ザ.秘島！青ヶ島・その1.東海汽船｢橘丸｣乗船記 (東京～八丈島)

2017/11/06 - 2017/11/07

第76部-336冊目 1/8

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

伊豆諸島の最南端に｢青ヶ島｣と言う離島があります。
世界的にも珍しい二重カルデラの島で、近年注目を浴びているのですが、大平洋の黒潮が流れる海域にある離島で、その海域は荒れる事が多いので船の就航率は60%しかなく、下手したら1週間以上船が来ない事もあるそうです。
もうひとつ、八丈島からのヘリコプターが就航していますが、定員9名と少なく予約がなかなかとれません。
選ばれた者だけが行ける島‥
～と、なかなか行けない島なのですが、たまたま東邦航空のサイトを見ていたら、青ヶ島→八丈島の便に空席がありました。
片道ですが、これは行くしかない！
行きは船で行きたいし、なんとかなるだろうと、青ヶ島行きが決定しました。

本編は、東海汽船.橘丸で八丈島へ向かいます。
画像125枚と多くなってしまいましたが、一挙にいきますので宜しくお願い申しあげます。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙写真‥太平洋を航海する、東海汽船｢橘丸｣5681t。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成29年11月6日～10日 4泊5日

11月6日(月) 第1日目 晴れ
11月7日(火) 第2日目-1 晴れ
①東海汽船:橘丸.八丈島行
東京竹芝.22:30～(船中泊)～八丈島.8:50

★宿泊‥東海汽船橘丸：特2等船室。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東海汽船‥11010円

