2018/02/12 - 2018/02/15
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norio2boさん
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勤勉なドイツ移民のヘンリーティムケンは馬車用の「ボールベアリング」を改良し実用化します。飛躍的に性能と耐久性と修理のし易さで商売は大成功しました。
サンディエゴに引っ越ししたヘンリーはその収益を社会に還元しようと美術館を作ります。
このティムケン美術館にはブリューゲル(父)の作品が一枚あります。
平屋造りの素朴な美術館でした。
ゲッティ美術館とは規模の違う小さな美術館です。
その時の旅行記です。
https://4travel.jp/travelogue/11311607
サンディエゴからの帰りロスアンゼルスで降りて3泊しました。
ゲッティ美術館を2日間かけてじっくりと見て来ました。
ゲッティは、美術愛好家には何故か関心を持たれない美術館だと思います。金にまみれた美術館という印象が強いからかも知れません。拒否する人もいるようです。
ゲッティ財団が運営する美術館にはゲッティセンターとゲッティヴィラがあります。(ゲッティヴィラはロスアンゼルスのパシフィックパリセーズ)
この二つを合わせて年間200万人もの来場者があります。
ゲッティ美術館のイメージというと巨額な資金を背景に強引に美術品を買い漁るというようなダークな印象があります。
2005年にはゲッティ美術館の古代美術担当の学芸員がギリシャローマ時代の「盗品の美術品」の売買の関与でイタリヤから告訴されています。
翌年ゲッティ美術館は26点をイタリア政府に返還しています。
1997年オープンという美術館です。
現代アートならともかく、古代のアートを収蔵するのには大変な苦労があるのは仕方ないと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サンディエゴでティムケン美術館でブリューゲルをみた後はロスアンゼルス経由でANA便で帰国します。
JALだと直行便があるのですが。ANA派ですので、、、、
せっかくなので帰りはロスアンゼルスに3泊してゲッティ美術館に寄ってみる事にしました。
ゲッティ美術館に一番近いホテルという事でホテルアンジェレノを選びました。
マップで見ると1.4kmで徒歩18分とありました。
普通に考えて、誰でも1.4kmなら歩けると思いますよね?
このホテルアンジェレノは4Tには登録がありませんので旅行記としてアップしています。
https://4travel.jp/travelogue/11331639
追記:
4Tにはホリディインブレントウッドという名前で登録されていました。今の名前はホテルアンジェレノです。ホテル アンジェレノ ホテル
-
ホテルアンジェレノの車寄せです。
ホテルから半径3kmの無料送迎シャトルサービスがあります。
事前に出発と戻りのピックアップの予約が必要です。戻りの時はホテルに電話すれば来てくれます。プリペイドSIMカードで電話しました。
ゲッティ美術館までの所要時間は5分くらいです。 -
ゲッティセンターの入り口です。
簡単な目視によるインスペクションがあります。
手ぶらでの人はノーチェックで先に進みます。
美術館へのトラムは頻繁に往復しています。ゲッティセンター 博物館・美術館・ギャラリー
-
トラムのホームです。
人数をカウントしていて車内が一杯にならないようホームへの入場を管理しています。
美術館の入場料もこのトラムも無料です。
線路に沿って美術館までのサイドウォークがあります。
歩いたらどのくらいかかるの?と聞いたら1.2km
