2017/11/02 - 2017/11/02
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belleduneさん
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近鉄奈良駅から歩いて15分ほどのところにある「依水園」へ初めて行きました。園内の紅葉はこれからというところでしたが、色付いた楓が快晴の空に美しく輝いていました。今日の目的地は、かなり遠い慈光院ですが、バスの便が悪いため、まず東大寺そばの依水園から始めました。その後、お昼ご飯を田中町にある複合施設「鹿の舟(竃・囀・繭)」で取り、午後は、食後の休憩を兼ねて、バスで法隆寺方向へ向かいます。春と秋に友人と奈良へ行きますが、一人は奈良在住なので、彼女が最近行っていないところで、私が興味のあるところを選んで、計画しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
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近鉄奈良駅から歩いて10分足らずで、県庁東辺りですが、依水園へ向かう途中に、知事公舎がありました。あまり手入れされていないようでした。
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その土塀
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依水園隣にあるのは、吉城園です。興福寺古絵図によると、興福寺の子院の摩尼珠院があったところだそうです。明治になって、民間所有になり、大正8年(1919)に現在の建物と庭園が作られたとのこと。企業の迎賓施設として利用されたこともありましたが、昭和末期から奈良県の所有となり、庭園を公開しています。
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吉城園は65歳以上は無料だそうですよ。隣の依水園は奈良在住の70歳以上は、500円です。県外の人は、何歳でも900円。手入れが大変なので、納得の料金ですね。明朝行こうと思っている「瑠璃光院」は2000円ですが、寺社其々です。
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入り口側にある「三秀」では食事ができて、御抹茶は午後3時半まで頂けます。
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総面積3400坪という広い敷地には、時代の異なる前園と後園があり、池泉回遊式庭園となっています。
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左手に見えるのは、東畑謙三氏設計の寧楽美術館で、昭和44年(1969)に建てれらました。緩やかに湾曲した大和屋根が特徴になっていますね。
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関家から依水園を買い受けた実業家・中村準策氏が収集した美術品を展示するために、昭和15年(1940)に財団法人を設立したということです。準策氏・準一氏・準祐氏の三代にわたり、収集された美術品は、2千点を超え、古代中国の青銅器、拓本、古印、古鏡から、高麗・朝鮮王朝時代の陶磁器、日本の茶道具・古瓦などを定期的に入れ替えて展示しています。私達が訪れた時は、古印が展示してありました。田能村竹田の「亦復一楽帖」の33図のうち、1図ずつ展示するということで、1枚を鑑賞して来ました。
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全体図。火曜日はお休みです。
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まず、江戸時代に作られた前園から歩きます。奈良晒を扱う徳川幕府御用達商人だった清須美道清(きよすみどうせい)が吉城川の辺りに若草山、御蓋山、高円山が見えるところに茅葺き屋根の「三秀亭」を建て、庭園を造ったということです。
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苔が活き活きとしています。
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三秀亭から見る前園は、江戸時代の庭園の特徴が残っています。池の中程に鶴亀を擬えた中島を築いたり、池の要所要所に灯籠を置いたり、護岸の石組など。この日は、訪れる人も少なくて、静寂の庭園を楽しむことができました。
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三秀亭
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内部
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池に面していない縁側の景色
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そこから庭園を散策します。
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池の要所要所に灯篭がありますね。
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石に良い苔の付き具合です。
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庭園から三秀亭が見えます。
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茶室「挺秀軒」は、屋根の形が少し変わっています。
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向こう側に氷心亭方向が見えます。
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後園の池越しに東大寺山門が見えます。
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氷心亭と柳生堂
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遊び心ある敷石
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寄付です。
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寄付の雨樋から落ちる雨水が流れる溝のデザインが洒落ています。
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寄付きは最近補修されたようで、軒下が美しい。
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以前、「臨渓庵」がありました。中門の礎石や寄付きは、この茶室の路地の一部だそうです。昭和3年(1928)に龍松庵と改名されて、奈良市法蓮町の興福院に移築されました。
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現在、その跡地には茶室躙口の三和土が一部残っています。
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下に水車があります。
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後園は、明治時代に実業家・関藤次郎が茶の湯と詩歌の会を楽しむために造ったそうです。築山式の池泉回遊式庭園。東大寺南大門を借景として池、木々、花、と広々とした空間に自然を取り込んだ景色を望めます。
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水車小屋
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紅葉が進むと、人混みも進んでくることでしょう。
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柳生堂は、16世紀後半の柳生家全盛期、柳生村芳徳寺から移築したものです。
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氷心亭は、数奇屋造りで、床の間は桂離宮の書院の一部を写し、天井は平、船、掛込の3種類を巧みに採り合わせ、木材は、新薬師寺の古材など、珍木、銘木を此処彼処にあしらった贅沢な造り担っているそうです。
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