それは昔むかしの、今日の私が歩いている道～長野県南木曽妻籠宿

2018/03/24 - 2018/03/31

中山道の妻籠へちらっとお出かけ。東南アジアでは決して出会えない景色が広がっていて、日本の良さをしみじみ噛みしめる。

エリア 木曽・塩尻(長野)

さーて、ついに新横から出発だ。

今週一週間分の仕事の疲れとフライトの疲れが一気に襲って来て、座って間もなく夢の国。新幹線の揺れがまぁ、気持ちの良いことこの上なし。

熟睡してたら、いきなり椅子が揺れたので地震か事故かと思いハッとして起きると、揺り動かしてたのは前の席に座ってた筈の父。「たっちゃん、富士山！」と写真を撮っとけみたいな目配せ。新幹線の中ぐらい寝かせて～！再び気絶。前の席に座っていたからといって安心してはならない。

名古屋で買い込んだお弁当。(^_^;)

意外に混んでる。ここでお弁当を出すのは、山手線の中でで食べるのと同じぐらい顰蹙ものになりそうだ。もう少し我慢。

よしよし、だんだん空いてきた。

味噌カツヒレ重。3人でシェアするはずがシェアしたくないと言い出したタツ蔵。ハイ？が、いざ開けて食べ始めると量がハンパないことに気づいたらしいが、食べ物を残せない人なので頑張って食べきって動けなくなったらしい。(^_^;) 「シェアしなかった天罰だよ、、、、」と釘を刺しておいた。

コレが問題の味噌カツ弁当。大食いの父さえも、ゴハン詰め込みすぎだ！と後々まで文句を言ってた。

とりあえず買ってみた武将隊。

武将隊の中身。母にはちょっと多かったようだ。

ひつまぶし。

量的には腹八分で良い感じ。

私は腹8分だったので、デザートも完食♪

名古屋から中津川へはこれに乗って行こうねということになった。急いでいないので、だらだらです。

南木曽駅に到着！改札出たところで観光案内の女性に「ハロー！」と声を掛けられ、一瞬フリーズ。何が起きた！？ハロー！？「あ、すみません、日本人です」。見た目完璧シンガポリアンになってるのかも。(^_^;) でも昨今の妻籠は外人しか居ないらしい。

大妻籠まで300円。

1日５本かあ。一本逃したら大変なこっちゃ。

バスがやってきました。

いざ、大妻籠まで出発。

大妻籠で下車。新横から1日がかりだったな。母、よく腰痛を抱えて頑張った。

今夜の宿、波奈屋さんに到着。外人率9割以上。日本人だと逆に珍しがられる。(^_^;)