エリア 八丈島(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

21:13
皆様、こんばんは。
マストのモニュメント。
やって来たのは‥

東京港竹芝桟橋。
伊豆諸島や小笠原航路の発着する客船ターミナルです。

竹芝桟橋 名所・史跡

今回は、伊豆諸島最南端の青ヶ島を旅します。
色々と資料を頂いていきましょう。

小笠原諸島‥
昨年12月に行きましたね。
又、行きたいな。

私、東海汽船伊豆諸島クラブの会員になりました。
この会員になると、東海汽船の乗船券が20%引きになるんです。

乗船券を購入。
東京～八丈島.特2等12230円が、会員20%割引で9660円になりました。

ターミナル内を見てみましょう。
橘丸.記念撮影コーナーです。
顔は私が書き入れました。

アハハ‥
変な顔。

ヤマザキのコンビニがあります。

伊豆諸島&小笠原諸島のアンテナSHOP。
現地に行かなくても、ここで島のお土産品が買えます。

島民控室。
伊豆諸島及び小笠原諸島在住の方用の待合室です。
私は入れません。

こちらは、一般の待合室です。
無料WIFIがつながります。

東海汽船｢橘丸｣5681t。
東京～三宅島～御蔵島～八丈島を結ぶ三八航路に就航する貨客船です。
これに乗ります。

後ろからも見てみましょう。
スリムな船ですね。

こちらは、東海汽船｢さるびあ丸｣4992t。
東京～大島～利島～新島～式根島～神津島を結ぶ片航路に就航する貨客船です。

22:00
ゴゴゴゴォー
橘丸より先にさるびあ丸が出航しました。

ほんの一瞬ですが、さるびあ丸と橘丸が並びました。
船好きには、たまらない瞬間です。

乗るぜ、橘丸！
ワクワクしてきました。

では、乗船しましょう。

案内所で個室の鍵を受け取る富裕層の上級船客を横目に、今夜の城へ向かいます。
特2等113番は‥
あっ！ここですね。

特2等船室。
2段ベッドが並んでいます。
普通運賃で2等より4080円高いですが、奮発しました。

特2等(東京～八丈島)‥12230円。

私の城はコチラです。

毛布･シーツ･枕の3点セットが標準装備です。

100円硬貨を入れて鍵をかけられるBOXが各寝台にあります。
貴重品はここに入れれば、ひとまず安心ですね。
100円は戻ってきます。

2等寝台ではお決まりの網棚。
新しい船でも、必ずと言っていいほどついていますね。
各寝台には、コンセントもあります。

救命胴衣着用方法。
これは重要です。
よく読んで、理解しておきましょう。

そろそろ、出航時刻です。
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しようと、甲板に出ました。

22:30
タラップが外されましたよ。
いよいよ出航です。

ゴゴゴゴゴォー
巨大な船体が岸壁から離れていきます。

八丈島に向けて、10時間20分の船旅が始まりました。

ちょっとわかりにくいですが、小笠原航路に就航している、おがさわら丸(11000t)が芝浦埠頭に停泊しています。

最初のイベント‥
レインボーブリッジをくぐります。

レインボーブリッジをくぐりました。
ファンネルと橋のツーショット。
お決まりの画像です。

東京よ。
さらばじゃ。

八丈島も東京都だけど‥

夜景が綺麗だな。

運航予定。
三宅島と御蔵島を経由して八丈島には、明朝8:50到着予定です。

橘丸船内案内。
では、恒例の船内視察を始めましょう。

橘丸は2F～6Fが船客区画となっております。

乗船した所は4Fです。
動線を考えた直線基調のエントランスが船客を迎え入れます。

案内所です。

案内所には、両替機と船舶用衛星公衆電話。
それから‥

天気図と海上情報なども掲示してあります。

船旅の友‥
G〇RO袋は案内所に配備されています。
航空機と同じハイグレード仕様です。

船内では、陸に近い区域でWIFIがつながるようです。

自販機コーナー。
ビールやドリンク類、カップ麺などがあります。
アルコール類は免許証が必要です。

レストラン橘です。

船内視察の途中ですが、レストランの閉店時間が近づいているので、先に夕食にしましょう。

明日葉そば.600円
明日葉カレー.800円
ジャンボエビフライカレー.1150円
カルビ丼.900円
ラーメン.800円
鶏の唐揚げ.700円
その他、色々ありますが‥

橘丸に乗ったらコレです。

橘オムライス。
橘丸をモチーフにしたオムライスで、チキンライスとふんわり卵がマッチしていて美味しいです。
小笠原島レモンチューハイと頂きましょう。

橘オムライス‥900円
小笠原島レモンチューハイ‥350円

レストランの隣には‥
ラウンジ橘があり、ゆったりとおくつろぎ頂けます。

ラウンジの壁にある、橘丸物語りは必見！
東海汽船名誉船長.柳原良平氏の力作です。

先代の橘丸(2代目)登場の広告。

この2代目の経歴が波乱万丈なんです。

ちょっと抜粋しますと‥
昭和10年にデビュー。
東海汽船の前身である東京湾汽船で、伊豆大島航路に就航。

昭和13年、日本海軍に微傭され空襲を受け座礁.横転したが修理。

昭和14年に日本海軍から解傭、東京湾汽船に復帰。
しかし、伊豆諸島方面の観光事情が芳しくなかったので、日清汽船に傭船され中国国内航路に就航。

後に、東京湾汽船の葵丸が沈没したので、大島航路に復帰。
復帰したとは言え、大島ブームは沈静化してしまったので、お伊勢参りの鳥羽港へチャーター便として活躍。

大平洋戦争勃発し、昭和18年.橘丸は日本陸軍に微傭、病院船となる。

終戦後、日本陸軍籍から除かれ、病院船仕様のまま復員船として活躍。

昭和25年.東海汽船に復帰し大島航路に就航。

昭和37年の三宅島噴火で避難民輸送に従事。

昭和48年.初代さるびあ丸の就航に伴い引退しました。

現在の3代目.橘丸(5618t)。
昭和48年に2代目橘丸引退後、橘丸と言う船舶は消滅していましたが、復活！
平成26年6月に就航しました。
スーパーエコシップとして、環境にやさしい船舶であります。

東海汽船名誉船長.柳原良平氏のイラスト。
橘丸の奇抜なカラーリングは柳原先生によるものです。

喫煙室。
船内は禁煙です。
喫煙はこちらでお願いします。

多目的トイレ。
橘丸は、バリアフリーにも対応しています。

2等船室。
かつて奴隷船のような大部屋雑魚寝だった2等船室は、各部屋10名前後の部屋となり、隣の方とは仕切られるようになりました。
毛布は100円で貸し出されます。
女性専用エリアもあります。

