2016/01/01 - 2016/01/04
59位(同エリア97件中)
れおんさん
ある日の夕食時。家族旅行を決める会話にて。
娘「日光江戸村に行きたい!」
妻「眺めのいい露天風呂に入りたい!」
僕「鉄博に行きたい!」
妻と娘「はあっ?(いつでも行けるやろ)」
と言うことで、日光江戸村と絶景露天風呂を巡る旅に決まりました(僕の鉄博は?...)。まあ、僕もどちらも好きなのでいいんですけどね。
行ってみたい宿の中から、絶景露天風呂のあるところをチョイス。日光江戸村と、娘を連れていきたいと思ってた会津若松の両方を3泊4日で巡ることにしたのですが、栃木県→福島県→栃木県と行ったり来たりする変なコースになってしまいました。でも家族みんな大満足の旅行となったので、結果オーライとと言うことでお願いします(誰に?)。
前・中・後編の3編にわたるとても長い旅行記になってしまいましたが、どうぞ最後までお付き合いください。
[こちらは中編です]
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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[これより前は前編をご覧ください]
さて、次に訪れたのは日新館から車で20分の《鶴ヶ城》。車はこちらの《鶴ヶ城会館》に駐車します。ちなみに駐車場は有料ですが、ここで食事や買い物をすると無料になります。鶴ヶ城会館 グルメ・レストラン
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中は土産物屋になっていて、食事を摂ることもできます。
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ちょうどお昼時なので、館内にある『食事処 二の丸』で昼食をいただくことにします。ちなみに同じ館内にはフードコートもあり、そちらも良さそうな感じでした。
二の丸 グルメ・レストラン
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そば・うどんがメインですが、会津の郷土料理もいただけます。僕は会津名物の「ソースカツ丼」、妻は「温かいそばとミニソースカツ丼のセット」、娘は「温かい天ぷらうどん」(またかい!)を注文。
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10分ほど待って料理が来ました。配膳されるや否や、写真を撮ろうとする僕の制止も聞かず娘がいきなりがっつき始めます(はやっ)。
娘「うんめーっ!」
僕もちょっとおつゆを飲んでみましたがが、確かに美味しいです。それに、ちょっと今まで味わったことのない風味を感じました。いったいなんだろう? -
妻のセット。結構ボリューミーです。
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僕のソースカツ丼。厚さ2cm近くもあるとんかつが載ってます。最初にカツを一口パクリ。衣にまとった少し甘めのソースが、程よくやわらかい豚肉の旨みととても合います。そしてキャベツ、次にソースのからんだご飯。これは病みつきになります、本当に美味いです。
長野、群馬のソースカツ丼も食べたことがありますが、僕はここ会津のソースカツ丼が一番気に入りました。ちなみに、妻は長野(駒ヶ根)のソースカツ丼がお気に入りだそうです。 -
大満足の昼食を終えた後、鶴ヶ城会館の裏側から外に出て、鶴ヶ城に向かいます。写真は出てすぐ横にある池です。
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大きな石垣に囲まれたお堀沿いの道を歩いていきます。
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途中にあった『本丸茶屋』。
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店先では焼き団子が売られています。美味しそう。
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少し歩くと天守閣が見えてきました。通り沿いの木は梅?きっと春先には見事な花が通りを彩るのかな。
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近くまで来ましたが、いつ見ても立派な天守閣です。空は少し曇っていますが、それがこの白いたたずまいと不思議に調和しています。
鶴ヶ城 (若松城、鶴ヶ城城址公園) 名所・史跡
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天守閣の中に入ってみたいと思います。
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天守閣から眺める会津若松の景色。うっすら雪をかぶった山々に日の光が差し込んで、ちょっと幻想的な雰囲気になっています。
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中にあった模造刀を握り、振り具合を確かめる娘。さまになってます。
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天守閣から降りた出口の先、裏側から撮った写真です。
僕たちが訪れた2、3日前までは雪が積もっていたようですが、すっかり溶けてしまってます。雪化粧した鶴ヶ城を見たかったなあ。 -
先ほどの《鶴ヶ城会館》に戻り、ここで色々と土産物を購入。
さて、そろそろ時間なので、今夜の宿に向かいます。 -
日新館から車で40分、今夜の宿、福島県芦ノ牧温泉の《大川荘》に着きました。玄関には宿の方が3、4人が控えていて、到着客を迎え入れてます。
コスパはすごく良いと思います by れおんさん会津芦ノ牧温泉 大川荘 宿・ホテル
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玄関前の通路。
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その下には小さな池があります。
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なんか、思ってたよりも豪華です。
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いよいよ中に入ってみます。
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いきなり度肝を抜かれました。地下1階に池と川があります。これを見た瞬間、家族そろって「おおーっ!」と声をあげてしまいました。
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娘が下りてみましたが、なんだ?真ん中の舞台は!?落語でもするのかな。
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僕も下りてみます。なんか、凄い回廊です。
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こちらはロビーからラウンジに続く通路。予想以上に豪勢な造りの宿なので、驚きました。
15時少し前に到着した時にはすでにたくさんの人がロビーにいたため、チェックインまで10分ほど待ったのですが、色々と見て驚いて感動してたので、待つのが全然苦じゃなかったです。 -
チェックインが終わり、部屋に案内されます。今日の宿泊棟は、なんと昨日の宿と同じ名称の「月見亭」。もちろん建物の造りは全く違いますが、よくある名称なのかな?
