新羽杉山神社

2018/02/20 - 2018/02/20

　横浜市港北区新羽町に鎮座する杉山神社は新羽総鎮守である。祭神は日本武尊（やまとたけるのみこと）、火産霊神（ひむすびのかみ）、澳津彦神（おきつひこのかみ）、伊弉冊命（いざなみのみこと）、速玉男命（はやたまおのみこと）、事解男命（ことさかのおのみこと）、天照皇大神（あまてらすすめおおみかみ）の7柱である。祭神の柱数が多いのは明治41年（1908年）に村内の荒神社、熊野社、太神宮の3社を合祀したからである。
　鶴見川流域には杉山神社が多く鎮座しているが、日本武尊を主神とする杉山神社と大黒様を主神とする杉山神社があるのだという。しかし、古文書が残っていないために、杉山神社の創生は不詳である。
　手水舎に巻かれているのは「注連引（しめびき）百万遍の藁蛇（わらへび）」ではないかと思い、社務所の呼び鈴を押すとおばあさんが出て来て違うことをいう。「え、それは本当ですか？」とさらに尋ねると神主が応じてくれた。4年前に「注連引百万遍の藁蛇」が持ち込めれたが、神主はその由緒を知らないのだという。私が新羽中の校門前にある看板の内容を伝えると納得していた。
　神主の話では全国に神社が8万社があるが、神職は2万人しかおらず、多くは神主が兼務しているのだという。大きな神社には多くの神職がいるから、1人の神主が4社、5社の神主を兼務しているということのようだ。鎌倉の神社を巡ると神主が居ない神社の多いこと。それを裏付ける話だ。
（表紙写真は杉山神社の社殿）

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

杉山信者の石鳥居。

「杉山神社」。

参道。

石碑。縁起・由緒が書かれている。

石段。

神馬像。

神馬像。

石鳥居。

社務所。

手水舎。

手水鉢。

手水舎に巻かれた注連引百万遍の藁蛇。

手水舎に巻かれた注連引百万遍の藁蛇。

手水舎に巻かれた注連引百万遍の藁蛇。

神輿庫。

狛犬。

狛犬。

狛犬。

狛犬。

絵馬掛け。

杉山神社掲示板。

杉山神社社殿。

杉山神社社殿。

トイレ。

石鳥居。

稲荷社。

金毘羅社、御嶽神社、不動明王。

稲荷社。

「金毘羅社、御嶽神社、不動明王」。

石碑。

「西南、日清、日露、支那事変そして大東亜戦争の為英霊となられた五拾七柱の霊を?此の神域に招霊し追悼し平和を祈念すべく守護神としてお祀りされております。」
新羽町では57柱も英霊がいるのだ。

「戦没者慰霊碑」。

社殿。

社殿。