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宇宙航空研究開発機構・JAXA筑波宇宙センターでは、人工衛星や打ち上げロケットの実物や模型が展示されており、日本の宇宙開発をたどることができる。JAXAのOBガイドの説明もおもしろい。<br />また見学ツアーでは国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟の運用管制室を見ることができます。ミュージアムショップも充実しています。

2017年宇宙の旅~JAXA筑波宇宙センター~

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2017/10/28 - 2017/10/28

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るびこんさん

宇宙航空研究開発機構・JAXA筑波宇宙センターでは、人工衛星や打ち上げロケットの実物や模型が展示されており、日本の宇宙開発をたどることができる。JAXAのOBガイドの説明もおもしろい。
また見学ツアーでは国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟の運用管制室を見ることができます。ミュージアムショップも充実しています。

  • 展示エリアのスペースドーム。<br />

    展示エリアのスペースドーム。

    JAXA筑波宇宙センター 美術館・博物館

  • 日本の人工衛星の歴史をたどれる。衛星の質量や大きさが増えていく。<br />(手前)「きく」(1975年)<br />NASDA初の人工衛星。質量82.5kg<br />(左)「きく3号」(1981年)<br />大型衛星技術の確立する。質量638kg<br />(右)「きく4号」<br />

    日本の人工衛星の歴史をたどれる。衛星の質量や大きさが増えていく。
    (手前)「きく」(1975年)
    NASDA初の人工衛星。質量82.5kg
    (左)「きく3号」(1981年)
    大型衛星技術の確立する。質量638kg
    (右)「きく4号」

  • 「きく2号」(1977年)<br />日本初の静止衛星。地上36,000kmの静止軌道に投入された。<br />質量130kg

    「きく2号」(1977年)
    日本初の静止衛星。地上36,000kmの静止軌道に投入された。
    質量130kg

  • 「きく4号」(1982年)<br />衛星本体の中で、3つのコマを高速回転させて姿勢を保つ、中高度三軸姿勢制御技術の確立、太陽電池パネルの展開試験を行う。<br />質量385kg

    「きく4号」(1982年)
    衛星本体の中で、3つのコマを高速回転させて姿勢を保つ、中高度三軸姿勢制御技術の確立、太陽電池パネルの展開試験を行う。
    質量385kg

  • 「きく6号」(1994年)<br />2トン級三軸静止衛星バス技術の確立、衛星通信のための実験機器を搭載する。<br />質量2,000kg

    「きく6号」(1994年)
    2トン級三軸静止衛星バス技術の確立、衛星通信のための実験機器を搭載する。
    質量2,000kg

  • 「きく7号」(1997年)<br />自動ランデブー・ドッキング試験、質量2,900kg<br />ターゲット衛星(おりひめ)とチェイサー衛星(ひこぼし)で構成されている。<br />打ち上げ後、切り離し、ドッキング試験を行い、その成果は、国際宇宙ステーション(ISS)と「こうのとり」のドッキング技術へとつながる。

    「きく7号」(1997年)
    自動ランデブー・ドッキング試験、質量2,900kg
    ターゲット衛星(おりひめ)とチェイサー衛星(ひこぼし)で構成されている。
    打ち上げ後、切り離し、ドッキング試験を行い、その成果は、国際宇宙ステーション(ISS)と「こうのとり」のドッキング技術へとつながる。

  • 「きく8号」(2006年)<br />3トン級三軸静止衛星バス技術の確立、携帯端末と直接通信する技術の実証。<br />質量3,000kg、アンテナを広げるとテニスコート並みの大きさになる。<br />

    「きく8号」(2006年)
    3トン級三軸静止衛星バス技術の確立、携帯端末と直接通信する技術の実証。
    質量3,000kg、アンテナを広げるとテニスコート並みの大きさになる。

  • (左)実験用中継放送衛星「ゆり」(BS)(1978年)<br />日本衛星放送の第1号機、質量350kg<br />(右)データ中継衛星「こだま」(2002年)<br />人工衛星や国際宇宙ステーションのデータを中継する衛星、質量1,500kg<br /><br />

    (左)実験用中継放送衛星「ゆり」(BS)(1978年)
    日本衛星放送の第1号機、質量350kg
    (右)データ中継衛星「こだま」(2002年)
    人工衛星や国際宇宙ステーションのデータを中継する衛星、質量1,500kg

  • (左)温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(2003年)<br />質量1,650kg

    (左)温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(2003年)
    質量1,650kg

  • 陸域観測技術衛星「だいち」(2006年)<br />世界の地図作成や災害情報の把握をする衛星。2011年3月の東日本大震災でも活躍したが、間もなく故障により運用停止する。<br />質量4,000kg

    陸域観測技術衛星「だいち」(2006年)
    世界の地図作成や災害情報の把握をする衛星。2011年3月の東日本大震災でも活躍したが、間もなく故障により運用停止する。
    質量4,000kg

