2泊3日 白川郷と飛騨高山に、絶景と絶品あり (8-8) 途切れた鉄路の浪漫

2017/03/18 - 2017/03/20

今回は2泊3日で岐阜県の白川郷と飛騨高山を巡る、妻と娘と3人での家族旅行。高山の歴史と自然に触れながらグルメも満喫した、とても充実した旅でした。

《総走行距離は813.6キロ》

今回は8編にも渡るとてつもなく長い旅行記ですが、どうぞ最後までお付き合いください。

[こちらは 8-8 です]

エリア 福地温泉・新平湯温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

[これより前は 8-7 をご覧ください]

18時になったので、こちらの個室炉端「木天蓼(またたび)」で夕食をいただきます。

奥飛騨ガーデンホテル焼岳 宿・ホテル

前菜は「季節の七点盛り」です。素朴な味ですが、どれも心にじんわり染み渡るうまさです。

御造りは、左から「奥飛騨サーモン」「チョウザメ」の刺身です。「さしみこんにゃく」も添えられています。

チョウザメの刺身は初めていただきましたが、クセも脂っこさも無く、美味しかったです。

「豚角煮」です。味がしっかり染みた角煮は、箸で持ち上げると身がホロホロと崩れる柔らかさです

酢の物は、ぜんまいやわらびなどが入った「山菜白あえ」。さっぱりといただけます。

真ん中の鍋に火が入りました。

別注の「岩魚の骨酒」が来ました。旅行に来た際の、僕の定番の品です。

娘が注いでくれました。グビッと一杯．．．はあ、うまい．．．

台の物は、「飛騨牛一口ステーキの朴葉みそ焼き」。本日も飛騨牛！

真ん中の温泉せいろで蒸されていたものを取り出します。

右は見たとおり、豆腐。左は．．．

「彩り野菜のクリーム包み蒸し」です。

包まれた紙を開くと、中から色鮮やかな野菜と牛肉が現れました。相変わらず肉が柔らかくて美味い。

豆腐もただの豆腐じゃなく、胡麻豆腐です。

別注した「すっぽん鍋」。娘が「食べたことないから、一回食べてみたい」ということで、今回チャレンジ。しっかりした歯ごたえのある身の部分と、コラーゲンいっぱいのトロトロした身の部分、これらを同時にしっかり味わえました。

それにスープが美味しい！身を食べ尽くした後は、このスープを肴に岩魚の骨酒をグビっ。

蒸し物は「パイ包み」。

スプーンでパイを破って中を探ると中身はビーフシチューで、ゴロっとした肉の塊が出てきました。この肉も柔らかくて美味しいです。

飛騨牛が焼き上がりました。僕は焼きすぎが嫌いなので、レアでいただきます。

自家製味噌を乗せてパクリッ。 味噌の甘さと香ばしさが肉の美味さを倍増させ、お酒だけでなく白飯が欲しくなります。

囲炉裏の鍋が出来上がりました。これを見てると、日本昔ばなしを思い出します。

「ぼうや～良い子だ金出しな～」

きのこや野菜が入った「蕎麦の実の雑炊」。あっさりしたお味です。

揚げたての「天ぷら」が運ばれてきました。サクッとした適度な食感の衣をまとった中身からは、素材の味を活き活きと旨味を感じます。

お食事は「野沢菜の混ぜご飯」です。最後にさっぱりといただける、嬉しい品です。

デザートはフルーツでした。

美味しかった夕食の後は、ちょっと外へ出てみます。

目的は、宿の敷地内で冬季限定で開催されている「氷柱のライトアップ」の鑑賞。

駐車場を歩いて会場へ。

キハ27系のために敷かれた線路が、駐車場にまで延びています。その線路の上を歩く妻と娘．．．浪漫を感じるなあ。

“線路の軋みは似てる 旅人の叫び声に”