2等(東京～八丈島)‥8150円。

キッズルームです。
長い船旅でも、お子様は安心ですね。
鍵がかかっていて、中は見れませんでした。

手荷物置場です。
大きいや荷物やスーツケースはコチラで保管頂けます。

コインロッカーです。
大きめのサイズですね。

こちらは、冷蔵コインロッカーです。
生鮮食品も安心して預けられますね。

給湯器。
船旅にかかせないカップ麺も調理可能です。

冷水器。
冷たい水がタダで飲めるのは、うれしいですね。

橘丸には残念ながら大浴場がありませんが、シャワー室があります。
覗いてみましょう。

シャワーはコイン式で、5分間100円です。
使ってみましたが、水を止めるとカウントがストップするので5分で問題ありませんでした。

洗面室です。
アメニティはありません。

一般のトイレ。
ウォッシュレット完備。
清潔です。

エレベーター。
2～6階の上下移動ができます。
足腰が弱くても安心ですね。

ペットルームです。
可愛いペットちゃんは、こちらでお願いします。

アウトデッキに出てみました。
ベンチとテーブルがあり、海風にあたりながら爽やかなひと時をお過ごし頂けます。
海上時化時は閉鎖されます。

外部デッキでの注意事項。
テント設営やハンモック禁止‥
そんな事する奴がいるんですね。
伊豆諸島航路らしい注意書です？

5～6Fは、1等･特1等･特等の上級船室のエリアがあります。
私のような下級船客は入れないので‥

案内所にあった等級変更の案内画像で、ご了承願います。

=1等=
相部屋の和室ですが、1室8名定員で1人あたりのスペースが2等より広く、マットレスと毛布が備えられています。
1等(東京～八丈島)‥15870円。

=特1等和室=
絨毯敷きの4名定員のお部屋です。
各室にシャワーとトイレが設けられています。
特1等(東京～八丈島)‥19040円。

=特1等洋室=
2段ベッドの4名定員のお部屋です。
各室にシャワーとトイレが設けられています。
特1等(東京～八丈島)‥19040円。

=特等船室=
橘丸最上級の船室です。
シティホテル並みのツインルームとなっており、各室にはシャワーとウォシュレットトイレがついています。
特等(東京～八丈島)‥22210円。

6Fのフリースペースに、東海汽船歴代船舶が掲示されています。
これは興味深いですね。
見てみましょう。

先代の2代目.橘丸(1772t)。
大正時代に建造された、初代.橘丸(392t)の後継船として昭和10年にデビューし、昭和48年まで活躍した貨客船です。

ふりいじあ丸(2286t)。
昭和46年、三八航路の旅客船としてデビュー。
後の昭和53年に、すとれちあ丸が三八航路に就航した事から、片航路に転用され貨客船に改造。
昭和61年、加藤汽船(大阪～高松)に売却されました。

すとれちあ丸(3700t)。
ふりいじあ丸に変わり、昭和53年.三八航路に就航した貨客船です。
初代おがさわら丸と姉妹船で、おがさわら丸がドック期間中の代船として小笠原航路に就航した事もあります。
東海汽船では平成14年5月まで活躍し、引退後は船体ブロック運搬船となりました。

かとれあ丸2(2589t)。
平成元年にデビューし、主に熱海大島航路に就航した旅客船です。
平成12年の三宅島噴火時には島のライフラインを維持する為、職員のホテルシップとして活躍したそうです。
平成13年、高速船の就航に伴い引退しました。

かめりあ丸(3751t)。
老朽化した、ふりいじあ丸の代替船として、昭和61年に就航した貨客船です。
2代目さるびあ丸が登場するまで東海汽船のフラッグシップを務めました。
28年東海汽船で活躍しましたが、平成16年7月、3代目橘丸の就航によって引退しました。
引退後はインドネシアで活躍しています。

