2017/12/31 - 2018/01/03
420位(同エリア1223件中)
ライカさん
「飛行機の中とか船の中とか、とりあえず地上ではないところで新年を迎えてみたい!」
その願いを叶えるためのフェリー旅、目的地は門司にしました。
目的は、門司港レトロです。
が、しかし。
大晦日を往路船内で迎えたという事は、門司・小倉は元旦含むお正月。
そして、私の興味のある施設やお店の営業状況というと……。
【門司・下関の場合】
レンタサイクル(JOYiNT門司港)→1/1と2は休み
三宜楼茶寮→年末年始お休み
出光美術館→展示入れ替え中でお休み
唐戸市場→市場なのでお休み
長府城下町(博物館や毛利邸など)→年末年始お休み
……えーと、観光、どうしよう……?
(※観光旅行のはずが、興味ある観光地が半分ぐらい不可能という状況)
旅行時期ずらす? でもそれだと、そもそもの目的の『船で新年』に差し支えるし……復路を大晦日にするのは、船が満席で無理っぽいし……と、悩んだ結果。
「今回は、下関&関門海峡を 諦 め る !」
という事で、事前に確実に開いていることが分かっていた、「三井倶楽部」と「九州鉄道記念館」を中心に回ってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
前回の旅行記からの続きです。
フェリーで新門司港に到着後、無料バスで小倉駅まで。ホテルで荷物を預け、小倉で朝食を取った後に、電車で門司港駅に移動しました。
(なお、小倉での朝食は、小倉編にて触れます) -
人がいないー。
これは写真取り放題! 新年早々縁起がいい! -
幸福の泉。
泉部分にお賽銭が入れられていたので、私もちょっと入れてきました。 -
うむ、もうちょっと列車が近づいてきてからシャッターを押せばよかったか……。
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ただいま門司港駅は改装工事中。
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本来はレトロロマン溢れる駅舎だそうですが、残念ながら姿を見る事は叶わず。
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駅の外にもレトロな建物。
下のファミマの色合いが渋いです。 -
関門海峡の橋が見えた瞬間から、テンションが上がりました。
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関門海峡の連絡船。これに乗れば、対岸の下関に行けるはず。
最初は、本当は下関も行こうと思ってたんだよ……。
関門トンネルを自転車で抜けて、船で門司まで帰ってくるとかしてみたかったんだよ……レンタサイクルが、私の滞在日丸々休業じゃなかったらね!
実は、小倉駅周辺のレンタサイクル(シティバイク)は、事前にネットから手続きしておけば、元旦から電気自転車を借りることが可能でした。
ただし、小倉駅ー門司港だけでも約12km離れておりますが。
まあ、1年前のシャウレイで、普通の自転車を借りた時の距離と同じだったので、ライカさん的には「まあやれないことはないかもしれない。根性があれば」な距離。あとは、借りられるシティバイクの車種次第かなーと調べてみたものの、車種の特定に至らず=バッテリー持ちの予想が出来なかったので、今回は諦めました。 -
跳ね橋。残念ながら本日は動かないようです。
でも、普通に橋としては渡れました。 -
旧門司税関。
この時は早朝では入れませんでしたが、後で中に入りました。
(写真は撮り忘れましたw) -
こちらの入り口も、お正月仕様です。
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まだ朝早い(9時前)なので、観光客は見当たりません。
つまり、建物をゆっくりみて回れます。 -
三井倶楽部の建物までやってきました。
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建物の周りには、薔薇を始めとして植物も植えられています。
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せっかくなので、花と建物をぱちり。
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こちらの入り口もお正月仕様となっておりました。
……えーと、ドア開いてそうだから、入っていい、よね……? -
おじゃましまーす。
そして、ここでパチパチ写真を撮っていたら、中の観光案内所の方が「中も入れますよ。どうぞ」と声をかけてくださいました。 -
本日は、残念ながら、レストランは休業日。
でも、建物内には入れます。 -
(多分)1番乗りなので、お客さんが私以外にいない!
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グランドピアノ発見。
何かの際に、ここでちょっとした演奏会とかもあるんでしょうか? -
この建物、2階部分は有料になりますが、見学できます。
(100円なり)
注意事項としては、
・履物は脱ぎましょう(靴入れのビニール袋を貸してもらえます)
・アインシュタイン博士関係の部屋は、写真OK
・林芙美子女史関係の部屋は、写真NG
なお、部屋の調度の雰囲気は、林芙美子女史関係の部屋の方が好みだったので、写真が撮れなかったのが本当に残念でした! -
では、写真OKだった、アインシュタイン博士関係の部分を写真付きでご紹介。
ちなみに、何故アインシュタイン博士?なのかですが……。
来日された際に、この三井倶楽部に泊まられたとの事。
で、その時のお部屋をそのまま残して展示されているのです。 -
博士直筆(の複製)。
そういや、前に上海で泊まった浦江飯店、あそこもアインシュタイン博士ゆかりだったはず。自分好みの建物を追いかけていたら、博士を追いかけることになっているのも、面白いなーと思ったり。
ちなみに、浦江飯店に泊まった時の記録はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11155961
(写真を撮る旅【上海・租界と高雄・工場跡】3~外灘でクラシックホテル・浦江飯店に泊まる~) -
こちらはベッドルーム、奥にドレッサーがあります。
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ライティングデスク。
写真は撮ってきてないのですが、博士直筆の日記?(手紙??)があったのは、ひょっとしてここで書かれたのかな……? -
ええ、なんとトイレまで公開されております。
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なお、西洋風なので、トイレとバスは同じ部屋です。
同じ部屋といいながら、この部屋めっちゃひろいけどな! -
林芙美子女史部分は、写真禁止なので写真はなし。
ちなみに、最初は誰のことかわからず。
代表作「放浪記」でやっと、「……えーと、森光子さんの舞台で有名なアレか」と、作家名と作品が一致しました。
……内容は全然存じ上げない、不勉強なライカさんですが……。
感想は、
「新宿にあるという、林芙美子記念館(晩年を過ごした家)が見てみてえ」
(※建物見学的な観点で)
いや、書斎の再現があったのと、
どれだけこだわって作ったのかが紹介されていたので、実物を見てみたいなーと思いました。 -
全般的に、建物も中の調度も良かったのですが……一つだけ。
この写真のソファーにある、座布団。これは、もうちょっとソファーの雰囲気に合うものにして欲しい! せっかくだから、そこまでこだわって欲しい!
