2017/11/02 - 2017/11/13
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ジュンパラギさん
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今回も、JALのHPでマイレージのディスカウントを発見。しかもラッキーなことにフランクフルトまでプレエコが取れました。さぁ、どこに行こうかな?
クロアチアかポルトガルが候補に上がったのですが、元添乗員の友達に相談してみたところ、11月ならポルトガルが暖かいらしいということで、ポルトガルに決定!!
いつものように、チケットやホテルの手配、観光の順番など私の係りで、現場では主人に頑張ってもらいます。アクシデントもあり、一時はどうなるかとも思いましたが、思い返してみれば、それも旅行の思い出の1ページ。今回は、ちょっと長い12日間の旅行になりました。
今日は、シントラに向かいます。本当は、リスボンに到着した2日目に、ロシオ駅から出かける予定でしたが、ムンディアルホテルのシステム故障で、予定はガタガタに崩されました。予定を組みなおして、今日のシントラ行となりました。
ロシオ駅でなくとも、シントラ行の電車は出ている模様。という事で、今日は電車やバスを乗り継いで、ペーナ宮やレガレイラ宮殿・ロカ岬などをぐるっとまわります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は、ホテルから歩いて7~8分程度の、国鉄のエントレカンポス駅からシントラに向かいます。
駅の窓口で、「train & bus 1 day travel card」15ユーロを2人分、主人に買ってもらいました。
これで今日1日、電車もバスも乗り放題になります。
電車は20~30分おきくらいで、出ているようでした。 -
電車は40分程度でシントラ駅に到着しました。
お手洗いに行こうとして、探したら、この駅舎の右側にありましたが、行列ができていたので、それ程必死な状況でもなかったので、先に進みます。
ちなみにお金がいくらか必要なようでした。 -
駅前のバス停から、434番、のバスに乗って15分~20分。
この時期は、それ程混んでもいないので、待ち時間もそれ程なく、しかも座っていけました。
バスは結構揺れましたよ。 -
ペーナ宮に到着です。
こちらが入り口で、この左側にチケット売り場がありました。最初からこの中のバスに乗るつもりはないので、14ユーロです。
この扉を入ったら、すぐにチケットのチェックがありました。
ちなみに、お手洗いはここを入って間もなく、左にありましたよ。
お金もかからず、割ときれいだったので、こちらの方が正解でした。 -
坂道を登るのが大変な人には、こちらの入り口までのバスもありましたが、チケットを買うときにプラス3ユーロ必要なようです。
このバスも、乗る人は少なく、ガラガラ状態。 時期を外すと、全てがラクラクのようです。 -
私達夫婦は、お腹の脂肪を取ろうという事で、最初から坂道をだらだらと登って行くことを決めていました。。。
10分くらい登って行くと、おとぎの国が見えてきました。
このお城は、イスラム・ゴシック・マヌエルなどの様式が、ごちゃまぜで作られているそうです。 -
どんどん歩いて行くと、おとぎの国のその姿は、少しづつ変わって行きます。
黄色の塔はイスラムのモスクの様です。 -
1つ目の門も、イスラムの影響を受けているようで、以前行ったコルドバのメスキータを思い出しました。
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イチオシ
ここから見るペーナ宮が、自分では一番良かったと思います。
このおとぎの国のようなお城は、19世紀にポルトガル女王マリア2世の夫、フェルナンド2世により建造されたそうです。 -
2番目の門は、鉄の門。 上部にフェルナンド2世の紋章があります。
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坂道になっている通路を進んで行って、下を見ると、今くぐってきた門と門の間の広場のようです。
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ファサードは幾何学模様のアズレージョで、鮮やかな黄色と赤に挟まれて、青と白が落ち着いた感じを出してくれます。
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アーチの中庭に続く門には。。。
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半人半魚のトリトン。 ぶどうの枝を持っているそうで、その周りはぶどうの葉っぱ。
足の先はウロコが付いていて、先っぽは尾びれのように割れています。
顔は、かなり怖そうな顔をしてます。 -
中に入る前に、右方向を撮ってみました。
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アーチを入って行くと、こちらは兵士の模様のアズレージョです。
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こちらは、葉っぱか枝のモチーフ、。 色が緑と黄緑の2色を交互に使っていて、手抜きしてないですね。。。
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ここをくぐって来ましたよ。 後ろを振り返って撮ってみました。
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赤い時計の塔が見えます。 その前のとんがり屋根。
とんがりコーンみたい。。。 -
黄色の壁にあった、この入り口から入って行ってみました。
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黄色い壁沿いを行くと、小さな展望台があり。。。
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そこからは、ムーアの城壁が見えました。 これは、ちょっと拡大して映していますので、本当はもっと小さく見えます。
なんか、「万里の長城」のミニ版のようです。
主人に一応説明して、「あそこまで行くなら、急がないと一日で回れないよ」と言ったら、「別に行かなくてもいいよ」というので、ムーアの城壁はこれで終了にしました。 -
ムーアの城壁を見たところは行き止まりで、同じ通路を引き返して、ここからお城の中に入って行きます。
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中に入ると、フェルナンド2世の像。 ペーナ宮の建設を命じた人だそうです。
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先に進むと、マヌエル様式の回廊が見える中庭です。
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この宮殿はもともと修道院だったようで、ダイニングルームは、修道士の食堂を改装して、王家のダイニングにしたそうです。
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マヌエル様式の回廊から見る、時計台です。 たぶん先程の反対側になるのでしょうね。
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こちらのアズレージョも、何種類もの模様を組み合わせていて、手が込んでいますね。
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書斎でしょうか?
