ロンドン観光地巡りと人に会いに行く旅（１：NH211便で出国編）

2017/11/11 - 2017/11/11

義妹がロンドンに滞在することになって、にわかに浮上したロンドン旅行。実際に義妹が渡航する前にこっちがチケット手配しちゃうほどの前のめり感（笑）でも現地に頼れる人がいると安心感も違うもの。そして僕の後輩もロンドンに滞在してるということが分かってさらにびっくり！僕らの旅行では珍しく、観光だけじゃなくて人に会うのも今回の旅行のテーマだ。

【今回の行程】
●11/11（土）：東京⇒（飛行機）ロンドン
　11/12（日）：美術館・博物館めぐり
　11/13（月）：バッキンガム宮殿周辺、アフタヌーンティ
　11/14（火）：大英博物館、タワーブリッジ
　11/15（水）：買い物、ロンドン⇒（飛行機）
　11/16（木）：東京着

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

北海道に爆弾低気圧があったり、静岡で竜巻情報が出てたりとちょっと騒がしい11日の朝、07:10に自宅発。ちょっと風が強いかな？

新宿から品川に向かう最中に恵比寿で人身事故。乗ってた山手線は幸い無事だったけど、恵比寿の手前には足止めを食らう成田エクスプレスが。今日の出国便は羽田発、もし成田便だったら間違いなく巻き込まれただろうなぁ。。。

9時過ぎに羽田空港について、09:20チェックイン、09:30保安検査。大して混んでなくてサクサク進む！

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

今回の搭乗便は全日空211便、シップはB777-381のJA791A号機だ。ロンドン線によく投入されるこの機体は、エコノミークラスが2+4+3列というちょっと珍しいタイプ。個人的にはよくできた配列だと思うのだけど、残念ながら流行らなかった。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

混んでるラウンジで一休みしたのち、予定より少し遅れて11:40に搭乗。機内はちょっと寒いのが相場だけど、今回はちと暑い。まぁ、じきに涼しくなってくるだろう。油断は禁物だ。

シートモニタに映る今日の飛行ルート。改めて見るとロンドンって遠い。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

予定より20分ちょっと遅れの12:03にドアクローズ。広い空港内を移動して、12:27にC滑走路からテイクオフ！新木場を横に見ながらグングン上昇中。

怪しげな雲が広がってたけど、その上に出てしまえば揺れもなくて快適快適。しかし飛行機が苦手な妻は手に汗じっとりだ（笑）

出発後の機長のアナウンスによれば、遅れの原因はタイヤのキズで、1本を交換していたとのこと。

葛飾区あたりを下に見ながら・・・

筑西市のあたり。中央を横切るのは鬼怒川、そして左奥に渡良瀬遊水地が見える。

大田原市上空。左手に見えるシワシワな地形は河岸段丘だろうか？タモリさんに聞いてみよう（？）

ドリンクタイム。国際線のお楽しみ、かぼすジュースをいただく。

14:00、ロシア上空に差し掛かったころに食事タイム。「鶏から揚げ」と彩り野菜弁当。数少ない機内のイベントの一つなので、じっくりと味わうことにしよう。

…と食事が配られたころに突然の強い揺れ！悪路を走るジープ（乗ったことないけどｗ）のような揺れが続く続く。カートからプラコップの山が倒れてきて、僕のカトラリーもテーブルからポロリ。飲み物を配っていたCAさんも思わずギャレーに退避。手元にまだ飲み物がなくてよかったぁ。。。

窓の外には、ロシアを代表する大河のひとつアムール川。

そのほとりにある、その名もアムールスクの街。見るからに寒そう。。。

そんな寒そうな景色を眺めながらいただく、名物カチコチアイス。手で暖めている間に手もヒンヤリ。

お腹いっぱいになったら消灯タイム。日本はまだまだ昼間だから、寝ようったってそう簡単には。。。zzz。。。

（ここからイギリス時間）

13時すぎ、おしぼりが配られた後に2回目の食事タイム。パンケーキとポーチドエッグの他に和食もあったけど、「パンケーキがおすすめですぅ～」と言われたあたり、和食は人気だったのかも。