15分という返事でした。
ホームに沿った庭には8体の彫刻が置かれています。ヘンリームーアやイサムノグチの作品がありました。 -
トラムの中の写真です。
旧正月にあたるので8割は中国人の家族でした。
第二次世界大戦のあと、アメリカのニューヨークがフランスのパリに変わってアートの中心になりました。
美術史でを見ると世界経済の中心がアートの中心として台頭しています。
ここに来る中国人は静かで礼儀正しいです。
中国人の最近のアートに対する関心の高まりは顕著です。
近い将来には中国がアートの中心になって来ると予想します。 -
到着駅とトラムの車両です。
-
階段の手前の到着広場にはカルバッジォの特別展の看板がありました。
ローマのボルゲーゼ美術館からカラヴァッジォの代表作品が揃って来ているようです。
2017年5月のボルゲーゼ美術館訪問記は下記です。
https://4travel.jp/travelogue/11248276 -
階段を上がると玄関ホールのある建物に入ります。
オーディオガイド(これも無料)が借りられます。
写真付きのIDが必要です。
パスポートのコピーとプリペイドSIMカードの電話番号で貸し出ししてくれました。
(美術館サイドでは持ち帰られると困るので、担保になるものを預ければOKです。ベルリンの「バウハウス」では50ユーロ札を預けてオーディオガイドを借用した事があります。
ここの職員は対応が上品でした。
リタイアした高齢者の社会貢献ボランティアが多いようです。
トイレは一階と地下にあります。 -
写真の右側がオーディオガイドの貸し出しカウンターです。
iPhoneを転用した機械でした。
iPhoneの機能を生かした使い方があるようです。
ゲッティ美術館のHPは下記です。
http://www.getty.edu/museum/
中央の男性はボランティアではなく美術館の職員です。 -
玄関ホールを抜けると大きな中庭があります。
写真は中庭の右側にある細長い池です。
2月なのに初夏のような太陽の光が照りつけていました。
素晴らしい空間設計です。
ーーーーーーーーーーー
左手に北館(1700年以前の美術で1階は彫刻、2階は絵画)があります。
その奥には東館(1600~1800年の美術で1階は彫刻で2階は絵画)があります。
正面は南館(東館と同じく1600~1800年の美術)があります。
右手奥は西館で(1800年以降の美術)です。日本人が好きな印象派はここです。
西館の手前には特別展示館になっていてこの時はボルゲーゼ美術館から来たカラヴァッジォの特別展がありました。
それぞれの館は2階の空中廊下で繋がっています。
ルコルビジェの弟子のアメリカ人リチャードマイヤーの設計です。
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リチャードマイヤーは1934年生まれのアメリカの建築家です。
白色の外装が特徴でルコルビジェの影響の強いデザインです。ゲッティ美術館で使われた石は大理石の一種である「トラバーチン石」という石です。
トラバーチンはラテン語でチボリから産出される石の意味です。チボリの白い石が使われていて美術館全体の統一感を出しています。
ジャンポールゲッティは1976年に亡くなっています。ゲッティセンターの土地購入が1983年、建築開始が1987年です。ジャンポールゲッティはこの美術館に来た事はなかった、というよりも死後に始まっているのです。 -
ゲッティ美術館の創設者のジャンポールゲッティの紹介から見学しました。
ジャンポールゲッテイ(1892生まれ1976年に癌で死去)
1956年にフォーチュン誌で世界一の金持ちに選ばれた。 -
ジャンポールゲッティはこの美術館に来た事は無かった!
