2017/10/01 - 2017/10/04
609位(同エリア2036件中)
まりも母さん
2017 見たことの無い紅葉景色に会いに 立山を歩く1日目
https://4travel.jp/travelogue/11290801
雷鳥に会えて大感激!そして落差日本一の滝へ 立山を歩く2日目
https://4travel.jp/travelogue/11291794
つづきになります。
立山を後にして向かったのは、本日の宿のある飛騨高山。
明日は、元々天気があまり良くない予報だったので、高山の古い町並み見物にあててありました。
高山は、4年前 母とバス旅行でほんの少し立ち寄った場所。
母と初めて2人で出かけた旅行先の一部です。
その母も今年の7月急逝し 、町歩きの間に、母を幾度と無く思い出す場所となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
予約した宿は 高山の古い町並みに近い「宝生閣」
町歩きが目的なので、ロケーション最優先に +温泉宿である事から選びました。
予定より早く着けたものの、途中、国道41号が 何かの理由で「全面通行止め、復旧のメド無し」と表示されていたのにはびっくり!
迂回路の説明も無く、土地勘の無い場所で、通行可能になるまで待つか?迂回路を探すか??
ダンナが、10キロほど戻れば、国道360号で行かれると すぐに戻ったので、30分程のロスでなんとかなりました。
ナビ頼りで いきなり通行止めとか言われても、山奥では迂回路は一山越えた先・・・なんて感じで、本当に焦るよね。 -
入り口前で旅館の方に車を預けると、地下(?)の駐車場へ移動してくれます。
ラウンジに案内され、そこで、梅茶を頂き 受け付けを待ちます。
最近、そんな、到着後すぐ ウェルカムドリンク的おもてなしがある宿が多いような気もします。
お部屋でお茶を淹れてもらうことが少なくなった分、掴み的にはいい感じだと思います。
隣の席ではフランス人らしい男性2人が、ビールを飲んでいました。 -
予約したのがかなりギリギリだったので、お部屋の選択肢はほとんどありませんでした。
もう残り物的な狭い部屋しかなく、7畳の和室か10平米の洋室かって感じ。
私はお布団よりベッドの方が好きなんだけど、
狭い部屋の場合、お布団なら 敷く前ならそこそこ座る場所もあるけど、ベッドの狭い部屋だと居る場所がベッドの上しかない、とダンナに言われ、和室にしました。
ま、広くはありませんが、充分くつろげます。 -
食事は6時にしてもらい、その前にざっと温泉に入ります。
イオウ臭さも少なく、さらっとしたお湯の内湯・半露天のお風呂が2つありました。
食事は、ラウンジ奥にある「お食事処」で。
掘りコタツになった席で、飛騨牛しゃぶしゃぶ付きの会席料理。
最後の方で てんぷらが登場しましたが、ご飯も断ったのにお腹いっぱいになり、てんぷらがヘビーでございました・・・。 -
今回は 飛騨牛の朴葉味噌ステーキも付いたプラン。
飛騨牛はサシの入ったお肉でとろけるように柔らかくおいしかった~。
でも、朴葉の上での焼き加減が いまいち判らず、ちょっと焼きすぎたかな・・・。 -
部屋に案内された時、「屋上に足湯があります」と言われたので、食後に見に行ってみましたが・・・。
この日は雨で、いくらパラソルがあっても誰も やっていませんでしたね。
天気が良ければ、夜景を見て、ビール飲みつつ足湯なんて 良さそうだった。
食事中にお布団が敷いてあり、もういっぺんお風呂に入って その後、明日の予定を再確認。
あさって、どうやら、天気が回復しそうだという事から、
もう1泊延長して、乗鞍岳へも行ってみよう、と言う事に。
目星をつけてあった宿の空きを確認。即予約しました。
今回の旅は、天気対応が臨機応変。出掛けも前日出発でしたが、帰りも1泊延長になっちゃった。 -
朝食は早めの7時に昨日と同じテーブルで。
昨夜は暗くて外の景色が見えなかったから こんな風だとは知らず・・・。
外は、緑いっぱいの傾斜地でした。この宿、高山城址の「城山公園」のすぐそばで、
この斜面はお城の方へ続く高台の一部のようですね。 -