  • 宇宙ステーション補給機「こうのとり」(初号機2009年)<br />全長:約10m、直径:約4.4m<br />質量:10.5t、補給能力:約6t

    宇宙ステーション補給機「こうのとり」(初号機2009年)
    全長:約10m、直径:約4.4m
    質量:10.5t、補給能力:約6t

  • 船外格納庫

    船外格納庫

  • 顔出し宇宙服で記念撮影。

    顔出し宇宙服で記念撮影。

  • 国際宇宙ステーション(ISS)<br />地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。大きさは、ほぼサッカー場ほどの大きさとなり、質量は約420トンにもなる。

    国際宇宙ステーション(ISS)
    地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。大きさは、ほぼサッカー場ほどの大きさとなり、質量は約420トンにもなる。

  • ISSの「きぼう」日本実験棟<br />2008年に船内保管室、2008年に船内実験室とロボットアーム、2009年に船外実験プラットフォームがそれぞれ取り付けられ、「きぼう」日本実験棟は完成した。

    ISSの「きぼう」日本実験棟
    2008年に船内保管室、2008年に船内実験室とロボットアーム、2009年に船外実験プラットフォームがそれぞれ取り付けられ、「きぼう」日本実験棟は完成した。

  • 「きぼう」のロボットアーム

    「きぼう」のロボットアーム

  • 「きぼう」の船内

    「きぼう」の船内

  • 船外実験プラットホームへの出入口

    船外実験プラットホームへの出入口

  • 「きぼう」に滞在した宇宙飛行士のサインがある。

    「きぼう」に滞在した宇宙飛行士のサインがある。

  • HⅠロケットの第2段エンジン「LE-5」<br />液体水素と液体窒素を推進剤とした、日本初の実用ロケットエンジンです。

    HⅠロケットの第2段エンジン「LE-5」
    液体水素と液体窒素を推進剤とした、日本初の実用ロケットエンジンです。

  • HⅡ-A/Bロケットの第1段エンジン「LE-7A」<br />HⅡ-Aロケットには1基、HⅡ-Bロケットには2基搭載さている。<br />燃料は、液体水素と液体窒素。

    HⅡ-A/Bロケットの第1段エンジン「LE-7A」
    HⅡ-Aロケットには1基、HⅡ-Bロケットには2基搭載さている。
    燃料は、液体水素と液体窒素。

  • HⅡ-/Bロケット<br />個体ロケットブースター4基搭載する。

    HⅡ-/Bロケット
    個体ロケットブースター4基搭載する。

  • 歴代ロケットの展示(1/20スケールモデル)<br />(左から)<br />N-Ⅰ、N-Ⅱ、H-Ⅰ、H-Ⅱ、HⅡ-A、HⅡ-/B、H-3、イプシロン<br />N-Ⅰ:全長32.6m、質量90.4t(1975年~1982年)<br />↓<br />H-3:全長63m、質量570t(2020年以降)

    歴代ロケットの展示(1/20スケールモデル)
    (左から)
    N-Ⅰ、N-Ⅱ、H-Ⅰ、H-Ⅱ、HⅡ-A、HⅡ-/B、H-3、イプシロン
    N-Ⅰ:全長32.6m、質量90.4t(1975年~1982年)

    H-3:全長63m、質量570t(2020年以降)

  • 「はやぶさ」(1/2スケールモデル)

    「はやぶさ」(1/2スケールモデル)

  • 月周回衛星「かぐや」(2007年)<br />アポロ計画以来、最大の月探査を行った。

    月周回衛星「かぐや」(2007年)
    アポロ計画以来、最大の月探査を行った。

  • 見学ツアーの1か所目「宇宙飛行士養成エリア」<br />閉鎖環境適応訓練設備

    見学ツアーの1か所目「宇宙飛行士養成エリア」
    閉鎖環境適応訓練設備

  • 「きぼう」運用管制室の入る建物内のロゴ。この先は、カメラや携帯端末を預けて窓越しに運用管制室の見学する。双眼鏡の持ち込みも不可です。<br />この時間はISSの活動外のため、管制室にほとんど職員はいない。その時間帯に見学ツアーを入れているのだろうか。<br />

    「きぼう」運用管制室の入る建物内のロゴ。この先は、カメラや携帯端末を預けて窓越しに運用管制室の見学する。双眼鏡の持ち込みも不可です。
    この時間はISSの活動外のため、管制室にほとんど職員はいない。その時間帯に見学ツアーを入れているのだろうか。

  • H-Ⅱロケットの実物展示<br />全長50m、直径4m、質量260t、打ち上げ能力4t<br />個体ロケットブースター搭載

    H-Ⅱロケットの実物展示
    全長50m、直径4m、質量260t、打ち上げ能力4t
    個体ロケットブースター搭載

  • つくば市の下水道マンホールも宇宙のデザインに。

    つくば市の下水道マンホールも宇宙のデザインに。

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