2017/10/07 - 2017/10/08
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みつこみつこさん
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GoGoインド、本旅のメインイベント、タージマハル観光です。
- 旅行の満足度
- 4.5
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ニューデリー駅です。
6:00初のBHOPAL SHITABDIという特急列車に乗るため、5:15にホテルにピックアップしてもらいました。車には既に2人の女性と1人の男の子が乗っています。駅前に着いてから、道路を渡って駅に行かないといけないけど、大きなスーツケースを持った女性の手伝いを何もしない運転手さんに女性は困っています。
そして駅前にはポーターをするよと男の子がわらわら付きまとい始め、彼女、
「うるさいっ!あっち行けっ」と日本語で一喝。
ポーター料が高かったみたい。階段を行こうとする運転手さんを無視しエスカレーターの方へドシドシ行かれ、それについて行く私。彼女、デリーに住んでいるそうです。なんか強い。
そして、アグラ行きのホームの降り口で
「ここで待っていてください。」と言われ運転手さんとお3人さんは奥のホームへ。
戻ってきた運転手さんが、私の座席まで案内してくれました。 -
チケットによれば、6:00ニューデリー出発 7:57アグラカント着
距離は195km 料金は558.86ルピー(1,000円強)
CCクラスの41番の座席 -
しかし、この41番の座席は6人のボックス席で、左にも右にも体格の良い男性。その両者に挟まれもっと体格の良い私が座ることになりました。
この窮屈な状態で2時間は辛い。
どうも黄色のお3人さんはご家族のようだ。そのご家族のお父さんに
「シートを代わってくださいませんか?ご家族3人でこちらに座るのはいかがですか?」
と聞くと
「私たちはいいがお隣の方はどうだね?」
左隣の方に「シートを移動しても良いですか?」
と聞くと
「いや、ここが私の席ですから。」
と一刀両断。ああそうですか・・・・ -
ところが、5分ほどして、気が変わられれ、
「移動しても良いですよ。」と。そして娘さんが座っていた窓側の席を譲っていただきました。
「ダニャワード」
少ししてブレックファストが配られました。
マンゴージュース(甘くてとろり。おいしい)
紅茶(ティーバックとお湯の入った紙コップ)
1Lの水
クッキー
薄い食パン2枚とカレー味のコロッケ(ちょっともさっとした感じ。でもイケる。」
ご馳走様のあとで、6人席にいる子供たちに、カントリーマームを配りました。
大人はいいかと思ったけど、まあついでにこのお向かいの方にも差し上げたら、澄ました顔がパあーっと明るくなってすごく嬉しそうでした。大したもんでもないですが喜んでもらえてなによりです。 -
席を移動してくださったグプタ氏はアグラの次の駅まで帰るとのこと。
11月に長野の企業に招待されて来日されるそう。東京も観光されるとのこと。日本の物価を尋ねられるので、
「インドの2~3倍くらい高いかな、このカントリーマームひと袋が150ルピーくらい。」・・
など話しているうちにアグラに着きました。
「良い旅を。」と握手して、先に降りました。
アグラカント駅です。 -
列車を降りたら、そこにドライバーさん(ラン氏)がおられて車で移動です。
今日と明日、私の希望するところへ連れて行ってくれます。
列車とこの観光もシゲタトラベルの手配です。
まずタージマハルへ行きます。タージマハルの近くは車の進入が禁止なので、ランさんが、オートリキシャを頼んでくれました。
このレストラン《マヤ》はシゲタトラベルの社長さんと友達だそうです。ランさんはこのレストランで待機です。 -
オートリキシャーは軽快に
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おお、対向車ではなく対向牛だ。
アグラはデリーよりもだいぶ牛密度が高いです。 -
「いってらっしゃい。ここからあの門をくぐるとすぐウエストゲートだよ。」
「終わったらここに戻っておいで」
オートリキシャーのドライバーさんに送り出されます。 -
はいこの方。
オートリキシャーのシバさんです。インド風に言えば、シバジィ(Mr.=ジィ)
お顔を忘れないよう撮させていただきました。 -
この右手の門をくぐると直ぐなんですね。
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くぐりましたけど・・・
お菓子をぶら下げている店のおじちゃんに「写真をとっていいですか?」
「いいよ」
ここを目指して帰らねば。 -
振り向けば、くぐって来た門が。
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とりあえず、行けるんですね、タージマハルに。
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鮮やかなカラーの入口、目印になるわー。
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スグって聞いたけど・・・
颯爽として、カッコイイな -
・・・
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この大きな木も目印になる。
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まだ?