2代目.さるびあ丸(4992t)。
初代さるびあ丸の代替船として、平成4年12月に就航した貨客船です。
就航当時の運航区域は沿海区域(日本の海岸から37.04km以内水域)で、片航路に就航していましたが、平成14年.すとれちあ丸が引退した事から近海区域(東経175～94度・北緯63度・南緯11度に囲まれた水域)に変更され三八航路に就航。
平成26年.橘丸就航により片航路をメインとしながら三八航路にも就航し、夏期は東京湾納涼船にも就航します。
デビューから26年‥
今も活躍しているさるびあ丸ですが、2年後の2020年夏頃に6000t級の新造船が就航予定で、さるびあ丸は引退となるようです。

24時をもって、特2等と2等の船室は消灯となりました。

1:19
竹芝桟橋を出航してから2時間50分。
三宅島まで103km地点を航行中です。

東京湾を出るところです。
ここから、外洋を航行します。
揺れるなよ。

1:30
そろそろ寝ましょう。
おやすみなさい。

4:42
おはようございます。
竹芝桟橋から6時間12分。
まだ夜明け前ですが、三宅島.錆ヶ浜港に到着するようです。

接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

4:45
タラップをかけて、接岸完了。
パチパチパチ‥

定刻より15分早い到着です。

暗い中、船客の乗降と荷役作業が行われています。
引き続き、出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

5:00
停泊時間15分‥
ゴゴゴゴォー
定刻より5分早く出航です。

三宅島よ。
さらばじゃ。

まだ暗いので眠いです。
もうひと眠りしましょう。

さて、ひと眠りしたら明るくなってきました。
見えて来た島は御蔵島です。

島が近づいてきました。

御蔵島は断崖絶壁の島で、船が接岸できない日も多いそうです。

御蔵島は、現地での判断で接岸が決定される条件付き入港とのでしたが、接岸体制に入りました。
入港の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

5:57
タラップがかけられて接岸完了。
パチパチパチ‥

6:02
停泊時間わずか5分。

ゴゴゴゴォー
休む間もなく、出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しています。

御蔵島よ。
さらばじゃ。

ズームすると‥
まだ暗いうちに入港した三宅島が見えています。

船内で、ぼんやりする筆者。
この狭い空間が妙に落ち着きます。

6:56
竹芝桟橋を出航してから、8時間56分が経過しました。
19.1ノット(時速35.3km)で航行中。
八丈島まで61kmの地点です。

御蔵島～八丈島を航行中。
この海域は黒潮が流れています。

黒潮の中を航行中。
この海域は船が動揺する事が多いのですが、今日は穏やかです。
あの島は‥

御蔵島です。
あの島にも行ってみたいですね。

前方には、うっすらと八丈島が見えて来ましたよ。

今日はいい天気。
ラッキーです。

海は広いな～
大きいなぁ～♪

今回も色々と買って来ましたよ。
安い奴ばかりだけど‥

7:23
朝食にしましょう。

梅しそごはんおにぎり‥120円
しおラーメン‥62円
美山名水炭焼珈琲‥27円

船旅にはカップ麺。
美味いなぁ。

東海汽船.橘丸のファンネル。

八丈島が至近距離に入ってきました。

右の尖り小島は八丈小島。

左が八丈島です。

橘丸の最終寄港地。
八丈島.底土港が見えてきました。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。
「あおがしま丸」460tです。
この後、あの船に乗って青ヶ島に向かいます。

底土港に入港します。
接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

海の色が綺麗ですね。

接岸体制に入り‥

ロープがかけられました。

あぁ～
楽しい船旅が終わってしまうよ。

8:53
タラップがかけられて接岸完了。
パチパチパチ‥

名残惜しいですが、下船しましょう。

おじゃりやれ‥
ようこその意味です。

東京港竹芝桟橋から10時間50分。
八丈島に着きました。
さて、この後、船を乗り換えて青ヶ島に向かいます。
続きは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいましてありがとうございました。