写真はジャンポールゲッティの人生とレガシーの紹介コーナーです。
ジャンポールゲッティ(1892年生まれ1976年に癌のため死去) 1956年のフォーチュン誌で世界一の資産家に選ばれています。ジャンポールゲッテイがケチであったことは有名です。
自宅にはおおぜいの来客がありましたが彼らの電話代が高いので公衆電話を設置し客に払わせたり、
孫が誘拐され300万ドルの身代金を要求されたが、所得税で控除出来る金額しか払わなかった
石油王ゲッティ財閥に生まれ家業を拡大していきます。
1954年に自宅のそばに最初のギャラリーを作っています。遺産はゲッティ財団に寄贈されています。遺族の間で相続を巡る訴訟が行われ一族は分裂します。
ジャンポールゲッティの死後1986年にゲッティ石油はテキサコに売却され一族の石油ビジネスは終焉しました。 -
写真はジャンポールゲッティが自身でコレクションしたものの展示です。
ジャンポールゲッティは1976年に癌のため死去します。
遺産のうち661000万ドル(100円換算で6610億円)をゲッティ財団に寄付しています。
ゲッティ財団が運営する美術館はこのゲッティセンター(ゲッティ美術館)と西のパシフィックパリセーズにあるゲッティヴィラ(古代ギリシャローマを再現したヴィラ)の2つがあります。
ゲッティ美術館には研究者の為の希少な文献、関連分野の歴史についての補助文書のリサーチライブラーがあり、事前の申し込みが必要ですが、一般公開されています。 -
小学生の課外活動が多かったです。
-
レポート記入用のファイルを持って見学する小学生たちがいました。
ゲッティ美術館には年間で200万人の来場者があるといいます(ゲッティセンター130万人、ゲッティヴィラ70万人)
ーーーーーーーーー
美術館の来場者は
ルーブル美術館740万人
メトロポリタン美術館700万人
エルミタージュ美術館410万人
プラド美術館303万人
ですから年間200万人のゲッティも主要美術館の一つです。
ちなみにブリューゲル作品が多い2つの美術館
ウィーン美術史美術館77万人
ベルギー王立美術館も同じく77万人です。
日本では
国立西洋美術館が116万人です。 -
西館の2階テラスからの眺望です。
写真の中央上部にあるのは「南岬サボテンガーデン」です。
山の傾斜を考慮して設計された構造は「サボテンガーデン」に向かってエアースライドしていくような印象を与えてくれます。
建物の内部の展示室の作品を鑑賞する以上に、このゲッティセンターは鑑賞する価値のある素晴らしい建築物だと思います。
その左側にある円筒形の建物が今回宿泊したホテルアンジェレノです。
2017年のカルフォルニア州南部の火災では20万人が避難し、火災焼失面積は465km2でした。
この時はゲッティ美術館も一時休館しました。 -
2階は絵画展示です。
室内の採光は自然光をコンピュータで調整していると言っていました。 -
ギュスタフモロー(1826-1898)の作品がありました。
秋(デジャニラ)1872-73
板に油彩
55x45cm
ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの妻デジャニラがケンタウロス(上半身は人間で下半身は馬の種族)に掠奪される場面です。 -
画面の中央部分を拡大しています。
55x45cmと小さな作品です。
ケンタウロスがギリシャ神話の英雄ヘラクレスの妻デジャニラを掠奪する場面です。
ギュスタフモローはギリシャローマ神話を題材にいくつもの作品を描いています。
印象派の画家たちがパリ画壇の中心だった時期(1870~1880)に、印象派の画家たちとは交わらず、神話をテーマに絵を描いていた画家ギュスタフモロー(1826~1898)がいました。
モローは66歳の時に官立美術学校の教授になります。生徒の中にはヘンリーマチスやジョルジュルオーがいます。ルオーは特にギュスタフモローを尊敬していて死後に開館したギュスタフモロー美術館の初代の館長をつとめています。
パリに生前の自宅兼アトリエがギュスタフモロー美術館として公開されています。
その訪問記です。
https://4travel.jp/travelogue/10964500 -
ゴッホが1889年描いた「アイリス」の前で美術の授業を受ける小学生たちの写真です。
左右にはセザンヌの(1839~1906)の(静物画左側と人物画右側)作品です。
右側にケースが写っていますがゴーギャンの木彫がありました。
ヴィンセントヴァンゴッホ(1853~1890)享年37歳
「アイリス」1889年 キャンバスに油彩 71x93cm
死の前年に、入院先のフランス南部にあるサンミレ精神病院で描かれた作品の一枚です。