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部屋は12畳で純和室のありふれた造りですが、なんだかホッとする落ち着く部屋です。昨日、今日となかなかハードなスケジュールでちょっと疲れたので、少し部屋で休憩しました。
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さて、小一時間ほど寛いだら元気が出たので、館内を探検がてら風呂に行くことにします。 まずはお土産屋です。
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なかなかの品揃えで、ここだけでお土産を済ませられそうです。
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ふと気が付けば、ロビーに優雅な三味線の音色が響いています。音のする方に向かうと、なんと先程の舞台で生の三味線演奏をやっています。しかも演奏しているお姉さんがお美しい...(ちょっとお茶しませんか?)
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三味線の優雅な音色が響く中、ラウンジに行ってみます。ビールを飲んで早くも出来上がっちゃってるおっさんおばさんグループ、孫を連れ談笑している3世代家族、みんな楽しそうに思い思いに寛いでいます。
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ラウンジの入口です。手前では喜多方ラーメン、暖簾でかくれてますがその隣では甘酒が無料で提供されています。
まずは甘酒を...ほんのりした甘さとアルコールが、疲れた体に染み渡ります。次は喜多方ラーメンを...うほっ、美味い!ちょうどよい歯応えのちぢれ麺に、あっさりだけどコクのあるスープがからんで、何杯でもいけちゃいそうです。
でも我慢ガマン、夕食はバイキングだし、今食べたらお腹いっぱいになっちゃ...って、あーーーっ、妻がいっぱいおかわりしてるし(どんだけ食うねん) -
ラウンジ奥の囲炉裏では、こんにゃくの味噌田楽と椎茸の網焼きが振る舞われています。うーん、ここでお腹いっぱいにしたくないけど、食べずにはいられない...。
囲炉裏で椎茸を焼いていた宿の方が、「この椎茸、うちの女子社員の実家で採れたものなんです。美味しいですよ。」と楽しそうに話してくれました。一口食べてみると、確かに美味しいです。なんだかここの宿の方はみんな親切であったかくて、この宿を選んで本当に良かったと思いました。 -
三味線お姉さんのバックショット。うなじも美しいです(見えるんか?)
