ミャンマー仏教聖地巡礼（１）ヤンゴン

2017/12/29 - 2018/01/03

「金子貴一氏同行　ミャンマー仏教聖地巡礼の旅」のツアーに参加。
ミャンマー訪問は、2004年、2013年に続いて三度目。

2004年の記録→　https://4travel.jp/travelogue/11061083
2013年の記録→　https://4travel.jp/travelogue/11079134

12月29日（金）　ヤンゴン到着後、シュエダゴン・パヤーの見学。
12月30日（土）　空路でマンダレーへ。着後、マンダレーヒルと旧王宮等を見学。
12月31日（日）　空路でニャウンウーへ。着後、バガンの寺院、仏塔、僧院群とアーナンダ祭を見学。
1月1日（月）　終日、アーナンダ祭とバガン周辺見学。
1月2日（火）　空路で、ニャウンウーからヤンゴンへ移動。着後、アショカヤマ僧院でヴィパッサナー瞑想体験。車窓から、ヤンゴン市内観光。夜、帰国の途に。
1月3日（水）　帰国。

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

午前にANAで日本を発ち、約8時間。夕方、ミャンマー最大の都市ヤンゴンに到着。

すぐに、ミャンマー仏教の総本山「シュエダゴン・パヤー（英語ではパゴダ）」の見学。
ここに来るのも三度目だが、夜間は初めて。今回は、初めて西入口から入場。

両脇の獅子は、寺院や仏塔の入口を守るミャンマー独自の守護神「チンテ」。

敷地内は土足厳禁なので、サンダルを預けて裸足で参拝。

エスカレーターを上がった所にある「迦葉（かしょう）仏礼拝堂」。
お釈迦様以前に真理に目覚めた仏が6人おられて、お釈迦様を含めた7人の仏を「過去七仏」と言う。迦葉仏とは、過去七仏のうち、お釈迦様の直前に出現した六番目の仏のこと。

シュエダゴン・パヤーの歴史は、約2500年以上前。二人の商人がインドでお釈迦様から8本の整髪をもらい受け、この地に納めたのが起源。

中央の黄金の塔は、高さ約100m。塔の最頂部には76カラットのダイヤモンドを中心にルビー、サファイア、ヒスイ等の宝石が散りばめられている。

西から、時計回りに周っていく。

座っているのは、若いティラシン（女性修行者）の集団。
上座部仏教では、比丘尼（尼）になるための仕組が早いうちに滅んでいて、女性の出家者は比丘尼とは認められていない。そのため、日本では「女性修行者」「女性出家者」と訳される。

ティラシンは、僧侶より守るべき戒律が緩く、僧侶が触れられない金銭を扱ったり、料理等の雑事に携わる等、僧侶の生活を補助する存在とされている。また、僧侶の着る黄衣は着用できず、薄赤（ピンク）色の衣を着ている。

外周に祀ってある祭壇は、ミャンマー暦「八曜日」の守護像。
ミャンマーには、生まれ曜日によって診断する「八曜日」という占いがある。水曜日を午前・午後で2日に分けるため、曜日が八つある。各曜日には、星、方角、守護動物があり、性格、運勢に影響を与えていると考えられている。

北の礼拝堂。像は「釈迦牟尼仏」。

ここは日曜生まれの人の祭壇。方角は北東、星は太陽、動物はガルーダ（鳥）。

右端は「マハーボディ堂」。インドのブッダガヤーの大塔を模している。

東の礼拝堂。「拘楼孫（くらかんだ）仏」。過去七仏の四番目。

南の礼拝堂。「拘那含（くなごん）仏」。過去七仏の五番目。

真ん中と右の、赤い帽子と髭面の像は、ミャンマーで人気がある「ウェイザー」。実在した超能力者。

ボー・ボー・ヂー像。ミャンマーの土着信仰のナッ神像二体が祀られる。向かって左が帝釈天。

横臥仏堂。

一周して、再び、西の「迦葉（かしょう）仏礼拝堂」。

夕食のため、マーケットへ。

「Feel Myanmar Food」で夕食。ミャンマー各地にレストランを持つ、ミャンマー最大規模のレストラングループ。

メニューは、ヤギ肉、豚肉等のカレー。上の野菜の盛り合わせは「トッサヤー」。栴檀 （せんだん）の葉や、黄色くて生姜みたいな味のはマンゴー。

食後、ホテルへ。