この年(死ぬ1年前)の一年間だけでゴッホはなんと130枚の油彩を描いています。聖職者を諦めて画家を目指し始めたのが1878年頃です。それ以降10年余の間に860点の油彩を描いています。
絵を描いてる時には無心になれ正常で居られたのだと思います。この「アイリス」を見て精神病院の入院患者が描いたものと思う人はいないでしょう。ヴィンセントヴァンゴッホは極めて冷静に制作していたという記録が残っています。
生前に売れたゴッホの絵は「赤い葡萄畑」一枚だけだったのはご存知でしょうか? 購入価格は400フランでした。(当時のフランは金兌換で今の価格にすると40万円くらいになります)
この「赤い葡萄畑」はモスクワのプーシキン美術館に収蔵されていると聞きました。
ゲッティ美術館は1987年にニューヨークのサザビーズの競売でこの作品を5390万ドル(100円換算で53億9千万円)で落札しています。
(新宿の損保保険ジャパン日本興亜美術館で展示されている「ひまわり」は同じく1987年に落札されていて価格は58億円です) -
レンブラント(1606~1669)
「笑う自画像」「Young Rembrandt」1628年
Rembrandt van Rijin
銅版に油彩 22x17cm
レンブラントは自画像の多い画家です。
自分を見つめるというスタンスではなく習作(次の絵の構図を検討する為の下絵)として描いています。
レンブラント22歳の時の作品です。
左上にRHL(Rembrandt Harmenszoon Leidensis)のサインがあります。レンブラントの真筆ではなくレンブラント工房の誰かとする説も2007年段階であったようです。
2013年にゲッティ美術館が買い取っています。 -
同じくレンブラントの作品
「軍服の老人」「An Old Man in Military Costume」1630年
板に油彩 65x52cm
ゲッティ美術館は1978年に購入しています。 -
特別展示室のカラヴァッジォ展です。
ローマのボルゲーゼ美術館のカラヴァッジォのコレクションが来ていました。
ゲッティ美術館は、盗難美術品の違法な購入でイタリア政府から訴訟された歴史があります。
裁判に負けたゲッティ美術館は作品を返還したようですが、イタリア政府との関係修復はできたのでしょうか?
ローマのボルゲーゼ美術館の訪問記は
https://4travel.jp/travelogue/11248276 -
カラヴァッジォの自画像といわれていますが、ローマ神話の酒の神バッカスを描いた作品です。
Michelangelo Merisi da Caravaggio (1517~1610)
この作品は「病めるバッカス」とも呼ばれています。カラヴァッジォは病気の自分をモデルに描いたとされています。
ボルゲーゼ美術館は事前予約の美術館です。
時間制の入場でしかも見学は2時間です。
見応えのある美術館です。
ご参考までに旅行記のリンクです。
https://4travel.jp/travelogue/11248276 -
ゲッティ美術館には4箇所のお食事処があります。
到着広場の西側にある建物の地下にあるミュージアムカフェ「The Restaurant @ The Getty Center」で昼の食事をしてみました。
写真のように順番待ちで20分待ちといわれました。
実際はひとり客なので5分くらいでテーブルを準備してくれました。
ベーコンとチーズと野菜のオープンサンドウィッチと炭酸水でチップ入れて40ドル払いました。
景色の良いレストランです。
ウェイターのサービスも気持ちが良いものでした。 -
ゲッティ美術館の西側の庭園です。
初夏のような風景です。
ホテルアンジェレノの無料ピックアップを4時に予約しています。
とりあえず今日は戻ることにしました。
ゲッティ美術館はとにかく広大な斜面の面積にデザインされた素晴らしい建屋です。
一度見学に来る価値のある美術館としてオススメします。
ちなみに、資金提供したジャンポールゲッティはこの美術館に一度も来ていません。
大金持ちのゲッティ氏の「ケチ」は有名です。
自宅に来る客が使う電話代を客に負担させる為自宅に公衆電話を設置したとか、誘拐された息子の身代金を値切ったとか逸話が残っています。
電話代とか身代金だとかには「ケチ」でしたが自分の名前が残る為の出費にはお金を惜しまなかった。
ということでしょうか?
今日は快晴でした
美術館のテラスからのiPhone動画をアップしておきます。
この動画解像度低いですが、ゲッティ美術館の素晴らしさがご理解頂けると思います。
https://youtu.be/v5JOZDmk9wk -
ここから翌日の2月14日です。
今日は素晴らしい快晴です。
シャワーして朝食
このホテルアンジェレノは全ての場所でチップ不要を売り物にしています。
今日はどうしようか?