飛行機はフィンランド中部、ヴァーサのあたりを飛行中だ。

スカンジナビア半島上空を進む飛行機。眼下はノルウェーとスウェーデンの国境、Lelang湖とStora湖が見える。

あぁぁピンボケ。風力発電所が見えてきたら、イギリスはもうすぐだ。

いよいよ見えてきた！ロンドンの東方、クラウチ川河口。

サウスエンド・オン・シーの街と空港。ロンドンまで50km以上あるけど、一応「ロンドン・サウスエンド空港」の名前が付く。

ロンドン・サウスエンド空港 (SEN) 空港

いつも混んでるヒースロー空港、着陸機が順番待ちで上空をぐるぐるするのがならわし（？）だ。僕らの便もそのならわしに敬意を表して、ロンドンの東の上空をぐーるぐる。

前方ではブリティッシュエアウェイズのB777もぐーるぐる。写真には写ってないけど同じブリティッシュのA380もぐーるぐる。順番待ちはイギリスの航空会社だろうが何だろうが関係なしだ。

回ったのは1回だけ、意外にアッサリと着陸の順番が回ってきた。

Walthamstow貯水池を見ながらヒースローへアプローチしていく。

ロンドン・シティ空港とテムズ川。いよいよロンドン中心部だ！

ロンドン シティ空港 (LCY) 空港

グルグルしたあとさらに蛇行して、ようやくヒースローへ。いよいよゴールが近づいてきた。

ラグビーの聖地、トゥウィッケナムスタジアム。

トゥイッケナムスタジアム スタジアム・スポーツ観戦

羽田を離陸してから12時間以上経った15:40にヒースローに着陸！15:50に第2ターミナル46番ゲートにスポットイン。入国審査の行列に30分並んで晴れて入国だ。

荷物をターンテーブルで待っている時に妻がポツリ。

「ストール落とした」

バゲージクレーム内を探し回ったけど見つからず。その手前は入国審査のゲートだから戻るに戻れず。

我々は防寒具を1つ失ってもうた（泣）

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

せっかく日本で使っているwifiルータを持参したので、SIMカードを買ってみよう！

ということで、（割高だと知っていながら）荷物受取場の自動販売機で事前にめぼしをつけておいたThreeのSIMカードを30ポンドでお買い上げ。

が、

ルーターに突っ込んでも全然設定ができない。ヒースローエクスプレスの車内でもホテルでもやってみたけど二進も三進も。

後で調べてみたら、どうやらこいつはSMSが受け取れるスマホじゃないと使えないようだ。うぅむ失敗。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

気を取り直して。ここから市内へ向かわねばなるまい。

ヒースローから市内まではHeathrow ExpressとHeathrow Connectの2種類が走っていて（あと地下鉄もあるか、時間かかるけど）、運賃が倍半分違うので安いConnectにしようと駅へ行ってみたら、なんとConnectは工事で区間運休中。仕方なく（？）Heathrow Expressで行くことに。Expressには初めての乗車だ。オフピーク価格で1人15ポンド也。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

17:18にヒースローを出るHeathrow Expressを待つ。

その次の発車はHeathrow Connect、区間運休中で途中のEaling Broadwayまでしか行かない。でも後から考えてみれば、そこから地下鉄に乗り換えるという手もあったかも。

外はもう真っ暗。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

空いてるExpressに揺られて、17:45パディントン駅到着。

ホテルはここから歩いて10分ちょい。寒いけど最後のがんばりだ。駅前の道をまっすぐ歩いていけばたどり着く。ちょっとだけ高かったけど、立地って大事。

パディントン駅 駅

これからお世話になるのが、Blakemore Hyde Park Hotel（写真は翌朝撮ったもの）。4泊で税込み9万円くらい。

ブレイクモア ホテル ホテル

入ってびっくりの広い部屋！ベッドと同じだけのフリースペースがあるとは思わなかった。これでも一番安いランクの部屋なのだから、もっと高い部屋はどれだけ広いんだろう。

ブレイクモア ホテル ホテル

さて到着早々、今回会う人の1人目、こちらに滞在中の大学院時代の後輩と一緒に夕食に行くことに。

ホテルのロビーまで迎えに来てもらって、予約してもらっていたレストランへ。ホテルから歩いて数分くらい、Bayswaterの目抜き通りにあるMamma Miaというイタリアンレストランだ。

まずは再会を祝してビールで乾杯！研究室のOB会でたまたま彼がロンドンにいると聞いて、声をかけたのがきっかけ。こんなところで再会するとは思ってもみなかった。

このピザがチーズたっぷりで美味。ラザニアやデザートもボリュームたっぷりでとてもおいしかった。

ロンドンの空港で幸先の悪さを感じた今回の旅行だけど、今日は彼のおかげでいい締めができた。

明日からはいよいよ観光だ！