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井戸だ
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タージマハル パーキング・ウエストゲートって書いてあるな。
あの暗いところに入るの? -
メチャ怖い。暗い。気持ちの悪い赤。
犬?生きてるみたい。
階段を降ります。 -
階段を下りたら 目の前にトイレ。
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振り返ると、今通った階段通路。
怖かった。 -
階段通路を出た右方向にどうもそれらしい建物群がある。
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ちょっと雰囲気が出てきた。
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広場に出ました。この反対方向にチケットの売り場がりました。ウエストゲートはチケット売り場からすぐそこです。
チケット購入に並んでいるとすごーく自然に横に並ぶ人がいます。 -
「チケットはこの窓口で、お一人ですか?じゃ君、大人1枚だ(と窓口の人に)。
マダムお釣りをお忘れですよ。こちらです。こちらで水と靴カバーをどうぞ。そうしたら、ゲートに行きましょう。外国の女性はスグ入れますよ。」(日本語) -
「あの門の上の玉は、前に11個、後ろに11個並んでいます。合計22個。22はイスラム教にとってとても大切な数字です。」
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あれっ?ガイドしているよね、私に
タージマハル本体のクリーニングはラッキーなことに済んでいて足場が外されていましたが、この大門のクリーニングが始まっています。 -
この私のカメラを持って撮影している人=シンさん。
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撮られた写真がこれ。
この大門をくぐって、まずトイレに行きました。左手にあります。入口で10ルピー(確か)払いました。 -
これも。
後から見たら、デジカメの写真は全てシンジィが撮っていた。 -
写真撮影スポットをよくご存知のよう。でもガイドを頼んでませんけど。
一人でブラブラしたいのだけどきっとこの先も外国人初老女子一人を放ってはいないでしょう。みな仕事熱心だもの。となるとずっとガイドガイドと言われるのを断るよりも、この身奇麗でスマートなシンさんにガイドをお願いしよう。
とようやく折衝に入ります。
なんかIDカードに『890(くらい)ルピー』と書いてあるのを見せられます。私が高すぎるというと、そのカードを裏返して、『650ルピー』
「これはインド人向けのガイド料です。」
タージマハルの入場料500+考古保護への課金500、その上にこのガイド料うぅ・・
「高すぎる。」
「じゃいくらがいいですか?」
「300」
「無理です。」
・・・疲れます、こういうの。でガイド料は500ルピーになりました。 -
神聖なるコブ牛 の牛車。
ビニール袋には財布と水と靴カバー。
シバ爺(あらら爺さんに・・)に荷物は車の中においてゆけ、と言われ、でも小さいカバンないわと財布だけ持って行こうとすると、近くの店から透明ビニール袋をもらってきてくれた。 -
シンジィ「このカクカクッは、近くで見ると3面ですが、上を見上げると6面に見えます。目の錯覚です。」
「なるほど」 -
美しい文字
-
美しい。
ちょっと触ってみました。色の入っているところは別の石の感触があります。象嵌細工、すばらしい。 -
シンジィがいろいろ説明してくれたのに頭に残っていないです。でも
「・・・シャージャハーンは妃を思ってこの病院を建てました。」とこの霊廟のことを病院、病院というのがおかしくて、
私:「病院はホスピタルのことですよ。」と教えてあげると、
シンジィ:「そしたら、メモリーは日本語でなんと言いますか?」
私:「思い出・・・」
もっと洒落た言葉が出なかっただろうか、、、何か松崎しげるのような、、、 -
そして
シンジィ「このタージマハルの見学であなたに喜びがありましたか?あったならチップください。」
ハイハイ。チップの100ルピーと合わせ、600ルピーお渡ししました。
その後も土産屋にご案内下さる様子なので、出口手前で
「私はもう少しひとりでダージを眺めていたいので、ここでお別れしましょう。ダニャワード」
と言うと、名残惜しそうに去って行かれました。
なんだかなー、とにかく機関銃のようにガイドされるので、感慨にふけることができなかったな。素晴らしいところなのに。
もっと感動したかったです。しばらく一人でタージを眺め帰路に着きます。