サンタモニカ、ハリウッド、ビバリーヒルなどへ行くのも考えました。
このホテルからでもUberを使えば行けます。
結局、今日もゲッティ美術館へ行くことにしました。(きのう見ていない所もあるので、、、)
今日はせっかくなので歩いて行って見ました。
(昨日はホテルの無料シャトルでピックアップして貰って帰りました。その時に、シャトルのドライバーに「歩いたらどうかな?」と聞いてみたら駄目との返事でした。)
道はあるんだし、何故そう言うのか分かりませんでした。 -
ネットのマップではホテルアンジェレノからゲッティ美術館は1.4km徒歩18分と表示されています。
昨日のホテルのシャトルに乗せて貰ったので道は覚えました。
写真は歩き始めた頃です。
車道は片道2車線でしっかりあるのですが、歩道が頼りないです。対向車線からスピードを出した車が通り過ぎて行きます。
歩いている人、走っている人は誰もいません。 -
写真は歩道です。
誰も通らないのでけもの道状態になっています。 -
ようやくゲッティ美術館前の信号まで歩いて来ました。ここを左折すると美術館です。左に見える看板がバス停です。
-
バス停です。
233、234、734系統のバスが利用出来ます。ゲッティセンター 博物館・美術館・ギャラリー
-
このトンネルを抜けて進みます。
ホテルアンジェレノから歩いて20分でした。
ホテルアンジェレノの無料シャトルのドライバーが言ったようにゲッティ美術館への道は歩けないです。
歩かない方が得策であることが判明しました。
サンディエゴで買ったプリペイドSIMカード(電話も出来る)を挿したiPhoneでホテルアンジェレノに電話して帰りのピックアップをお願いしました。 -
ゲッティセンターのカフェはレストランを含め4箇所あります。
今日はカフェテリアに入って見ました。写真の右側の建物の中がカフェテリアです。カルフォルニアの山麓の景観を楽しみながら食事をすることが出来ます。
花の手入れも手抜きがありません。 -
カフェテリアのメニューは多種多彩です。
ピザ、サラダ、パスタ、サンドウィッチ、タコス、グリル焼き、、、、、
トレーを持ってセルフサービスです。
ドリンクは写真の左のカウンターの反対側に並んでいます。
日本人はいませんでした。
中国人が多かったです。 -
気のゆるみで、ラーメンを注文してしまいました。
15ドルでした。
「なんちゃってラーメン」というか
お食べにならない事をおススメします。
「一般的なラーメンの手順」が全く教育されていません。
このような場面で注文すべきメニューは「行列が一番長く出来ているところ」のメニューです。 -
美術館玄関ホールの前にある階段です。
人が上がる階段は両サイドで真ん中の階段部分は彫刻作品の展示と植栽の配置されたエリアになっています。 -
研究所-展示ギャラリー(Getty Research Institute)
ここには特別展、講義室、図書館、一般人用の閲覧室などがあります。
美術館玄関ホールを入った美術館中庭を囲むように並んでいる北館、東館、南館、西館とくらべると来場者は少ないです。
初めて聞く名前ですが Harald Szeemannという作家の「Museum of Obsessions」という展示をやっていました。
Getty 360°という小冊子に年間の特別展示のスケジュールが紹介されています。事前にスケジュールを確認すると良いかも知れません。 -
The. Getty Research Institute
Library
Gallery
の表示が入り口のガラスドアにあります。 -
入り口を入ると受付があります。
来場者がゼロなので入りにくい印象があります。
特別展は左に進みます。 -
Harald Szeemann ハラルドゼーマン(1933~2005)
スイスのベルン生まれのキュレーター(学芸員)
前衛アートの世界における新しいキュレーター活動を行った有名な人物のようです。
難解な展示でした。 -
図書館です。
事前の登録で閲覧出来ます。 -
閲覧は1名いました。
-
ゲッティ美術館の西側にあるセントラルガーデンです。
上に大きく開いた金属柵に花を沿わせて咲かせています。日陰を作って庭園の休憩場所にしています。 -
反対側からみるとこんな感じです。
-
見上げて見るとこんな感じです。