つづく。

この旅行記へのコメント （11）

• Salaamさん 2018/03/07 02:08:02

  やはり船旅

  オーヤシクタンさん、こんばんは！
  
  やはりオーヤさんときたら船旅が一番しっくり来ますね。
  そしてなんと離島好きの憧れ、青ヶ島に行かれるとは…。
  いつかは行ってみたいなぁと思いながら、サラリーマンとしては就航率60%はハードルが高いです。そして船酔い激しいワイフ持ちとしてはなかなか賛同も得られないでしょうし…。羨ましい限りです。
  
  一気に３話読んでしまいましたが、離島らしいのんびりさがありますね。
  私のおすすめ離島、大東島と似た孤立離島のんびりさ（地形等は全く似てませんが）が感じられて行ってないのに惚れそうです。
  
  引き続き続編も楽しみにしております！
  
  Salaam

  オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/08 06:51:44

  Re: やはり船旅

  Salaam様、おはようございます。
  オーヤシクタンでございます。
  
  たまたま、ネットワークで東邦航空の空席情報を見たら、あったんです。
  さすがに、帰りも船とななると、これはもうバクチです。
  帰れなくなっても逗留できる身分ならいいのですが、世の中そう甘いものではなく、会社に雇われている労働者の身分です。
  ヘリの予約ができたので、なんとか行く事ができました。
  東京都なのに、そこはもう別世界‥
  楽しい島旅になりました。
  
  全8話なので、まだまだ続きます。
  次回も宜しくお願い申しあげます。
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。
  

• Akrさん 2018/03/06 08:04:59

  離島好きにはたまりませんね。

  オーヤシクタンさま
  
  おはようございます。Akrでございます。
  
  いいですね、離島への船旅。
  夜の竹芝桟橋。ビル街の夜景をバックに出航。都会ならではの出航シーンですね。
  レインボーブリッジを潜る所など、これから始まる船旅を演出していますね。
  
  橘丸の奇抜なカラーリング。
  まるでブラジル国旗のよう。青い海にも映えるカラーで格好いいです。
  今回は波も穏やかで天気にも恵まれたようで最高の航海だったのではないでしょうか？
  どうしても小笠原航路ってベーリング海の蟹漁船(笑)のような大荒れの印象が強くて・・・
  でも、各島をこまめに寄っていく感じもいいですね。それにしても数分の停泊とは。鉄道と違い、大きな船体を着岸、離岸させる繊細な技術を要する操船なので大変でしょうね。見る側は楽しいのですが・・・
  
  次は、あの「青ヶ島」に行かれるのですね。
  私は、実は、離島マニアでもあって、青ヶ島のさらの先のベヨネーズ列石や孀婦岩が好きで、行けないのでいつも動画サイトなどで楽しんでいます。磯釣りやマリンスポーツは一切やらないのですが、なんか絶海の孤島が昔から好きで・・・変態ですね(笑)
  
  次回もすぐ拝見させていただきます！
  失礼しました。
  
  　-Akr-

  オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/07 21:41:44

  Re: 離島好きにはたまりませんね。

  Akr様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  ベヨネーズ列岩を知っているとは‥Akr様は離島マニアだったのですね。
  おがさわら丸に乗っても、ベヨネーズ沖を通過するのは、夜中なので見られません。
  前は、貨物船.第28共勝丸で運が良いのと、船酔いで寝込まなければ見れたみたいですが、今は共勝丸は一般客は乗れなくなってしまったのは、ベヨネーズを見る事はできなくなりました。
  小笠原は昨年行く事ができたので、今年は‥
  ～と、何気にネットを見ていたら、青ヶ島→八丈島のヘリコプターに空席があったのです。
  これは、行くしかない！
  行きは、船で行きたかったので、好都合でした。
  東京→伊豆諸島航路は、大都会から、｢え！ここ、東京なの？｣と、言う所に連れて行ってくれます。
  以前は、ピークシーズンになると、奴隷船のようだった船も、橘丸になって、かなり改善されましたね。
  
