専念寺山門前の庚申塚

2018/02/20 - 2018/02/20

　横浜市港北区新羽町の曲がりくねった旧道から小路に入ると専念寺の門柱が建ち、参道の奥に山門がある。山門の前には庚申塚があり、18世紀から19世紀、20世紀に建立された5基の石碑などが建っている。
　この中で庚申塔は右から2つ目の1基だけで文化5年（1808年）に建立された。他には、左から年は判読できないが文化年間（1804年～1818年）に建立された坂東 西国 秩父百番供養塔、享保15年（1730年）に建立された小机領三十三所子歳観音霊場十六番標石、天保11年（1840年）に建立された馬頭観世音、右端に明治17年（1884年）に建立されたお地蔵さまである。
（表紙写真は専念寺山門前の庚申塚）

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

庚申塚。

「坂東 西国 秩父百番供養塔」（文化年間（1804年～1818年）銘）。

「文化…」。

「小机領三十三所子歳観音霊場十六番」（享保15年（1730年）銘）。

「馬頭観世音」（天保11年（1840年）銘）。

「天保十一庚子…」。

庚申塔（文化5年（1808年）銘）。

「文化五…」。

お地蔵さま（明治17年（1884年）銘）。

「明治十七年八月」。