ドイツ　黒い森とアルザスのクリスマス【3】（シャフハウゼン／コンスタンツ／チューリッヒ）

2017/12/18 - 2017/12/25

クリスマスのドイツの美しさに魅了され、
昨年に続き今年もクリスマスシーズンのドイツを訪れました。

今回はファンタスティック街道に沿ってドイツのシュヴァルツヴァルト「黒い森」、フランスのアルザス地方を中心にガイドブック等には余り情報が掲載されていない、小さな町も巡る8日間の旅行です。

そこには都市部とは違った素朴で温かみのある素敵な街並みが広がっていました。

習得中のドイツ語もこの旅行で早速実践！！

□1日目：成田‐フランクフルト

＜ドイツ＞
□2日目：
コブレンツ ‐ マインツ - マンハイム

＜フランス＞
□3日目：
ストラスブール - コルマール -
リクヴィール - ミュールーズ

＜スイス／ドイツ＞
■4日目：
シャフハウゼン - コンスタンツ - チューリッヒ

＜ドイツ＞
□5日目：
フライブルク - トリベルク - ゲンゲンバッハ

□6日目：
テュービンゲン - シュトゥットガルト

□7日目：
ハイデルベルク - ミッヒェルシュタット -
ミルテンベルク

□8日目：帰国　フランクフルト‐成田

エリア チューリッヒ(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: JAL

■4日目
[午前] シャフハウゼン
[午後] コンスタンツ - チューリッヒ - ミュールーズ泊

今日はフランスからスイス入りし、ドイツ→スイス→フランスに戻ってきます。シェンゲン圏だからこそ出来る工程ですね。

[午前] シャフハウゼン（スイス）の観光

ここに来た目的は「Rheinfall（ラインの滝）」です。

「ラインの滝」はヨーロッパ随一の水量を誇る最大の滝です。

ラインフォール 滝・河川・湖

詩人ゲーテは、この瀑布に強く魅了され生涯に４度も訪れたそうです。

そして、『この先も絵に描かれたり、文章に記されたり多くの人が感動を伝えようと試みるだろうが、何人によっても確定され、論じつくされることはないだろう』と語られたと言われてます。

