2017/02/17 - 2017/02/17
184位(同エリア520件中)
windyさん
- windyさんTOP
- 旅行記106冊
- クチコミ102件
- Q&A回答0件
- 60,747アクセス
- フォロワー7人
2017年2月、そろそろ休みをとってどこかに行きたい。そんな思いがよぎった冬。
取れる休みの都合上から行きついた旅行先はスリランカ。
母親と共に、人生初 皆でバスに乗って観光する、いわゆる『ザ・団体ツアー』に参戦。
ベテランガイドとベテラン(年齢的に)ツアー客と共に行ってきた、
『大満喫スリランカの旅6日間』(実質4泊6日)、ぼちぼちお届けしております。
(↑ツアー名であって、私が名付けた訳ではありません)
※今回は、3日目午前、このツアーのメインともいえる、シーギリヤ ロック編です。
【1日目】AM関空→バンコク経由(タイ)→深夜スリランカ・コロンボ着
【2日目】ホテル→アヌラーダプラ観光(世界遺産)
(スリーマハー菩提樹、ルワンウェリセーヤ仏塔、イスルムニア精舎)
→シギリヤ2連泊
※【3日目】午前 シーギリヤ ロック登頂
午後 ポロンナルワ観光
(ガル・ヴィハーラ、ランカティラ、クウォードラングル)
【4日目】午前 ダンブッラ観光
午後 キャンディ観光(仏歯寺、キャンディ湖、キャンディアンダンス)
キャンディ泊
【5日目】午前 ピンナラワ(象の孤児院)観光
午後 コロンボ市内観光(ガンガメヤ寺院、ゴール・フェイス・グリーン)
→夕食後、空港へ
【6日目】深夜 コロンボ発→バンコク経由→夕刻:関空着
『旅行諸費用(現地利用除く)』
ツアー代金:99800円
空港税等:8540円(当時燃油不要)
ビザ:約4000円(ドル:個人取得)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
【シーギリヤ ロック(世界遺産)】
旅行3日目は、朝から、本ツアーのハイライト、世界遺産でもあるシーギリヤ ロックの観光に出発。
標高約370m、岩そのものの高さは約195m。
5世紀にカッサパ1世によって建造された、岩上の王宮跡。
一体全体なんでそんなところに王宮を…とお思いでしょうが、なんでも、このカサッパさん、クーデターを起こして父を殺して王権を奪取するんだけど、お母さんが一般庶民の出身。
このままじゃ、王族出身の母を持つ弟にいつか王位を奪われちゃうかも、とビビりまくり、首都であったアヌラーダプラを離れ、ここなら弟がせめてきても大丈夫だろうってことで、岩山の上に王宮を立てたんだって。
ま、結局、最終的には攻めてきた弟に負けて自害しちゃうんだけどね。
(なにこの韓流時代劇みたいなパターン(;^ω^))
その後、都は再びアヌラーダプラへ戻るので、こちらは徐々に衰退。
王亡き後は修道院として1世紀ほど存在していたらしいけど、その後16世紀ぐらいまでは記録すら残されていないんだって。いやでも、良かったよね、カッサパさんに感謝しないとね。
今や世界中からこれ見たさ、登りたさに観光客が来るんだもん。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
え~、そんなこのツアーのハイライト、シーギリヤロック。
後述でも触れますが、朝早めに登らないと大混雑するとのことで、8時過ぎぐらいには到着。
するとチケットブースを抜けた所で爆音で国歌?と思われる歌が流れ出したため、スリランカ人が一斉に(職員含め)立ち上がり国歌に集中。
曲が終わるまで私達もしばし待機。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
国歌も終わり、元都だった場所を歩くとその先には…
シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
正面にデーンとそびえたつ、シーギリヤロック。
朝はすこぶる天気が悪くて曇天っぷり甚だしいですけども…。
正直、ここだけは晴れなきゃいけない所なんですけども…。
まぁ、自分の日頃の行いが影響しているのであれば、
それは仕方が無いです、マジで…(;´・ω・)。
とりあえず雨じゃなくてよかったってことで、Let's Go!!(後半晴れる)シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
さぁ、いよいよ登りが始まりますよ~。雰囲気ありますね~。
ちなみに、私たちはツアー代金にコミでしたが、こちらの入場料、4500ルピー。日本円にして3000円以上。(敷地内博物館料金込)
これに対してスリランカ人は50円ほど。超ド級の外国人価格。
