夏の東北旅行【７】曇天の十和田湖

2017/08/13 - 2017/08/14

１７年のお盆休みは東北一周旅行をすることにしました。東北旅行はなんと３３年ぶり。以前行った時は、結婚したばかりで、新婚の二人でバイクツアーでした。
今回は、フェリーで仙台に入り、中央から日本海沿いに回りました。このお盆休みは、天候不順で写真を撮るにはちょっと残念な旅でしたが、東北は見る場所が多く、また食べ物も美味しいので、来年も来たいと思った次第です。
以下が旅の日程です。例にもれず、写真をたくさん撮りすぎたため、整理に時間がかかり、旅行記のアップが遅くなりました。

8/10(木) 名古屋港発　＜太平洋フェリー＞
8/11(金）仙台港着　　　＜仙台泊＞
8/12(土) 松島・中尊寺　＜角館泊＞
8/13(日）田沢湖・角館・八幡平　＜十和田湖泊＞
8/14(月) 十和田湖・奥入瀬・八甲田・弘前　＜弘前泊＞
8/15(火）白神山地　＜男鹿温泉泊＞
8/16(水) 男鹿半島・蔵王　＜蔵王泊＞
8/17(木）仙台城址　仙台港出港
8/18(金）名古屋港着

エリア 奥入瀬・十和田湖(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

八幡平から十和田湖まで８５キロ。夕方に到着。ホテルは十和田湖レークビューホテル。
チェックイン後、ホテルの前の湖畔を散策。ホテルは秋田と青森の県境。

十和田湖畔。本来は夕景が美しいはず。
今回の旅ではなかなか太陽に遭遇しません。とっても残念。

十和田湖 自然・景勝地

今日の宿泊先、十和田湖レークビューホテル。
ちょっと施設が古く、昔ながらの団体温泉旅行向けのホテルです。

十和田湖畔温泉 十和田湖レークビューホテル 宿・ホテル

翌朝、また早朝４時半に起きて、日の出を待ちます。

ちょっとだけ、明るくなっていますが、これだけ。
33年前に訪れた時は、本当に天気が良くて、落ち葉舞う天国のような風景だったと記憶しています。

早朝からのボランティアさんによるウオーキングツアーに参加しました。

湖畔を沿いには深い原生林があります。

有名な乙女の像。1953年十和田湖八幡平の国立公園指定１５周年を記念して建立されたもので、高村光太郎生涯最後の大作。

湖畔を離れ、原生林に分入ります。こんな森があるとは思っていませんでした。

十和田神社。鎌倉時代以前から修験道の修行場として知られ、江戸時代には南部藩の霊場として発展しました。

＜十和田湖国立公園協会のHP引用＞
青龍権現とも、熊野権現とも呼ばれていた十和田神社。その縁起には２通りの説があるとされています。
一つは大同2年（807年）、征夷大将軍・坂上田村麻呂創建とされる説。東征のおり湖が荒れて渡れず、祠を建てて祈願しイカダを組んで渡ったという。
もう一つは、南祖坊（南蔵坊、南草坊ともいう）によるもの。熊野で修行した南祖坊が、鉄の草鞋と錫杖を神から授かり、「百足の草鞋が破れた所に住むべし」と夢のお告げを得て、諸国をめぐり、十和田湖畔で百足の草鞋が尽きたといいます。当時、十和田湖には八郎太郎というマタギが、湖の岩魚や水を喰らううちに八頭の大蛇となり、湖を支配していたそう。そこで、南祖坊は、その霊験により九頭の龍に変化し二十尋（約36ｍ）の身体を、十曲（とわだ）に曲げ、八郎太郎を退治たという伝説が残っています。南祖坊を青龍権現として崇め祀った名残りが今もあり、境内の熊野神社には彼の履いていたという鉄の草鞋が奉納されています。

十和田神社 寺・神社・教会

彫り物が素晴らしい。

鉄の草履が奉納されています。

色々な洞窟があり、ここで修行をしたとか・・・

帰路、少しだけ日がさしました。

この旅行記へのコメント （2）

• 旅人隊長さん 2017/10/22 22:50:23

  十和田湖って

  hirootaniさん 　こんばんは！
  
  十和田湖って大きすぎて被写体にするには難しい場所ですよね。
  私も紅葉の時期と夏に行ってるのですが、何カ所かある展望台から撮っても、湖畔から撮っても全然ダメだった記憶があります。
  その点hirootaniさん の写真は、いろんな切り口で十和田湖の良さを伝えている感じです。
  やっぱり億劫がらずに歩かないとダメだと痛感しました。
  他の旅行記も拝見させて頂きます。
  
  　　隊長

  hirootaniさん からの返信 2017/10/22 23:00:51

  Re: 十和田湖って

  旅人隊長さん、コメントありがとうございます。
  
  今回の東北旅行は、天気に恵まれず、苦心の撮影でした。朝・夕の光がないのはとても残念でした。
  十和田湖では、ホテルに掲示されていたウォーキングツアーに妻が参加したいと言ったので、ついていったところ、十和田湖にはこんなところもあるのかとびっくりしました。偶然の賜物です。
  
  前回（33年前）は、十和田湖畔の光の中を落ち葉が舞うという天国のような光景だったので、それを期待していたのですが、残念ながら湖自体は白黒の方が合う写真になってしまいました。
  
  また、是非挑戦したいと思っています。十和田湖一周マラソンもあるようですし・・・
  
  hirootani