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このままだとお腹いっぱいになってしまうので、そろそろお風呂に行くことにします。大浴場は、ラウンジ横の暖簾の先にあります。
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こちらが大浴場です。2、30人は余裕で入れる大きさです。
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大浴場の隅に階段があり、そこを下るとこちらの露天風呂に出ます。この宿自慢の「棚田式露天風呂」で、渓流に向かって3つの岩風呂が段々に配置されていて、なかなか風情のある造りになっています。
明るい時間に写真を撮れなかったのが残念ですが、とても眺めの良い露天風呂でした。 -
一番上の湯船から順に湯温が高くなっていくようで、一番下の湯船は結構な熱さでした。知らずにいきなり一番下の湯船に入った僕は、思わず「あぢーっ!」とすぐに出てしまいましたが、上から順に浸かって体をならしてから入るととっても気持ち良かったです。
身も心もポカポカにあったまりましたので、そろそろ上がることにします。 -
風呂上がりには、この奥にあるエステサロンで生まれて初めて足つぼマッサージを体験しました。足裏を気持ち良くモミモミされるのかと思ったら罰ゲーム並みにグリグリとされ、痛いのをぐっとこらえていましたが、どうしても耐えられなくて2ヵ所で「あひーっ!」と奇声を...(ハズカシイ)。
どうやら肝臓と下腹部が良くないそうです。下腹部...うーん、最近とくに使ってないのに...そうか、使ってないからダメなのか...(なに言ってんだ俺は)。 -
夕食までにはまだ少し時間があるので、もう1つの露天風呂に入ることにしましたが、その途中にポツンと臼がありました。
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もう1つの露天風呂へは、木造の階段を下っていきます。昔の湯治場のような感じですごく雰囲気が出てるのですが、とにかく寒い!この階段は防災の関係上、暖房を入れてないそうです。
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階段をグングン下っていきます。それにしても寒い!でも安心してくださいっ、エレベーターもありますよ(ネタが古い)。
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ここから露天風呂に入ります。
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もう一つの露天風呂、「空中露天風呂」です。渓流にせり出すように作られています。すでに暗くなっているので渓流は良く見えませんが、せせらぎの音ははっきりと聞こえます。
ここに来るまでの階段で体が少し冷えましたが、湯にゆっくり浸かると...はあっ、まさに天国です。
ちなみにこの露天風呂は20時までで、それ以降は予約制の貸切になりますので注意してください。 -
先ほどのラウンジですが、今は誰もいません。
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夕食の時刻になりました。こちらの「かわもの厨」でバイキングをいただきます。
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好きなものをいっぱい食べられる、と娘は大喜び。美味しそうな料理がたくさん並んでいて、どれにしようか迷いまくりです。
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ライブキッチンも備わっていて、手前ではステーキ、その隣は天ぷら、ずっと奥には握り寿司の出来立てをいただけます。また写真には写っていませんが、ちょうどこの後ろでは海老などの炭火焼もありました。
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こちらのテーブルに案内されました。
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僕のトレーです。完全に好きなものだけしか載せていません。一番気に入ったのは右上のステーキ(柔らかくて美味しい!)と、皿の右下にまぐろと一緒に写っている鯨の尾の身のにぎりです。
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こちらは妻のトレー。うーん、見た目が微妙。ちなみに妻が椎茸だと思って取って食べた天ぷらが、なんと中身がまんじゅうでびっくりしてました(そりゃそうだ)。知らずに食べると驚きますが、改めて味わってみると美味しいです。
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バイキングを一番喜んでいた割には、えらく貧相な娘のトレー。
妻「えーっ!?もっと食べなよ!」
娘「いいのいいの」
さっさと食べ終え再び料理を取りに行った娘、お腹空いてないのかなあと思っていると、今度はフルーツなどのデザートをどっさりと皿に盛って戻ってきました。
ああ、そっちを食べたかったのね。こんなにいっぱいデザートを食べられることなんて普段ないし、まあ好きなだけ食べてください(よかったね)。 -
この夜は20時半から餅つきのイベントがあり、食事を終えた僕たちも見学してみます。
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最初は宿の方がつきはじめ、途中からは宿泊者に代わったのですが...
