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近鉄奈良駅から歩いて15分ほどのところにある「依水園」へ初めて行きました。園内の紅葉はこれからというところでしたが、色付いた楓が快晴の空に美しく輝いていました。今日の目的地は、かなり遠い慈光院ですが、バスの便が悪いため、まず東大寺そばの依水園から始めました。その後、お昼ご飯を田中町にある複合施設「鹿の舟(竃・囀・繭)」で取り、午後は、食後の休憩を兼ねて、バスで法隆寺方向へ向かいます。春と秋に友人と奈良へ行きますが、一人は奈良在住なので、彼女が最近行っていないところで、私が興味のあるところを選んで、計画しています。

依水園は少し色づき始めて

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2017/11/02 - 2017/11/02

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belledune

belleduneさん

近鉄奈良駅から歩いて15分ほどのところにある「依水園」へ初めて行きました。園内の紅葉はこれからというところでしたが、色付いた楓が快晴の空に美しく輝いていました。今日の目的地は、かなり遠い慈光院ですが、バスの便が悪いため、まず東大寺そばの依水園から始めました。その後、お昼ご飯を田中町にある複合施設「鹿の舟(竃・囀・繭)」で取り、午後は、食後の休憩を兼ねて、バスで法隆寺方向へ向かいます。春と秋に友人と奈良へ行きますが、一人は奈良在住なので、彼女が最近行っていないところで、私が興味のあるところを選んで、計画しています。

旅行の満足度
4.5
  • 近鉄奈良駅から歩いて10分足らずで、県庁東辺りですが、依水園へ向かう途中に、知事公舎がありました。あまり手入れされていないようでした。

    近鉄奈良駅から歩いて10分足らずで、県庁東辺りですが、依水園へ向かう途中に、知事公舎がありました。あまり手入れされていないようでした。

  • その土塀

    その土塀

  • 依水園隣にあるのは、吉城園です。興福寺古絵図によると、興福寺の子院の摩尼珠院があったところだそうです。明治になって、民間所有になり、大正8年(1919)に現在の建物と庭園が作られたとのこと。企業の迎賓施設として利用されたこともありましたが、昭和末期から奈良県の所有となり、庭園を公開しています。

    依水園隣にあるのは、吉城園です。興福寺古絵図によると、興福寺の子院の摩尼珠院があったところだそうです。明治になって、民間所有になり、大正8年(1919)に現在の建物と庭園が作られたとのこと。企業の迎賓施設として利用されたこともありましたが、昭和末期から奈良県の所有となり、庭園を公開しています。

  • 吉城園は65歳以上は無料だそうですよ。隣の依水園は奈良在住の70歳以上は、500円です。県外の人は、何歳でも900円。手入れが大変なので、納得の料金ですね。明朝行こうと思っている「瑠璃光院」は2000円ですが、寺社其々です。

    吉城園は65歳以上は無料だそうですよ。隣の依水園は奈良在住の70歳以上は、500円です。県外の人は、何歳でも900円。手入れが大変なので、納得の料金ですね。明朝行こうと思っている「瑠璃光院」は2000円ですが、寺社其々です。

  • 入り口側にある「三秀」では食事ができて、御抹茶は午後3時半まで頂けます。<br />

    入り口側にある「三秀」では食事ができて、御抹茶は午後3時半まで頂けます。

  • 総面積3400坪という広い敷地には、時代の異なる前園と後園があり、池泉回遊式庭園となっています。

    総面積3400坪という広い敷地には、時代の異なる前園と後園があり、池泉回遊式庭園となっています。

  • 左手に見えるのは、東畑謙三氏設計の寧楽美術館で、昭和44年(1969)に建てれらました。緩やかに湾曲した大和屋根が特徴になっていますね。

    左手に見えるのは、東畑謙三氏設計の寧楽美術館で、昭和44年(1969)に建てれらました。緩やかに湾曲した大和屋根が特徴になっていますね。

  • 関家から依水園を買い受けた実業家・中村準策氏が収集した美術品を展示するために、昭和15年(1940)に財団法人を設立したということです。準策氏・準一氏・準祐氏の三代にわたり、収集された美術品は、2千点を超え、古代中国の青銅器、拓本、古印、古鏡から、高麗・朝鮮王朝時代の陶磁器、日本の茶道具・古瓦などを定期的に入れ替えて展示しています。私達が訪れた時は、古印が展示してありました。田能村竹田の「亦復一楽帖」の33図のうち、1図ずつ展示するということで、1枚を鑑賞して来ました。

    関家から依水園を買い受けた実業家・中村準策氏が収集した美術品を展示するために、昭和15年(1940)に財団法人を設立したということです。準策氏・準一氏・準祐氏の三代にわたり、収集された美術品は、2千点を超え、古代中国の青銅器、拓本、古印、古鏡から、高麗・朝鮮王朝時代の陶磁器、日本の茶道具・古瓦などを定期的に入れ替えて展示しています。私達が訪れた時は、古印が展示してありました。田能村竹田の「亦復一楽帖」の33図のうち、1図ずつ展示するということで、1枚を鑑賞して来ました。