朝ごはんは、和定食
市松皿におかずが9品入れられ、コンロで温めるうどんに もちろん朴葉味噌も。
別のコンロで焼き味噌にします。朴葉味噌だけで、ご飯が食べられちゃうよね~。
朝から、まんぷく~。 -
車は、午後1時まで無料で置かせてもらえます。
朝市には行きたいので、9時前にはチェックアウトして、高山の町歩きに出かけます。
今朝はあいにくの雨模様。昼前にはあがるとの予報です。
宮川朝市の開催場所へ向かいます。が、
せっかくなので、昨日、宝生閣へ向かう道で、見つけた 古そうな建物チェックへ。
これ、まりも母のレトロ建物アンテナにビビッときましたねぇ。
旧山岸写真館店舗兼主屋 昭和初期(1926~1945)国指定登録有形文化財
昭和63年(1988)改修
事前に高山の文化財をチェックした時は気が付きませんでしたが、まりも母のアンテナもなかなかの感度だわね~。 -
洗い出しモルタルに左官仕事の装飾が多い建物。
モダンな和洋折衷で素敵。
店舗の意匠に注目して袖蔵(右側)の写真は撮りませんでしたが、
そちらの土蔵も、別に登録有形文化財に指定された建物でした。 -
何も知らずにここに来ていたら、すごいのあるじゃん!と大興奮だったかもしれない、大きなレトロ建物・・・。
高山市図書館 煥章館
明治9年(1876)煥章学校(高山煥章小学校)として建てられたものを2004年に復元した物です。
古い建物部分は全く残っていませんが、外観はほぼ完全に再現されていると言う事です。
資料では色が判別できなくて、時代背景などから選ばれた色だそう。 -
安川通りに出ると、アーケードがありますので、雨に濡れずに歩けます。まだお店が開く時間前ですから人もまばら。
そのまま 上三之町の古い町並みまで来ましたので、観光客の少ないうちに 写真を撮る為、寄り道しました。 -
休業、と書かれているお店です。
入り口のガラス戸の菱型の模様、ウインドーの下のタイルも菱型の柄です。
高山らしい町屋の出格子にちょっと洋風テイストが素敵なお店でした。
一応、このあたりには2013年10月に来ています。
それは、初めての 母娘ふたりでのバス旅行でした。
母に どこか行きたい場所は?とたずねると、「もう一度 上高地の景色を見てみたい」との事だったので、楽に行かれるバス旅行に参加したのです。
その時、高山町歩きが2日目の午前中に含まれていました。
2013紅葉探しの旅 激安バス旅行3 高山の古い町並み 人力車でぐるっと
https://4travel.jp/travelogue/10828271 -
まだお店の営業が始まる前だからかな?入り口には戸板がはめられて、くぐり戸だけが見えるお店もいくつかありました。
母と2人だけで旅行に行ったのは、その1回だけ。
その母も7月の末に急逝してしまいました。
足が悪い母を連れ回すのは気の毒だし・・・と思った時 この古い町並みの交差点で人力車を見つけて、乗せてもらいました。
初めての人力車での観光は、歩かずサクサク 見どころを案内してもらえて、母にはとても良い思い出になったのでした。 -
ここで、人力車に乗ったなぁ、と 母と来た時の事を思い出しつつ、ダンナにも話します。
そして、母との短い高山歩きで、もっと見たかったなぁ、と思う場所を今度はダンナと廻る訳です。
喫茶バグパイプ 大正~昭和初期の建物らしいのですが、詳細は不明です。
アニメでこの喫茶店が登場したらしく、「聖地巡礼」の地でもあるそうです。 -
宮川の筏橋から“中橋”を眺めます。前回来た時、橋は工事中で、覆いに囲われて見る事は出来ませんでした。
母は、この橋は見られなかった訳です。 -
筏橋を渡った先には
雑貨店MOTIF 昭和初期の建物と思われますが、こちらも詳細不明
木造偽洋風の看板建築だと思われます。
現在雑貨店が入居しています。赤いひさしとレトロなグリーンのドア・窓枠が建物の雰囲気に合っていて、こうした使われ方は、うれしく思います。
この建物も、人力車の上から見つけて、私の好きなレトロな建物も結構ありそうだと思ったものです。 -
そして、更に朝市には行かずにウロウロと・・・。
で、高山のレトロ洋館で一番見たかった建物へ