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教会に入ってきました。 祭壇は、外の色鮮やかな外観とは違って、白と青で統一されていて、落ち着いた感じです。
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ステンドグラス。 周りが暗いので、きれいな色がはっきり出て、わかりやすいです。
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この階段を登ってきたのですが、手すりが蔦のようになっていて、おしゃれ。
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バスルームのアズレージョがすごいです。
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エドラ伯爵夫人の書斎だそうです。
エドラ伯爵夫人とは、王妃の死後、フェルナンド2世が再婚したお相手だそうですよ。 -
こちらの通路はただいま工事中。 いろんなところを少しずつお手入れしているんですね。
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脇にある展望台まで行って、撮っています。 雲一つない青空に、映えるペーナ宮。
お天気で、ホントに良かった!! 11月なのに、歩いているとポカポカ暖かくて、いい日に来れました。 -
大広間。 椅子がいっぱい置いてあり、接客用のお部屋のようです。
平成26年、安倍首相がシントラを訪問とありましたが、ここを訪れていたのでしょうか? -
そこに下がっている、超豪華なシャンデリア。
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宮殿内最後のお部屋は、キッチンでした。
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この後、レストランやお土産屋さんがあったのですが、通路を通って、先を急ぎます。
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さぁ、ペーナ宮を後にして、次の予定のレガレイラ宮殿に急ぎましょう。。。。
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再び、434番のバスでシントラ駅まで戻り、今度は、435番のバスに乗ってレガレイラ宮殿に向かいます。
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バスから見えた王宮です。 白い煙突が特徴です。 これが王宮?と思われるほど、外観はシンプルです。 王家の夏の離宮として、ジョアン1世によって、14世紀に建てられたそうです。 中はすご~いキンキラで豪華らしいのですが、今回は時間がないので、カットしました。 また、いつか来た時に。。。
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こちらもバスの窓から見えたので、撮りました。
シントラでは、湧き水があちこちで湧いているようですが、このままでは飲み水には適さないようです。 -
レガレイラ宮殿に到着です。
もともとレガレイラ男爵の別邸として建てられたものを、20世紀になってから改築されたようで、「シントラの文化的景観」として、世界遺産に登録されています。 -
バスはここで降りましたが、レガレイラ宮殿の入り口はこの先で、急な坂を登って行きました。
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坂を登ったところに入り口があって、ここを入って行った右側にチケットセンターがありました。
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宮殿敷地内には、たくさんの塔があり、狭い階段があって、登れるようになっていました。
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こちらが「守護者の門」と呼ばれるところ。
この中に、世界ふしぎ発見で紹介された「イニシエーションの井戸」があるようです。
右側の塔の下に人が映っていますが、そこが入り口になっているので、まずはそこから入って行きます。 塔は左右にあるのですが、写真に収めきれなかったので。。。 -
入って行くと、中央の水飲み場みたいなところの後ろにこの入り口があり、この先へ進んで行きます。
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入り口からは想像できないほど、中は真っ暗で、このような壁際下のライトを目印にして進みます。
このライトは全部にあるわけではないので、スマホのライトを利用しないと、本当に真っ暗で、全然見えないところもありました。 -
行きついた先は、螺旋階段の井戸がありました。
これが「イニシエーションの井戸」なんですね。
一番下までは27mあるそうです。 -
階段を降りて行って、上を見上げたところ。
イニシエーションとは、儀式を行うところの意味で、暗いところから明るいところに出て、「新しく生まれ出る」意味だそうです。 -
階段の一番下についたその脇には、横に抜ける出口があるので、はい、ここから新しく生まれ出ます。。。。
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洞窟からは、この飛び石を進みます。
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飛び石をポンポン飛んで、後ろを振り返ったところです。
雨が降っていなかったので、よかったのですが、滑ったら怖いです。
緑色の藻が浮かぶ、この池にドボンと落ちたら、着替えも持っていません。。。。 -
イニシエーションの井戸は、これで終わりのようです。
ここまでが、一番のメインのようでした。
この、イニシエーションの井戸は、ドラクエの世界の様だといわれているそうで、30年も昔に、初めてドラクエを遊んだ時のことを思い出しました。 -
道路を登って行ったら、階段があって、その先には。。。
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何があるのかな?と行ってみたら、ここがさっき降りて行った、井戸の一番上のようです。
ゲームだとたぶん、ここの前ではバトルが繰り広げられるでしょうね。 -
中を覗き込むと下に人がいるのが見えました。 底に見えるのは、テンプル騎士団の十字マーク??