会場に到着しました。おそらく、だいぶ溶けてしまっている感じです。

それでも氷の祭典は、見ている僕たちを圧倒させます。

綺麗です。

もっと雪が多いときは、凄かったんだろうなあ。

寒くなってきたので、そろそろ宿へ戻るかな。

列車の入ることのない線路。哀愁を感じます。

20時からキハ27系のカラオケを予約していました。

妻には「カラオケ好きの娘にサプライズプレゼントで」と言っていましたが．．．本当は僕が利用したかっただけです。

国鉄車両のあの独特の匂いはありませんが、床、天井、壁、窓、全てが懐かしく心落ち着かせる空間。

たっぷり2時間のカラオケを楽しんだ後は、風呂三昧、そして毎度おなじみの晩酌を楽しみました。

【3日目】
朝5時過ぎに目が覚め(またかよ！)露天風呂を楽しんだ後は、7時から朝食です。

こちらは会場前の飾りつけ。

会場の入口ではきなこ餅が無料で振舞われていました。

餅大好きな娘は「ここで腹いっぱいにする気か！？」というくらいいっぱい食べてました。

シンプルな献立ですが、どれもこれも白飯をグイグイいっちゃう品々です。

玉子焼きがもっと欲しいなあ。

コンロでは、昨日と同じく「朴葉味噌」が焼かれています。これをオンザライスでいただくと．．．美味すぎて食べ過ぎちゃう！誰か僕の箸を止めて！

もうひとつのコンロでは出来立てアツアツの豆腐が出来上がりました。右側の餡を掛けていただきます。

朝食を終えると、出発の身支度。こちらは部屋から眺める朝の景色です。心地よい寒さが目を覚まさせ、心をすっきりとさせてくれます。

旅行の最終日、今回最後のアクティビティへ向けて、8時には宿を出発しました。

1日目に来たルートを逆戻りし、中央道の《諏訪湖サービスエリア》で休憩です。

諏訪湖サービスエリア 道の駅

店内はたくさんの人で賑わっています。

こちらには温泉施設もありました。

ここから諏訪湖を眺められます。

あれ、この景色見たことあるぞ？(先月の白骨温泉の帰り)

都内に入りました。次は《石川パーキングエリア》で休憩。

石川パーキングエリア 道の駅

こちらも結構混んでいます。

さて、宿を出発して6時間、途中で事故渋滞に巻き込まれ、予定よりも2時間近く遅れて東京の浅草に到着。

今回は初めての体験型脱出ゲーム《エスケープハント東京浅草》を楽しみにやって来ました。写真の真ん中に写っている、全面ガラス張りのビルの中にあります。

ビルの6階にあります。

ストーリーが面白そうだったので今回は「消えた花嫁」というコースを予約していましたが、店員の方いわく、このコースが最も難易度が高いとのこと。店員の方の「大丈夫ですか？」の心配に対し、家族3人揃って「大丈夫じゃないです！」と元気に返答。

ネタバレになるので内容は書きませんが、とても面白かったです。ただやっぱり一番難しいだけあって、何度もヒントをいただきながらも結局はクリア出来ないという、悲惨な結果に終わりました(トホホ)

くそう、今度は別のコースでリベンジするぞ！

外ではマリカートが快走。

雷門に寄ってみました。すごい混雑です。

雷門 (風雷神門) 名所・史跡

ちょうちんドーン！

仲見世通りを歩いて浅草寺に行こうかと思いましたが、あまりの混雑に断念。

最後は京葉道の《パサール幕張》へ。

Pasar幕張 道の駅

ここのフードコートで夕食をいただきます。

《麺大将》のラーメン。こってりしていて、なかなかのお味です。

さて、今回の白川郷・飛騨高山も充実した大満足の旅。ただ他にも巡りたかったスポットや時期外れのためやれなかったアクティビティがありました。それらは次回の楽しみに残しておき、今度は暖かい季節に訪れたいと思います。

さあ、3連休も終わり！また明日から仕事がんばるぞ！ (来週もまた旅行に行くけど)

8編に渡る長編でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

麺大将 Pasar幕張 グルメ・レストラン