2017/10/23 - 2017/10/25
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oneonekukikoさん
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10/23、ハンブルクの街を大急ぎでまわった翌日は、ゴスラー2泊、ベルリン1泊の小旅行に出発します。9人乗りの車を借りて10:00に家を出て、まずはゴスラーを目指します。
ゴスラーは木組みの街並みとともに、ヴェルニゲローデで4/30の夜開催される、魔女が集まるお祭りを4トラで見つけて以来、脳裏から離れない土地でした。今回、ハンブルクからの小旅行を考えるにあたり、当初は、バーデンバーデン、ストラスブールを考えていたのですが、3泊では無理と、oneonekukikoはドイツ国内旅を提案しました。
そうだ!。蒸気機関車に乗って、ブロッケン現象が見られるかもしれない(きっと見られない)ブロッケン山に行こう!
GENKIは乗り物大好き、YUMAはブロッケン山の魔女をテーマにした劇を経験しています。丸め込みました。
ベルリンは、夫の希望です。
GENKIPAPAが、そのルートならデッサウにある「バウハウス校舎」へ行ったみたいと提案。
娘は、「クヴェトリンベルクという魅力的な街があるそうよ。」と友人から情報を得ました。
ハンブルク、ゴスラー、ブロッケン山、クヴェトリンベルク、バウハウスのあるデッサウ、ベルリンと三角形を結ぶ行程になります。
子供たちの希望は一切無視です。子供たちにとって、久しぶりにじゃれあうのが何より楽しいのではと、自分達の非情さを棚上げしているジジ・ババです。多少なりとも説明はしましたけどね。
さて、パスポートの取得から始まった初めての海外。どんなことを感じたYUMAなのでしょうか?ほぼ同時期、同学年の女生徒が、学校を代表してオーストリアへ行っています。学校に出校したら、今回の旅の発表という、宿題があります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ゴスラーまでは、長い道中です。
途中でトイレ休憩、ティータイム、ランチとパーキングエリアのお世話になります。
トイレに行くのにチップが必要なお国柄にまずビックリのYUMAです。しかし、パーキングエリアなどでは、このように自動の入口でコインを入れると同等のヴァウチャーが出てきて店内の買い物に使えるところがあります。
これにも2度びっくり。結局ヴァウチャー以上の買い物になるのですけど。 -
パーキングエリアで軽い昼食をすませて、ちょっと休憩。
気持ち良い丘陵風景が運転の疲れを癒してくれます。 -
ゴスラーは炭鉱で栄えた街だそうです。
ホテルは「Hotel Alte Munze」
2部屋、2泊、朝食付きで604ユーロ。
歴史ある建物です。
マルクト広場に近く、散策にはとても便利です。 -
木組みの宿泊棟です。
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蔵を改造した建物が私たちの部屋となりました。
建物は、歴史ある建物ですが、水回りはしっかりリニューアルされて、心地よく滞在できました。 -
装飾されたアーチになった窓枠からの眺めは見飽きることがありません。
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敷地内には、遊具のある広場もあり、子供たち恰好の遊び場となります。
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14:00
一休みして早速ゴスラーの街を散策開始。
マルクト広場に面した木組みの家。
出窓の装飾が素敵です。マルクト広場 (ゴスラー) 広場・公園
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放射状にタイルが敷き詰められているマルクト広場は、街の中心です。
ホテルから歩いて5分もかかりません。
灰色の建物の、3階ののテラスから、6時になると、からくり人形が出てきて、炭鉱で栄えたこの街の様子を楽しませてくれます。
マルクト広場の中心では、ゴスラーのシンボル「帝国の金の鷲」の噴水が光り輝いています。マルクト広場 (ゴスラー) 広場・公園
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それぞれ趣向を凝らした木組みは、見飽きることがありません。
oneonekukikoの趣味に以下6名を巻き込んでいます。
でも、ヨーロッパというか海外初めてのYUMAはこの街の風景に、異国を感じているようです。 -
魔女の街と言われていますが、魔女で盛り上がるのは4月なのでしょうね。
遠目のベンチに座るお二人は一見魔女のように見えましたが、おしゃれなオブジェです。拡大してごらんくださいませ。 -
お店番の魔女がベンチで一休みですかね。