-
セントラルガーデンの中心には迷路状の植栽があります。3人の職人さんが手入れしていました。
通常でも中には入れない様子でした。 -
更に西へ降りて行くと7つの彫刻作品が屋外展示されています。
写真はキュビズムの画家フェルナンドレジェ(1881~1955)の作品「歩く花」1952 -
フランアンドレイスターク彫刻テラスです。
5点の彫刻が飾られている階段です。
正面中央の黒い大理石の作品はルネマグリッド「Delusions of Grandeur」(大きな妄想)と表示がありました。 -
昨日は見ていなかった写真センター(Center for Photographs)です。西館の地下2階です。
美術館中庭から入ると地下2階です。
セントラルガーデンから入ると同じフロアです。
ロバートポリドーリという1951年カナダ生まれの写真家の展示をやっていました。 -
ゲッティ美術館の建物の造形は素晴らしいです。
写真は美術館の南端にある「南岬サボテンガーデン」です。各種サボテンが植えられています。
左手に見える円筒状の建物が宿泊している「ホテルアンジェレノ」です。 -
サボテンの種類って沢山あるのが分かります。
-
これもサボテンです。
-
西館の広場レベルは彫刻の展示です。
ギリシャローマ時代のものはここではなくゲッティヴィラに置かれています。
写真は1750~1830年代の展示室です。 -
ゲッティ美術館には3種類のミュージアムショップがあります。
美術館ストア
ギャラリーショップ
チルドレンショップ
です。
写真はチルドレンショップで西館の広場レベルにあります。
品揃えは豊富です。触って試してみれるので楽しかったです。 -
バレーの踊り子の絵で知られているエドガードガ(1834~1917)の自画像です。1857年の作品ですからドガ23歳の時の作品です。
1850~1860年にかけてドガは20枚の自画像を描いています。 -
岩波書店の社標にも使われている「種まく人」で有名なミレーの作品です。
Jean Francois Millet (1814-1875)
「鍬持つ人」Man with a Hoe
1860-62作 -
Jean Francois Millet (1814-1875)
「鍬持つ人」の人物の部分の拡大写真です。
同じく農民を主題にして描いた作品でもブリューゲル(父)とは全く違うなと思いました。 -
同じくミレーの作品「ルイーズアントニッテフェラードの肖像」1841年の作品です。
ミレー27歳の時の作品です。農民生活のなかにキリスト教的な宗教観を込めて描く画家として人気が出る前の作品です。友達の家族や近所の住人の肖像画を描いて得られるお金はミレーの生計を支えていました。 -
ゲッティセンターの特徴的な写真です。
中庭からエントランスホールを見ています。 -
トラムの到着駅の右側にある基金/環境保全棟の入り口部分に保全研究所/財団があります。
ここではゲッティ財団の世界中での活躍を見ることが出来ます。 -
数々の保全活動がパネル展示されています。
-
ゲッティ財団の社会貢献のパネルが展示されています。
-
いくつか紹介します。
中国の敦煌莫高窟のビジターセンターの建設、モニター管理システムの構築、85窟の修復や見学者用の見学台の設置などにも貢献しています。 -
古い絵画の修復にも寄与しています。
繊細な職人技術に裏付られています。
ブリューゲル(父)の作品「雪中の狩人」もお世話になったようです。 -
ゲッティ美術館の売りの一つにGetty 360 があります。
訪問前に行きたい所を登録しておいて、現地で音声ガイドとして使える仕組みです。
ゲッティ美術館(センター)の旅行記は終わります。
最後にゲッティ美術館の北岬の方向の動画です。
https://youtu.be/K0gMyTQ568s -
2月15日
成田行きのロスアンゼルス発11:25ANANH5はゲート156でした。ホテルから空港まではタクシーチップ入れて50ドル(行きは85ドル)でした。
iPhoneでWebチェックインを済ませているので荷物を預けるだけです。
一旦ゲートを下見してから休憩に入ります。意外にゲートが遠くて焦るケースもありますので、、、ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港