と、ちょっぴり残念に思いました。 -
建物を出たところで、ツアーと思われる一行とニアミスしました。
ちょうどガイドさんが建物を説明しておられたので、もう一度外観写真を撮りつつ、ガイドさんの説明を盗み聞き(……)してました。
そんな中で撮った花。
冬なので花の数は少ないのですが、1つ1つは手入れされていて綺麗でした。 -
さて、では次の目的地に移動します。
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やってきたのは、九州鉄道記念館です。
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蒸気機関車も、お正月仕様でお出迎えです。
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おや? 蒸気機関車の写真、間違えて2回上げてない??
……というわけではありません。
私は鉄子ではないので、「どっちもかっこいい!」で、詳しい違いまでは分かりません。が、分かる人には、違いがわかるんだろうなー。 -
まずは、運転席の座れる車両を覗きに行きます。
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こういう複雑な計器を見て、扱える運転士さんってすごいよねえ。
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それでは、再び蒸気機関車ほかの並ぶ車両達の元へと戻ります。
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残念ながら、蒸気機関車は見るだけです。
立ち入り禁止、お触りも禁止の模様。 -
私には、鉄道方面の知識は無いのですが、
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車両見るのは、知識なくとも楽しいと思いました。
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一番印象に残ったのは、この列車でした。
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理由は……木製!
この車両は、「靴脱いで、スリッパに履き替えてご乗車ください」な車両でした。 -
つり輪も、持つ部分が木製。
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こんな列車、いま走らせてくれたら、間違いなく乗りに行くんだけどなー。
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肥後、豊後……いいなー、この列車、実際に熊本とか走ってたのかー。
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「にちりん」って、今も九州の特急にあったよね?
車両は変わってると思うけれど。 -
ちなみに、この子もお正月仕様になっていました。
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中は、普通の特急か……。
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この列車も、最初乗車口からチラッとのぞいた時は、普通の列車だと油断してました。
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しかし、よーく見れば、奥のあれ。おや……?
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座席が寝台になっておる!?
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いや、寝台だよね?
私の記憶にある寝台列車って、こういうギミックの奴はないんだけど。 -
うん、やっぱり寝台だった。
この列車、気になって家帰って調べて見たら、「昼は特急、夜は寝台にもなります」という列車だったそうで。機体のやりくり、大変だったんだろうな……。 -
こちらの列車は、イメージ通りの寝台車でした。
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そうそう、私のイメージの中にある寝台車って、こんな感じ。
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しかし、これ、どうやって上の段に登るんだろう?
と思っていたら、折りたたみ梯子がちゃんとついているんですね。 -
一通り車両を見た後に、本館も覗きました。
蒸気機関車の写真を見て、「いやー、好きな方が撮る写真の質は、やっぱり私とかが撮る質とは違うよな!」と納得してました。
グッズ販売で、甥っ子向けにドクターイエローのものでも買おうか…と思ったのですが、その前に電車に興味があるかどうかのリサーチをしてなかったので、今回は見送り。 -
その後、旧門司税関に戻り、興味のあったカフェに入ります。
『Fruit Factory Mooon de Retro』という、フルーツカフェ。
ちゃんと、事前にHPで「今日は営業日」と確認してやってきました。 -
こちらは、券売機でチケットを買って注文する方式です。
タルトとかフルーツサンドもあるようで迷いました。
結局、購入したのはミックスパフェ。
サイズはハーフサイズとレギュラーサイズがあったのですが、「せっかくだし、ここはがっつりいっておくべきでしょう!」とレギュラーサイズで行きました。
生フルーツおいしいー。
(で、ここでうきうきパフェ食べてたら、税関の建物内の写真を撮るのを忘れたのですよ…(笑)) -
そして、お土産探しに海峡プラザへ。
そこで、変なモニュメントを見つけたので、撮って見ました。
門司だけに、バナナの模様。 -
というのも、門司はバナナ叩き売り発祥の地だそうです。
ちなみに、私、これは門司に来る前から知ってました!
……ええ、バナナ姫ルナ嬢の存在から……。
(相変わらず、理由がヲタク方面ですよ、ライカさん?)。
※バナナ姫ルナ
門司港バナナをPRするためのキャラクターで、イラストで誕生。
それだけなら、よくある町興しキャラ。しかし、その後高クオリティのコスプレで、三次元化した事で有名になる。
コスの愛らしさももちろんですが、コスをされている方は実際の北九州市の職員さんというのも注目ポイント。ネットに上がってる写真見るだけでも、「お役所仕事のコス」ってレベルじゃねーぞ、アレ! -
本当は焼きカレーも食べたかったのですが……お休みのお店が多く、空いているお店も満席っぽかったので、今回は諦めました。
また、いつか、下関も込みで来ようかな。
それでは、小倉に戻ります。
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旅行記グループ 2016-2017年:1泊4日のフェリーでGO!(大阪~門司・小倉)
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