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こちらもお店番のようです。
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魔女人形に出会えました。たくさんぶら下がっています。
ANNにお土産と思いましたが、あまりにリアルなので、自分への土産です。 -
ふらふらと歩いて、お城へ向かいます。
小高い丘にありますので、街が見渡せます。 -
二階に上がります。木組みの天井と、各州のマークが一面に張り巡らされた見ごたえのある大広間です。
こちらでは、ツアーの方たちが、真剣に説明を聞いていましたが、ドイツ語ですので・・・。壁面を埋め尽くす壁画を見ながら、説明しています。ドイツ王国の歴史と変遷を説明しているようです。
ドイツ語はHARUNAが頼りですが、1年生ですからまだ難しい言葉は理解できません。日本語に直して説明してくれるのは難しすぎるみたいです。
わからないながらも、ゆったり座っていると、甲冑をまとった古の騎士たちが現れそうな錯覚に陥ります。 -
ホールを通り抜けて、教会へ向かう通路。
いい感じです。
派手さはないけどアーチの彫刻がそれぞれ違っていて、携わった職人のこだわりを感じます。 -
教会の屋根の木組み発見。
ちらっと見えるステンドグラス、木組みの下の彫刻。
木とガラスと石の融合。皇帝居城 城・宮殿
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裏道をぶらぶらマルクト広場へ戻ります。
鉄平石の家があります。
見惚れてます。
鉄平石造りの木組みの家です。
7月に訪れたStadeは煉瓦造り。
地方、年代によっていろいろ差異があって、調べたら楽しそうですね。 -
木組みと白い漆喰の家が続く街並みです。
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こだわりの装飾を施された家。
銅山で栄えた町の繁栄を感じます。 -
せり出すように上に伸びる家。
カーブした道に沿って湾曲を描いています。
素晴らしい街並みに脱帽です。 -
ついついシャッターを押すことが多くなります。
しかし、帰国して思いました。
この家、あまり帰国がないのです。
カメラで捉えていたからでしょうか?
自分の目で見ていなかった。
でも、好きな街並みです。 -
ぐるりと一回りしたら、今度はトラムでもう一回り。大人6.5,子供3ユーロ。
子供達へのサービスです。
建物すれすれに走ります。
雨が落ちてきました。
明日の天気どうでしょうかねぇ?
そろそろ、ホテルに戻って夕食まで一休み。
夕食は、そぞろ歩きで見つけたドイツ料理のお店に決めています。
しかし、満席。待つのが嫌いな夫はとっとと隣の店へ入ってしまいました。
Die Bufferhanne
もちろんビールくださいな。
ビールを4リットル飲んでました。夫と長女が大半ですけど。
豚の骨付腿のグリル「シュバイネハクセ」、豚肉のビール煮、ソーセージ盛り合わせ、カリーヴースト、サラダ、など典型的なドイツ料理です。
90ユーロ弱。リーズナブルです。
画像は、酔ってもいないのに、なぜか消えてありません。。マルクト広場 (ゴスラー) 広場・公園
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10/24
朝食には、散歩の途中の近所の住人もコーヒーを飲みに来たりして、和やかな雰囲気のホテルです。
子供たちには、クロワッサンとスイカが人気です。 -
大人にはコーヒー、子供達にはチョコレートですがサービスされます。。
生成りのテーブルの白のカップに赤い薔薇が映えます。 -
天気はいまいちですが、宿のオーナーから「明日より今日がいいよ」と勧められ、念願のブロッケン山へヴェルニゲローデ発10:25の蒸気機関車で出発です。
ところが・・・。
ヴェルニゲローデの駅で、夫が乗車前にトイレに行って走って列車に戻る間に、列車は私たちを残して出発してしまいました。夫が懸命に走って列車に乗ろうとしているのを車掌さんは見てるのに発車しました。時間に厳格な「ドイツ」です。列車にもトイレはあったのに。
目の前で列車が出ていくのを見送るしかなかったGENKIの無念は、計り知れません。
でも、出て行った列車は戻ってくれません。次の列車を待つか・・・。
GENKIPAPAが「追いつく駅まで走りましょう。」と提案。
列車を追って再び走り出しました。追いつくかなぁ。
ドキドキ。
「ドライ アンネン ホーネ駅」で追いつけそうです。
ところが、パーキングに車を止めていたGENKIPAPAがなかなか到着しません。
列車が到着しました。11:02
あああ。また取り残されるのかなぁ。
せっかく頑張って追いかけてくれたのに・・・
彼の気持ちを考えると、無念でたまりません。
しかし、この駅で上下線の擦れ違いで停車時間15分ありました。
パーキングのための、コインがなくて往生していたようです。
よかった。間に合った。
ありがとう!!!!