  私も、マリンスポーツなどはやりません。
  行くだけでいいのです。
  
  今、神戸です。
  青春18きっぷで乗りまくりの旅‥
  神戸の健康ランドに泊まって、明日も普通列車で帰ります。
  
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。

• とのっちさん 2018/03/03 10:04:24

  さすがの詳細レポート！

  オーヤシクタンさま
  
  おはようございます。やっとこさスジ立て直したと思ったら次の旅行記が…
  
  緑と黄色の船体は珍しいですね！ドクターイエローの２００系ベースバージョンを思い出しました。雑魚寝は区画されているのですね。「サンライズ」のノビノビみたいです。今回は寝台を取られたようですが、一等より快適のような気がします。橘オムライスはおいしそうですね。朝食は持ち込み…船旅スタイルですね。
  
  柳原良平さんの船の絵は何かで（オーヤシクタンさまの旅行記以外ですよ…）拝見したことがあります。相当の船好きなのでしょう。雑魚寝が区画されたり大浴場がなかったり、新しい時代の夜行フェリーなのかなと思いますが、きれいな朝日、大海原の写真を見ると、大事なところは変わってないんだなと思わされます。
  
  外洋航路は青函フェリー以外、ここ１０年乗っておりません。ブルートレインなき後、がっつり乗り物旅行記は夜行フェリーが主流になるのでしょう。青ヶ島から先はあの船ですね。楽しみにしております。
  
  とのっち

  とのっちさん からの返信 2018/03/03 10:05:40

  Re: さすがの詳細レポート！

  見直しができない投稿はしんどいですね…
  
  すみません、最後から２行目「八丈島から先」です。

  オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/03 20:58:12

  RE: Re: さすがの詳細レポート！

  とのっち様、こんばんわ。
  オーヤシクタンでございます。
  
  連打で失礼します。
  乗船記‥
  気合入りますね。
  4トラの中でも、乗船記でここまで気合い入れているのは私ぐらいなものでしょうか。
  しかし、船オタのサイトとなると、私以上の更に気合の入った乗船記がアップされています。
  今回も画像数が多くなってしまいました。
  東海汽船の「橘丸」は2年前にデビューしました。
  あの黄色の派手なデザインは、イラストレーターの柳原良平先生のデザインです。
  柳原先生は、船好きで有名なお方で、東海汽船・太平洋フェリー・商船三井フェリー・佐渡汽船の各海運会社の名誉船長である偉大なお方です。
  残念ながら、2015年にお亡くなりなりました。
  
  乗船記のパターンは、出航の儀・恒例の船内視察・船旅にはカップ麺・接岸の儀といつも同じパターンですが、これが定着してきました。
  
  他社の1等船室は個室化が進んでいる中、東海汽船の1等船室は新船になっても、大部屋で2等より一人あたりの区画が若干広くなっているだけなので、おっしゃる通り、カーテンで仕切れる特2等の方が快適なような気がしますね。
  伊豆諸島クラブと言う東海汽船が主催の会員になって、2割になったので奮発して特2等にしました。
  あの空間がなんとなく落ち着きます。
  
  さて、東京から280kmほどしか離れていないのに船で10時間もかかると、すごく遠くに来た感じがしますね。
  
  さて、次回はいよいよ青ヶ島に上陸です。
  次回も宜しくお願い申し上げます。
  
  オーヤシクタン。
  

• BTSさん 2018/03/02 07:52:07

  船旅は良いですよね～

  オーヤシクタンさまへ
  
  おはようございます。
  今回は青ヶ島へ向けての船旅ですね。
  
  橘丸の船室は２等から特等の５ランクに分かれているんですね。
  ２等船室は一人分のスペースが狭そうですね。オジサンは寝相が悪いので隣の人が居たら蹴りを入れているかもしれません。（笑）
  
  八丈島までの航路は、画像を見る限りでは波が穏やかですね。
  オーヤシクタンさんの普段の行いが良いからでしょう。
  
  途中三宅島と御蔵島に寄港しますが、客が下船すると直ぐに出港するんですね。
  まるで鉄道のようです。オジサンのイメージだと生活物資などを積み下ろしで30分以上は停まっているかと思っていました。
  
