２０１７．１１重慶・峨眉山・楽山・成都の旅（１）～旅の概要

2017/11/18 - 2017/11/30

今年度は海外旅行をできれば３回しようと思って，年間スケジュールを組んでいる。
そのスケジュールどおり，２回目の旅行先として選んだ（漠然とは決めていたのだが）のは，四川省である。
１１月の後半という初冬の候でも四川省は比較的暖かそうで，また，いつかは登ろうと思っていた峨眉山も冬山装備を準備しないでもいけそうだ。

これまで１０回以上中国旅行を繰り返してきたが，行き先はほとんどすべて中国沿岸部であった。
中国内陸部は初めてである。

エリア 重慶(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

四川省といえば，激辛料理。
実は旅行前，毎日胃酸を飲むほど消化器が弱っていた。
こんな状態で激辛火鍋でも食べたら，胃がただれてしまうのではないか？
激辛を体が受け付けなかったら，そのときは辛くないあっさり味の蘭州ラーメンでも食べて腹を満たそう・・などと考えていた。

ところが，実際は・・辛いものも含め何を食べてもうまい（Ｗ）。
特に，旅行最後の夜に食べた火鍋は一生の思い出となるほど最高にうまかった。

今回の旅行（１２泊１３日間）は，峨眉山の３泊を除いて，すべて朝食なし。
従って３０回以上外食したわけだが，ほとんどすべて四川系で通した。

注文のたびに「ブーラー！」「ブータイラー！」と繰り返した（たいていの場合向こうから聞いてくる）のが幸いして，体が受け付け難いほどの激辛は一回しか体験しなかった。

今回は長距離の移動がわずか２回。
ホテルも重慶４泊，峨眉山３泊，成都５泊と，普段の旅行から見たらゆったりとしている。

しかし，予想したことではあったが，坂の街重慶の観光の難しさ，成都の見どころの多さなどから，とてもゆとりのあるスケジュールとは言えなかった。
また５８歳という年波から来る体力の衰えから，「無理をしてでも」足を延ばそうという行動力がだいぶ減退した。
こうして，体力やスケジュールに余裕があれば訪れようと思っていた「大足」「青城山」などは放棄せざる得なかった。
都　　見学も時間の関係で極めて中途半端なものに終わった。
せっかくの四川省だが，一頭のパンダも見る機会も持ちえなかった。
（その代り，ばらまき用のお土産としてパンダのキーホルダーを大量に買ってきた）

達成度でいえば７０％ぐらいであろうか。
５年前であれば，７５～８５％ぐらい可能だったような気がする。