無事、蒸気機関車に乗車できました。
ところで乗車券の情報です。
ヴェルニゲローデーブロッケン往復
「ミニグループカード」で大人2名子供3名で98ユーロ
大人2名で82ユーロ
計180ユーロ
家族連れの割引率の高さにビックリです。子供と言っても小学生3名です。
参考まで。ドライ アンネン ホーネ駅 駅
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蒸気を吐いて 進む列車はワクワクさせてくれます。
oneonekukikoだけ?
さて、蒸気機関車のトイレ事情。
経験したYUMAによると「おばあちゃん、大変、大変。線路が見えたよ」
という次第。わかるのはoneonekukiko以上の世代でしょうな。
小学生のころ、汽車に乗ると停車中は「トイレに行っちゃダメ!!」と言われた世代です。 -
駅舎に魔女が飛んでます。
後で調べたらシールケ「Schierke」という駅でした。
標高685mだそうです。
ここでも8分停車です。
皆さん駅舎に降り立って写真撮影です。 -
だんだん雲行きが怪しくなりました。
蒸気のせいだけじゃないようです。
山道をうねうねしながら走る蒸気機関車は、旅情を誘います。 -
終点「BROCKEN」に到着しました。
標高1125m
霧の中です。
大いに想定内です。ブロッケン山頂 国立公園
-
何も見えない!
ブロッケン現象なんて論外です。
マフラーをグルグル巻きにして、さらにフードをかぶります。そろそろと用心しながら歩いています。
むしろ、それを楽しんでます。ブロッケン山頂 国立公園
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霧と寒さでみんな次の列車で帰るまでの時間をレストランで過ごします。
大入り満員です。
でも、暖かい。 -
やっと席を見つけて、子供たちはカリーヴーストにありつきます。
カリーヴーストにマヨネーズかけのポテトは必須です。
大人は、やっぱり暖かいスープを選択しました。 -
さて、次の列車で戻りますか。
ここもoneonekukikoの趣味に付き合わせています。
霧で視界がなくても、寒さに震えても、この山頂に来れただけで満足です。
YUMAは3年生の時学習発表会で、「ブロッケン山の魔女」描いたミュージカル仕立ての劇を演じてますので、丸め込んで興味を引いてましたので、大いに楽しみにしていたのでした。 -
あの、うっすらと見える建物にいたのでした。
-
ポッポー。
いい感じです。
おばあさん、一人で興奮してデッキに陣取ってます。
時々YUMAとGENKIを巻き込みます。 -
霧の中を歩く人がいました。
「オーイ」と手を振ったら、手を振ってくれました。 -
線路わきの道で、お母さんと一緒に汽車にバイバイ。
もうすぐ終点です。 -
街が近くなったらご覧のとおりです。空が明るくなりました。
やっぱりね。
ブロッケン山は年に200日霧だそうです。わかっていたことだけど。
ヴェルニゲローデの駅に戻りました。
行きは慌てて乗り込んだので、帰りは駅の売店を覗く子供達です。
そして見つけました。車掌さんが持っている汽笛。
チケットを見せたら、1ユーロ割引となり、YUMAは旅の記念にGENKI、HARUNAにお小遣いから買いました。3つで3ユーロです。 -
ヴェルニゲローデの街並みも散策したかったけど、こらえました。
前半、霧の中をみんなを付き合わせて、列車の旅でしたので、後半はお城めぐりです。
帰宅して4トラを覗いたら、ヴェルニゲローデは木組みの街だったのですね。惜しいことをしました。ブロッケン山に行くことばかりに気をとられていました。ヴェルニゲローデ城(博物館) 城・宮殿
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アーチをくぐると、青空が少し覗いているではないですか。お城が見えてきました。
いかにもヨーロッパのお城という風情です。ヴェルニゲローデ城(博物館) 城・宮殿
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やはり、嬉しい俯瞰の街並み。
ヴェルニゲローデ城(博物館) 城・宮殿
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城壁をぐるりと回って戻ります。
いい感じの小径です。 -
魔女のからくり人形が出てきます。
ちょうど良い時間に居合わせました。
YUMAはこの店で、ヴェルニゲローデの城の絵が描かれている旗の付いた、ながーい鉛筆を自分に2ユーロで買いました。
