2015/09/13 - 2015/09/20
5637位(同エリア17006件中)
かぼちゃさん
パリの旅行記なんていくらでもあるだろうからやめておこうかと思ったが,勢いでアップすることにした。ベトナム航空の格安チケットで,関空→ホーチミン→パリ→ハノイ→関空という経路で往復7万数千円で移動した。ホテルはhotels.comで予約。一泊65ユーロ。今回は中世美術館にあるユニコーンのタペストリーを見ることができ、コンセル・ヴァトワールの訪問もできたので結構満足した。また,セーヌ川クルーズでの食事など,結構いいものも食べられた。ルーブル、オルセー、ヴェルサイユというところには行かず、ひたすらうろうろする旅行にすることにした。
困ったのは,SIMが売り切れでなかなか買えなかったことと,途中からクレジットカードでパリ地下鉄(メトロ)のチケットが買えなくなったことだ。メトロのチケットはICカードのクレジットカードでないと購入できる回数に制限が生じてしまうからだ。
日系のツアー店を使ってモン・サン・ミッシェルに行ったが,それは別に紹介する。反省点は、カメラにちゃんとした一眼を持って行くべきだったこと。SONY RX100を持って行ったが暗所性能が十分ではなかった。まあRX100を上回る暗所性能をもつ一眼といっても、レンズとの組み合わせを考えても選択肢はあまりないのだが。
この旅行のあとでパリでのテロがあった。被害者の方々のご冥福をお祈りいたします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シャルル・ド・ゴール空港に到着。
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まずは荷物を預けに宿まで行くことにした。空港からバスで行こうか迷ったが,電車で。
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電車のガラスはAGC(旭硝子)であった。こういうくだらないところを見ながら旅行している。
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パリに近づいてきた感がする車窓からの風景。
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シャトー・ド (Château d'Eau)駅で降りた。外は雨上がりだった。店の前でマットを敷いて野宿していた人がいた。イスラム系移民か?
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数日お世話になった宿。Palace Hotel。hotels.comで予約した。1泊65ユーロ。3件ほど隣にコインランドリーがあることが選択する上での大きなポイントだ。到着後、チェックインまで英語が通じない留守番の人しかおらず,英語が通じる奥さんが来るまで1時間程待つことになった。まあ一服できてよかった。エレベーターがなく,荷物を抱えて螺旋階段を登らなければならなかったが、これはhotels.comの口コミにも書かれており、想定内だった。
なお、フランス語でコインランドリーはLaverie Libre Serviceというので、この言葉で検索する。また、水が硬水なので現地の洗剤を買って使った方がよい。たいていはコインランドリーで売っている。無いときはスーパーで大きいのを買ってしまう。今回は2回洗濯した。 -
撮影のタイミングは後先になるが,室内の様子。コンセントがあまりなく,テレビの裏からとった。ACタップを持っていって正解だった。トイレやシャワーは清潔だったが,シャワーの水量は少ない。まあしかたない。
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こういう門を見るとここがヨーロッパの古い街であることを感じる。
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いわゆるエロい店。何を売っているのかはショーウィンドウからうかがい知るしかない。
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パリの公衆トイレ。有料である。
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パリ北駅と東駅にSIMカードを買いに来た。写真は東駅。RELAYという駅売店などをさんざん回ったがどこも売り切れ。
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パリ中心部まで来た。階段を登って右側がパリ第6大学。別名,ピエール・マリー・キュリー大学。UPMCという。パリ大学の中でも医学系を専門とする大学と思っていたが、フランスは全体に大学の組織変更がいろいろあってややこしく、医学関連だけでもないらしい。詳しくはHP参照ということになる。
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パリ第6大学の中。日本の大学でこのようなところはあるのだろうかというぐらい、瀟洒だ。脳内が洗われる感じがする。
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本屋。
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パン屋。マカロンのようなスイーツも扱っているようだ。
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サン・ミッシェル広場。ノートルダム大聖堂のあるシテ島の南側に来たすぐのところ。Saint Michel駅はパリ地下鉄(メトロ)のターミナル駅でもあるので,パリを徒歩や地下鉄(メトロ)で観光するときには重要な地点になる。
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ノートルダム大聖堂の近くの広場にあった鳥を売っている店。インコばかりである。どうやったらこんな一等地にこんなアバウトな店が出せるのだろうか。
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ノートルダム大聖堂。
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ノートルダム大聖堂では礼拝が行われていた。
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パリ市役所
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ポンピドゥ・センター。現代芸術関連の文化施設。上階には現代美術の博物館、展示場がある。下の階には図書館などがある。赤い階段のようなものは上階にあがるためのエスカレーター。
