2017/11/02 - 2017/11/06
23位(同エリア661件中)
旅行三昧さん
いつもの国内旅行同様、愛車の軽ワゴンで行く、自由気ままな車中泊の凸凹旅。
2017年の秋旅は紅葉時期を考えて、新潟と山形を選んだ。
今回も高速道路は一切使わず全て下道。全国の国道を制覇してしまおうかと思うくらい、結構走ったものだ。
ただ、この旅で愛車の軽ワゴンのエンジンから異音が出始めてしまった。既に125,000Km。最低でも7,000Km毎にはエンジンオイルを入替え、その度にエンジンルームのチェックは怠っていなかったのだが。。200,000Kmまで走って欲しかったのだが。。
天気は、晴れあり、曇りあり、雨有りで、全体的にはまぁまぁ。
投稿回数は決めずに今回の旅行記を綴ることにする。その2回目の投稿。
<2017年秋|新潟・山形の凸凹旅>
【1】-- 上新バイパスのサンセットと新潟高田駅の夜景 --
https://4travel.jp/travelogue/11300684
【2】-- 木と手作りの温もりに浸る日本海 -- ★本投稿★
・手作りオブジェの温もり
・雁木のある家屋の温もり
・佐渡汽船の三女"あかね"で日本海を走る
・小木のたらい舟の温もり
車中泊の選択地"道の駅「うみてらす名立」"で、清々しい日本海の朝に出会うことから始まった。手作りのオブジェに人の温もりを感じ、大変気持ちよく2日目を迎えたこの旅。
昨晩柔らかな灯りにほっこりと穏やかな気持ちに浸らせてくれたJR高田駅の周辺で、雁木のある家屋の町並みに改めてほっこりとさせてもらった。
三姉妹の三女"あかね"で日本海へと漕ぎだし、徳川の屋台骨を支えた金山のある佐渡島に渡った。
佐渡汽船が着く佐渡島の小さな港町の小木で、漕げども漕げどものんびり進む手作り観光たらい舟に出合った。
そんな、新潟・山形の旅の2日目。
軽ワゴンで行く「2017年秋|新潟・山形の凸凹旅」。いつも通りの拙い記録で宜しければ是非ご覧ください。
<<お詫び>>
他の投稿の先に、この旅行記を投稿させて頂きます。勝手な旅行三昧の旅の記録となりますので、悪しからずご了承のほど。
旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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道の駅「うみてらす名立」で車中泊から目覚めると、濃紺の日本海が眼前に広がっていた。
大変清々しい日本海の朝。うみてらす名立 道の駅
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朝恒例のイベントに向かうと、大変可愛らしい手作りのオブジェが壁面を飾っていた。
うみてらす名立 道の駅
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朝恒例のイベントを終えて、心を込めて作ったであろう、滅茶苦茶かわいいオブジェをじっくりと観させてもらった。
うみてらす名立 道の駅
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何てセンスが良いんだろう。このオブジェの作者に是非お会いしたいと思った。とても心の清い人なのだろうな。
うみてらす名立 道の駅
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目覚めから大変心が温まり、穏やかな気持ちのまま、昨晩旅行三昧の心を掴んだJR高田駅の周辺に広がる、雁木のある街並みを観に向かった。
雁木のルーフから家屋の更に上に向けて立て掛けられた先の湾曲したラダーは、冬支度のためだろうか、一様に爽快に並んでいた。高田駅 駅
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雁木に吊られた干し柿。
一本一本縄を編み、ひとつひとつ丁寧に柿の皮を剥き、網目に柿を掛け、雁木に吊るす。
旅行三昧には大変根気がいる作業だと思うが、ここの方々は毎年ちゃんとこの仕事をこなす。高田駅 駅
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越後高田の町家の名は「下職人町」。
高田駅 駅
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職人のとても暖かな温もりを感じることができた気がした。
高田駅 駅
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高田小町と名の付く場所も。
是非再度訪れるべき町と心に刻み、金山で栄えた島に向かった。高田駅 駅
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佐渡島に渡る佐渡汽船に乗るため、直江津港へ。
直江津港のフェリー乗り場の建物は、フェリーの形を模していた。直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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港らしい景観が広がる直江津港で出航準備が整うのを暫し待ち、
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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"あかね"と名付けられたフェリーに愛車の軽ワゴンで乗り込むと、
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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"あかね"は直江津港を発ち、朝焼けを受けて日本海へと漕ぎ出した。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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日本海へと漕ぎ出した"あかね"の波跡の向こうには、冠雪が掛かり始めた本土の美しい山々を観ることが出来た。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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そして"あかね"は、力強く煙突から黒煙を上げ、徐々に速度を上げた。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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まるで観光用の噴水さながらに海水を巻き上げながら、日本海を佐渡島に向けて進んだ。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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紺碧の日本海を目を凝らして見ていると、微かに海洋生物らしい姿を観ることができた。
