があるのをちゃんと分かっているのでしょう。

実は隣に飼育員さんや獣医さんがいたので観察中

おそらく、オウカちゃんの体重測定と健康診断はもう終わった後で、そのときに、気持ちよく寝ていたところを起こされたかもしれないです（笑）。

獣医さんによる診察中のウミちゃん！

体重測定用に体重計の上に設置された枝につかまって、神妙な顔しています！
いや、いつもと同じ顔かな。

ウミちゃん、えらいね

ウミちゃんはおとなしく診察を受けていました。

注射されちゃうウミちゃん

痛くなかったよね？
だいじょうぶかな。
もし体調が優れなかったんだとしたら、早く良くなってね。

ウミちゃんの診察が終わったので、診察用の枝から引き離される

連行される宇宙人？

枝をつかんでいないと落ち着かないからか、ウミちゃん、ちょっと抵抗していたようです。

はい、ウミちゃん、もとの枝へ

このあとは新鮮なユーカリが来るので、もうしばらく待っていてね。

のっそり目を覚ましたミナトくん

きりりと決まってるぅ@

ミナトくんはもう体重測定も診察も終わったのかな。

ミナトくんの体重測定

みんなに囲まれて、ちょっと不安そうなミナトくんです。
体重計の上にあのように枝が設置されていて、測定と診察の間、コアラたちはあのように仮の枝にしがみついていました。

もとの枝に移されるミナトくん

コアラは爪が鋭いので、短い距離の場合、飼育員さんはたいていこういうポーズでコアラを移動させるようです。
我が地元の埼玉こども動物自然公園でも見たことがあります。

そしていよいよ、ウミ母さんとぼたんちゃんの番！

私の位置からでは、大半は飼育員さんたちと獣医さんの背中に隠れて様子が全然見えませんでした。
良いポジション取りができた人がカシャカシャシャッターを切っているのを、うらやましく思い、少しでも見えないか、カメラを構えて待ち続けました。
望遠レンズ越しで見る方が、望遠鏡の代わりにもなりますから。

ウミちゃんからぼたんちゃんを預かる飼育員さん

バンザーイ、ぎりぎり撮影できました！
はじめ母子おんぶで体重測定をし、その後、ぼたんちゃんだけ下ろして測定しました。

間近でぼたんちゃんの写真を撮る別の飼育員さん

こういうのは飼育員さんの特典ですね！

ぼたんちゃんは飼育員さんの腕の中でじっとしておらず、ずんずん移動してしまう

元気でちょっとやんちゃな女の子とみました！
あるいはママの背中ではないので、ちょっと不安だったのかな。

ぼたんちゃんはママの背中に戻り、母子をもとの枝に移す

さっさと移動してしまうウミちゃんとぼたんちゃんのコアラのマーチがなんとか撮れた@

ピントが甘くてあしからず。

木にしがみついたママの背中のぼたんちゃん、ほほ毛がもこもこ！

じと目のウミちゃんママ

古いユーカリが撤去されたので、落ち着きなく移動するウミちゃんと背中のぼたんちゃん

このくらいの時期のコアラの赤ちゃんは、こうやって後ろから見ると、お母さんのおなかの上で、ぺちゃんとしています！
そして、もうすでにおしりの毛は白っぽくなっています。

ぼたんちゃん、ハイ、チーズ！

ぼたんちゃんの方は、見学者のいるガラス側によく顔を向けてくれました！

ユーカリがなくてはだかんぼうのウミちゃんと、ママにしっかりしがみつくぼたんちゃん

ユーカリが補給されると、コアラたちの体が隠れてしまうことが多いので、ユーカリがない今が、撮影チャンスです！

新しいユーカリが支給されて、移動中のウミちゃん・ぼたんちゃん母子

このあとウミちゃんはユーカリに埋もれるようにして食事をし始めたので、母子とも姿がよく見えなくなってしまいました。

新鮮なユーカリを前にしたミナトくん

コアラの男の子って、大人になると、全体的に毛が短くなり、すっきりした印象になる気がします。

もぐもぐウミちゃん

同い年のミナトくんに比べると、胸の白毛がずっとふんわりしているように見えました。

ヘン顔ウミちゃんも可愛い！

ユーカリを口からはみ出させながらウインク@

動物の食事中の顔は、意図していないにしても、いろんな表情が見られて、見どころ多いです。

ユーカリを食べるオウカちゃんの正面顔もむちむち@

器用に手を使って食べる姿は可愛さ数割増し！

オウカちゃんの横顔

このアングルだと、ココア同士の個体判別がしづらくなるかもしれません。
だって、ああ、埼玉こども動物自然公園生まれで、鹿児島の平川動物園にお嫁に行ったエミちゃんに似ていると思ったりしましたから。