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閉館間近だったが3ユーロ払って入ってみた。エスカレーターでとにかく高いところに登ってみた。
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モンマルトルの丘の上に建つサクレクール寺院が見える。丘より大きい(高い)このアンバランスさが独特だ。
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エッフェル塔が見える。
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世界地図をガラス玉で作った展示。鑑賞できたのはこういう特別展示だけだった。他の展示は閉館していて見ることができなかった。
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ポンピドゥ・センターの図書館はほぼ満員だった。
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寿司屋。暗くなっても人通りは絶えず,食事している人多数。
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スーパーを探しながら宿へ向かってひたすら歩く。
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スーパーマーケットで食べるものを買った。
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到着した日の夕食。見た目にしょぼいが、味もパサパサ。ローファットで良いのだが、やはり限度というものがある。写真を載せた2回の夕食を除けば、あとは5ユーロ程度のテイクアウトのチキン料理やバーガーを食べていた。
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エッフェル塔に来た。
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パリの夜景が一望できる。
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見ていて飽きないが,それなりに寒い。
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エッフェルさんの人形がある。
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オペラ座。入ったわけではない。
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パリ滞在3日目にして、パリ東駅の携帯ショップでようやくSIMをゲット。このSIMだけでは容量が足りない。20mほど離れた店で追加容量パックを買ってフランス語モードにした携帯を携帯ショップのお兄さんに渡すと、お兄さんがちゃっちゃと設定してくれた。パスポート必要。
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シテ島にあるコンシェルジュリーという牢獄。マリー・アントワネットが投獄されていた。入るのに1時間ぐらい並んだ。入ったらすぐに荷物チェックがあった。
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マリー・アントワネットが幽閉されていた部屋。黒いベールをかぶっている人形がマリー・アントワネットで,左側にわずかに見えている衝立の裏で衛兵が監視していたらしい。
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道端の本屋。雑誌,ペーパーバックなどが並んでいる。
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マドレーヌ寺院
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マドレーヌ寺院の内部。
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コンコルド広場。ここでルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された。鉛筆みたいなのは、エジプトのルクソールから運ばれてきたオベリスク。コンコルド広場のセーヌ川を挟んで反対側にはフランスの国会議事堂がある。
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ブルボン宮殿。フランスの下院である国民議会の議事堂として使われている。コンコルド広場とはセーヌ川を挟んで南側にある。この像は16世紀の政治家ロピタルの像。ロピタルの定理で有名なロピタルとは違う。この像の向かって左側には同時期の政治家シュリーの像がある。ロピタルの像の反対側,建物の右側にはダゲッソーの像がある。
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フランス軍事博物館。国会議事堂の西側,アレクサンドル三世橋の南側にある。結構寒いのだが,半袖半ズボンでいられるあたり,人種の差を感じる。
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アレクサンドル三世橋。
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アレクサンドル三世橋を渡ってすぐのセーヌ川北岸は細長い公園になっていて,散歩している人やジョギングしている人がいる。
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凱旋門へ通じるシャンゼリゼ通りのルイ・ヴィトン本店。本社ではない。
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道端で中古の高級車が売られていた。
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凱旋門まで歩いてきた。
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ディナーは凱旋門近くのレストランchez clementという店でチキンを食べた。コーヒー付きで24.60ユーロ。50ユーロ札を渡したところ,なかなかお釣りをくれなかった。まさか25ユーロもチップにするわけにもいかない。20分ぐらい粘ったらお釣りを持ってきた。少々立腹気味だったのでチップは2ユーロだけにしてやった。よく考えたら少な目というわけでもなく普通程度だ。