天狗総本店 昭和11年(1936)袈裟丸与三吉設計
国登録有形文化財 -
小さな尖塔飾りが沢山あり、屋号の天狗の鏝絵っぽいものもあります。
昭和2年創業の精肉店は、建物同様、高山では 相当ハイカラなスポットだったのでしょうね。
隣接する飛騨牛食処「天狗」と飛騨牛カレーハウスもあるそうです。
この店舗の2階がレストランなのではないのは、ちょっと残念。 -
雨は朝より小降りになってきました。回り道で朝市会場へ向かいます。
この辺りは、前回歩いていませんので、初めて来る場所。
と、見えたのは、これまた、古そうな櫓。はて?これはなんでしょう?? -
近づいてみると・・・これは裏側のようです。
上には窓も見えます。
煙突では無さそうだし・・・
表側(本町通り)から、近づいてみると・・・
これは
山桜神社火の見櫓 明治年代建造 昭和7年(1932)移築 国指定登録有形文化財
火の見櫓だったのかぁ。
上には明治14年製の半鐘が吊ってあるそうです。
まりも母のレトロアンテナ、又してもビンゴでしたね。 -
山桜神社は小さな神社でした。この神社のある本町通りには、アーケードがかけられています。
アーケードの上を見ると、昔の商店の装飾っぽい物もチラッと見えます。
看板建築のような、モルタルや左官による装飾なのでしょうね。
古い町並みの「三町」と呼ばれるあたりは、江戸時代後期から明治の建物景観が残りますが、この本町のあたりは、レトロな偽洋風建築があったりして、昭和の初期から賑やかだった場所なのでしょう。
今も営業しているお店が多く、地方のシャッター街となった商店街に比べれば、健闘されていますし、なかなかおもしろそうなお店もありました。
で、そんなお店に入って聞きたかったのが、なんで、アーケードの上に人が歩けるような手すりのついた通路っぽいものが?何の為??雪下ろし??
ゆっくりお店に入って買物する時間まで無くて、聞けませんでした。謎が残ります・・・。 -
鍛冶橋近くまで来ました。
こちらも詳細不明ながら古いレトロな建物です。
鍛冶橋そば 昭和初期らしい。
2階の窓辺りは良い感じです が、アーケード上や1階壁面は 全てラーメンなど料理の写真や看板でふさがれ、建物見えん~。
金鳥や由美かおるの看板も見えますが、これは、レトロさを強調するディスプレイで、建物の使用目的とも関係ないね。
先に見た雑貨店に比べると、レトロ建物としては、残念な使われ方。 -
鍛冶橋から宮川の対岸に見える、白く並んだテントは宮川朝市の会場です。
大回りしてやっと朝市に到着。 -
母とも歩いた “宮川朝市”
朝市に来た辺りで雨はあがりました。
果物・野菜・漬物・お花 そんな 日用の普通の物が多く売られていて、
バリバリ観光客お土産用って感じでないのも良い印象です。
今日も、そんなお店を覗いてみると・・・
「??なんじゃこのインゲン豆っぽいの??」
見た目は少し平たいインゲン豆のようで、紫っぽいマダラ模様がちょっと不気味。
手書きで「あきしまささげ」とあります。 -
同じ豆は、あちこちのテントでも売られていました。
このお店で、「これは、どうやって食べるの?」と 聞くと、
「筋は無いから、出汁でそのまま茹でて、最後におしょうゆを ちょろっと垂らすとおいしいよ」と。
このおばさんの所では、一掴み分50円だったので買ってみることにしました。
しかし・・・50円とは、農業大国茨城から来たまりも母も驚愕の安さ!
100円でおつりもらうのも申し訳なく、やはり1パック50円のピーマンも購入しました。
二本足の真ん中に○○○○まで付いてるニンジンには ダンナが
「これおもしろい~」と反応していましたが、今日はまだ帰らないので、せっかくの葉っぱがしおれてしまうのでやめておきました。
あきしまささげは、帰宅後、茹でてバターでソテーしてみたら、すっごくおいしかった!!
その後、残りを豚バラのしゃぶしゃぶ風と一緒に食べたらこれも絶品でした!
スナップエンドウの豆部分がもっと豆マメしている感じ。
こんなおいしければもっと買えばよかった~。飛騨・美濃伝統野菜なんですって。
ピーマンも苦味の感じられる、正しいピーマンと言った味で、感激でした! -
こんな楽しい商品も!
