2017/11/25 - 2017/11/25
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minaMicazeさん
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足利市では年に一回、市内の文化財を一斉公開しています。今年(2017)は11月25、26日に実施されました。絵画、彫刻、建造物など、普段は見られないものも含めて、66ヶ所で公開されました。
その中の一ヶ所「物外軒」に行ってきました。「物外軒」の庭園は赤松とモミジが主体であり、秋には紅葉を楽しめます。
今年は、文化財一斉公開のときには落葉が始まっていましたが、まだ十分に綺麗な紅葉を楽しめました。
なお旅行記作成には、足利市文化財一斉公開2017および物外軒のパンフレット、足利市のホームページなどのネット情報を参考にしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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「物外軒」は、織姫神社のある織姫山の麓、南西側にあります。
「物外軒」には駐車場がありませんので、北側の「さいこうふれあいセンター」の駐車場を利用します。ここは、4年ほど前まで小学校でしたが、今は子育てや生涯学習、健康づくりなど福祉関係の施設になっています。 -
「さいこうふれあいセンター」の南側の道路(県道40号線)の南側に「物外軒」があります。外からでも綺麗な紅葉が見えます。
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道路の南側にきました。奥に「文化財公開中」の幟旗が立っています。
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道路沿いに出入り口があります。「市指定文化財 物外軒茶室」、「国登録名勝地 物外軒庭園」公開中と掲示されています。
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「物外軒茶室」は明治初期に建てられたもので、明治34年にこの地に移築され、その時に庭園が整備されたと考えられています。
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入ると、いきなり紅葉です。直進して突き当りを左に曲がるのが順路です。
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上を見ると紅葉です。黄~茶色の部分は枯れ始めているようです。
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奥には綺麗な紅葉があります。
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まだ直進します。
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さらに直進します。竹垣の左奥が茶室のエリアです。
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上を見ると紅葉が綺麗です。
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突き当りを左折します。
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この茶室を建てたのは、長四郎三(ちょうしろぞう)という方で、江戸時代から続く回漕問屋の三代目とのことです。
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イチオシ
この茶室が建てられたのは、渡良瀬川河畔、現在の足利市猿田町でした。
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この茶室は、長四朗三の雅号「物外」に因んで「物外軒(ぶつがいけん)」と名付けられました。
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明治34年に、足利の柳田家が譲り受けて、この場所に移築されました。
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左折して東へ歩くと、突き当りの左が物外軒への入り口です。
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居室の玄関です。モミジが沢山落葉しています。
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玄関から見た、居室の内部です。
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居室の左側(西側)に茶室があります。これが基の「物外軒」です。
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茶室「物外軒」の内部です。
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居室の南側の部屋です。茶室側から見ています。
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同じ部屋を北側から見ています。中央奥が玄関です。
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左を見ると、北側の部屋が見えます。
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北西側から見た居室です。
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居室と茶室は東西に並んでいます。それらの北側が庭園です。居室のすぐ北側には四阿があります。写真は、四阿から見た居室です。
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「物外軒」は、明治34年(1901)に、この地に移築された後、昭和43年(1968)に足利市の指定文化財に指定されました。
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昭和48年(1973)には、庭園とともに足利市に寄付され、現在は足利市教育委員会が管理しています。
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庭園内、北西側の紅葉です。
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庭園内、南西側の紅葉です。
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落葉がかなり進んでいるので、見頃は過ぎているようです。
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それでも、まだまだ綺麗です。
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落葉があまり進んでいない樹もあります。
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この庭園は、灯篭が多いことも特徴だそうです。
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特に大きな庭園ではありませんが、紅葉樹がたくさんあるので綺麗です。
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黄葉もきれいです。
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池の北側を、西から見ています。
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池の北側から見た紅葉です。
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イチオシ
今回は、ここが一番きれいだったと思います。
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午前中は、庭園のほとんどが日陰なので、うまく写せません。
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イチオシ
池には二つの島が造られています。
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池の北側も、落葉が進んでいます。
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落葉は池にも落ちて浮いています。
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池の北側から見た、南西方向です。
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イチオシ
池の北側から見た、北西側の築山です。
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イチオシ
今回は「足利の文化財一斉公開」の日に訪れました。
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いただいたパンフレットによると、「物外軒」が公開されるのは、一斉公開の時だけではありません。
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春は、4月と5月、
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秋は、10月と11月、
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しかし、毎日ではなくて、
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土曜、日曜と、祝日に限って、公開されているとのことです。
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一週間前に訪れれば、もっと綺麗だったのかもしれません。
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四阿の屋根には、すり鉢のようなものが乗っています。
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茶室には「物外軒」と掲げられています。帰る時に気づきました。
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茶室の躙り口は、東側にあります。
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茶室の外壁に下げられていました。照明具でしょうか。
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帰る時に気づいたのですが、南側に「表門?」がありました。
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「物外軒茶室の由来」も掲示されています。
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「表門?」です。
南側に大きな建物(公民館)があるので、一日中、陽が当たらないように見えます。 -
帰りに見た、「物外軒居室」の玄関です。
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茶室の西側の庭(外露地)です。
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中央の奥、離れている小屋は「雪隠」です。
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敷地の南西の角に、お社が祀られています。
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入ってきた道を「裏門」へ戻ります。
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帰り道の紅葉です。
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「裏門」から外へ出ました。これで帰ります。
( おしまい )
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旅行記グループ 足利市の回漕問屋「萬屋」三代目・長 四郎三の茶室「物外軒」の紅葉
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