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実はもう22時頃。まだまだ人がいる。
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国立中世美術館。クリュニー美術館である。ここが今回訪問したかったところの一つ。入っている人はほとんどいない。ツアーが来たが,建物の説明だけ受けて入らずに帰っていった。チェザーレ・ボルジアの時代(1500年前後)のものがあると思えば良い。イタリア戦争の頃である。もとはクリュニー修道院の建物で,Alexandre Du Sommerardという人のコレクションが元になっている美術館。
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これがユニコーンのタペストリー。「貴婦人と一角獣」。これが見たかった。機動戦士ガンダムユニコーンでビスト家の屋敷に飾られていた。日本にも来たことがある。
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タペストリーは何枚もある。見ごたえがあった。
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他の展示物は延々とこういうものが続くが,なかなかいい感じ。退屈な人には退屈かもしれない。
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セーヌ川クルーズディナーに参加。180ユーロぐらいでフランス料理のコースを食べながら夜景を楽しむ。日本からも予約できたはず。
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暗くてよく写っていませんが,フォアグラ。こんなに大きくて分厚いフォアグラを食べたのはこれが初めて。
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またまた暗くてよく写っていませんが,ステーキ。
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パリに来て訪問したかった2つ目の場所はコンセル・ヴァトワール。パリ音楽舞踏院。「のだめ・カンタービレ」の舞台である。パリ市内の北東部、パリ19区という環状道路の内側沿いにある。環状道路を超えるとパリ郊外などと言われる地区となる。
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広い敷地にいろいろな建物がある。
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隣の敷地では展示会の準備中。
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楽器博物館へ。7ユーロ。生演奏コーナーでゆっくりできた。
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古いピアノたち。
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バイオリンたち。
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その他さまざまな楽器が展示されていた。
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コンセル・ヴァトワールはパリの北東部にある。ここまで来ると観光客がうろうろしていないのがいい。町並みに生活感がある。スーパーで飲み物とスナックを買い、周辺をうろうろした。
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郊外の駅はこんな感じ。
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お土産を買いにLe bon Marcheに。有名な百貨店。いろいろ見ているだけで結構楽しい。Sèvres - Babylone(セヴィール・バビロン)駅で下りてすぐの公園の反対側にある。この日は日曜日だったので,他の大きめのマーケットに休みが多くて困ったが,ここは開いていた。場所は緯度経度で48°51'04.7"N 2°19'27.7"E。https://goo.gl/maps/Gkc1ZuhbHWD2
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お土産たち。大したものは買っていない。変わったものでマロンクリーム,ウサギのひき肉。マロンクリームはうちの子供たちには好評だったが、濃い味なので好き嫌いが分かれる気がする。うさぎの肉はうさぎと知らなければおいしい。あとはもらってもあまり困らなさそうな小瓶のジャムとか、職場のおねえさん用にバジルといった重さも内容も軽いものを。
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帰国の朝。ホテルの前に駐車してあった車が車上荒らしにあっていた。ハンドルロックをしている車が多いのもうなずける。
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空港にて。PlayStation3が置かれていた。実はPS3で一度ゲームをしてみたかったのだがなんとなく我慢した。
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機内食。これからベトナムのハノイのノイバイ国際空港で乗り換えて関空へ。トランジットの時間が長いのでハノイ市内を観光する予定。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Pメテオラさん 2018/01/07 17:38:18
- ひとりひとりのパリ
- 作者さま。数えきれないくらいの旅行者が訪れ、その方々ひとりひとりのパリ体験があるところがパリの魅力だと思います。作者様ならではの視点が、伝わってくる場面が少なからずあり、常にパリが旅行者に新たな体験を提供しているのだと改めて感じました。観光案内で語られるパリ、他の方々の旅行記で語られるパリ、そして作者さまの目と耳と脳の刺激で語られるパリを楽しみました。
- かぼちゃさん からの返信 2018/01/08 12:22:10
- Re: ひとりひとりのパリ
- コメントありがとうございます。パリはいろいろな楽しみ方ができる町ですね。でも今度訪問する機会があれば郊外を歩いてみたいと思っています。
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