絶対足元みてるわ~。だってここまで来て入場料高いからって入らないって選択肢無いもん~。
タージマハールの時も相当差があったと思うけど、インドのことを相当ディスってる割には、こういう所は真似しちゃうのかしら…。
まぁでも、維持するのにお金は必要だし、仕方ないか。
…とりあえず入場料はコミなので、気にせず登りまっす!シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
半分より少し手前ぐらいまで登ってきました。天気は回復傾向。
先ほど天気が悪いとか言いながらも撮影していたのが場所が↓の所なので、結構上がってきてます。
見た目は険しい岩山ですが、ほぼ階段オンリーで登れます。
ガイドさん、ツアー人数が多い&お年を召した方も多いとのことで、この登頂を非常に心配して、到着日からずっと、
「(ツアーの)人数が多いけど、ガイドは私一人しかいない。人が多くて大変だけど、皆一緒に登りたいので必ず一緒に行動して下さい」と連呼。
上りと下りの道がそれぞれ違うため、絶対に頂上の手前(下りの道のある所)までは、登りきらないといけないのです。
しかし、昨日のお寺巡りの際、疲れて寺の観光をせず入口で待っていた人が多数いたため、心配して
「登れなさそうという人は、事前に付き添いの人を雇うこともできますので言ってください」
と言っていたのですが、結局誰も雇わなかったので、ガイドさん自らここで一人臨時の男性を雇い、メンバーがはぐれないように配慮していました。(実際途中で歩けない人が出てきた)
先ほどスリランカ国家を歌っているスリランカ人の中には、こうした手伝いでチップを稼ぐ人たちや、勝手に介添えしてチップをせがむ人もいるそうなので気を付けて。
私たちの場合は、既に一人雇っているし、超ベテランガイドがいたため手を引いたのか、よって来る人はいませんでしたが、一旦差し出された手をとってしまうと厄介なことになるみたいです。
もちろんいた方が良いこともあると思うので、そこはご自身でご判断を。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
それでは、今回の目玉の一つ、シーギリヤレディを拝みに行きましょ~。
岩山に描かれたフレスコ画である"シーギリヤレディ"の洞窟まで、
また階段での登りが続きますよ~。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
こちらがそのシーギリアレディ。
イギリス統治下の1875年に、イギリス人によって発見された壁画。
シーギリヤレディとは、天女のことを描いているとのことらしいですが、正確には不明だそう。
当初は500体ほど発見されたものの、風化が進み現在は18体だけしか残されていないんだって。シーギリヤ レディ 洞穴・鍾乳洞
-
あ、ちなみに、こちらのレディたち、実物は撮影厳禁のため、登頂後、
ふもとにある博物館内のレプリカを撮影したものです。
一昔前までは実際のレディも撮影可能だったようなのですが、劣化が激しくなり禁止され、代わりに博物館のレディが撮影できるようになったんだって。(それまでは博物館の方が逆に写真不可だったらしい)シーギリヤ レディ 洞穴・鍾乳洞
-
レディを見学したあとは、更に登って、ようやく頂上の一歩手前までやってきました。その名も「ライオンテラス」。
本当の頂上は、皆が列をなして上がっている階段の先ですが、ここまで来れば下りの階段に行くことができるので、こっからは任意で上がりますライオンテラス 史跡・遺跡
-
先ほどの写真ではわかりにくいのですが、ライオンの足が双方にあり、間の階段から上がります。
ツアー客のうちの3割は頂上には行かずここで休憩タイムですが、私と母はこのまま登頂~♪ライオンテラス 史跡・遺跡
-
上からみるとライオンの足(水色の↓)の間に階段があるのが少しはわかっていただけるかな、と思います。
ちなみに紫の矢印の小屋みたいなところは救護室なのですが、なんでも、季節によっては蜂が大量発生して、観光客の大声に驚いて襲い掛かったりするそうで、その際に逃げる所なのだそうです。ライオンテラス 史跡・遺跡
-
こんな感じで蜂の巣がぶら下がってるんですね。
ガイドさん曰く「(某大陸の団体客は声が大きいので)蜂がビックリしてたくさんの人が刺されたことがあるけど、今は(蜂も大陸の人も)いないから大丈夫」とのことでした。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
ということでついに頂上に到着です~。
