旧ユーゴスラビア周遊 【10】 ＜ スロベニア ～ ポストイナ鍾乳洞 ～ ＞

2017/10/06 - 2017/10/16

１０月１３日　８日目になります。

クロアチアのプリトヴィツエからスロベニアのポストイナまでバス移動。

途中国境を越えたり、昼食があったりで約５時間半かかりました。

スロベニアの内陸部は石灰岩から成るカルスト地形で

もともと地理用語の「カルスト地形」はスロベニアの地名から由来している

スロベニアのクラス地方はドイツ語名「カルスト」が語源となっている。

大規模なポストイナ鍾乳洞は予想以上に楽しいところです。

そしてポストイナから１時間かけてスロベニアの首都リュブリアーナへ

向かいます。　　　　　　　　Wikipedia＆パンフレット参照

エリア ポストイナ(スロベニア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

10月13日　８日目になります。

プリトヴィツエのホテルを７：４０出発！

凄い霧で何も見えないくらいだったが、ようやく晴れてきた。

スロベニアの国境

バスを降り、一人づつ空港みたいにパスポートにスタンプを押してもらいます。

12時過ぎ大きな家具屋さんみたいなところでバスが停まりました。

ここが昼食のレストラン?

２階の店内は外のイメージとは違い、シャレたレストランでした。

トイレが遠くて、その間にボーリング場までありビックリ！

左手は全面窓で明るくいい感じです。

奥の個室の入り口にはこんな置物が・・・

ビールは2.5ユーロ

セルビアは欧州連合加盟国ですからユーロでOK

サラダが出て

メインは豚肉だったかなー？？　チキンでした。

デザート

レストランから5分くらいでポストイナ鍾乳洞の駐車場に到着。

ここのレストランの方がよさそうですが、なんせツアーですから・・・

きれいな花がたくさん飾られている。

上の写真のカップタイプもシャレてますが

大木を使った素朴なのもいいですねー

ポストイナの案内板。

こちらのレストランもいい感じだし

テラス席を花で囲むレストランも素敵だ。

万国旗も飾られています。

鍾乳洞の入場券。

日本語版のパンフレットも用意されています。

売店に売られている絵葉書をパチリ！

こちらはパンフレットからいただきました。

見るからに楽しそう (^▽^)/

鍾乳洞の見学には長い連結のトロッコ列車に乗って行くのですが

ほとんど暗闇の中をかなりのスピードで走るので

まるでテーマパーク！　楽しー(^^♪

この鍾乳洞は石灰岩をビフカ川の流れが１０万年かけて浸食したことによって

形成された物で、全長２７ｋｍにもおよぶそうです。

ポストイナ鍾乳洞は、世界でも稀な特徴を持つ鍾乳洞として認められています。

１つの鍾乳洞の中でこれほど多くの種類の鍾乳石が見られるのはここだけで

その豊かさから「鍾乳洞の女王」と称されています。

通常のツアーのガイディングレシーバーではなく

ポストイナ鍾乳洞専用のガイディングレシーバーがあり

№が振ってあるところの数字を押すと日本語のガイドが流れます。

かなり広くて圧迫感はありません。

鍾乳洞はよく言われることですが

１ｍｍ伸びるのに10年～30年かかると言われています。

暗闇と静寂の中、数百万年の時間をかけて一滴一滴の水が

作り上げてきた壮大な芸術がそこにあります。

スロベニア国内で約10.000もの鍾乳洞が発見されており

特に美しい２０ヶ所が観光用に開放されているそうです。

その中で最も大きく、有名な鍾乳洞が、ポストイナ鍾乳洞です。

この鍾乳洞を一目見ようと各国の署名人が訪れ

その中には各国の皇帝や国王、高名な芸術家、科学者の名前もあります。

ちなみに日本の紀宮内親王(当時)も２０００年に訪問されてるそうです。

この幻想的な鍾乳石、スケールが違います。

小さな鍾乳石は仏閣を思わせるし

大きなものはまた違った雰囲気でピサの斜塔を思わせる物も。

登り坂はあまり気にならず

どんどん下っていく感じです。

ニョキっと象の鼻みたいなのが出ています。

大小、本当にいろんな形があります。

この鍾乳洞、入り口部分の存在は13世紀頃から知られていたそうです。

大部分は１８１８年に発見されたというからずいぶん昔です。

光線の具合で随分雰囲気が違ってきます。

どちらかと言うとこの色の方が好きですけどね。

似たような写真が続きますのでスキップしてください。

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この鍾乳石は有名みたいでパンフレットにも載っています。

ソフトクリームとトーチのように見える鍾乳石。

白い方は「ブリリアント」と呼ばれポストイナ鍾乳洞のシンボル。

ポストイナ鍾乳洞は、暗闇の世界に適応した１００種類以上の

珍しい生物のすみかでもあります。

これだけの種類が生息するのは、世界中でもここだけです。

その中でも最も有名なのが「ドラゴンの赤ちゃん」と呼ばれる

「ホライモリ」です。実物は見られましたが写真は無理でした。

ですからパンフレットからお借りします。

目のない両声類で、何も食べなくても1年近く生きられるそうです。

最後はコンサートホールと呼ばれる広い場所に出ます。

1万人収容可能ですって。

いつもいろんなイベントが企画されてるそうです。

ここにはトイレと売店があり、帰りのトロッコ乗り場でもあります。

またトロッコに乗り出口に向かいます。

入り口と出口はそれほど離れていませんが、全然別の場所になります。

約1時間半の探検が終了しました。

これからスロベニアの首都、リュブリアーナに向かいます。　　　　　つづく