  デッキで食べる塩ラーメンは美味しそう！潮風の塩分も加わり少し塩分が濃いめの塩ラーメンになったことでしょう。（笑）
  
  １１時間の船旅を終え、いよいよ青ヶ島ですね。
  続きを楽しみにしています。
  
  BTS
  

  オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/02 10:44:02

  Re: 船旅は良いですよね～

  BTS様、おはようございます。
  オーヤシクタンでございます。
  
  昨年の小笠原に続き、今回は青ヶ島です。
  ～と、簡単に言いましても、これが又、難易度が高い離島でございまして、青ヶ島の海域は太平洋の黒潮が流れ、時化になりやすく、港は少し海が荒れただけで船が接岸出来なくなるので船の就航率は60%しかありません。
  これでも、船が大きくなったので、いくらかマシになったと聞きます。
  小笠原の方は高さ5m波でも船は出ますから、いかに青ヶ島に行くのが難しいかが、わかります。
  そして、八丈島からヘリコプターが飛んでいるのですが、これが定員9名と少ないので、予約がなかなかとれない状況なのですが、何気にヘリ会社のサイトを見たら、帰りの便にポツンと空席があったのです。
  これは、半分衝動買いでしたが、てな訳で、青ヶ島行きが決まりました。
  
  東京～八丈島に就航する橘丸は、2年ほど前に就航した新型船です。
  それまで就航していた、すとれちあ丸やさるびあ丸と比較すると、居住性は格段にアップしました。
  2等は、大部屋雑魚寝で、ピーク時は奴隷船になる事もありました。
  三宅島から南の海域は、黒潮の本流が流れているので、船が揺れます。
  私が乗った日は幸いな事に揺れが少なかったのですが、少し時化ると、橘丸でも揺れます。
  
  夜行で翌朝、八丈島に着き、船を乗り換えます。
  青ヶ島の旅行記は全8作となりました。
  次も宜しく宜しくお願い申しあげます。
  
  オーヤシクタン。

• Tagucyanさん 2018/03/01 23:47:31

  あこがれの青ヶ島

  オーヤシクタン様
  こんばんは。
  
  竹芝発八丈島行き航路。
  私が若手社員だった頃、課内旅行の幹事を任されて、これに乗って八丈島に行きました。
  課内みんなで夜８時頃まで残業して、そのまま竹芝に直行して…　楽しい思い出です。
  会社の旅行で夜行船に乗ったのは初めてだ、とみんなに言われましたが。
  途中で、東海汽船歴代の船舶の写真が出てきましたが、それによれば、私たちが乗ったのは「すとれちあ丸」か「かめりあ丸」のどちらかだったようです。
  
  あれ以来、八丈島に行ったことがありません。
  行こうと思えばいつでも行けそうな距離なのですが、逆にそれがあだとなってなかなか機会がないんです。
  
  そして、青ヶ島。離島マニアの憧れの島。
  一時期島巡りに凝っていた私が、行こうと思ってとうとう行けなかった島です。
  どんな島なのか、とても興味があります。楽しみにしております。
  
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  Tagucyan

  オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/02 10:16:19

  Re: あこがれの青ヶ島

  Tagucyan様、おはようございます。
  オーヤシクタンでございます。
  
  八丈島から社員旅行で企画するとは凄いですね。
  しかも、すとれちあ丸とは‥
  三宅島～八丈島の海域は太平洋に黒潮が流れ、船が揺れるのです。
  参加された皆様、船酔いにならなかったのでしょうか？
  東京から八丈島は280キロほどしか離れていませんが、船だと10時間かかるので、なんか、とんでもなく遠くに来たような感じになってしまうから不思議です。
  
  なかなか行けない青ヶ島‥
  たまたま、ネットを見ていたら、帰りのヘリコプターに空席があったのです。
  すかさず、予約しました。
  行きは船ですが、帰りの足さえ確保しておけば、帰って来れないと言う事態にはならないので、当日の船が欠航にならない事だけを祈り続けました。
  次回は、あおがしま丸の乗船記です。
  全8話となります。
  次も宜しくお願い申しあげます。
  
  オーヤシクタン。