葉っぱで作ったバッタ。木の実や木の皮で作ったらしい昆虫。 -
そして、またしても見た事の無い食材が。
果物です。「ポポ」って言う名前。
バナナとマンゴーをミックスしたような不思議な味だって。
2.3個入って500円 熟れかかってるのか 色が茶色っぽくなってるのは5個入り。
輸入フルーツなのか聞いてみたら、昔からこの辺りにはあるって。
それなのに名前が ポポ??
1個食べてみたかったけど、何個も要らないしなぁ~と断念。
後で調べたら明治期に日本に入って来た果実だそう。ポーポーとも言うようです。
ポポの代わり、ワインにもするナイアガラ1房100円 洋ナシ1個50円というのは買ってみました。
葡萄は、翌日食べて、洋ナシは帰宅後生食とコンポートに。これもおいしかったよ~。 -
朝市の端まで歩き、
今度は下二之町と大町の古い町並みの方へ行ってみます。
宮川沿いに更に進むのですが、対岸になにやら気になる建物が。
御嶽教飛騨教会
奈良県に教団本部のある神道十三派のひとつで、山岳信仰の教団としては最大規模のようです。
建物の詳細は不明です。
赤い神明造っぽい屋根が目立ちます。 -
高山市下二之町大新町伝統的建造物群保存地区
明治から昭和初期の町屋が残る地区です。
こちらは、商家町で、城下町の町割を残し 建物には高い木工技術による意匠が良く現れていると言う事です。
先にちょっと覗いてきた、高山市三町重要伝統的建造物群保存地区は、町人町で、道幅の違いもかなりあります。 -
宮地家住宅 明治8年(1875)の大火で焼失後再建された建物。高山市指定文化財
見学できる施設ですが、見学は土日祝日のみでした。 -
町屋ならではの奥に長い建物の明かり取りの為の高窓でしょう。
こちらの伝建地区は、三町と違って、観光地化されていないため、歩く人も極端に少ないです。
建物は、今も生活の場である為、改装されたり、直しつつ使われているので、あまり古さを感じさせないような建物もあります。 -
南へ進み、桜山八幡宮の表参道に出ました。
来週行われる 高山祭は、豪華な屋台で有名です。
春の山王祭(日枝神社)と秋の八幡祭(桜山八幡宮例祭)の年2回 「高山祭」として知られます。
2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。
来週は、観光客で大混雑でしょうね。
そうそう、高山には、海外からの観光の方がとても多いのですが、
欧米の方がかなり多い感じがしました。
やはり、ミシュラングリーンガイド3つ星の効果でしょうね。 -
更に南へ進みます。
吉島家住宅 明治40年( 1907)
国指定重要文化財
造り酒屋の家です。江戸時代後期から生糸繭の売買も行い栄えました。
見学できる施設となっています。 -
隣には
日下部民藝館(旧日下部家住宅)明治12年(1879)国指定重要文化財
こちらも見学できますが、時間的に余裕が無いので、内部は見ませんでした。 -
日下部民藝館の脇には水路がありました。
高山の古い町並みで、良い景観だと思う所に、水路があります。
高山別院寺の方から流れてきた江名子川は、この先で、宮川へ注ぎます。 -
三町の伝建地区は、最後に観光も兼ねてゆっくり歩くつもりなので、その前に、もう1箇所の朝市会場へも行ってみます。
高山の古い町並み界隈は、狭いエリアで、半日あれば、ざっと。1日あればかなりじっくり見るものを見、食べるものを食べる事もできそうです。
やってきたのは、赤い中橋近くの高山陣屋の朝市
こちらの方がテントの数は宮川沿いの朝市より少ないですね。
売っている物は、似ていますが、こっちの方が観光客目当てっぽく、果物などは値段がやや高い感じでした。りんごは、そのまま宅配も頼めます。
と、いう事で、私的には宮川朝市の方がオススメです。
そうそう、高山の町には公衆トイレが多く、どれもきれいなのもありがたいです。
そういう点も外国人観光客には高ポイントですね。 -
高山陣屋も見学できる施設。有料で、430円