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ご覧のとおり、老若男女が入り乱れての大騒ぎ。楽しい餅つき大会になりました。
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ついた餅はその場でいただけます。すごく美味しかったらしく、娘はさっきのバイキングでしこたまデザートを食べたにもかかわらず、ここでもモチを5個もたいらげました(よく食うなあ)。
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餅を食べなかった僕と妻はちょっと小腹が空いたので、餅つき会場の横にあるこちらの居酒屋に入り、喜多方ラーメンを注文。
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店内は先客が1組だけでした。まあ、夕食の後だしね。
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まさに正統派のラーメン、あっさりとしたお味で、酔っ払っていても何杯でもいけそう。
お腹がはちきれんばかりにいっぱいになった僕たちは、もう一度風呂に入ってから寝床に入りました。 -
【3日目】
翌朝は5時半に目覚め、そのまま露天風呂へ。そのあと7時からはこちらの会場で朝食をいただきます。 -
大きなホール、天井も高いです。
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僕のトレー。相変わらず好きなものしか取っていません。しかも卵料理が3個...。おまけにこの後も温泉卵を3個食べたので、朝から卵を6個も食べてしまいました。
栄養バランス完全無視の朝食をいただいた僕たち、8時にはチェックアウトして再び栃木県に向かい出発しました。 -
大川荘から車で1時間半、栃木県に戻ってきて那須高原の《つつじ吊橋》に来ました。
ここは紅葉時期のつつじが見所のようですが、当然1月のこの時期に紅葉はないです。こちらの立て札に従い、駐車場から吊橋に向かいます。つつじ吊橋 名所・史跡
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木製の遊歩道を進みます。今は周囲の木々は枯れていますが、きっと紅葉の時期には綺麗に色づくのでしょうか。
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《つつじ吊橋》に到着。橋の上からは那須高原の雄大な景色が一望できます。
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ちょっと向こう側へ渡ってみます。
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渡ったものの特にすることもないので、また戻ります(なんだそりゃ)。
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こちらは、つつじ吊橋から車で数分の史跡《殺生岩》です。駐車場からはこの橋を渡ります。
殺生石 名所・史跡
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ここから遊歩道が続いています。
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草木もなく山肌が剥き出しとなっている辺り一帯には、硫黄の匂いが立ち込めています。
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たくさんのお地蔵さんが並んでいます。
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もう少し先に進むことも出来ましたが、連日の観光でちょっとお疲れ気味の僕たちはここで引き返します。
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硫黄のにおいの出所はこちらです。
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殺生石から車でわずか1分以内の《那須温泉神社》に来ました。車はその前にある、那須高原案内センターの駐車場に駐車です。
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この先が神社です。
那須温泉神社 寺・神社・教会
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ちょっと長い参道と階段を進みます。
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大きな鳥居がありました。
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またさらに進みます。気が付けば、娘が半袖姿に。
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「温泉神社」って言うので、観光客向けのなんちゃって神社かと思ったら、平家物語の那須与一にもゆかりのある由緒正しい神社でした(失礼しました)。
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『那須トレジャーストーンパーク』に来ました。
トレジャーストーンパーク 名所・史跡
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こちらは「宝石探し」が楽しめる施設です。
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さあ、宝石捜すぞー!と思って中に入ったら大混雑。かなり待つとのことなので、早々に諦めて退散しました。
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なので、時間が少し出来たため《道の駅 那須高原友愛の森》に立ち寄り。
那須高原友愛の森 道の駅
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トイレ休憩をかねて、少し中をお散歩。
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でもお店は全部閉まってました。
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こちらは那須サファリパークの近くにある《戦国武将ショップ》です。戦国武将のグッズが欲しい、という娘のリクエストでやって来ました。
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中では戦国武将や新撰組、幕末の志士に関わるグッズが売られています。娘と僕はお互い好きな武将の家紋、六文銭の模様が水晶に彫られた天然石のブレスレットを購入。
ちなみに娘は幸村派、僕は昌幸派です。なので、僕は昇り梯子の模様が良かったのですが、さすがにそれはありませんでした。 -
お腹が空いたのでランチにします。戦国武将ショップから車で10分ほどの、《Hamburger Cafe UNICO》に来ました。こちらはカフェだけでなく、アクセサリー販売やその体験工房も兼ねています。
「UNICO」の「I」を手で隠して、
娘「なんて読むー」
あほなことを言ってます(お店の方ゴメンなさい)。Hamburger Cafe UNICO グルメ・レストラン
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こちらで注文し、先に支払いを済ませます。もちろんハンバーガーをいただくことにします。
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支払いを済ませると、店の奥に案内されます。
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こちらが飲食スペース。
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手作り感がいい雰囲気を出してるお店です。
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僕が注文したお店一押しの「UNICOバーガー」のセット。那須和牛のハンバーグ以外にもカリカリに焼いたベーコン、半熟目玉焼き、濃厚なチーズに新鮮な野菜が入っていて、結構なボリュームです。さらに娘からもらったトマトとオニオンも追加すると完全にタワーとなり、えらいことになってしまいまいした。
このままでも美味しいのですが、自家製のケチャップとマスタードを加えると、味が変化してこれまた美味しかったです。というか、自家製のケチャップはトマトの自然な甘みが活きてて、すごく美味しい!
あとこのフライドポテトは妻が大絶賛してて、残ったやつをバーガー袋に入れて持ち帰り、車の中でずっと食べてました。
[続きは後編をご覧ください]
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旅行記グループ 3泊4日 栃木県と福島県 絶景露天風呂を巡る旅
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