2018/02/03 - 2018/02/03
1377位(同エリア2715件中)
コタさん
京都検定でも扱いの大きい節分の行事を見に京都まで。
京都検定テキストでも祇園祭・葵祭・時代祭に次いで扱いの大きい節分の行事を見に、京都に行ってきた。中でも須賀神社の懸想文売りを見たくて平安神宮の北側聖護院あたりをウロウロ。
聖護院門跡では節分の日限定の宸殿公開では重文の不動尊像や狩野派の襖絵を間近で見ることができ大変勉強になりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2月3日は節分の日、今年は土曜日。この日は京都の神社やお寺で節分行事を見に行くことにしていたが、まずは本家本元の氏寺様ならぬ氏不動明王様の護摩法要に行かねばならぬ、ので大阪高津の北向不動さんへと。
-
高津宮の梅はまだまだでしたが、チラホラ咲きとなっている木も。まだまだ春は遠いらしい。で、京都へと。
-
京阪三条から岡崎へと。まずは京都検定合格者優待で無隣庵へと。ここは京都市所有の施設なので3月までは無料で入れることになっている、のを確かめに行ってみることに。本当に無料優待でした。
-
お昼ころの時間帯だったためか誰もいないので貸切。ボランティアガイドさんがおられたので少々お話を。借景となっている向こうの山は南禅寺山とのこと。初めて知りました。
-
庭の芝生は枯れていて、木々の葉も少なくて少々寂しい感じ。
-
苔は緑のまま。ここは自然のままにしてあるそうで、草の生えいるところも敢えてそのままとのこと。
-
疎水の水を引っ張った滝のところまで行ける。
-
苔が本当にきれいなお庭。ここ無隣庵は山県有朋の邸宅跡で、本来の無隣庵は山口にあり、その次が二条のがんこ二条苑、ここが第三無隣庵になると。庭は植治、七代目小川治兵衛の作。そんなに広くはないのだが深山幽谷を感じさせる。
-
無隣庵のお隣はお粥の瓢亭、否京懐石の瓢亭。表は茶店のような造りだが中は庭園で朝粥が4500円と。これは退散するしかない。
-
少し下ると門。この道は南禅寺へと続く道で、この門は南禅寺の門。
-
疎水に出てみるとやはりこの辺りは白川の水と混じるのか、白い砂で川底が浅くなっている。
-
平安神宮へと。こちらも豆まきや焚き上げが行われる。甘酒の接待がありとても甘い甘酒を頂く。この平安神宮の庭も植治が手掛けたものだが、ここのお庭もそうであろうか。
-
茂山一門による狂言が行われていた。生の狂言は初めて見たが、はっきり言ってよく分からない。
-
1時から追儺式で豆まきがあり、その後お焚き上げのよう。バスで来た団体客が大挙して押し寄せてきたので退避。聖護院方面へと。
-
聖護院門跡。さすがに修験道の根本道場らしく山伏さんがたくさんおられる。
-
こちらでも護摩法要が行われる模様。普段の日は白砂にきれいな砂紋の宸殿前も今日ばかりは人でいっぱい。
-
既に鬼が出てくる豆まきは終わっていて撤収作業中。宸殿前がきれいにされて、本日は宸殿・本堂(不動堂)ともに無料開放。宸殿内の狩野派(京狩野)の障壁画や不動明王像、光格天皇の御座所を間近で見れるというとてもうれしいご利益を授かった。本堂内の重文の不動明王像も間近で見れた。
-
「蝋燭二丁ぉー、只今の施主ぅー、家内安全 息災延命 身体健勝、守らせたまえー、南無大日、南無不動明王、南無高祖神変大菩薩ぅー。」と放送のアナウンス。まるでクラブでドンペリ入りましたぁー、みたいなノリ。本堂の方でも若い尼さんが同じように蝋燭10丁ぉー、と言われている。ここは門跡寺院で格式の高いお寺なんですが節分の日だけはいろいろやられるんです。
-
お隣の塔頭、積善院準提堂では山伏の皆さんが集結中。
-
山伏の皆さんはお焚き上げです。結構な火勢で風にあおられると危ないくらい。なので消防署の方も来られています。
-
続いて斜め向かいの須賀神社へと。ここは普段は交通安全のご祈祷をされているのが、節分の日に限り縁結びの神様になります。懸想文売りが境内で懸想文というお守りを授与されている。この懸想文売り、昔は一般の人は字が書けないのでお公家さんに頼んで恋文を書いてもらっていた、貧乏なお公家さんにとっては実入りのいいアルバイトであった、というのが伝わっている模様。もちろん気高いお公家さんはアルバイトで顔を晒す訳にはいかないのでこのような装束になっています。
-
この日はお二人の懸想文売りがいました。女人にはモテモテの模様で記念写真にも気軽に応じてくれますし、カメラを向けるとポーズもとってくれます。
-
これが懸想文。中には恋の和歌が書かれた紙が入っているのだそう。
-
懸想文は人知れずに箪笥の奥にしまっておくのだそう。さすれば着物が多くなり縁談も舞い込むのでしょう。
-
懸想と書かれたお餅、須賀多餅も売ってます。豆まきの豆が入ったお茶もサービス。
-
須賀神社をあとにして吉田神社に向かう途中、吉田山への登り坂。ここからは市内が一望。
-
さすがに京の鬼門を護る吉田神社だけあって人でいっぱい。大元宮なんぞは長蛇の列。
-
大元宮から吉田神社本社までの道は普段は山道の風情なのが、この日は夜店がずらっと並び人また人。蕎麦ぼうろで有名な河道屋が年越し蕎麦を売っている。そう言えば節分は大晦日だった。翌日は立春なので元旦。
-
吉田神社で長蛇の列ができていて何かとよく見ると福豆に抽選券が付いているを売っていて、これを買うのにずらっと行列。抽選の賞品は何とトヨタのヴィッツ。京都市民の願いがこもっている抽選なのか。と、人ごみの吉田神社を退散。帰りは神宮丸太町から京阪、三条で快速特急「洛」。七条から京橋までノンストップ、でも昔は全ての特急がノンストップだったんだけど、と思っているともう大阪。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
29