この体の一部を見せてくれたのは誰なのだろうか?もっとちゃんと姿を現して欲しかったのだが。直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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そんなことは日常のことで、立ち止まることも振り返ることもなく、"あかね"は一路佐渡島に向けて航路を進む。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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それにしても、"あかね"は何故こんなスピードで進むことが出来るのだろう?ふと、不思議に思った。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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その秘密は"あかね"の後ろの方にあるのではないだろうかと、身を乗り出しながら見てみると、あった、あった!
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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物凄い勢いで海水を吐き出していた。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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この激しく吐き出す勢いで、あかねは前へ前へと進んでいた。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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計4基の噴出口から、凄まじい勢いで海水を吐き出して前へ進む。この勢いなら納得できる。
直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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4基の噴出口から吐き出される海水が、
激しくぶつかり合い、
弾け飛び、
そして一体になって、
あかねの推進力になっていた。直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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しかし、あかねの船体の横に移動して同じ海を眺めてみると、とても同じ"あかね"から観ているとは思えない程、とても穏やかで澄み渡った日本海が広がっているのを観ることが出来た。
何て幸せな航海なのだろう。直江津港 直江津~小木航路 (カーフェリー) 乗り物
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そして、およそ1時間程あかねに乗っていただろうか。遂に佐渡島を視界に確りと捉えることができた。
小木港 乗り物
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あかねは、速度を緩め、ゆっくりと佐渡島に近づいていった。
小木港 乗り物
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佐渡島に錨を下したあかねは、一気に飲み込んだ数多の車を、一台一台、小刻みに、次々に、そして丁寧に噴き出した。
小木港 乗り物
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佐渡島に渡った直後、たらい舟に乗りたくて、小木の小さな観光港に行ってみた。
小木港 乗り物
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列を成して漕がれる、まさに観光用と言わんばかりのたらい舟を観ていたら、
小木港 乗り物
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面白そうだなとは思うものの、是非乗りたいとは思わなくなり、
小木港 乗り物
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それよりも、ここでたらい舟を懸命に漕ぐ人々を、のんびりと眺め観る方が楽しいだろうと思った。
小木港 乗り物
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流石に漕ぎ慣れていないとなかなか思うように進まないようで、殆どは笠を被った手慣れた漕ぎ手に任されていた。
小木港 乗り物
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しかし、こんな画をファインダー越しに観ると、「乗ってみたら、随分違う景色が観られるのかもな」とも、思わないではなかった。
小木港 乗り物
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波止場に目を移すと、トタンで作られた小屋がずらっと並んでいた。
小木港 乗り物
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役目を終えたのだろうか、休憩中なのだろうか、捻じり鉢巻を外したたらい舟が、折り重なって置かれていた。
寂しげな、然しながらどこか暖かな、折り重なる木造のたらい舟がとても気に入った。小木港 乗り物
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観光たらい舟を堪能した旅行三昧は、佐渡島を知るべく軽ワゴンのステアリングを握り、小さな小木の港を離れた。
小木港 乗り物
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