2017/11/23 - 2017/11/24
277位(同エリア502件中)
元杜鉄工さん
東京からフェリーに乗って最終的には比叡山延暦寺散歩と紅葉狩りという2泊3日一人旅の初日です。
普通に新幹線で行くのは面白くないのでフェリーでいったん徳島へ向かいました。東京を夜に出て徳島に翌日午後につきます。非常にのんびり。
長距離フェリーもたまに乗ると非日常的で楽しい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東京から西日本へは徳島・北九州行が出ています。
フェリーターミナルの最寄駅、国際展示場駅と言えばこちら。
この日も賑わっていました。 -
りんかい線国際展示場駅前からフェリーターミナルへシャトルバスが出ています。
日曜祭日は1日4便でワンボックスカーとのこと。乗る人少ないんですね。
紺色のハイエースで移動。同乗者1名。国際展示場駅 駅
-
東京港フェリーターミナルに到着。
オーシャン東九フェリー 乗り物
-
建物内の案内板を見るとうーん、寂しい。
かつては南紀勝浦・高知・釧路などにも便があったようです。
CFC・ブルーハイウェイラインも成仏させてあげて…。 -
地方空港のような作り。しかし開いているカウンターは1つ。自分以外の人影も無く静か。待合ロビーも10名ちょっと。
まあ、飛び石の祝日ですし。時期が時期だからと願いたい。 -
そんな長距離フェリー業界ですが、全国にこれだけあります。乗って残そう、とは言えアクセスや所要時間で鉄道よりハードルが高いんだよなぁ。
来年、岩手県の宮古~北海道の室蘭への便ができるという明るいニュースもあります。
もっとも多くは物流トラックがメインの客層で、ドライバーの負担軽減(法定の休息時間の確保)で利用されるのだと思います。
しかし、マイカーやバイク、自転車と一緒に旅行できるのはフェリーの強み。東京発で車で四国旅行しようとするなら高速道路を走るより楽で安上がりかもしれません。 -
東京港18:00>>オーシャン東九フェリー>>徳島港13:20
徳島まで20時間近い船旅です。ちなみに終点の北九州までは36時間近くかかります。
今回利用するのは東京フェリーターミナル最後の砦「オーシャン東九フェリー」です。
2016年に4隻の船を更新し、東京~徳島~北九州を毎日結んでいます。
4隻の船は四国4県になぞらえて「びざん」(徳島市眉山から)、「しまんと」(高知県を流れる四万十川から)、「どうご」(愛媛県道後温泉から)、「りつりん」(高松市の栗林公園から)と名前が付けられています。
今回は赤色の「しまんと」です。 -
船内では乗船記念の写真撮影ができます。
「しまんと」は高地にちなんで龍馬とお龍も一緒。
後のモニタでは船の現在位置や船速が表示されます。
その横にはこの船の表彰状があります。 -
この船は「シップ・オブ・ザ・イヤー」を2016年に受賞。省エネ、省力、小メンテナンスを徹底し、前船に比べ約20%の省エネを実現とのこと。
「国内大型フェリーでは画期的な一機一軸型」と書いてありますがプロペラを回すシャフトが1本、回すためのエンジンが1機ということ。通常のフェリーでは大型エンジンを搭載するスペースが確保できず、中型エンジン2基とするのが普通です。エンジンが大きい方が燃費は良くなります。 -
船内には共有スペースのプラザやラウンジ、ロビーやシャワー室、浴場、洗面所が備えられています。食堂はありませんが、売店や自販機で食料など調達できます。写真背後の電子レンジで温めます。
ラウンジの展示は高知県にちなんだもの。他の3隻もそれぞれの県にちなんだものなのでしょう、気になる。 -
今回は一番安い2等洋室。10850円(ネット割)。
こんな風に2段式になっています。 -
カーペット敷きに雑魚寝スタイルは消滅し、カプセルホテルのような2段式の部屋です。室内灯、コンセント1口、棚とハンガー1本が備えられています。枕、毛布、シーツもあります。
ちなみに東京から徳島まで新幹線と特急で行くと18000円ぐらいで所要6時間。
おそらく他の部屋もそうだと思いますが、室内は圏外です。 -
ターミナルを離れ、夜の海へ。ゲートブリッジをくぐります。
東京ゲートブリッジ 名所・史跡
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スカイツリー、東京タワー、品川あたりのビル群など夜景がグングン遠ざかります。
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食料はこういった自販機で冷凍食品を買います。400円くらいから。
パスタや丼もの、うどんや助六寿司など。1泊2日くらいなら難なくしのげそうです。 -
こちらは天ぷらうどん。
お茶やお湯はサーバーから自由に汲んで飲むことができます。
ペットボトルや缶ビールの自販機もあります。 -
翌朝、船内アナウンスがあったのでデッキへ上がると本州最南端の潮岬を望むことができました。
船は内航タンカーかな。潮岬 自然・景勝地
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船の先頭が見えるフォワードロビー。
潮で視界はそこまで良くはありませんが、船の「きっさき」が見えるのは気分いいですね。 -
艦艇が四国沿岸を南下。「403」という数字が見えたので潜水艦救難艦「ちはや」でしょう。母港は広島県の呉です。
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12:26 東京行きのフェリーとすれ違い。オレンジ色の「どうご」。
普段目にすることができないですが、いろんな船が海の上で活躍しているんですね。 -
定刻通り、和歌山港に到着。久々の陸(おか)だ!
揺れない地面の安心感。本当に何日、何か月も過ごす船乗りさんってすごいなぁ。 -
自動車、トレーラなどはここから乗下船。
ありがとう「しまんと」! -
フェリーターミナルから徳島行のバスが出ます。あまりのんびりして乗り遅れると大変なことになるので注意。13:45ごろ発。
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徳島駅に到着。所用20分弱。
東京から20時間、四国徳島に到着です。徳島駅 駅
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