この井戸の途中に横から出て来て、螺旋階段を下に降りて行って、また横に抜けて、そこから坂を登って、また上から見えるようになっているようです。
リアルRPGの世界ですね。 -
そろそろ出口に向かって進みます。
右下に見えた建物は、教会でしょうか? ゲームだと、この教会は回復ポイントかセーブポイントですね。 -
先に見えたのが、レガレイラ宮殿でした。
20世紀前半に、イタリアの建築家ルイージ・マニーニによって改築された宮殿だそうです。 -
宮殿の前で見た黒猫は、住みついているのかな? 意外に逃げない。。。
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中に入って見ました。 ブラジル出身のコーヒー商人モンテイロの持ち物になった時に、大幅に改装されたそうです。
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外の通路を進みます。 床や柱や天井も手が込んでいます。
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11月でも、ハイビスカスのお花が咲いていました。
シントラは、それ程暖かい土地なんですね。 -
この出口を出ていくと、ドラクエの世界も終わりになります。
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出口から出たら、すぐ前が、さっき乗ってきたバスから降りたところのバス停でした。
帰りのバスは、その向かい側です。 -
帰りのバスはあまり本数がないので、気を付けないと!!
私達は、運よく待ち時間も少なくバスが来てくれました。 -
バスの本数が少ないせいか、バス停の前には、トゥクトゥクがたくさん停まっていて、客引きです。
でも、それ程しつこくはなかったです。 -
再び、シントラの駅まで戻ります。
この後、ロカ岬まで行くのですが、バスの発車時刻までしばらくあったので、駅周辺をぶらぶら散歩。
シントラ駅のなかのアズレージョも素敵で、窓口もかわいいですね。 -
ロカ岬に行くバスは、403番のカスカイス行きに乗ります。
途中、バスのすれ違いで、お隣のバスの運転手さんがこの距離です。
バスとバスは、わずか5~6cmくらいしか距離がないように見え、すれすれで進みました。 -
40分くらいで、ロカ岬に到着です。
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空は青くて、お天気はいいのですが、とにかく風が強い。
波が白く見えるという事は、海は相当荒れているという事ですね。
この断崖絶壁の高さは140mもあるそうです。 落ちたら二度と戻ってこれない。。。 -
風が強すぎて、カメラを構えた手が、持って行かれます。
それでも、「ユーラシア大陸最西端記念碑」の前はかなりの混雑で、人が映っていないところはなかなか撮れません。
十字架の下には、カモンイスの「ここに陸尽き、海始まる」の詩が。。。 -
こっちは、何の記念碑かな?
わからないけど取りあえず写真を撮って、観光案内所に行って一休みしようと思って行ったら。。。。 -
ちょうど、カスカイス行きのバスが来ました。
観光案内所に入ってしまうと、次のバスがいつ来るかもわからないし、しかもバスを待ってバス停に並んでいるのも寒いし、もうこのバスに乗っちゃえと、夫婦の意見は即座に一致しました。
バスに乗ったら、暖かくてほっとしました。
30分程度で、カスカイスバスターミナルに到着です。 -
カスカイス駅は、バスターミナルから歩いて5分程度。
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そこから、カイスドソドレ駅まで電車に乗ります。
運よく、右側の席に座れたので、夕焼けの海辺の景色が見れました。 -
40分程度で、カイスドソドレ駅に到着です。
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テ―ジョ川沿いのリべイラ・ダス・ナウス通りをぶらぶら散歩しながら、コメルシオ広場に行きます。
4月25日橋が夕陽に映えています。 -
クリストレイ像もいい感じですね。
このテ―ジョ川沿いも、レストランはありましたが。。。 -
今日の夕食は、チェックしてきて、おいしそうだと思った、コメルシオ広場のそばにある、「マルティーニョ・ダ・アルカーダ」
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ちょっと早かったようで、少し待たせられました。
入っていったら、この右奥では、従業員が食事中。 なるほどねぇ~。
一番のりで入って行ったので、まだお客さんは誰もいません。
たくさんの有名人らしい方の写真が展示してありました。ウエーターさんにどなたなのか聞いてみましたが、作家さんや舞台関係者らしかったです。 -
寒かったので、暖かいものが飲みたくて、エビのスープを頼んだのですが、このスープ、想像してたのとは違って、濃厚。
蝦の殻でお出汁をとったものに、さらに、シーフードを入れたような感じ、かなりドロッとした感じで、おいしいです。 -
他は、サラダ、ステーキ、エビをシェアーしました。
-
コメルシオ広場の夜景を見て、地下鉄トレイロ・ド・パソからマルケス・デ・ポンパルで乗り換えて、カンポペケーノ駅まで行って、ホテルに戻ります。
ホテルから、シントラ・ロカ岬と、大西洋側をぐるっとまわった1日でした。
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