  • 全体図。火曜日はお休みです。

    全体図。火曜日はお休みです。

  • まず、江戸時代に作られた前園から歩きます。奈良晒を扱う徳川幕府御用達商人だった清須美道清(きよすみどうせい)が吉城川の辺りに若草山、御蓋山、高円山が見えるところに茅葺き屋根の「三秀亭」を建て、庭園を造ったということです。

    まず、江戸時代に作られた前園から歩きます。奈良晒を扱う徳川幕府御用達商人だった清須美道清(きよすみどうせい)が吉城川の辺りに若草山、御蓋山、高円山が見えるところに茅葺き屋根の「三秀亭」を建て、庭園を造ったということです。

  • 苔が活き活きとしています。

    苔が活き活きとしています。

  • 三秀亭から見る前園は、江戸時代の庭園の特徴が残っています。池の中程に鶴亀を擬えた中島を築いたり、池の要所要所に灯籠を置いたり、護岸の石組など。この日は、訪れる人も少なくて、静寂の庭園を楽しむことができました。

    三秀亭から見る前園は、江戸時代の庭園の特徴が残っています。池の中程に鶴亀を擬えた中島を築いたり、池の要所要所に灯籠を置いたり、護岸の石組など。この日は、訪れる人も少なくて、静寂の庭園を楽しむことができました。

  • 三秀亭

    三秀亭

  • 内部

    内部

  • 池に面していない縁側の景色

    池に面していない縁側の景色

  • そこから庭園を散策します。

    そこから庭園を散策します。

  • 池の要所要所に灯篭がありますね。

    池の要所要所に灯篭がありますね。

  • 石に良い苔の付き具合です。

    石に良い苔の付き具合です。

  • 庭園から三秀亭が見えます。

    庭園から三秀亭が見えます。

  • 茶室「挺秀軒」は、屋根の形が少し変わっています。

    茶室「挺秀軒」は、屋根の形が少し変わっています。

  • 向こう側に氷心亭方向が見えます。

    向こう側に氷心亭方向が見えます。

  • 後園の池越しに東大寺山門が見えます。

    後園の池越しに東大寺山門が見えます。

  • 氷心亭と柳生堂

    氷心亭と柳生堂

  • 遊び心ある敷石

    遊び心ある敷石

  • 寄付です。

    寄付です。

  • 寄付の雨樋から落ちる雨水が流れる溝のデザインが洒落ています。

    寄付の雨樋から落ちる雨水が流れる溝のデザインが洒落ています。

  • 寄付きは最近補修されたようで、軒下が美しい。

    寄付きは最近補修されたようで、軒下が美しい。

  • 以前、「臨渓庵」がありました。中門の礎石や寄付きは、この茶室の路地の一部だそうです。昭和3年(1928)に龍松庵と改名されて、奈良市法蓮町の興福院に移築されました。

    以前、「臨渓庵」がありました。中門の礎石や寄付きは、この茶室の路地の一部だそうです。昭和3年(1928)に龍松庵と改名されて、奈良市法蓮町の興福院に移築されました。

  • 現在、その跡地には茶室躙口の三和土が一部残っています。

    現在、その跡地には茶室躙口の三和土が一部残っています。

  • 下に水車があります。

    下に水車があります。

  • 後園は、明治時代に実業家・関藤次郎が茶の湯と詩歌の会を楽しむために造ったそうです。築山式の池泉回遊式庭園。東大寺南大門を借景として池、木々、花、と広々とした空間に自然を取り込んだ景色を望めます。<br />

    後園は、明治時代に実業家・関藤次郎が茶の湯と詩歌の会を楽しむために造ったそうです。築山式の池泉回遊式庭園。東大寺南大門を借景として池、木々、花、と広々とした空間に自然を取り込んだ景色を望めます。

  • 水車小屋

    水車小屋

  • 紅葉が進むと、人混みも進んでくることでしょう。

    紅葉が進むと、人混みも進んでくることでしょう。

  • 柳生堂は、16世紀後半の柳生家全盛期、柳生村芳徳寺から移築したものです。

    柳生堂は、16世紀後半の柳生家全盛期、柳生村芳徳寺から移築したものです。

  • 氷心亭は、数奇屋造りで、床の間は桂離宮の書院の一部を写し、天井は平、船、掛込の3種類を巧みに採り合わせ、木材は、新薬師寺の古材など、珍木、銘木を此処彼処にあしらった贅沢な造り担っているそうです。

    氷心亭は、数奇屋造りで、床の間は桂離宮の書院の一部を写し、天井は平、船、掛込の3種類を巧みに採り合わせ、木材は、新薬師寺の古材など、珍木、銘木を此処彼処にあしらった贅沢な造り担っているそうです。

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