ひいおばあちゃんからいただいた、入学祝いの1万円を今回お小遣いとして持ってきています。
駅の売店での、車掌さん用の笛といい、可愛いものです。 -
ゴスラーに戻り、一休み。
6:00に始まる、時計のカラクリ人形を見に、マルクト広場へ急ぎます。今度は遅刻なしね。
3階のテラスで鉱山の採掘の様子を人形がぐるぐる回って表してます。
一回まわっておしまいと思ったら、10分近く回ってくれます。大サービスです。マルクト広場 (ゴスラー) 広場・公園
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さて、今晩は、お目当てのレストランに入れました。ビールの醸造所を持っているレストランだそうです。レストランの片隅に、子供が遊べるコーナーがありました。子連れに嬉しい配慮です。
Brauhaus Goslar
まずはビールの飲み比べ。4種類のビールがやってきます。oneonekukikoには、差異はわかりません。今日はビールは控えめです。 -
やっぱりカリーヴーストをオーダーします。
子供たちに人気のメニューです。
チーズの盛り合わせ、牛のワイン煮、キノコのグリル、ソーセージの盛り合わせ、ポテトのサワークリーム添え、キノコのサラダ他100ユーロ。
やっぱりリーズナブルです。
人気の訳です。 -
10/25早朝、朝食前にもう一度ゴスラーの街を一回りです。
ホルンが郵便局のマークだそうです。
黄色いポストにおはようございます。
お天気になりますように。
木組みの街のクヴェトリンベルク、バウハウスの本校があるデッサウを回って、ベルリンへ向かいます。観光案内所 (ゴスラー) その他の観光・遊ぶ
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出発まで早朝のゴスラーを散策します。
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それぞれが、こだわりを感じる木組みの組み方で、ワクワクする散歩です。
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似ているようで、違う木組みの家です。
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大好きな鉄平石の家。
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窓には、レース飾りや、お人形たちが彩りを添えています。
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1人で気の向くままの早朝散歩を済ませて、戻りますか。
朝食を急いで済ませて、クヴェトリンベルクへ向かいます。
今日は、大忙しの1日になる見込みです。
ついつい長居してしまう、oneone一家の悪い癖。
クヴェトリンベルクとデッサウに寄ったら、時間切れになりそうな予感です。
続きをお楽しみに。
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この旅行記へのコメント (2)
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- はんなりさん 2018/02/06 14:38:59
- 木組みと白い漆喰の家々
- oneonekukikoさん
またお邪魔しています。
素敵なゴスラーの街並み、其々の家々同じようで違う
装飾も拝見していて飽きません。
Yuma君が3年生の時の学習発表会が今回の旅に関連していたとは
蒸気機関車のトイレなどなど観たもの経験したこと
宿題は素晴らしいものになることでしょう!!
お土産選びも優しい気持ちが伝わって来て胸キュンとしますねぇ。。。
- oneonekukikoさん からの返信 2018/02/06 17:56:44
- Re: 木組みと白い漆喰の家々
- はんなりさん
心温まるコメントありがとうございます。
ババばか、丸出しの旅行記に関心を持っていただいて
ありがとうございます。
でも、自分へのお土産が鉛筆と汽笛だなんて
かわいらしくてギュッとしたくなる気持ち
感じていただいて感謝です。
木組みの街並みは、それぞれの個性にあふれていて
街によっても雰囲気が違うので、楽しんで参りました。
だんだん遠出が難しくなってきますが
好奇心は忘れないで
また、今年も元気に過ごせることを祈っています。
oneonekukiko
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