2018/01/26 - 2018/01/26
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コタさん
京都御苑内にある仙洞御所に当日受付で行ってきた。金曜日の午後3時前に仙洞御所の北門前受付に行き、3時半の回を申込み。3時半までは梨木神社と廬山寺前をウロウロ。そう言えばもうすぐ節分、ここ廬山寺は鬼法楽でした。
3時半前に仙洞御所に向かい、待合にてビデオを見るも参加者はあまり集まらずわずか10人ほど。それでもご案内のお姉さんに引き連れられ(最後尾には警備員のおじさん付き)案内が始まりました。夏に来た時とは趣が違っていてこれはこれでいいのだが如何せんやはり寒い。
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京阪三条から鴨川左岸を北上し御所へと向かう。北山には雪が積もっていて、さらに今も雪が降っているよう。寒々とした鴨川には当然誰もいない。
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3時前には仙洞御所北門の受付に到着。申込みをしてから時間もあるので梨木神社方面へと。参道に建ったマンションを横目に梨木神社へと。誰もいないのがいい感じ。
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向かいの廬山寺にも行ってみる。ここは中に入ったことない、紫式部が源氏物語を書いたところで雰囲気の良い庭もあるんだが。
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立派なポスターも貼られている、これは当日来ないと。
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御苑に戻っても人はいません。冬の京都はこれだからいい、寒いのさえ我慢すれば。
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御所南東の建春門。
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仙洞御所は実は大宮御所と合体しているのでまずは大宮御所から。大宮御所とは皇后様の御所でもともとは後水尾天皇の中宮東福門院和子(徳川二代秀忠の娘)のために建てられたがそののち、孝明天皇(江戸時代最後の天皇)のお妃英照皇太后のために再建されたものの、再建後すぐに英照皇太后は東京に移られたため空き家となり、その後皇太后がおられないままになっていた。大正に入り洋風に手直しされた際にガラス窓を採用し迎賓館ができるまでは外国要人の宿泊所となっていたもの。南庭には梅の木があるがまだまだ蕾は固い。
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築地塀を抜けると池泉回遊式庭園。その左手に阿古瀬淵があり、この淵が江戸以前にあった太閤御所の池跡と言われる。聚楽第を破却した秀吉はこの地に豊臣本家の邸宅を建てていたということ。もっと前は藤原道長の土御門邸があったとのこと。
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仙洞御所は安政年間に火災により焼失、その後再建されずに庭だけが大宮御所に取り込まれてしまった。それぞれの御所にあった池も境目が掘られて合体している。
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大宮御所の庭園にあった滝の跡。今では鑓水のよう。
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こちらが仙洞御所側の庭園。大きい池には藤棚のある八つ橋。出島には大きい石があって、この石が「草紙洗い小町」の舞台とされるところ。
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八つ橋の上から出島を眺める。ここで小野小町と大伴黒主は歌合せをした訳か。
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南池を回り込んで庭園の南端へと。大きい石を敷き詰めた州浜が絵になる。
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八つ橋。お菓子の八つ橋は八橋検校でした。向こうに見えるクレーンは鴨沂高校の建設現場。
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北池の船着き場。
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北池のながめ。ぐるっと一周してきました。とても寒いです。
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仙洞御所見学をすませ、御苑を横切る際に建礼門を通る。
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だいぶ日も傾いて御苑内も人影なし。
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御苑を出て京都府庁旧本館へと。ここには容保桜があるが蕾以前の状態であった。
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夜になると丸太町通りにも薄っすらと雪が積もるようになってしまった。急いで三条へと向かいます。
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