11時半、レッサーパンダ展示場に戻ってみたら、なんと飼育員さんがいる！

リンゴのおやつタイムは13時半頃だと、最近王子動物園に行かれたレッサーパンダ・ファンさんから聞いていたのですが、定例イベントではないので、こんなに早くに行われてしまったのでしょうか！
ずっとレッサーパンダに張り付いていたと思われる見学者の１人に聞いてみたら、笹の差し入れがあったようです。
見逃したわけではないと分かり、ひとまずほっ。

出入口でうろちょろしていた１頭はジャズくん

私が席を外していた間、リンゴタイムは見逃していなくても、飼育員さんとレッサーパンダたちのコミュニケーションが、なにかしらあったかどうかは分かりません。

ジャズくん、新しい笹に取り組む！

メロディちゃんは最後まで飼育員さんのそばを離れず

飼育員さんにはベタベタなメロディちゃん！

やっぱりツンデレさんです。
いや、ふだんはツンツンで、飼育員さんに対してはデレデレ？

メロディちゃん、飼育員さんに無言でおねだり@

レッサーパンダはふだんからあまり鳴かないので、リンゴが欲しいとぴいぴいと鳴く子はレアな方に入るかもしれません（私が知る限りでは、徳山動物園のリボンちゃん？）。

そっちの手にリンゴを持ってるんじゃないの？　と探るメロディちゃん@

飼育員さんは、口元が笑っていました。
可愛くてたまらないという様子でした。

このポッケが怪しいゾ、とメロディちゃん@

そんなメロディちゃんの顔を、しっぽでわさわさしちゃう飼育員さん

自分のしっぽを可愛くつかむメロディちゃん

そのまま逆さになって飼育員さんから下りるメロディちゃん

飼育員さんに上るのは、子バンダたちにとって木登りも同然のようです@

飼育員さんの足元では、ジャズくんもうろうろ

リンゴをもらい損ねていないか、心配そうなジャズくん@

立ち去ろうとする飼育員さんに待ったをかけるジャズくん

大きくなったようで、まだまだ寸胴なお子ちゃま体型のようです！
この日の体重は、ジャズくんは4.5キロで、メロディちゃんは４キロくらいって言っていたかなぁ。
大人は通常５～６キロです。
子供たちは毛がふわふわなので、時には大人よりも大きく見えたりするのです。

メロディちゃんに飛びかかるジャズくん

その後、しばらくしたら、だんだんと双子がはじけてきました。

灌木の影で取っ組み合いをしていたジャズ・メロ

ここでジャイアントパンダのタンタンちゃんの２度目の食事タイムが近づいてきたので、ジレンマ。
戻ってきたら、リンゴタイムの13時半まで張り付いているから、そのときにまたはじけてね！

11時45分からの食事タイムを待ちかねるタンタンちゃん

５分前に駆けつけて、良さそうなポジションでは最前列を取れず、２列目となってしまいましたが、屋外展示場は見学できる場所が広いし、望遠レンズでならタンタンちゃんを十分捉えることができました。

今度は東屋の上におやつが用意されて

ぺたんと座り込んで食べるタンタンちゃん

この姿勢のタンタンちゃんが見たかったんです！
ギャラリーから可愛い～と黄色い悲鳴が上がりました。

食べ終わったら、また起き上がって、口でくわえる

ペレットを両手に１つずつつかんで猫背で食べるタンタンちゃん

ジャイアントパンダのお母さんが赤ちゃんを抱っこするときと同じポーズです！
あるいは小さな子がおもちゃを大事そうに抱えている姿とか？

時々顔を上げてくれたら、すかさずシャッターを切らねば！

ただ、晴れてしまうと、写真の色はきれいに出やすいですが、光と影の陰影が強くなりすぎて、たくさんシャッターを切っても、思ったよりきれいに撮れなかったりするのがつらいです。