高山陣屋は、江戸時代に飛騨が幕府直轄領となってから、支配の拠点となった役所。
郡代役所の主要建物が残っているのは全国でもここだけ。
が、玄関屋根葺き替え工事中だし、やはり有料施設をゆっくり見ている時間は無いので、パスしました。 -
昨夜泊まった宿の駐車場に13時まで車を停めておけますので、それまで、引き続き三町の伝建地区を見て歩こうと思います。
岐阜県最古の料亭「洲さき」
京からも江戸からも離れた飛騨高山ですが、元は京都の町になぞらえて作られた町であり、
江戸時代には、天領として保護された事から江戸の文化も入り独特な発展をします。
豊富な木材があったからこその飛騨の匠の技術、金や鉄などの資源もあり、豪商の財力とで山奥にありながらこんなにも栄えた町なのです。
ちなみに、人力車による観光もここが発祥だとか。 -
上三之町の風情ある通りに入ります。
路地の左右に水路があります。さんまち用水という古い水路で、享保8年(1723)に出来たそうです。
防火の為の水路でもあったようですし、現在も、積もった雪を溶かし流すのに使われています。
見た目の良さだけでなく、役立つ水路なのでした。 -
大きな杉玉の下がる深山菊の看板のある 「舩坂酒造店」に入ってみます。
200年の歴史のある造り酒屋です。
高山市内だけで、酒造が6軒もあるのだそうです。 -
お酒やお土産の売り場の天井を見ると、高い吹き抜けになっています。
高窓から明かりが入る造りです。 -
売り場を抜けると中庭がありました。
前回、母と人力車で案内してもらった時、車夫さんに、
「町屋の造りは奥に長い鰻の寝床式なので、中庭のある家が多いです。お店の中に入れば、そんな中庭も見る事ができますよ」と、教えてもらい、今度はお店が営業している時に、そんな内部もじっくり見たいと思っていました。 -
建物に付属した土蔵は、そのまま、酒蔵バー「酒BAR」となっていました。
午前中でも、外国人の方中心に SAKEを味わっていらっしゃいました。 -
お向かいも造り酒屋さんでした。「原田酒造場」こちらも安政二年(1855)創業
丁度、外人さんの団体が入っていく所だったので、私もどさくさにまぎれて?一緒に入店~。
こちらには、昔の帳場らしき座敷が見えました。 -
売り場の奥には、醸造所らしいエリアも見えました。
専用のお猪口を購入して、10種類の試飲が出来るコーナーもあり、お酒好きにはたまらない場所ですね。
何軒もある酒造、利き酒だけで、酔っ払いそう~。 -
出格子の風情ある建物景観の上、それぞれの建物には、お花や植木の鉢が置いてあったり、今の季節は、西洋あじさいが 蔓をいい感じに伸ばしているのがあちこちで見られました。
ディスプレイとしても、見ごたえがあります。
インスタ映えしそうな景色があちこちにある訳です。 -
特別お腹が減っている訳でも疲れている訳でもないものの、やはり、お茶して建物内部も見てみたい、という欲求があります。
と、いう事で、「喫茶去かつて」へ。 -
150年前の建物を改装して和モダン喫茶店として営業しています。
最初、靴を脱いで2階席へあがったのですが・・・2階のお座敷の畳で 外国人の子供がゴロゴロ転がったり、小上がりに立ったりと落ち着かないので、1階のカウンター席へ戻って来ちゃいました。
行儀の悪い子供は、日本人外国人に変わりなく、親の躾が・・・と思ってしまうまりも母です。 -
注文したのは、私は、このお店のウリである 和風パフェあまがさね(950円)お茶付き
上から、黒蜜・抹茶アイス・きな粉・あずき・麩菓子・生クリーム・玄米フレーク・わらび餅
ダンナは 白いパフェ 雪どけ(650円)甘酒付きで、好みで掛けて食べる、と言うもの
こっちは、バニラアイス・生クリーム・ソーダゼリー・塩せんべい・あずき。
あまがさねパフェ・・・めっちゃ 食べにくかった・・・。抹茶アイスはカチカチで(丸くしたまま保存されているのだね)これをすくおうとしたら、きな粉が大噴火!