他に高い建物がないからキレイに見渡せます。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
来た道が見えてます~。見渡す限りの森林です。
シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
しばし景色に癒されます。
シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
こちらが王様が座っていたとされる椅子。
この眺めを見ながらまったり癒されていたのか、
それとも弟の襲撃にビビって毎日見張ってたのか。
それではそろそろライオンテラスに戻ります。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
ライオンテラス~頂上への階段には、野生のサルがたくさんいます。
親子でフツーにノミ取りしてたります。
(きっちり餌付けされちゃってるみたいですが)
餌らしきもの持っているととられかねないので気を付けてください。
どうでもいいけど、あの奥の丘の上から見たら、シーギリアロック、
よくみえるだろうな~。シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
さぁ、ということであっという間に降りてきました~。
大体入場口からシーギリヤレディの見学含めライオンテラスまでが1時間程。(レディ見学は混雑するので結構時間かかります)
頂上までの階段もレディほどではありませんが混みあうことが多いので15分程かかりますが、降りる時は5分程度で降りてこられます。
(上り下りは区別されているのですれ違いで困ることはありません)
ライオンテラスからは下山用の別ルートがあるので、こちらの岩のふもとにあるコブラ岩(コブラの頭っぽい)までは大体20分程。
私たちが降りてきたころ、ちょうど10時過ぎ頃だと思うのですが、そのころの岩への入口の階段は人であふれており、渋滞どころか完全に動きが止まっていました。
地元の学生と思われる子供たちも大勢いたので、暑さ対策のためにも、とりあえず早めに登ることをお勧めします。
もしくは夕方前の涼しい時間帯に登れば日没が観れていいかもしれませんが、暗くなる前に降りないとかなり危ないかも。
(開いているのかわかりませんが)シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
コブラ岩の近くでコブラを見せているおじさん。
もちろん有料。(ツアー客の方が払っていたので便乗させて頂きました)シーギリヤ ロック 自然・景勝地
-
シーギリヤロックの裏側。(来た所とは反対側の駐車場エリア)
ここからバスでピックアップされ、再度入口側に戻り、博物館へ行き、
昔の王宮や都がどのようになっていたかジオラマを踏まえて説明をガイドさんから聞き、先ほども載せた、レディを撮影。
これにて、今回のツアーハイライト、シーギリヤロック編、終了です~♪シーギリヤ ロック 自然・景勝地
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
スリランカ6日間(2017年2月)
-
大満喫スリランカ6日間の旅Ⅰ~出発
2017/02/15~
コロンボ
-
大満喫スリランカ6日間の旅Ⅱ~アヌラーダプラ
2017/02/16~
アヌラダプーラ
-
大満喫スリランカ6日間の旅Ⅲ~シーギリヤロック
2017/02/17~
シギリヤ
-
大満喫スリランカ6日間の旅Ⅳ~ポロンナルワ
2017/02/17~
ポロンナルワ
-
大満喫スリランカ6日間の旅Ⅴ~ダンブッラ
2017/02/18~
ダンブラ
-
大満喫スリランカ6日間の旅Ⅵ~キャンディ
2017/02/18~
キャンディ
-
大満喫スリランカ6日間のⅦ~紅茶工場とピンナワラ(象の孤児院)
2017/02/19~
その他の観光地
-
大満喫スリランカ6日間の旅Ⅷ~最終回(コロンボ&帰国)
2017/02/19~
コロンボ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シギリヤ(スリランカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シギリヤ(スリランカ) の人気ホテル
スリランカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
スリランカ最安
609円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ スリランカ6日間(2017年2月)
0
21