このあと、笹に取り組んだタンタンちゃんは、見学者に背を向ける形で柱に寄りかかってしまいました。

12時、散策中だったレッサーパンダ一家

手前はジャズくん。
モートの下はメロディちゃん。
ジャズくん、可愛いポーズで顔をかきかき。

モートの下をとことこ歩くメロディちゃん

双子が一緒に歩いているシーンもカメラに収めることができたのですが、どちらも下を向いていました（苦笑）。

ジャズくんの前を、先にガイヤ・パパ、次にミンファ・ママがずかずか通り過ぎる@

ジャズくんが散策路で通せんぼする形になっていましたからね。

そのまま毛づくろいを続けるジャズくん、足裏としっぽがキュート！

顔を上げたら葉っぱに当たった@

じゃまだった葉っぱを検分するジャズくん

再びアゴをかいかい

ジャズくん、舌を出して、気持ち良さそうな顔です@

少なくなった笹を食べに来たメロディちゃん

少しはにかんだようなメロディちゃんの貴重な笑顔@

再びはじけだしたジャズ・メロ！

上がメロディちゃん、押さえ込まれているのがジャズくん。
ジャズくんがメロディちゃんにバトルを仕掛けることが多かったですが、そのわりにジャズくんはたいてい劣勢で、メロディちゃんにやられている、というかんじでした@

ジャズくん、ミンファ・ママのそばに行き

ジャズくん、ひょっとしてママに八つ当たりか？

きゃあと口を開けたミンファちゃんも可愛いです。

灌木の葉の上でバトる双子

上がメロディちゃんで、転がっている方がジャズくん。

バトルしながら、ころんころんと転がる双子

向かって右がジャズくん、左がメロディちゃん。

出たーっ！　子パンダのバンザイ攻撃！

たぶん飛びかかっている方がジャズくん。
ジャズくんの方がバンザイ攻撃が多かった気がしますが、だからといって必ずしも優勢だったわけではないのです。

攻防戦は激しく入れ替わる

向かって右がジャズくん、左がメロディちゃん。

メロディちゃんの方が優勢？

入れ替わったかな

バトルに夢中な双子の脇を、すました顔して通り抜けるミンファ・ママ

双子だから子バンダ同士で遊ぶことができますが、これが１人っ子だと、子パンダのバトルの相手をするのはママになるので、ママはもっと大変です。

みいみい鳴く声が聞こえる中

上になっているのはジャズくん、下になっている方はメロディちゃん。

ジャズくん、カウンターアタックをくらう！

ジャズくんも、ずっとやられっぱなしではない

こっち向いているのはメロディちゃんのようです。

あちこちで楽しそうにバトルする双子

あの木の枝は、双子が何度もジャンプしているせいで、下がってしまったようです。

やいっ、やいっ、このっ、このっ！

夢中になっていたら、ずざざざざーっ

笹を食べていたメロディちゃんに、再びバトルをしかけるジャズくん

かぷっと反撃、メロディちゃん

灌木ベッドでもみ合う双子

べちゃ！

渡り木の散策がお気に入りな麗しのミンファちゃん

枝に乗ったまま、下の葉っぱに手を伸ばすジャズくん

灌木の下で遊ぶメロディちゃんと、ちょっとお疲れなジャズくん

取っ組み合いの真剣勝負@

毛色からすると、向かって右で押さえ込んでいる方がジャズくん、左がメロディちゃん。

耳を噛んでる～！

耳は攻撃しやすい部位ですね。
噛まれている方がメロディちゃんかな。

リンゴタイムが近づいてきたので、子パンダたちも休戦

リンゴが楽しみでそわそわして、もはやバトルどころではないようでした（笑）。

リンゴを受け取ったミンファちゃん

飼育員さんに抱っこされるジャズ・メロ！

これが見たかったんです！

飼育員さんに安心してもたれかかってリンゴを食べるぱっちりおめめのジャズくん

しっかりしがみつくジャズくんと、飼育員さん

奥の方では、リンゴを食べているメロディちゃんがちらっと見えます。

ジャズくん、次のリンゴだよ～！

大きめにカットされたリンゴをぱくっ！

やっぱりこちらがジャズくんだと思うんですよね。

おてての使い方がとっても可愛らしい@

しっぽがくるりん！

飼育員さんがしっかり支えてくれるので、しがみつく手もゆるやかに、リンゴをしっかりつかんでいられます。

両手に花、ではなく、子パンダの飼育員さんも嬉しそう

毛色からすると、このとき飼育員さんが左腕に抱っこしていた向かって右がメロディちゃん、右腕で抱っこしていた向かって左がジャズくんのはず？

あぐあぐメロディちゃん@

ガイヤくんも飼育員さんを見上げながらリンゴを食べる@

午後３時を過ぎていたけれど、ジャイアントパンダ館を見に行ってみると……

屋内は混雑するので、だめ元で見に行ってみたら、意外と空いていました。
そのわけは、タンタンちゃんを見て分かりました。
後ろ姿だったので、見学者が長居をしなかったのです。
すでにニンジンとペレットは食べ終わった後ですが、タイヤに入って笹を食べるタンタンちゃんは可愛いです！