ところが、帰り道、来るときはいなかった小僧(15歳くらいだろうな)軍団が、タージマハルのスノードームのキーホルダー、1個50ルピーだけど10個で250ルピーにするから買って。とまとわりつく。後から来た子が別の大きなスノードームを売ろうとすると、「俺らの客だあっちに行け。」とすごんで追い払ってる。
「高すぎる!」というと「200ルピーにまける。」
「しょうがないなー。」と買う。
すると今度は、「タージの絵のマグネット、3枚500ルピーだよ。」
うん?これは欲しいな。でもとりあえず「高い!」というと、「そしたら200ルピーで。」「よし買った。」
後でその軍団の別の子が「3枚で500ルピーだよ。」と言ってくるが、
「この子が200ルピーって言ったよ。」というと、200ルピー少年はちょっと俯いて「200ルピーでいい。」と
あの子後から皆にどやされるな。
これで終わるかと思いきや、
「僕はこのスノードーム、10個で150ルピーでいいから買って。」と追いかけてくる。
「じゃあ初めから150ルピーにしときなさいよ。」と毒づきながら結局これも買ってしまった。
後日、これをあげた友達から「すぐにタージマハルが崩壊したよ。愛しきインドクオリティ。」とお礼を言われた。
そんな騒ぎで、あの怖い階段の入口を見失い、しばらく彷徨いました。結局あの小僧軍団にまとわりつかれたあたりが入口でした。もうっ!おかしいですわ、笑えます。
そのあとは、メモ写真のおかげでスムーズに戻れ、シバジィが、はじめの門のところまで迎えにきてくれてました。
タージマハル、おしまい。 -
シバジィのオートリキシャーに乗って、ラン氏(ランジィ)の待機するレストラン《マヤ》へ
暑くてなにか冷たいものが欲しくなり、とりあえずスプライト。
まだお昼には少し早かったけど、ここでランチにします。バターチキンとガーリックナンです。初めてのインドの食事です。クリームたっぷり、まろやか&スパイシー。チキンもほろほろです。ナンも香ばしくて。ごちそうさま。300ルピーくらいでした。 -
さて、次はファティープルシークリです。自動車移動、40分くらい。
14年間しか王様が住まなかった宮殿跡がそのまま残っていて、石でできた柱にすごいのがある。それに階段緯井戸も見逃せない。
でもお腹がくちくて眠気が・・ -
ランジィに起こされ到着。寝ぼけ眼のまま
「ここからはオートリキシャーに乗っていくんだよ。片道100ルピー。私はここで待ってますよ。」
ああそうだった。とオートリキシャーに乗り移ります。
そこにはドライバーさんだけではなく、もうひとり男性が一緒に乗り込みました。そして彼が言うには
「ここには二つのプレイスがあります。ひとつのプレイスに500ルピー。そして靴を預けるのに100ルピー。オートリキシャー代が200ルピー。ガイド代が200ルピー。合計1,500ルピーです。」おお明瞭会計。
いやいや違うでしょ。
・まず私はそんな観光ツアーのようなものはリクエストしていない。
・王宮は確かに500ルピーほどいるはずだけど、モスク地区は不要のはず。(地●の歩きかたを見せる。)
・とにかく高すぎる。
男子二人に「one place 500ルピー、two place 1000ルピー」を繰り返されて、暑さもあり、もういいや帰る。って気持ちになるけど、目前の壮大な門に目を奪われ、行くかあとなりました。
ひとつの階段が大きくて登るのが大変。
「マダム、大丈夫ですか?ゆっくり行きましょう。」ととても優しいガイドの男性。40歳くらいかなと年齢を聞けば、27歳とのこと。なんと娘と同い歳ですか。ふーん、前髪をパッツンとそろえているのは若さを表しているのね。おそ松くんみたいですよ。
入口で靴を預けて入ります。とても丁寧。でもチケット売り場やゲートなんてない。あーあ。 -
「マダム、今度は冬に来ればいいです。そんなに疲れない。」
「暑さで疲れているだけじゃないの。マネーファイトに疲れているの。」
彼はしょんぼりしています。きっと悪い子じゃない。
モスク地区は方形の広場の周囲を回廊が巡り、モスクや水場があります。 -
「あっ、リス。」
とおそ松くんは追いかけて撮ってくれました。 -
いろいろ売ってます。今日は観光客がおらず、私に集まります。かなわんなー。
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白い建物がモスクです。
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宮廷地区の エレファント塔 とおそ松くんが教えてくれました。
おそ松くん「宮廷地区は今、修復中です。終わるのは2025年です。」
私「あら、もう私、死んでるかも知れないわね。」
おそ松くん「死にません。僕たちは死なないです。体は朽ちても生き続けます。」
おそ松くんはムスリムです。ムスリムの人は真面目だと思います。
ボッタくりガイドをされているんだけど、彼個人は真面目な青年に感じます。 -
これもモスク地区から撮った宮廷地区(裏側でしょう)なんだか寂れた感じ。