雰囲気あるな。ちなみに旧館のお部屋は鍵なし。最初は鍵がない！とパニックだったが、開き直るのにそう時間がかからない。

島崎藤村さんの自筆。

お茶でも飲んで一休み。

夕ご飯。満腹なり。

1190円で購入。シンガポールに戻るまで親子で毎晩チビチビ飲みました。コレは我ながら名案だった。コレから国内旅行をするときは、お酒を持ち歩こう！

宿から徒歩15分ぐらいで妻籠宿の入り口に到着。

おお、雰囲気出てますな！

おお！立派なお馬さん。

ちぇっ！

父は写真を楽しんでるようだ。

飲み水ではないらしいが飲めちゃいそうだ。

しょうがない、パパと手をつないでやるか。

見た目の字のバランスがたまりませんね。

ふき味噌かー、贅沢～。

親が一緒だと勝手にチョロチョロと歩けないのが苦だ。

日本は上品だなあ。

昔から私は猫柳が好きだった。

もうすぐ春だぞー。

私にとって、今一番一緒に歩きたい人や人たちは誰なんだろう。

ああ、久々に暖炉に当たりたい気分。

いぶし銀のおじさま。

しろやぎさんから おてがみ ついた
くろやぎさんたら よまずに たべた

ジョボジョボジョボ。これも飲み水じゃないなんて、レベルが高すぎる。飲んでも私はお腹を壊さない自信がある。

来世はこういう服をサラッと着て、尚且つ似合っちゃう人間に生まれて来たいもんだ。

夜電灯が灯ったところもなかなかでした。

閑散としてていいわ。

潔く散る。

風にも雨にも負けない。

前世で歩いたのかも知れない。そう思えてくる。

緩めの上りなら、この私だって余裕さ。

空気が澄んでる。

街の隅々に花が生けてあって、ほっとする。

日本の心じゃ。

誘惑だらけじゃ。

迷う。でも嬉しい迷いだ。

くるみに決定。

私は食べ物の誘惑に勝てない弱い弱い人間なので。

懐かしい日本のお土産物屋さんだ。

渋いトイレですな。

ちょこん。

営業中じゃなくて、あえて商い中。

そうか、そういえば、ひな祭りだったんだ。

色鮮やか。

栗きんとんソフト、買うべし！

栗きんとんソフト。うまかー。高いから3人でシェア。

テクテク、テクテク。

明日も天気になーれ♪

お守りのよう唐辛子。

間違いなく、最高の季節だ。

うん？信州牛の串焼き？きっと1人だったら食べてたかも。

お昼過ぎは日本人がどこからともなくやってくる。

ひな祭りの名残り。

ここのお蕎麦屋さんに入ることに。中が見えないし、自己顕示欲のなさが良い。

本日、我々が一番乗り♪

手書きのお品書き、最高。ナニ！？にごり生原酒？オーダーせなばなるまい。

片っ端から食べていきたい気分。

ごまだれ冷やし山菜そば。美味しかった～。極楽。ゴマだれなのにしつこくなかった。

濁り酒。一口飲んだら花園に連れていかれた感じ。爽やかだ～。昼間のお酒って何てだらしなくて心地よいのかしらん。

お店を後にする頃にはすっかり店内が賑わってた♪ 美味しいもんね。

春ですな。

将棋のような表札。

心遣いありがとう。

眠くなるぐらい良い天気。

こんなところ、徐行してます。

全部下さい。

頭の中であのオープニングの曲が流れる。セリフ暗記するぐらい見た古畑任三郎。

テッカテカ。

楽しそうだね。最近、友人の存在が人生の楽しさを決定づけると思うようになった。

小学校。廃校になったのかな。

良い香り。

お出かけ。

なかなか味のあるお面。一個600円。えーい、買ってしまえ！！

「コレ、日焼けしなくて良いわ」と母。ドラマの中の銀行強盗犯みたいな。

お酒だらけで素晴らしか。こんな処に住んでいたらアル中になってしまうわ。

昔貰って使っていない一足がクローゼットに残ってたな。

日本はステキな色に溢れてる。

おやつ。ハアーやっぱりいいな、甘酒は！

米びつも欲しい、ワッパのお弁当箱も悪くない、ああでも結局もったいなくて使わないで終わりそうだから買わないほうが良い。

普段使いのヒーローたち。

タイムスリップ。

こんな山奥だとやっぱり旧習深いのかな。

栗きんとん屋さん。

何て良い場所なんだろうね。

栗きんとん、大変美味し。一人だったら買ってたが、親の手前、またアンタは無駄遣いしてどうのこうのと言われそうだったので、誘惑と戦うことに。なぜこんな年になってまで我慢しないといけないのだ。

ぶらんぶらん。

墓場まで背負っていくものが少なからずある。

これ買えば良かったかな。

ひらがなはチャーミングだ。

荒らされていない良い道だ。

多分何十年かぶり？で目にしたふきのとう。あぁ、やっぱりコレは天ぷらでいただきたい。贅沢品。

コメントがいちいち良いですね。

山の八百屋さんの店長のトークが面白い！「4時半に仕入れに行った後は珈琲タイムでリラックスよ。だって、そうしなきゃ、人生馬車馬になるでよ。」この最後尾の「なるでよ」っていう方言が耳に心地良くてほっこりするでよ。

タツ蔵、すっかりこの人のことを気にいってしまったようだ。いついつまでもお元気で。

帰りも中津川→名古屋→新横です。何かに急き立てられない旅はよろし。

父には当然柿の葉寿司がいく、母には天むすがいく、残りは私に。帰りは2人ともご満悦。

じゃーん！帰りはさすがに独り占めしないで、ちゃんとシェアしたタツ蔵。(^_^;) ご馳走さまでした。