次の笹を手にするときだけ、ちょっとお顔が見えた@

タイヤの中に入るのは、寄りかかる代わりでしょう。
レッサーパンダもそうですが、ジャイアントパンダも笹を主食としていて燃費率が悪いため、長時間食べ続ける必要があり、そのため疲れてしまうので、何かによりかかってラクな姿勢で笹を食べるのです。

あいかわらず、ちっちゃい子が大事に抱えてるみたいな可愛いポーズで@

豪快に引き寄せるサイドビューも可愛かったタンタンちゃん

タンタンちゃん、22才の誕生日のときの寄せ書き

ぎっしりです！
たくさんの人に愛されているタンタンちゃん、人間でいうと66才。
もう若くないけれど、まだまだ長生きできるよね！

帰り際にコアラ館に寄ってみたら、オウカちゃんが起きていた！

閉園時間が迫る中、最後にひとめ、レッサーパンダたちに会おうと思ったのですが、もう誰も出ていませんでした。
代わりに、コアラたちには会えました。
夕方、目を覚ましているコアラがいるかもしれないと思ったのですが、ばっちりでした！
常連さんが飼育員さんと話をしていたので、耳ダンボして聞きながら、せっせとシャッターを切りました。
オウカちゃんは、閉園時間間際の夕方は、よく起きてくるようです。

奥へ移動するオウカちゃん、途中で立ち止まったところ

歩いているときは、すたすたと意外と速いので、ピント合わせが大変だったりします。

おしりかいかい@

オウカちゃん、するすると床まで下りてしまう

外を覗くオウカちゃんの後ろ姿

とっても熱心に見ていそうな姿がとても可愛らしかったです。
王子動物園のコアラたちは屋外展示場らしきものはあるのですが、使われていないようです。
それとももって暖かくなったら、屋外展示もあるのかしら。

飼育員さんによると、オウカちゃんは、夕方、こうやって外を眺めることがよくあるようです。
でも、ここの動物園のコアラたちに屋外展示のチャンスがあるかどうかまでは、聞きそびれました。
なにしろ閉園時間がせまっていましたから（苦笑）。

再び枝に戻ったオウカちゃん

実はウメちゃんとぼたんちゃんもちょっとだけ起きたので写真が撮れましたが、残念ながらピンボケでした。

レッサーパンダとジャイアントパンダは見られるだろうと当然のように期待していましたが、コアラの赤ちゃんのぼたんちゃんは、見られるチャンスも写真が撮れるチャンスも低いだろうと、ダメもとのつもりでいました。
なので、その意味でも、思った以上の収穫に大満足できました！

実はこのときは、我が地元の埼玉こども動物自然公園で、コアラのジンペランちゃんに赤ちゃんが生まれていて、12月にはお母さんのおなかから顔を出したり、外に出たりしていました。
埼玉県人の私が、地元ではなく、さきにはるばる神戸で先にコアラの赤ちゃんが見られてしまうなんて！
と思ったものです。
そして今後は、秋以降まで、そうおいそれと神戸まで遠征できない代わりに、地元の動物園で、月一くらいの頻度で、コアラの赤ちゃんの成長を見守ることができるにちがいないと楽しみにしていました。

ジンベランちゃんの赤ちゃんには、この翌週に会うことが出来ました！
ところが、残念ながら、その５日後の２月23日に、赤ちゃんは名無しのまま、永遠の別れとなってしまいました。
関連の旅行記（2018年２月18日）
「ドライブで2018年初の埼玉こども動物自然公園は４大ミッションにチャレンジ！＜レッサーパンダ・コアラ・子ヒツジ・コツメカワウソの赤ちゃん＞【コアラの赤ちゃん哀悼】」
https://4travel.jp/travelogue/11332030

王子動物園の三大アイドル特集の前編おわり。
「夜行バスと新幹線で神戸レッサーパンダ遠征とグルメの再訪（３）王子動物園（後編）コツメカワウソ・アシカ・ホッキョクグマの食事タイムを見学できた＆円形猛獣舎の猛獣たちに会えた代わりに、今回カバやカピバラの方へは行けず」へとつづく。