宮廷地区へは少し歩くので、やめました。無理はしない、年寄りですから。
これでファティープルシークリ、おしまい。
おそ松くんには、800ルピー払いました。チップの意味も込めて。オートリキシャーのドライバーくんが「僕もチップをください。」というけれど、彼には上げませんでした。
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ランジィの車に乗ります。ランジィは彼らの正体を知っていたのでしょう。
ちょっとランジィの好感度が下がります。
ニコニコ笑顔の男前でスマートで髪型も整って(天辺はヘナで金ぴかです)
運転もインドの中では穏やかなほう。クラクション鳴らさないし。待機中に車をピカピカに磨き上げてたし。
点数高かったのにな。
私「アグラに帰ったら、マタブバーグでサンセットを見たいです。」
シンジィ「サンセットまで《マヤ》で休憩しましょう。」
アイスコーヒー140ルピーなり。クリームいっぱい。甘いアイスオーレ。沁みましたわ。
《マヤ》レストランでは、私がいるあいだ、ずっと床を磨いている少年がいました。給仕などをすることなく、ずっと床磨きばかり。それが彼の仕事、なんだな。
でも『スラムドッグミリオネア』みたいなこと、あるかも知れん。 -
マタブバーグからヤムナー川、そしてタージマハルの北面(裏側)を望みます。
完璧なシンメトリーで正方形のタージマハル。どこから見ても美しい。夕日が西から射してオレンジ色、頬を染めたかのよう。 -
河原で水牛を放牧しています。ヤムナー川向こうの建物は何かわかりませんが、雰囲気ありますね。
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ブラックタージ遺跡。シャージャハーンがヤムナー川を挟んだこの地に建てたくて叶わなかった自分の霊廟の跡。基壇が残っています。
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日没
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そして、お年寄りのカップルが頭をくっつけて何か見ておられます。仲よさげ。
「シャージャハーンは妃を本当に愛していましたから。」ってシンジィが言ってたなあ。そう言えば彼もムスリム。奥さんやお子達の写真を見せてくれて、いい人だったんだ。仕事熱心で。
この帰りに、少年にタージマハルの写真集を買わされました。600ルピーというのを300ルピーでね。
もう予算オーバーです。お金持ちになった錯覚で使いすぎ。ゼロにならないうちにランジィに今日のチップ500ルピーを払います。
そして、ホテル代もなくなったわと、ATMに寄ってもらいました。1回に出せるのは2000ルピーまで。明日飛行機に乗るまで3600円の手持ちはちょっと心もとないな。 -
ホテル サイパレスです。車では入れないので、またオートリキシャーのお世話になります。すごくゴミゴミした路地の奥にある間口の狭いホテルです。一人じゃ見つけられないな。
《スーペリア ダブルルーム タージビュー》このホテルで一番高い部屋です。
1泊980ルピー(1,800円)
ベッドが丸い。カップルだとロマンチックな感じですな。
その右手のエアコン! -
寒くなったら、壁のスイッチを切って
と言われていてその通りにしましたよ。そうしたら、もうスイッチを入れても動かない。
夜中、暑くてたまらないので、下のなんかわからん機械もいじくっていろいろやりましたよ。動き出しましたわ。 -
そして天井のファンはとにかくうるさい。ガタゴト揺れながら回っているし。
落ちてくるんじゃないのって恐怖があって止めました。 -
そして そして シャワーは
もちろんお湯は出ない。出るって話だったけど。
水もちょろちょろ。これじゃシャンプーはおろか体を洗うのも大変。硬水で石鹸は泡立たないし、体もしっかり洗えない。
55歳女子にはこの環境は、非常にキビしい。 -
でも御飯はチョー美味しいです。部屋まで持ってきてくれました。
ご飯はインドの長細いご飯、麺をちぎったような形です。パラっパラっ、でももちもちしてます。カレーにあう。カレーはエッグカレーです。ゆで卵がボーンと2個入っている。 -
あと生絞りレモンソーダ、ミルク、水で合計225ルピー
満足ウの晩ご飯でした。
でもこのレストランの厨房が屋上にあるため夜中は屋上が施錠されてしまい、夜明けのタージマハルを見れなかったのは残念でした。
でも・・・ -
ホテルの部屋からの朝のタージマハル。確かにタージビユウ!偽りなし。
この景色が見れただけで、ホテルのなんやかや、すべてのことが帳消しですわ。
タージマハルとファティープルシークリの観光編は以上です。
明日はデリーに戻ってそして帰路に着きます。
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