-
ロスアンゼルス空港ラウンジのカウンターです。
カクテルが注文出来ます。 -
ロスアンゼルス空港ラウンジ
雰囲気のある空間です。 -
ロスアンゼルス空港
NH5
11:25発
16:25+1着成田
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この旅行記へのコメント (4)
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- willyさん 2019/03/13 13:07:29
- とても勉強になります
- norio2boさん
いつも私のいたらぬ記事にいいねをいただきありがとうございます。
しばらくぶりに伺いましたが、いつもながらの詳しい情報の数々、とても勉強になります。norio2boさんのように自分の知識が豊かにさせてもらえる記事のスタイルがとても好きです。
これだけのことを書かれるためには相当スタディなさるのでしょう。素敵です。
さて、わたしはアメリカはあまり興味がないのですが、美術館博物館は別です。これまであまり気になったことのなかったゲッティ美術館、これを拝見したら行きたくなりますね。今のところビザの取得がめんどくさいのでまだ先になりそうですが。
それと、プーシキン美術館で「赤い葡萄畑」を見逃したかもしれない・・・と気が付き、かなりがっかりしています。
引き続き拝見させていただきます。
willy
- norio2boさん からの返信 2019/03/13 16:50:51
- Re: とても勉強になります
- willyさん
メッセージ頂きありがとうございます。willyさんの旅行記楽しく拝見しています。丁寧な旅行記作りとても参考になります。
アメリカの美術館は東のニューヨーク、ワシントン、ボストンだと思います。西のロスアンゼルス、シアトルの美術館はあとからのせいでアメリカの経済力で無理矢理蒐集した作品が並んでいるようです。
テレビで人物の画像が出て来たりすると「ゲッティ映像」というキャプションがついていたりします。
ゲッティでは日本人には会いませんでしたが、中国人は多くいました。
今後ともよろしくお付き合いのほどお願いします。
新しい旅行記のアップお待ちしています。
-
- kiyoさん 2018/04/14 13:27:12
- ゲッティ美術館
- norio2boさん、こんにちは。
いつも私の旅行記にたくさんいいねしていただき、
本当にありがとうございます。
ゲッティ美術館。
昨年11月、どこかへ旅行に行こうとネット検索した際、
この美術館のことを知りました。
これほどの美術館。
どうして今まで知らなかったのか不思議なくらいです。
すごく興味を惹かれ、行きたいと思ったのですが、
あいにく出発まで日にちがなく、
ロスで空いているホテルのシングルは値段がめちゃくちゃ高かったり、
あまり治安の良くない立地だったりしたので、
また次回にということで、他の場所へ旅しました。
でも、norio2boさんのこの旅行記を見て、
やはり行っておけば良かったと後悔(><)。
詳しくて、すごくわかりやすいです。
いつか行く際には、参考にさせていただきます。
kiyo
- norio2boさん からの返信 2018/04/16 16:40:23
- Re: ゲッティ美術館
- kiyoさん
メッセージありがとうございます。
旅行記楽しみに拝見しています。
アメリカのホテルの代金の高騰には驚きますね。
ゲッティ美術館が目的ならこのホテルアンジェレノはお勧めです。4Tには違った名前でリストアップされています。宿泊のコメントを間違えてアップされている方もいらっしゃるくらいなので混同しないようご注意下さい。
ハワイのホノルル美術館も魅力的な美術館ですね。
アメリカの大富豪のお嬢さんがハワイにきて大邸宅を建て、アート作品を膨大な資金力で次々と購入し、やがて一般公開する。あそこの屋外のミュージアムカフェはのんびりできる所でした。
新しい旅行記を楽しみにしています。
追伸
ゲッティに行かれる場面があったら、ゲッティビラにも行って旅行記アップして下さい。
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