ただし、一つ言えること…冬に来るべき場所ではない。

遊覧船で滝中の岩山に登る事も出来るみたいですが、これは暖かい季節の方が良さそうです…。

[午後] コンスタンツ（ドイツ）- チューリッヒ（スイス）の観光

コンスタンツは、ドイツとスイス、オーストリアの国境にまたがるボーデン湖畔最大の町です。

旧市街に入ると、まず目に入ってくるのがコンスタンツ大聖堂です。

Konstanz Munster（コンスタンツ大聖堂）

ロマネスク様式の基礎部分は7世紀後半に築かれたものだそうです。この高い尖塔が街歩きの際の目印になりました。

コンスタンツ大聖堂 寺院・教会

大聖堂内部は白を基調としていて、明るい印象を受けました。

オルガンもとても立派です。是非音色を聴いてみたかったです。

パイプオルガンは地場の要素が強く（絵画のように持ち運びが出来ないので）、そこでしか聴けないというも惹きつけられる魅力のひとつですね。

見事なステンドグラスもありました。

大聖堂の前にガラス張りのピラミッドがありました。
中を覗いたところ、遺跡が発掘されたまま展示されているようです。

旧市街のジオラマと地図とを照らし合わせ街歩きコースを選定！とはいかず…、気の向くままに歩くことにします。

今の時期は団体の観光客がほとんどいないので、日常のクリスマスを垣間見ることが出来ます。

Kaiserbrunnen（皇帝の泉）

マルクトプラッツの皇帝の泉。

噴水の周りには馬やウサギのオブジェが。

こうやって金ピカに光るところにはきっとジンクスがあるはず！と、跨る勇気はないので、とりあえず一撫でしておきました。

マルクトプラッツのクリスマスマーケット。ボーデン湖に向かって歩いてみることにしました。

こちらはフィッシュマルクトのクリスマスマーケット。

Bodensee（ボーデン湖）

ボーデン湖畔に立つ「Imperia-Statue（インペリア像）」

宗教会議の期間、この地に滞在した娼婦がモデルとなっている巨大な女神像。バルザックの小説『美しきインペリア』に由来するそうです。確かに、足の角度が妖艶な雰囲気。

昼食はカリーヴルストとパン。

今回の旅行は歩きまわっているので、しっかりした昼食は取っていません。クリスマスマーケットが開かれている時期は食べ歩きの方が楽しかったりします。

旧市街を大聖堂に向かって戻る事にします。

途中見つけた面白い噴水。

上の像はカール・シュトイアーという喜劇役者の方のようです。下の部分は鼻から水が出て、口でキャッチという構造…のようです。

St. Stephan（聖シュテファン教会）

入口が分かり難いのですが、見つけたので入ってみることにしました。

入ってびっくり、とても美しい教会でした。

先ほどのコンスタンツ大聖堂のオルガンは赤が基調でしたが、こちらが緑が基調のデザインです。どちらもその壮麗さにうっとり。

特に柱とアーケード上部に描かれたフレスコ画に見入ってしまいました。

いつ頃描かれたものかは分かりませんでしたが、かなり色が鮮やかでした。

Krippe（クリッペ）

クリスマス前なので、幼子キリストの人形はまだ置いてありません。

メジャーな観光地ももちろん良いですが、こうして自由に散策するのも楽しいです。

本屋さん。

ドイツ語の先生から、初級学習には絵本が良いよと教えてもらったので、早速探してみることにしました。

店先にあった0.99ユーロ（100円）ブック。

絵がとてもかわいく、クリスマス関連の絵本なら興味があるので読みやすい！ということで3冊購入！

Zürich Hauptbahnhof（チューリッヒ中央駅）

コンスタンツを後にしチューリッヒに到着。

ここでの楽しみは、駅構内で開かれているヨーロッパ最大規模の“屋内”クリスマス・マーケットです。

しかーし、物価が高いというのを即実感する出来事が。
トイレの料金がなんと・・・2ユーロ（約270円）!!!!
ドイツは50セントだったのに…。

※通貨はスイスフランですが、駅構内くらいであればユーロも使えます。ただし、おつりはスイスフランになります。

チューリッヒ駅 駅

一先ず駅の外に出て、市内をちょこっと散策。今にも雨が降りそうです。

さすが、国際列車のターミナル駅でもあるので沢山の人で溢れています。

トラムもバンバン走っています。

リマト川沿いを歩いていると、ミュンスター橋の先にグロスミュンスターが見えてきました。

Grossmünster（グロスミュンスター）

プロテスタントの教会で、13世紀から14世紀の間にかけて建設されました。高くそびえる2本の塔は15世紀に建立された後に１度火災で焼失し、18世紀に再建されたものだそうです。

グロスミュンスター大聖堂 寺院・教会

Limmat（リマト川）

晴れていれば、とても美しい景色なのですが…。色がない。

リマト川 滝・河川・湖

Fraumünster（フラウミュンスター）

リマト川を挟んでグロスミュンスターと向かい合うように建っています。

フラウミュンスター聖母聖堂 寺院・教会

中央駅に戻って来ました。

チューリヒ中央駅構内のクリスマスマーケット「Christkindlimarkt （クリストキントリ・マルクト）」。

天井が高いので解放感があるのですが、グリルの煙や喫煙所も構内になるため、少し煙っている感じがしました。

アルプホルンの音色が響いています。

スワロフスキーのクリスタル7000個がきらめく高さ15mの巨大ツリー。

駅構内にこんな像が。ワニ？を抱えて険しい顔をしています。

Bahnhofstrasse（バーンホフ通り）のイルミネーションもとても綺麗でした。

バーンホフ通り 散歩・街歩き

フランスに戻って来ました。

ミュールーズで2連泊したホテルは、ホリデイイン ミュルーズ 。

ホリデイ イン ミュルーズ ホテル

＜お土産紹介＞

チューリッヒ・クリスマスマーケットのマグカップ。

※ユーロ支払いにしてもらいました 3ユーロ（カップのみ／こちらは案外普通の価格で安心）

＜お土産紹介＞

・クリスマス関連の絵本　（1冊 / 0.99ユーロ）

くお土産紹介＞

・クグロフ型のトリュフチョコレート＆紅茶（8.9ユーロ）

この旅行記へのコメント （2）

• makiさん 2017/12/30 19:40:10

  興味深く拝見

  ツアーでしたか？
  ドイツ・フランス良いですよね！
  楽しく拝見しました！

  beachさん からの返信 2018/01/01 20:50:37

  Re:興味深く拝見

  makiさん
  
  はじめまして。
  コメントありがとうございます。
  今回ドイツの小さな町も訪れるツアーを見つけて参加しました。
  散策が中心で現地ではかなり自由に動くことが出来ました。
  機会があれば、今度は春から夏あたりにまた訪れてみたいです。
  
  フォローさせていただきました。
  今後ともよろしくお願いします。
  
  beach