麩菓子と玄米フレークは 口の中がパサパサになり、う~~ん~~。
ま、おされな和カフェでバリバリ観光地な訳ですから、こーゆーもんでしょうな。
ダンナも甘酒嫌いとかゆうて~残してるし~。
お客さんの90%以上は 外国人でした。 -
休憩も終わり、更に三町通りのお店を覗きつつ、建物チェックと少々買物を。
町屋の形式としては、長い通路が奥へ続き、途中に中庭、奥に蔵という感じが多いですね。
お店によっては、蔵もギャラリーや売り場として使っています。 -
通り土間の途中に明かり取りの高窓があるのも町屋ならでは。
表通りに面した出格子の入り口から見ると 中にこんな高い吹き抜け空間があるとは思えないのがおもしろい所です。「うさぎ舎」 -
かなりリノベーションされているお店もありますが、それでも中庭はしっかり残されていて、
不意に見える樹木と手入れされた庭は、感動的なのです。
「咲くやこの花」 -
ここは、広めの中庭で、大きな石灯籠がいくつも。
外国人が見たら、この空間は、すばらしい印象を残すでしょうね。
そうそう、この建物の入り口には「こって」と言う 飛騨牛にぎりのお店があり、牛肉の握り寿司を食べ歩きするのが大人気でしたね。
薄いせんべいの上に 牛肉の寿司が 二貫か三貫乗せられて、600円~900円
これだけは、かなり長い行列が出来ていました。並ぶ外国人率もめっちゃ高かったです。
このお庭でも食べられるらしいけど、案外中まで入ってくる人は少ないの。 -
そうこう、しているうちに時間はお昼に近くなって来ました。
さっきパフェ食べちゃったからお腹空いたって感じでは無いけど、
またもや、「高山ラーメン」は押さえておきたい。と言う都合上(?)ラーメン食べに移動します。
行ってみたかったのは、「麺屋しらかわ」でも~ 行ってみたら火曜日お休みだった~~!
で、どうしたものか??と近くで まぁまぁらしいお店をweb検索し
「桔梗屋」さんへ。かなり老舗っぽい感じ。 -
カウンター席にダンナと並んで、中華そばの並を(650円)「並み」ってのは 盛りね。大盛もあります。
あっさり系のスープに細い縮れ麺。
まだ、お腹すいた~って程じゃありませんでしたが、おいしく完食できました。
ご家族経営のこじんまりとした、昔ながらの中華そば屋って感じの桔梗屋さん。
「高山ラーメン」なんて、ご当地グルメっぽく言われる事は関係なく、ずっとマイペースなスタンスで営業されている感じで、よかったです。
だけど、お持ち帰りラーメンはしっかり売ってました! -
ラーメンも食べたし、まぁ大体、高山での予定はこなせたかな。
あ、五平餅は食べられなかったけど。
そろそろ車を出す時間・・・旅館「宝生閣」に戻りかけて、この場所へ。
高山市制記念館( 旧高山町役場) 明治28年(1895)
棟梁 坂下甚吉 見学無料
あと15分位なら時間が取れますから、入ってみます。
帰宅後、説明書きを見て知りましたが、門の脇の鉄のフェンス、
東京神田の鋳物問屋に特注した当時の最先端お洒落アイテムだったものを復元したそうです。 -
靴を脱いであがります。
1階は資料室
市民の作った美しい木目込み作品の展示も。
この部屋は、元事務所だったようです。 -
中庭には渡り廊下があり、その先には土蔵がありました。
明治中期の公共の建物と言えば、こぞって洋風のものを造った時代でもあると思われますが、
この町役場は、飛騨の名工と言われる大工棟梁によって建てられた 意匠的には和の要素の強い、総檜造り。 -
渡り廊下から見える1階の和室は、元議員控え室。
レトロな家具調のテレビが懐かしいです。 -
急な階段を上がった2階は大空間でした。
元議場です。
天井は格式の高い 折上げ格天井となっているのですが、この折上げ部分が見た事の無い変形折上げです。
中心部が一段高くなっている、というのではなく、端からカーブを描くようにスムーズに持ち上がっています。
格子で組まれた格天井でありながら、真上は平らだけど、ドームのような雰囲気があるのです。
また、高山で最初にガラス窓(硝子障子)が入れられた建物でもあり、
棟梁は、絶妙に洋テイストも採用していた事が判ります。
役所で使われていた、昔のパソコンや電話なんて、レトロな機器も展示されていました。 -
あまり時間が無いので、急ぎ足での見学ですが、なかなか見ごたえのある建物です。
表から見ると、2つのむくり屋根のある玄関があります。
事務員さん用と議員さん用ですかね?
瓦も職人が高山に移り住んで焼いたものだそうです。 -
あ、あと5分で13時です。石垣の坂道を急いで上がり、「宝生閣」の駐車場へ戻りました。
高山の町歩きは、ざっくりですが 大体見終わったので、この後、移動して、
高山に来たのだから、やっぱ見ておくか~ な、合掌造りの建物が見られる場所へ行こうと思います。
この続きは、
お手軽に重要文化財4棟見られちゃう 飛騨の里でタイムスリップ
へ
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